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2018年7月25日

チャットアプリツールは究極のオンライン井戸端会議の場になると思うという話です






おはようございます。

2018年7月のチャットアプリツールに関する配信記事です。

チャットアプリツールとは、米国のSlackや日本のチャットワークやTocaroといったサービス名でおなじみの人も多くなってきた、チャット形式で社内やグループの関係者間で、いわば井戸端会議がオンライン上できてしまうという会話掲示板のようなサービスです。

もちろん、LINEやフェイスブックのメッセージ機能においても、このようなオンライン上の「会話」はできるのですが、こうしたチャットアプリの専用ツールにおいては、会話だけではなく電子ファイルデータの共有や保存、別途Todoの掲示板と連動したり、タスク管理ツールが付いているというところが新しく、すでに世界中で数百万社数億人単位でこうしたツールを用いて日々イノベーティブな話し合いからその辺の雑談まで、さまざまな人間間の情報交換がされているというのが現代のテクノロジー全開の世の中の姿ということになります。

この、巨大なリアル会話掲示板(ボード)を維持していくのにかかるITシステム関連コストは、極めて膨大になります。

リアルタイムで放り込まれる会話やファイルといった情報を、必要な人間(端末)には解放してリアルタイムで表示させ、そして会話ごと会員ごとに開かれている掲示板ごとに表示させ続けなければなりません。

全て、リアルタイムで行うのです。

ブロックチェーンのように、たとえば10分に一回整合性が取れればよい、というわけにはいきません。

会話はリアルに行われるものですから、タイムラグがあってはいけないのです。

それでは、手紙、電子メールと変わりません。

彼らは、オンラインを使って隔地間を超えて、雑談をしたいのですから。

そして、間をおいても、前回終わった雑談の終わりから、すぐ会話を再開したいのです。

いちいち、拝啓貴社ますますご清祥のこととお慶び申し上げたくはないのです。

そうした、会話の前後に余計な時候の挨拶を抜きにした、本質を捉えた雑談を行い、物事を素早く決定し実行するためのツールとして、リアルな会話による議論に加え、こうしたオンラインでの議論ツールを手に入れた、世界中の75億人の人類集団ができることは、かなり大きなものになりそうです。

こうした巨大なシステムプラットフォームを支えるのが、我々大衆の潜在的ニーズがここまで育ててきたともいうべき、マイクロソフトやグーグル、アマゾンといったプラットフォーマーたちでありましょう。

Microsoftは、2018年7月現在時点でこの業界でトップシェアを誇るチャットアプリツール「Slack」に本格対抗するため、同社のサービスである「Teams」を無料で提供することを開始しました。

利用する個人ごとに、「マイクロソフトアカウント」というのを取得しなければならないという不都合はありますが、無料というのは振り切った決定です。

こんなのができるのはグーグルだけだと思っていましたが、さすがインド人IT社長を擁するマイクロソフト、フリー戦略によってより大きなマーケットに育ててその盟主になろうとしているのでしょう。

これまで有料の「Office 365」で提供してきたコラボレーションツール「Microsoft Teams」の無料プランは、日本語を含む40カ国語で利用可能というから驚きです。

早速、筆者の手近なグループで、Teamsアプリを導入してオンライン雑談を開始してみました。

無料版でもメッセージ数と検索に制限はなく、ゲストによるアクセスも可能となっています。

そして、一つのチャットアカウントに対して、最大300人までが参加できます。

有料版にあって、無料版で使えない機能もたくさんありますが、かなりのITギークでなければ特に困らない仕様だとライトユーザーの筆者は判断しました。

目下のところの業界のナンバーワンである、Slackも無料版がありますが、こちらは検索可能なメッセージは1万件までで、ファイル用ストレージもteamsより少ない容量となっておりまして、マイクロソフトのteamsには全体的に及ばない仕様です。

IT時代の草創期、アップルと共に市場を切り開いてきた老舗のMicrosoftが満を侍して放つこの究極の策に、ウィンドウズ95からパソコンというものを触ってきた中高年PCユーザーが、一気になびいていくような気がしてなりません。

もちろん、初めて自分で購入したPCに、Windows95を入れて悦入りしていたかつての筆者からは以上です。

(平成30年7月25日 水曜日)