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2019年3月23日

2019年3月のイチロー選手引退の報に平成30年間の長い歩みを思い感慨に浸り一つ一つやることの大切さを感じる記事です





おはようございます。

2019年3月の書きたいことと書いていることがいつも全く違ってしまう困ったビルメン王のブログ配信記事です。

イチロー選手、引退です。

日本全国、いやアメリカやカナダも巻き込んだ世界中のニュースとなっているイチロー選手の引退発表と日本の東京ドーム会見場での完全日本語の引退会見の模様やその感想について、筆者ことビルメン王も、1歳だけ年下の完全同年代の身としてよし絶対このことを書こうと思ってPC(Mac)に向かったのですが、そのそばから本当にやっぱり書きたいことは、PVが稼げそうなこのイチロー選手引退のネタなのかそうなのかと思ってしまうとやっぱりこの話は落ち着いた後日に書こうと思ったわけです。

でも一つだけ申し上げるとすると、イチロー選手は、まさに「平成」という時代と共にあった、スーパースターであり求道者であったということです。

イチロー選手が海を渡って20年。

それまでの日本の成績だけで前人未到の領域。

そこからメジャーで積み上げた記録の数々。

野球に限れば、イチロー選手がアメリカに渡って20年にして、イチローのインパクトに並ぶような選手、すなわち大谷翔平選手の登場を我々は見たのでありますが、イチロー選手は、野球選手の枠を超えた、同年代の筆者などからすると日本人の先輩でいえば、弘法大師空海や道元禅師といった古来の、好奇心と気力と体力で異国にて先駆者として勝負し、日本の歴史に強烈なインパクトを残した、そのような歴史上の巨人と肩を並べるほどの印象があります。

イチロー選手、お疲れ様でした。

そして人生は続きます。

そして、今回のブログ記事も続きます(笑)。

さて、イチロー選手のように、長期間モチベーションを保つことができずに、すぐ挫折して足や腕や筆が止まってしまう人間に共通するのは、要約すると以下3つだそうです(ビルメン王調べ)。

・わからないことは全て解決しなければ気が済まない(完璧主義者)
・早く結果を出したいと願う
・最初から分厚い専門書を購入してしまう

世の中疑問だらけですので、とりあえずそれはそれとして前に進むという態度でないと、時間はあっという間に過ぎてしまいます。

また、少しやり方を変えたところですぐ目に見える結果が起こることはありません。

起こった場合、それこそ偶然であり、「やり方を変えたこと」との因果関係はなおさらありません。

それから、とっかかりのところで基本的な知識をないがしろにして分厚い知識に1ページ目から取り組もうとするのは、だいたいにおいて消化不良の誹りを免れないものです。

逆に、

・わからずともわかったことを喜びとりあえず前に進み
・結果は神のみぞ知ると達観し
・最初はわかりやすい参考書や漫画から始める

という風に振る舞えば、成功の可能性は高まるし、何よりやっている本人に余計なストレスがかからないというより大きな利点があります。

このメソッドは、例えば高校受験や大学受験、資格試験といった「受験もの」にもとりわけ有用な方法だと思います。

危機感を煽っても、人は動きません。

それよりも、一つ一つしっかりコツコツやっていくことの方がずっと重要です。

求める結果に到達しやすくなる、という以上に、やっていくことによって生まれる自身や心構えが、何よりの財産となります。

実は、そちらの方をより人は求め賞賛するのです。

ワールドカップの決勝でPKを外して負けたイタリアのロベルト・バッジョは、この事実に向き合い祖国の英雄となりました。

ですから、勝負の結果とは別に、その過程でそれぞれが人間として何を得たか、どんな心構えで向かったのか、ということも同様に重要なのでありましょう。

グラハム・ベルが電話機を発明して特許を取った2時間後、全く同じ発明を持ち込んだエリシャ・グレイ。

後年の我々は、その時を歴史が決定的に動いた一瞬だと思っていますが、実は、当時は双方含めたいろんな発明家たちが百もある特許候補の中から出しまくっていたものの一部がたまたま当たっただけであり、特許を取ったベル自体が、その特許が売れないから仕方なく? 自分で作った会社(AT&T)で引き取って実用化してみた、というような話は世界中に転がっているのです。

