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2018年3月23日

東京駅を挟んで東西の三菱村と三井村の開発合戦について書いておきます






おはようございます。

2018年3月の東京中心街に関する短い配信記事です。

私たちベビーブーマー第二世代(昭和40年代後半生まれ)が若かりし頃は、東京駅といえば別段他の駅と変わらないけれども単に東京の中心にあるというだけの駅でした。

単に働いているオフィスビルがあるというだけの場所であり、特段観光客を魅了するような街ではなかったのです。

しかし、東京駅がいわゆる創建当時の丸屋根に大規模なお金をかけて改装されて復元された今、東京駅の周りは来るべき東京オリンピック2020年に向けて急速に整備されています。

もともと、皇居のそばの沼地であった東京駅の西側すぐの丸の内という場所を100年前に払い下げを受けた三菱財閥は、そこに巨大なオフィスビル街を建設し、ロンドンの中心街シティを目標にまちづくりを進めました。

対して、最近になって、同じく東京駅の今度は東側すぐの日本橋という場所に、同財閥のはしりとなった三越日本橋本店を構えていた三井財閥は、商業の中心が銀座や六本木、新宿といったダウンタウンに移っていったところから趣向を変えて、三菱が開発していた丸の内に対抗して、日本橋を最先端のお洒落なオフィス街に変えようと意気込んでいます。

そうして、昔からある三菱村(丸の内)と、最近すごい勢いで整備が進んでいる三井村(日本橋)という双璧の構図となり、それぞれが切磋琢磨しあって東京の玄関口は、急速に発展し極めて綺麗な街並みとなってきました。

三菱財閥は現在の三菱地所を中心として丸の内を、三井財閥は現在の三井不動産を中心として日本橋の開発をそれぞれ担い、世界に通用する東京の玄関口を整備し世界の有力企業やサービスを導入しようと躍起になっているのです。

最近東京に行くことが少なく、たまに行ってみると浦島太郎状態の筆者からの解説は以上です。

(平成30年3月23日 金曜日)