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2018年5月27日

限りある資源を有効にシェアしながら使うことができるやり方改革サービスについて







おはようございます。

2018年5月のインターネット時代のサービス進化に関する配信記事です。

日本においては、少子高齢化やそれに伴う働き方改革において、これまでいろいろと無駄に感じていた隙間時間をどのように削減できるかといった取り組みが進んできているようです。

例えば、年収や世帯環境から一定のロジックで判定可能な住宅ローンの審査は、これまで手作業が主で数日間少なくともかかっていたところ、AI(人工知能)の導入で、必要な情報さえそろっていればわずか1時間以内でローン審査結果(融資の可否)が出るようになるとのことです。

これは、全国の金融機関に衝撃を与える隙間業務の削減例ですが、このような事例は他にもあります。

なお、ロジックを組むのは各金融機関のノウハウですし、さらにはその判定のための顧客情報やデータを収集することが当然必要なので、これで銀行や金融機関の仕事が一律なくなってしまうということではないことは、特に述べておきたいと思います。

製造業で、これまで人足かけていた作業をロボット化によって省力されてきた、その世界がようやくサービス業にも及んできた、筆者としてはそのような理解です。

さらに、飲食店でも席について注文して、そして配膳されるまで待って食べたら精算する、という一連の作業のリードタイムをどれだけ削減できるか、人手不足もあいまって挑戦がようやく始まっています。

客は、お店のホームページや専用アプリ上でメニューをあらかじめ決定しておきます。

そうして、実際のお店の席に「着席」したところに、自らのスマホをアプリを立ち上げて「置き」ます。

そうすると、あらかじめ予約で入っていた注文が厨房に即時に流れ、厨房側では即調理が始まります。

そうして注文された食事が配膳されたところで、同じスマホアプリ上から資金決済(要するに精算)も終了します。

つまり、注文0秒、精算0秒の仕組みを確立できたということで、あとは料理を食べることができる客側の在席さえ確認できれば調理を開始することができるということです。

同じような仕組みは、例えばオフィスビルのトイレの空き状況をリアルタイムで把握するといったことにも使えます。

つまり、トイレの個室のドアが閉まっている=使っているという認識にすれば、それをドアに設置したセンサーからスマホのアプリに随時配信し、どの階のどのトイレの個室が空いているかを把握することができるわけです。

意外に、トイレ難民はオフィスワーカーにも、プロ野球のドーム球場の攻守交代時の瞬間にもいるものです。

トイレの待ち時間状況なども随時参照することができれば、特に女性には有用な機能なのではないでしょうか。

これは、職番においても昼食休憩時などには特に役立つ機能であり、限りある資源を有効にシェアしながら使い、かつ各オフィスワーカーの無駄なリードタイムの削減にもつながるよいサービス例だと思います。

このように、身の回りのサービスにおいて、働き方、やり方改革というのはさらに進めていくことで、生産性の向上の余地は意外なところにあるのではないかと思うのです。

その昔、地獄の銀行システム統合に従事していた時には、昼食のうどんを3分で食べ、あとの時間は高層階屋上付近の非常階段の踊り場で寝ていたので心身を壊さずに乗り切れた、そんな実体験を持ちます筆者からの感想は以上です。

(2018年5月27日 日曜日)