春になり、大学や高校、中学の合格発表も一通り一巡し、それぞれの学生たちは次の進路を定めた頃になりました。

巷に溢れる「平成最後の〜」の最後にイチロー選手の引退という大きなニュースが飛び込んでくるとは思いませんでしたが、30年弱にもわたる長い時間、かつては常に新聞の朝刊で、最近ではネットニュースの片隅や検索エンジンで、イチロー選手の試合動向をチェックし続けた平成という時代を筆者が忘れることはないでしょう。

日々、コツコツと、一つ一つ目の前のことに集中して続ける。

このことに限れば、稀代のバットマンであるイチロー選手も、筆者のような凡百も、やれることに別段変わりはないと思います。

イチロー選手は、もっとそういうことをあの記者会見で言いたかったのではないかと思うのです。

社会人になって初めて企業経営で習ったと思われる「企業の寿命は30年説」、これを聞いた当時22歳の筆者などには考えも及ばなかった30年という長い年月を考えつつ、毎日一つ一つコツコツやることの大切さを改めて学んだような気がします。

ブログも30年続けたい筆者からの今日のコメントはこのくらいで以上です。

(2019年3月23日 土曜日)

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組織マネジメントの考え方を根底から覆すティール組織という考え方を1分で紹介します是非読んでください

2019年3月22日

Evernote(エバーノート)が使いにくいのでMacの標準機能の「メモ」に移行しようと考えています









おはようございます。

2019年3月の、PCガジェット初心者クラスタでありますビルメン王からお送りしますライフハック的ブログ配信記事です。

筆者は、ブログネタを書き溜めて執筆に臨むことはあまりいたしません。

実は、結婚式の挨拶や会社を退職する時などのお別れの挨拶、それから朝礼や慶事での挨拶といった場面においても、原稿通りきっちり読んで発表したことがほとんどないのです。

ないのですが、やはり原稿は用意します。

いくつか、要点だけ書いておいて、いざ話す前になったら真っ白になって、話を始めます。

昔読んだ(漫画ですが)、蒼天航路、という「超・三国志」的な物語、これは筆者が大学ボート部の合宿所の練習の合間の長い昼間に、本当は琵琶湖の大津の螢谷のほとりから京都市内の大学まで、京津線(けいしんせん、と読みます)と置きチャリで都合50分強かかる通学が面倒臭くなってしまい、朝練からそのまま夕練までの長い間をゆったりと過ごした合宿所からのたゆたう川の流れを愛でつつ、布団に転がって読んだ漫画なわけでありますが、その中で主人公曹操の側近として、諸国を巡って戻ってきた天才軍師荀彧(じゅんいく)が、「あらゆるものを見聞し頭の中に天下を収めて、しかもそれらをすっかり忘れて戻って参りましたあーッ!!」といった台詞を放つシーンが急によぎったりして、そしてまっさらな状態で話し始めるという感じです。

でありますため、なんか喋ることがあればしゃべる、という気質であるところからこのブログも息を吐くように始めてみたという所なのですが、やはり読んでもらえる、聞いてもらえるためにはそうやって勝手に出てくる言葉たちをそれなりに形を整える必要があります。

それで、Evernote(エバーノート)に書いた切れ端や参照文献などをクリップしていたのですが、どうもノート数が多くなってきたところで、エバーノート自体の起動や更新がえらく遅くなってしまったのです。

この、なんでも突っ込んでおけるというクラウドの力というやつに、筆者は完全に魅了されまして、筆者はEvernoteの超ヘビーユーザーとして、 日頃から撮った写真やメモから、Webクリップ、文書やバックアップなどなどそれはもう、あらゆるデータやファイルをアップロードして保管、というか心の中からは一旦切り離して忘れるということをずっとやってきたわけなのですが、そろそろEvernoteのクラウド側のほうが限界のようです。

Evernoteの便利な点はストレージサイズが事実上無限で、プレミアム会員の筆者であれば、毎月1GBの上限を超えないようにしつづければ、あらゆる形式のファイルをEvernoteのサーバーに貯め続けることができるというところです。

しかしながら、そろそろ限界のようです。

大量のノートでWebアプリの挙動がものすごく遅いです。

立ち上がるのに数分かかる状態では、仕事になりません。

ノートを検索しても、候補が表示されるまで遅いし、途中でクラッシュしたり、同期に失敗して、同じようなファイルが5つも6つも存在するのを見ると控えめに申し上げても気が滅入ります。

2019年3月現在においては、あらゆる場所(田舎や離島を除く)では高速ネット環境が整っているため、個人が使用するPCやスマホ、タブレットのローカル環境に全てのノート情報をストレージしておく必要もなく、特に頻繁に利用して更新したり記帳したりする必要があるノート情報やファイルはDropboxに入れるという使い分けで大丈夫なはずでした。

