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2018年10月13日

日本には社歴の長い会社がたくさんあってこれは世界的にも大変珍しいという話です






おはようございます。

2018年10月の社歴の長い会社に関する考察記事です。

最近は市場データ(マーケットデータ)というものも簡単に検索やダウンロードで取れる時代になりまして、大変便利になりました。

その中で、PERとか配当率とか、そういった株式投資の指標以外に、社歴についてはて一体どの程度の上場企業が社歴100年を超えているのかとふと思ったので調べてみました。

ヤフーファイナンスにおいては、上場企業の設立年月日も入っているので、それを降順にして表示してみました。

ETF(上場投資信託)などについては設立年月日は入っていませんが、入っているもので一番社歴の古いのは、長崎の地方銀行、十八銀行(1877年9月2日)でした。

実に、時は明治10年、国立銀行条例(明治5年太政官布告第349号、明治9年太政官布告第106号)として、国立銀行について定めた太政官布告に基づき設立された第◯◯銀行の中で、2018年10月現在まで存続している最古の日本の銀行にして、最古の上場企業というわけです。

上場企業で最古の歴史を持つのが、実に140年にも上るというのは、世界的にみても驚きです。

非上場の企業にも広げてみますと、さらに驚きで、このブログ記事で一番知っておいてほしい、578年創業の社寺建築を営む金剛組(四天王寺の建立など)、705年創業の山梨県南巨摩郡早川町にある温泉旅館、西山温泉慶雲館(世界一古くから現存する宿泊施設)といったギネスブックにも認定されている世界最古の企業をはじめとして、歴史ある老舗企業がたくさんあるのが日本という国であります。

新興企業が一気に世界を握るというダイナミズムも面白いですが、時代の激動をくぐり抜け、今なお顧客と市場を確保し存続するこれらの企業群から学べることも多いと思います。

目を世界に転じて、資本主義の権化と言って良い米国での歴史1位は、サザビーズという会社です。

1744年に設立の世界最古のオークション会社で、もともとは米国植民地時代にロンドンで設立された会社です。

その後アメリカの富豪に買収されアメリカ国籍となりました。

世界で最初にインターネットによる美術品オークションを開催したことでも知られる同社は、オークションに興味のあるお金持ちにはお馴染みに会社です。

日本の証券コードにあたるティッカーシンボルは、基本的には社名を短縮したものが採用されるが、同社の場合は面白いことにBID(競売)と、業務内容のようなシンボルが付けられているのもイギリス風です。

このブログも、これらの長寿会社の何十分の一でも続けば良いと願っておりますが、ネタ切れで明日にも終了してしまいそうな感じの筆者からは以上です。

(2018年10月13日 土曜日)