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2018年10月21日

(2018/10/21)時代は豪華客船から豪華列車を経て豪華バスに至るのか注目の記事です






おはようございます。

2018年10月の豪華旅行に関する配信記事です。

世界中で、人の流れが活発になってきておりまして、日本も観光立国を標榜して、年間訪日外国人延べ4,000万人の目標に向かって爆進中という今日この頃ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

旅行の形態についても、世界中の極地から高原、そして果ては宇宙、月周回旅行まで、それはさまざまなツアーが組まれてきている昨今ですが、これまで豪華旅行と言えば定番であったクルーズ船を使った船旅から、日本においてJR九州が投入した「ななつ星」という豪華客車による鉄道豪華旅行、そしてそれを追うように姫路拠点の神姫バスが投入した豪華大型バス旅行と、その旅行手段も多様化しています。

兵庫県姫路市、これは福岡藩の藩祖黒田官兵衛が生まれ育ち世に出た故郷であり、今も国宝姫路城がそびえ立っておりますが、そこに本社を持つ「神姫バス」が豪華バス旅行プラン「旅学人(たびがくと)」を旅行商品として発売を開始し、2018年10月でちょうど半年が経過しました。

まさに、ポテトチップス市場において、小規模事業者である湖池屋が、業界のガリバーであるカルビーの向こうを張って頑張るかのごとく、地方のバス会社の新事業というハンディをものともせず、JR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」に対抗した豪勢絢爛な旅行商品を次々と投入し、1台の特注高級バスの革張り18席というハイリスクな事業を展開しています。

バスなので、時には豪華客船に直接乗り込むといった併用プランを利用した足回りが特長です。

例えば、出発日は神戸市六甲アイランドに向かい、客船に乗り込む前に高級シティホテルでフランス料理のフルコースで旅立ちを祝います。

そして豪華客船での一泊後、早朝からたどり着いた九州で、列車では行くのは難しい熊本県天草市の名宿や唐津の温泉などを巡る3泊4日のプランです。

一人あたりの料金は30万円といいますから、決して安くはなく、むしろ庶民には非常に高いくらいですが、泊まりたい宿を先に考え、バスというリーチが取れる輸送手段を駆使して車中を楽しませながら全国を巡るのはまたとない思い出になるようです。

地域を代表する老舗旅館や名所名跡から、話が舞い込み旅行メニューはバラエティに富んだものになっていくとのことです。

確かに、ここまでいけば、大型バスは移動手段を超えた「動く旅館」というところまで行くのでしょう。

車内には、小さいながらバーカウンターもあり、旅行者同士のさりげない交流も図られる仕組みが随所に散りばめられています。

上場できない三島会社と呼ばれ続けて苦節30年、様々な改革や新事業展開に果敢に取り組み、ついに東証一部上場を果たしたJR九州は、俺たち挑戦者と自らを任じ、東京の所管当局である国土交通省や本州三社に対し、「今に見ていろ」と期するものを持って本気で事業に取り組みました。

「ななつ星」はその一つの結晶です。

そして、その挑戦に影響された地方のバス会社が、さらにリスクを取った新事業を展開するという構図です。

どんなに組織が大きくなろうが、挑戦する気概こそが一番に必要だと思った話でした。

いつか「ななつ星」も「旅学人(たびがくと)」も乗ってみたいものです。

旅好きですが出不精のこちら筆者からは以上です。

(平成30年10月21日 日曜日)