しかし、肝心のクラウド情報からエバーノートを通じて情報が読み取れないのでは、これもただの情報のくずゴミとなってしまいます。

筆者がいなくなっては、本当に誰もわからない、ネット上のゴミになってしまうのです。

そこで、一旦もう少しドライブ量を減らして、かつMac標準機能でiCloudのデータ領域を利用する「メモ」機能に移行しようと考えています。

「メモ」機能を使ってみましたが、さすがApple純正のアプリで、MacやiPhoneとの相性はすこぶる良く、パッとメモを開いてメモする、久しぶりにメモを取っているなーと感じたのです。

このすぐ記録できるというところが、ブログ屋にはありがたく、何のテーマについて書くか、といったわずかな文の断片でもそこからリスタートしていくらでも書けるのが我々のような者の特性であるようなのです。

一番怖いのは、頭の隅に浮かんだいろんなアイデアが、書き留める前に頭の中を過ぎ去っていくことでありまして、そのようなことがありますと、数時間後もあれ何のことだったっけ、と気になってしまうところが痛いところです。

今後は少し、この「メモ」アプリへの移行も考えていこうと思います。

あとは、やはり紙のメモの本格復活でしょうか。

書く前にも、いろいろ考えることが多いです。

その昔、ラブレターが漢字多くて長いと言われた筆者からは以上です。

(2019年3月22日 金曜日)

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ハードルを下げるということが時には続ける際の妙薬になったりしますというブログ記事です

2019年3月21日

組織マネジメントの考え方を根底から覆すティール組織という考え方を1分で紹介します是非読んでください





おはようございます。

2019年3月の組織マネジメントの考え方を根底から覆すティール組織という考え方を簡単に読み込んだだけの自称ビルメン王筆者がさらに簡単にさわりだけ1分で紹介するという、非常に薄口の記事となっております。

簡単にさわりだけ要点を、と申しましても、これが結構難しいことでございまして、これだけ情報へのアクセスが簡単になったインターネット社会において、物事を調べていくという大海に身を投じるような行為を行う前に、そもそもどういった考えが今世間を賑わせているかについて、さわりだけでも知っておくだけでも、十分だと思うからであります。

そして、この問題は、中学生高校生大学生、そして20数年にも及ぶ社会人生活において、毎日、日々少しずつ本音で言うと疑問に思っていた点を、見事に言い当てているのではないかと思うのです。

ビジネス書や教育本の中でも、とりわけ種類が多いのが、組織マネジメントに関する分野でしょう。

どうやって組織を運営して、管理職(上司)はどのように部下に接し、部下は何を見て日々の業務に打ち込み集中し、全社の目標設定に従った成果を追求するか、そうしてどのように組織運営をすれば、より高い成果や業績が上がるのかといったことを、いろいろなモデルや考え方や実例を持って、解説したり紹介したりするたぐいのものです。

筆者も、結構読みました。

しかしながら、この分野で最近、明らかに他とは全く違う主張を行い、筆者もはたと膝を打つような書籍が出ました。

原題は、『Reinventing Organizations』といい、フレデリック・ラルー氏の著書です。

この邦訳版である『ティール組織』版が2018年1月に出版されるや、特に日本の読者で急速に話題になった本なのです。

この本で、言及されているのが、『ティール組織』という考え方です。

この「ティール(Teal)」という言葉は、単に「(クリアな)青緑色」の一種を表わす英単語であり、それ自体にさほどの意味はありません。

ただ、著者のラルーさんが言うには、組織モデルの進化の過程を、世界の支配階級構造や心理学のモデルよろしく下から上に5つに分類しており、それぞれをどぎつい赤色から清浄なクリアな緑色で表してみたわけです。

すなわち、
赤→琥珀色→オレンジ→緑と組織が進化していき、5番目にあたる最新型の組織モデルをクリアな緑の「ティール色」で表現したというわけです。

赤の組織は、圧倒的なトップのみが力を持ち、このトップすらも大して考察を行わず、衝動的に振る舞い、他のメンバー全体は目の前の利益を得ていくことのみ注力するように仕向けられた組織です。

これが、1ランク上がるごとに、実質的意思決定権者の数が増えていき、琥珀色では軍隊型組織、オレンジでは目標成果達成型組織(いわゆる現代の普通の組織ではこのレベルにあるのがほとんど)、そして緑においては、高次元のボトムアップ型組織、そう、例えて言えば現代のGoogleのような現場主義型相互作用型組織となり、そうして、その上を行く究極の組織形態として、ティール型組織が提唱されています。

