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2018年5月10日

機動戦士ガンダムシリーズの背景をおさらいして昭和のクリエイターの大構想に触れようという話です

2018年5月5日公開





おはようございます。

2018年5月の壮大なアニメ、といいますか宇宙世紀の伝説、日本の誇るいわゆるガンダムシリーズというコンテンツのさわりだけに関する配信記事です。

筆者が小学生の頃にはすでに完成していた宇宙世紀の世界観について少し補足して話を始めますと、宇宙世紀は「世紀」とは称しますが、100年区切りのセンチュリーの世紀ではなくて、実際には「年」をカウントする「暦」「歴」のことであります。

例えば、ガンダムシリーズ第1作「機動戦士ガンダム」の舞台となる「宇宙世紀0079年」とは、宇宙世紀に入って79年目の年であることを意味します。


そして、その呼び方は、常にゼロを含む4桁で表記されることも決まっておりまして、読みも0001年は「トリプルオー・ワン」、0079年は「ダブルオー・セブンティナイン」、0123年は「オー・ワン・トゥエンティスリー」と英語読みするのがならわしです(ここ重要、テストに出ますよ!)。

宇宙世紀は、本来ならば宇宙暦とでも称するべきですが、そういうことで最初の設定を変更せずそのままきまして、略称も、西暦のA.D.や紀元前B.C.に習い、U.C.と表記されます。

これは、長い地球上の紛争を経てついに地球統一政府である地球連邦政府初代首相に就任したリカルド・マーセナスという人の演説によると、本当は「ユニバース・センチュリー」とするべきところ、「人類はひとつになれるという事実を普遍化し、協調し、一個の種として広大な宇宙と向き合う」という祈りを込めて、あえて普遍的世紀(ユニバーサル・センチュリー)と名付けたといいます。

「universal」には、宇宙に関するという意味合いもあるといえばありますので。

さて、そもそも西暦何年をもって宇宙世紀0001年とするのかは、公式には定められておりません。

ただ、人類のスペースコロニーへの移民が開始された年を0001年(元年)とすることだけは決まっています。

ですので、このSF(サイエンス・フィクション)に現実世界が追いつくことをもって、公式に西暦何年から宇宙世紀が始まるのかどうかは決まってくるということだと思います。

さていよいよガンダムシリーズの本論を…まず一年戦争の手前から…、と思いましたが、すでにだいぶ紙面を割いてしまっているので、次回以降に繰り延べたいと思います。

ただ一つだけ、宇宙世紀0079年の初頭から0080年の年頭にかけて行われた「一年戦争」とは、スペースコロニーと地球政府とは壮絶な戦争を行ったもので、人類はその総人口110億人のうち、実に半数の55億人を一週間で失ったという、恐ろしい動乱のはじまりです。

宇宙世紀元年以降、地球における人口爆発の根本的解決策として、宇宙への移民が進められ、そうして建設されたスペース・コロニーへの移民が地球連邦政府による事実上の強制によって強力に推進された、という背景があります。

そうして、一年戦争開戦前までの時点で人類の総数110億人のうち約半数がコロニーに移住するに至ります。

ここで、地球から最も遠いスペース・コロニーであるサイド3において、地球連邦政府の圧政を跳ね除けようという独立戦争という動きが起こるのです。

そしてガンダム観たことのない人でも観たことがあるであろう、放棄したスペースコロニー自体を地球に落下させ、数十億人の命を奪った「ブリティッシュ作戦」(通称コロニー落とし)の有名なシーンに続くのです。

この世紀の大虐殺、植民地(コロニー)を喪失したことで大英帝国が衰退した故事にちなみ、さらにその植民地(コロニー)を本国にぶつけるという意味で「ブリティッシュ作戦」と名付けたようですが、こんなこと現代で構想したならイギリス政府から公式ルートで抗議が届きそうなレベルです。

有名なガンダムやザクやグフ、ドムやズゴック、ゲルググといったMS(モビルスーツ)も、そもそもそうした宇宙戦争を勝ち抜く兵器として開発されたのです。

なんとここまで書いてもまだまだ物語の「背景」にしか過ぎないというところに、これを構想した日本の昭和なクリエイターたちの壮大な世界観、これが50年近く経過してもまだ広がっていることに、驚きを禁じ得ないわけであります。

いつも構想なきままに書き始めてしまうので、いつも尻切れとんぼな記事にしてします筆者からの雑文は以上です。

(平成30年5月10日 木曜日)