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2018年2月13日

人は他人から差別されるよりはるかに自らの心構えによって差別化されるという話












おはようございます。

2018年2月の配信記事です。

ビジネスや学問、実験の世界で見られる失敗の主な原因は、ほとんどすべて最初に設定した目標の設定が間違っているか、もしくは大した覚悟や心構えがなくなんとなく始めてしまったことによるものであって、こうしたいわば貧しい心構えについての考察があまりにも少なく、訓練や能力や情報や知識の量や質は二の次であるという事実はほとんど知られていないように思います。

多くの会社や組織や学問機関が、適度と思われる程度をはるかに下回る頻度回数の訓練と、適度と思われる程度をはるかに上回る莫大な量の知識や情報、およびドリル(課題)を与え、そしてそれだけで人々やチームのモチベーションを十分に喚起して、かつ適切な組織目標が設定されるものだと思い込もうとしています。

なんという都合のよい論理なのでしょう。

では、人は何かを本当に成し遂げようとしたときに何を意識するのでしょうか。

例えば、本当のプロの野球選手(打者)になりたいとすれば、何が一番重要でしょうか。

もちろん、練習方法、打ち方、投げ方、スイングフォーム、食事管理に睡眠管理も必要でしょう。

しかしながら、そういったノウハウのところではなく、真に重要なのは自分の設定した目標に対して向かう心構えや考え方なのです。

プロ野球選手になるための道のりは非常に長く厳しい鍛錬の毎日です。

例えば素振りは毎日1,000回以上、これが基本でしょう。

年間365日のうち、360日は練習しなければなりません。

その質と量については、想像にかたくありません。

そして、そのプロ野球選手として必要な鍛錬を質量ともにずっと続けてきた選手、例えばイチロー選手や松井秀喜選手くらいの領域に達した選手の言葉は非常に参考になります。

何しろ、プロ野球の試合の打席に最も立った頻度の多いのが、これらの選手であり、4,000本以上の安打を放つということは少なくとも12,000回プロの打席に立つ必要があるということなのです。

打席に立たずしてイチローになろうとする人々が多すぎます。

そうした必要な過程を踏み、毎日、日々毎時間自分を奮い立たせて、眠くても疲れていてもやりたくないなと思っても、毎日歯を磨くように、毎日風呂に入るように、こうしたトレーニングを習慣化して実行し続けることができるか否かが、決定的に人を分けるわけです。





人は自らの心構えによって差別化される





人は差別されます。

他人から差別されるよりはるかに、自らによって差別化されるのです。

自分はなりたいような自分に無意識のうちになっているということです。

脳の研究をしている機関で詳細に調査したところ、何かの結果を出すために必要なのは、ほとんどが思考(志向)であり、具体的なノウハウについてはわずかだということです。

ということで、何か成し遂げたいことがあるときには、まずはその分野で結果を出したり結果を出しつつある態度、思考、志向を持つ人を選んで、そうした人の「思考」になりきって考えていくことが最も大切ではないかと考えられます。

ノウハウは、その過程で必ず身に付きます。

まずは何をやりたいかを決めること、そしてそのための心構えを身につけていきたいものです。

毎日ブログを続ける心構えが切れそうな筆者からの自分への励ましは以上です。

(平成30年2月13日 火曜日)