ティール型組織については、メンバー全体(すでに「組織の力の源泉としての」経営職や管理職は意識されない)の人間的意思に従い、事業目的自体が進化し続けます。

メンバーの人間性は、組織において可変されることなく、人格的能力は全てその組織において「解放」されます。

解放された人間は、極めて柔軟かつ粘り強く、通り一遍の業務目標を超えた成果を達成するものです。

今、多くの企業や組織が採用しているマネジメントや組織のあり方は、著者のシラーさんに言わせると「達成型組織」として定義され、そして、「達成型組織」が高い業績や成果を生み出している一方で、大きな副作用を生んでいるという点が指摘されているのです。

それは、人間、生きていかなければならない、という働きかけで目標設定すると、どうしても、「恐れ」で何もできなくなる、何もしないままで疲弊してしまうということなのです。

会社に行きたくない、と会社に行く以前から疲弊してしまうことになるのです。

これは非常に社会的な損失です。

それから、組織の全体ミッションや役割や相互の肩書、上下関係というものを「覚えて」「押さえて」おかないといけない、という個々のメンバーの管理コストの増大により、実際の仕事を始めるまでのハードルがえらく高くなってしまい、一歩めの踏み出しやスモールスタートができなくなってしまうのです。

つまり、人は危機感で動かすことはできますが、その危機感だけでは単にヒトをプログラミングによって動かしたに過ぎず、真に本人たちが「心から納得した」状態には程遠いということなのです。

要するに、自分の全人格全能力のうち、仕事で必要とされているごく一部分だけを会社では(いびつに)発揮するように仕向け、それ以外の自分には蓋をして、活動させないことがよい、と推奨され続ければ、人間何らか歪んでしまうことは明らかでしょう。

これは、組織目的に「合致」して昇進したりした人にとっても同じであり、特に高い地位にある人が突然糸が切れたように、別の道に進んだり、求道者の道に入ったりすることをもって、それはその地位のプレッシャーに耐えられなくなったからだと解説することが多かったように思いますが、それは本来違って、その人なりが「本来の自分」に戻りたかっただけで、その態様が少し目立った「退任」「転任」といった形で出ただけではないかと思うのです。

かのスティーブ・ジョブズも、一度アップルを完全に追い出された時に、自分自身に戻ってもう一度覚醒した、といったことを述べておられます。

かのホリエモンこと堀江康文氏も、現在の立場で自由にものを言える方が、あきらかに彼の人間の幅が感じられ、否定的な人も肯定的な人も、明らかに彼の多面な才能や人間味に興味を持っているので、あれだけのメディア露出を含めた「需要」があるのだと思います。

組織の目標は、個々のメンバーのパワーを最大限発揮するという点です。

しかしながら、組織をうまく見せようとするばかりに、管理コストばかりが増大し、個々のメンバーは、いろいろやると怒られる、という「恐れ」によって体が固まってしまい、本来の能力をほとんど発揮できずに机に座っているのみ、というようなことに陥ってしまうのです。

日々の業務が恐れのみによって引き起こされて、生き残ることのみが至上命題として課され、具体的には売上の向上や利益の確保といったことのみに追い立てられるようになってしまうのです。

自分の一部残して会社に出てくるということは、毎日毎日そのたびごとに、自分の可能性や創造性、情熱の一部を切り離してくることを意味するわけで、多くの職場に生気がないと感じられるのもそのためだろう、と本書では喝破されています。

さらに、特に組織上「出世」した人ほど、会社の業績向上に「貢献」したものとして、会社での顔や着ているもの自体に「似てきて」しまい、いずれ「本当の自分」と似てもにつかない姿になってしまうことすらあるというわけです。

ここまで書いて、唐突に筆者(ビルメン王)が思ったのは、かの筆者個人の生き方バイブル「天」という漫画の最後の章で、尊厳死を選んだ主人公赤木しげるが、かつてのライバル「西の暴力団大組織の大幹部」原田克美に向かって言い放った

「お前は成功を積み過ぎた」
「金や家来をいくら持っていようと」
「みすぼらしい人生だ」
「生きてると言えるのか…?お前…」
「お前は、今ろくに生きてないっ…!」

という言葉です。

会社や組織で求められた自分の姿を、いつしか本来の自分と勘違いしてしまう、ということがないように、そんなことになれば、組織も個人も双方不幸です。

以上、このような「一般の」「通常の」達成型組織において金科玉条として見られていることは、ことごとく社員やメンバーを、ともすれば経営者や債権者や株主すらも、思い切り疲弊させるだけであるものだということなのです。

