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2018年11月30日

日本の銀行がようやくATM(現金自動預け払い機)運営のコストを利用者(預金者)にも求め始めたという話です





おはようございます。

2018年11月の日本の銀行口座コンビニATM手数料の改定(改悪)に関する配信記事です。

日銀(日本銀行)によるマイナス金利、ゼロ金利政策で、日本全国の円貨を運用している銀行他預金金融機関は非常に苦しい経営を強いられています。

いくら円貨を顧客から預け入れてもらっても、それを運用する手立てがなく、通常得られる管理コストすら捻出できないからです。

少し前までは、薄い利回りながら日本国債などの債券運用をすることで、手元の現預金の運用をすることができたのですが、このゼロ金利、マイナス金利の時代になってしまうと、債券運用やましてやまともな貸出金利の貸付先はなくなってしまい、資金がだぶつくばかりになるからです。

そういうことで、少しでも、この集まる預金の管理コストを下げようと、各行工夫をせざるを得ない状況に追い込まれて行ってきています。

そして、筆者の給与口座ほか、公共料金の引き落とし口座となっている九州地場の西日本シティ銀行においても、最近(2018年11月15日より)、コンビニATM無料引き出しの回数を制限し、月間3回を超えるコンビニATMでの引き出しには通常通りの手数料を徴求するというサービス「改定」を実施したのです。

これまでは、筆者は自宅の一番近くのATMは、セブンイレブンに入っているセブン銀行のATMでありました。

そして、給与口座指定や公共料金引き落としで得られる口座サービス優遇ステージで、コンビニATMについても自行ATMと同様、いつでも何回でも無料の特典がありましたので、コンビニでプリントアウトするついでなどに、しかも千円札が欲しいので、9,000円を2回に分けて引きだすといった技を繰り返しておりました。

そうした手段は、今後使えなくなるわけです。

月間3回まで無料なんて、数えていられません。

そこで、残念ながらコンビニより遥かに遠いところにある西日本シティ銀行専用のATMまで自転車なりで走って現金を引き出しに行くということが今後必要となってくるわけです。

もう一つ、サブ口座として使っているネットバンクの住信SBIネット銀行については、なんとATMを利用した現金の引き出しが、そもそもランク2の筆者においては「月5回」までしかできないという状況です。

この銀行は、他の金融機関あての振込手数料が、ランク2の筆者の場合に月3回まで無料ということで、月の初めに幾人かの応援している政治家などに個人献金の少額自動送金を行う習慣を続けるのにちょうど良いということで使っているのですが、ここから現金を引き出すにおいては、よほど注意しておかないと、どのATMでも、どの時間帯でも、月5回を超えてしまうと有無を言わさず引き出し手数料がかかってしまうという厳しい状況になっているのです。

このように、ようやく、日本の銀行も、世界最高のATM網の維持運営にかかる巨額のコストを預金者に意識させるように変わってきたと言えるわけですが、これまでの過剰ともいえる現金決済の流れをそろそろ修正しないと、ひたすらお金を数えているだけの手間ばかりかけているイケていない国、という世界の限界集落となってしまう未来の可能性がとても高いと思います。

もちろんマネーロンダリングや不正、情報の漏洩といった負の側面はあるものの、決済が一瞬で済みそこに無駄な人員を割かなくてよくサービスや商品の本来の提供に注力することができる、キャッシュレス経済へ踏み出すべきだと思います。


本日は少し長くなりました。

こちらからのつぶやきは以上です。

(2018年11月30日 金曜日)