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2018年10月24日

人口知能(AI)が資格試験の模擬試験を作成してくれる時代になったという話です






おはようございます。

2018年10月の教育産業に関する配信記事です。

ついに、AIが資格試験の模擬試験、いわゆる「模試」を自動作成するという時代になりました。

確かに、数十年続いている、例えば宅建(宅地建物取引主任士)の試験などにおいては、類似の過去問というデータの蓄積がありますから、過去問から出題傾向を分析し、模試を自動的に作成してしまうというのは人工知能の得意とするところです。

具体的に、宅建の試験でどのようなアプローチで模試を作成したかを説明しますと、日経新聞にて報道されたところによりますと、1989年から2017年までの29年間の過去問を、93の分野に分け、そして、その分野ごとの毎年の出題数をAIに学習させ、一通りの「フィールド」を学習させたところで、50問分を予測分野ごとの加重平均に沿って出題するというものです。

実に的中率は7割ほどである、とも言われており、これは人間の手で数週間かけて作る本番試験に比べ、実に数分で模試が作成されるという驚きのスピードアップ手段です。

当然、自社の模試作成で人件費や時間を取られている受験予備校には需要があると思われますし、その浮いた時間を個別の生徒への指導に充てられるというのは非常に大きいメリットだと思います。

筆者も、学習塾などでの共通教材や共通基本授業などについては、タブレットでの最もレベルの高い動画視聴講義を聞けば良い、と考える立場の者ですので、このような方向は歓迎です。

さて、模試は自動作成されたとしても、それを使って学習するのは個々の学習者の努力次第です。

漫画やコンテンツのお仕事にしたってそうです。

アンパンマンで売れたやなせたかし先生も、仕事に追われるな、仕事を追え、というスタンスで、ずーっと売れなくてもとにかく漫画は描いていたということです。

家に閉じこもって、特に持込先の目的もないけれども、とにかく書いていたということです。

本当にダメになってしまう人を見ていると、そもそも漫画家なのに漫画描いていない、で、書かずに理屈ばっかり言ってしまいます。

売れなくて時間があれば、むしろその分書くことに集中できるというわけです。

売れるとか売れないとかいうのは結果であり、書くという作業については何の関係もないわけです。

模試や課題が非常に廉価で提示されたとしても、それを使って自己能力を高めようとする人の意思がない限り、それは絵に描いた餅となってしまいます。

というわけで、絵に描いた餅にならないように、日々一つずつ、コツコツやっていこうと思いました。

こちらからは以上です。

(2018年10月24日 水曜日)