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2018年9月12日

テニスのラケットを折るなんてもってのほかだわ!という基本的な教えを再掲します








おはようございます。

2018年9月のスポーツに関する配信記事です。

2018年のテニスの全米オープン女子シングルス決勝が行われ、20歳の大坂なおみ選手が初優勝を飾りました。

決勝戦の相手は、セリーナ・ウィリアムズ選手。

テニスの四大大会通算23勝を挙げ、そして出産を経てコートに戻ってきた文字通りテニスの伝説的女王です。

そのセリーナ・ウィリアムズ選手(ヴィーナスというこれまた強い実姉のテニスプレーヤーもいますので、どっちのウィリアムズか区別するためあえてフルネームで記します。ご容赦ください)を正面から迎え撃ち、見事な試合運びでストレート勝ちを収めた大坂なおみ選手(こちらの姓「大坂」は地名の大阪ではなくもともとの大阪の地名であったところの大坂ですからこちらもご留意ください。ちなみに大坂選手は大阪市出身で3歳の時にアメリカに渡ったそうです)、本当におめでとうございます。

さてこの試合では、テニスにおける罰則が適用された珍しい試合でした。

接触プレイが原則としてないテニスという競技においては、なかなか罰則というのはないのですが、試合を厳粛に進めるために、審判にはゲームを差配する強力な権限が与えられています。

今回の2018年全米オープン女子シングルス決勝の試合においては、セリーナ・ウィリアムズ選手の


①コート外からコーチングを受けた事への「警告」が課せられ
②その警告にラケットを折って抗議した事への「ポイントペナルティ(ゲーム中の15ポイントが入る)」
③さらに試合を中断してなお続いた審判への暴言に対する「ゲームペナルティ(1ゲームを失う)」


という段階を経ました。

ゲームペナルティまで行くなど、なかななテニスの公式戦にはないのですが、最初の、コート外からコーチングを受けたという点については、このIOT全盛の時代、動画も音声も残っており、外形的には全く抗弁の余地はないでしょう。

そのまま警告だけで済ませていれば、ポイントやゲームを失うことはなく、全く問題はないはずなのに、痛いところがあるから突かれたら騒ぐというのを地で行ってしまったセリーナ・ウィリアムズ選手のメンタリティが追い付かなかったところが大変残念な部分ではありました。

しかし、そうでもしなければ勝てない相手だと認識させた大坂なおみ選手の力強いプレイこそ、誇られるべきでしょう。

これからどれだけ成長してくれるか本当に楽しみです。

さて、このように、テニスが全世界的なスポーツとなった非常に大きな理由として、日本の漫画アニメ界に一家言持つ筆者としては、「エースをねらえ!」という漫画を紹介せずにはいられません。

サッカーにおける「キャプテン翼」、バレーにおける「アタックNO.1」に並ぶ、テニスを世界中に広めた金字塔であり古典だと思っています。

世界のスポーツ史の教科書に載せてもいいくらいの存在です。

今でも芸能界にとどまらず幅広い場面で活躍している男子テニス界でウィンブルドンベスト8まで進んだかの松岡修造選手は、実家の援助が全く得られず極貧の世界ツアーの転戦中、この「エースをねらえ!」全巻だけは肌身離さず持ち歩き、テニス道を極めていったと語っています。

この漫画には、テニスに向かう心構えを通じて人間力を上げるべき、という教えが多くあり、今回のことで最も筆者が思い出したのは、上のシーンです。

主人公岡ひろみの先輩、お蝶夫人は語ります。

曰く、


技があってもそれに見合う精神力がなければダメよ
ラケットを折るなんてもってのほかだわ!
コートにたつまえに
まずその根性をたたきなおすべきね


超世界級の技とキャリアを持つ、セリーナ・ウィリアムズ選手もまだまだ伸びしろがあるということでしょう。

実は、いろいろ語りましたがテニスのプレイについてはほぼ素人で、伸びしろについては人後に落ちない筆者からの感想は以上です。

(平成30年9月12日 水曜日)