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2018年6月7日

上場を目指さず地域に根ざして世界と勝負しようという素敵な会社があるという話です






おはようございます。

2018年6月の地域に根ざしたいい会社を紹介しようとする配信記事です。

筆者は北九州市八幡の出身です。

昭和49年の生まれですから、ずいぶん生きて来ましたが、遥か前に北九州の地に生まれてしっかりと根を下ろした会社があります。

シャボン玉石けん、という会社です。

現社長の祖父であります森田範次郎が、その名を冠した商店を起こしたのが、1910(明治43)年と言いますから、日露戦争が終わり、ハレー彗星がやって来てほうき星と言われて日本中大騒ぎになっていた頃のことです。

そして、先代の故森田光徳社長が、合成洗剤の危険性に気づいて、すべてを無添加石けんの製造・販売に切り替えたのが1974(昭和49)年、すなわち筆者が生まれた年となります。

しかし、そこから売り上げは急減。それまでの実に1%にまで落ち、そして足掛け17年もの赤字が続くという状態となります。

真にお客のためになるという長期的な価値の提供という理念を続け、そうしてようやく光明が見えたのは1991(平成3)年のこと、光徳社長による『自然流「石けん」読本』の上梓がきっかけとなり、折からの環境問題への意識の高まりの気運とぴったり合致し、翌年会社はようやく黒字に転じたのです。

筆者は高校生になっていました。

そして、今は三代目の森田隼人社長が率いるシャボン玉石けんは、創業100周年を超え、ますます意気軒昂、先代の築いた「健康な体、きれいな水」の石けん、というスローガンを守りながら、そして伸ばしていこうとますます意気軒昂です。

地域に根ざし、地域から世界を伺い、上場は考えず、それは花王、P&G、ライオンが代表するメジャーの「合成洗剤会社」に買われてその無添加事業部になっては困るからだと堂々と宣言する森田社長と、シャボン玉石けんの役職員のみなさんのこれからの活躍を、地元出身の者として応援しております。

福岡市在住ですが、故郷にはできるだけの応援をしたいと思います筆者からの北九州市レポートは以上です。

(平成30年6月7日 木曜日)