このブログを検索

2018年3月18日

コミュニケーションに障害を設けないようにしないと事業が進まないという話です





おはようございます。

2018年3月の火星旅行を夢見る事業家に見る企業経営の考え方に関する配信記事です。

「できることなら、火星で死にたいね」

と公言する世界的企業家であるイーロン・マスク氏が、電気自動車や自動運転車を展開しているテスラグループの社内向けに出した書簡がとても興味深かったので紹介します。

ちなみに、イーロン・マスク氏は、電子決済の先駆けであるPayPalの創立者で、宇宙ロケットの推進部分を再利用することで打ち上げコストを画期的に下げたスペースXや、最近の世界的なEV・自動運転のブームを作り出したテスラの創業者です。

それでも、次々に新しい事業領域を破壊的に開拓して、突き進む企業家であることをやめていません。

むしろ加速しています。

そうして、今は、人工知能の会社を立ち上げて、ついでに火星に行くことを公言しています。

そんなイーロン・マスク氏は言います。

企業内での情報の流れには大きく2つあると思う。

で、これまでのところ最も一般的なやり方は、すでにある指揮命令系統に従う方法です。

つまりこうです。

あなたは常に上司に指示を仰ぎます。

上司から伝達された業務命令を遂行します。

判断が必要な状況になったら、また上司の指示を仰ぐのです。

はい、この方法の問題点は、上司の力を強化するだけで、会社のためにならないということです。

問題が発生した場合はその部門の人が関係部門の人と話し、正しい行動を起こして迅速に解決するのが一番早いです。

にもかかわらず、指揮命令系統の下では、人々はまず上司に報告せねばならず、その上司がそのまた上司に報告して、その上司の上司が他部署の管理職に相談し、その管理職が部下に相談するといった回りくどい流れをとります。

その後、もう一度同じ経路を逆流し情報が伝えられます。

こんなバカなことがあるか、即刻やめろ。

当社ではこうです。

誰にメールしても会話しても構わないし、すべきです。

企業全体と自身の利益(自分の昇給とか評価とかキャリアップとか名誉とかなんでも)のために、自分が考える最速の解決方法をとるべきです。

上司の許可なく上司の上司に相談しても全く構わないし、別の部門のトップに直接相談してもいいし、イーロン・マスクCEOに相談してもらっても問題ありません。

誰かと話すことに誰かの許可は要らないのです。

さらに、課題解決のために、自分にその義務が常にあると考えるべきだ、ということです。

これは、どの企業や組織体についても当てはまることです。

本来、案件を高速で確実に成果に結びつけるために企画された組織が、組織自身の自己保身のために情報を統制しだすと、ろくなことはおころないのです。

いつも、問題を解決するのは新鮮で機微にとんだ、知性であることは間違いなく、組織の管理職と言われる人々が一番に注意しなければならないのは、このように企業は縦割り組織の弊害に常に晒されており、常に巻き起こる精神的な壁を壊し続けて、率直なコミュニケーションを続けていかなければならないということなのです。

ということで、率直なコミュニケーションを続けていかないといけないという話でした。

「できることなら、稼いで死にたい」ところですが、なかなか稼げない筆者からは以上です。

(平成30年3月18日 日曜日)