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2018年4月29日

「日本といつでも対話の用意」と朝鮮半島南北首脳会談で北の将軍が述べたことについての印象






おはようございます。

2018年4月の国際政治と近所の不良(我が国国内)についての配信記事です。

例えば近所の不良高校生(未成年)がいたとしまして、その彼/彼女が、例えば近所の一般人や同級生に対して暴行障害事件を繰り返していたのを、「このたび暴行や障害を行わないことに向けた努力を開始する」旨を宣言したとして、それを受けて、それまで甚大な被害を被ってきた近所の人や同級生らが諸手をあげて歓迎のコメントを出す、ということはあまり想定できないことです。

しかしながら、この話を国際政治に引き伸ばして見ますと、同様なことがいわゆる北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国と名乗っているが国交がないため我が国からそのように公式に呼ぶことはできず単に便宜上北朝鮮と呼ぶ領域)の事実上の首領(こちらも正式に認めている国家の代表ではないため、いわゆる事実上の最高指導者という言い方でしかありません)である金正恩氏が行ったことについては、特に日本の大手マスコミはこぞって楽観的希望に満ちた報道をしているように感じています。

非常におめでたいことだと思います。

国際政治の状況のことではなく、報道者の頭の中についての印象です。

日本はいい国ですが、どうも自国内のことと国際社会のこととを無意識のうちに別の基準で考えてしまい、その無意識はものすごく他国の通常の感覚を迷わし、日本は不思議な国だ、大丈夫かと言われる一因を作っているように見えてなりません。

同じ基準ならば、核開発を行い核実験を行い、世界各国の制止を無視して核弾頭を積むことを想定した大陸間弾道ミサイルを我が国に向けて発射し続ける、日本国民を何らの理由もなく拉致するといった非道な相手に対しても、あれだけ寛大な対応や報道を取れるのは不思議です。

例えば比較として、マスコミ記者との会食中にセクハラ発言を行ったとされその録音音源を公開されたとされる事務次官(注1)に対する報道や、また夜中に酔っ払った勢いで同じNHK番組に出演している女子高生を自宅に呼び出し、押し倒してキスをするなどの強制猥褻をはたらいたとされる5人組芸能グループの構成員(メンバー)である46歳男(注2)に対する報道姿勢と比べますと、明らかにバランスが悪いように感じております。

日本の大手マスコミは、いわゆる北朝鮮の首脳周辺から、何か意図的な報道をするように求められているのではないか、そのような疑念すらなしとしない報道姿勢です。

ここは、悪いものは悪い、ということで複数の基準ではなく、できれば国内問題を扱うレベルできちんと実情を踏まえて報道をしてもらいたいと感じております。

零細報道機関を自称いたします当ブログ管理人からの、率直な疑問については以上です。

(平成30年4月29日 日曜日)

(注1)財務省の福田財務次官のテレビ朝日所属女性記者との会食時のいわゆるセクシャル・ハラスメントと見られる発言に関する事案
(注2)いわゆるジャニーズ事務所所属の芸能グループ「TOKIO」構成員(いわゆる「メンバー」と表記された)山口氏による未成年者(女子高校生)への強制猥褻事案