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2018年6月14日

今どきの山登りについては地図もスマホの中のアプリで読んで記録して共有する時代になったという話です








おはようございます。

2018年6月の登山に関する配信記事です。

筆者は高校時代山岳部というのに所属していまして、縦走登山という20キロメートルくらいの稜線伝いのコースを、複数の山から山へ歩いて降りる、というのを一泊二日でやるという、高校時代の課外活動としてはかなりアドベンチャーで面白い、泊りがけの山行きをこなしておりました。

夏合宿で、九州から北アルプスの槍ヶ岳や奥穂高岳を、槍沢や涸沢というベースキャンプから攻める、というビッグイベントもありまして、それは強烈な思い出を持っております。

まあ体力がなかったので(筆者は短距離走の方が向いています)、付いていくのに必死だったのですが、とにかく集団の後方でいいので引っ付いていけばかなりその組織に引っ張られてかなりのところまで行くことができる、ということを学びました。

最近は、山の道具も進化が凄まじく、靴やザック、シュラフ(寝袋)や雨具の進歩についてはわかっていましたが、地図についてもこれだけのサービスの進化が起こっていることも初めて知りました。

ランニングやマラソンをする人が、GPS機能のついた端末(もしくは手持ちのスマホにアプリの形でインストールして)と一緒に走って、その軌跡を地図上に記録する、とうことをよくやっていますが、これの山行き版みたいなアプリが出て来たのです。

提供しているのは、その名も「ヤマップ」という福岡の会社が提供しているその名も「YAMAP」というアプリサービスで、PCでもスマホでも参照することができますが、Wifiや携帯の電波が届かない山の中においても、予めダウンロードしておいた地図の上に、スマホ内蔵のGPS機能で現在地を知ることが出来るのです。

これは、山での遭難事故の一番の原因が道を間違えたり迷ったりすることである、ということを考えれば画期的なソリューションです。

地図があっても現在地がわからなければ、対処は難しいからです。

「YAMAP」は無料版であっても、登山コースとコースタイムが記載された地図を制限なしにダウンロードして使用することができます。

該当の山域の地図をダウンロードしておき、登山開始の時にスマホの電池を切らさないように、Wifiを切って、携帯の電波も切ってしまう「機内モード」にしてしまうことをお勧めします。

こうすれば、数時間に渡る登山中でも、電源が切れてしまうということもなく、安心してコースマップ上に走破情報を記録できます。

道中、写真を取っておけば、その撮影場所も登山軌跡の上に表示されるという親切設計です。

というわけで、山行の心理的ハードルが下がったように感じたので、さっそく先日、実に高校時代から25年ぶりに、近くの若杉山(福岡県篠栗市)に登ってみました。

高校時代は、ここから大宰府に連なる砥石山、三郡山、そして宝満山まで縦走し、そして石畳の階段を駆け下りて全行程約20キロメートル弱を制限時間5時間半という厳しいタイムコースを、23キログラム平均の荷物を背負ってゴールする、という山岳部の高校縦走部門競技というのをやっていたのですが、25年たった今は、とりあえずほとんど空荷で若杉山だけ登って下りてくる、というお気楽コースです。

それでも、逆走してくるかつての高校時代の山岳部顧問の先生と頂上で落ち合って一緒に下りてくる、という面白い山行になりました。

テクノロジーの進化で改めて昔やっていた趣味に新しく出会えたようでうれしいひと時でした。

ヤマップを創業した社長さんも、山岳部の出身らしいです。

やはり、その道を究めた人が作るサービスは素晴らしいと思いました。

次は、久しぶりに縦走登山でもやってみようかと思った筆者からは以上です。

(2018年6月14日 木曜日)