おそらく、このような疲弊が取れた組織においては、メンバーは、実際いくら働いても、疲弊はせず心からの達成感と心地よい疲労感が残るような仕事ぶりになるでしょう。

「出世」しても、「管理職」として人の人生を曲げるような達成型マネジメントの先兵になることは避けられるでしょう。

現実の企業や組織の中で、こうした「ティール組織」と「達成型組織」の間のギャップをどのように埋めていくかということに本気で取り組む人々の「台頭」「蜂起」に期待しながら、本日は筆を置きたいと思います。

ぜひ、この『ティール組織』という書籍を手に取り、触れてみることをお勧めします。

本件については、これからも、繰り返し同じことを述べていくことになろうかと思いますが、取り急ぎ、本日の記事としては以上です。

(2019年3月21日 木曜日)

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どのネットワークに属してもらってコミットを受けるのかという人材獲得競争になってきたと思う話です

2019年3月20日

やりがいや使命感を追い求めた結果の先の何かを仕事にすることができれば幸せだと思う話です







おはようございます。

2019年3月の一隅を照らすというお題でお送りしはじめますビルメン王の配信記事です。

日本の宅配業界のリーディングカンパニーに、ヤマト運輸という会社があります。

クロネコヤマトの宅急便、という商標で全国展開している、あの緑と黄色の目立つ制服の会社です。

クロネコヤマトの配達員は、ただの配達員ではなく、お客さんの大切な荷物を預かり、きっちり届けるという「セールスドライバー」として、ヤマトの制服を来て業務に従事されます。

きっちり、サービスにおけるやりがいを意識している会社なのです。

日本の個別配送物流は自分たちが支えているという誇りと、よりよいサービスを追求しようというやりがいを求める心が、この日本列島には息づいているようです。

世界の常識では、これとは少し違いまして、なんのために仕事をするのかという点において、まずは食べるため生きるために仕事すると答えるのが通常かと思います。

それなのに、単に食べるためのお金を稼ぐための仕事と認識してこなかったのが、昔から日本列島に住まう我々のご先祖様の考えていたことで、災害があったら損得なしでボランティアに出向き、橋を修理したり炊き出しをしたりします。

困った国があれば、井戸を堀り橋を作り、病気を診療し、治水してインフラを整えたり、その上学校を作って教師が教えに行ったりそこで海外協力隊の人は族長(首長)にまでなったりと、それは「給料」を超えたやりがいのためにやっているということです。

筆者が小学生の時に、全校生徒向けの講演があり、それは日本の海外青年協力隊で活躍され、現地の族長(首長)にまでなった人のお話でした。

もちろん、仕事でプロとしてサービスを提供する以上、お代はきっちり頂戴しますが、その上でそれが本人にとってやりたいことか、社会の課題を少しでも解決する方向に向かうかといったところに、給金以上の価値を認めて邁進するということです。

これは、王道に通じるところがあります。

同じことをやっていても、例えば開発途上国にお金を貸しつけてインフラの整備(新幹線とか)を手伝ったりする見返りに、その国のインフラを自国の技術の輸出先にして事実上支配しようとしたり、その国の資源利権に手を伸ばそうといった「覇道」とは別次元の考え方が確かにあるようです。

こういうのは、汚いこと、卑しいこと、卑怯なこととして日本人は忌み嫌いました。

そんなわけで、江戸時代末期に日本に来た外国人が一番驚いたのは、日本では、どんなに貧乏な人でも絵皿の陶器でご飯を食べる、これは、こんな安い値段で陶器に絵をつける職人がいて、それが儲けという前に社会に浸透していた、これを文化度の高さとして驚いたというわけです。

浮世絵を書いた紙も、今の新聞紙程度に茶碗を運ぶ包装紙になっていたりしたわけです。

これだけ、人々の世界を豊かにしたいという使命感を持った職人や絵描きや、その他いろいろな職業人が、それぞれの使命感に基づいてがしがし自分の仕事をしていたというわけなのです。

どうせなら、人様に役立つ仕事をしたいものだということです。

そんなこんなで時代は移ろいまして、現代では、例えばインストラクターも一緒になって合宿するような企業研修においても、普通こうした研修は、インストラクターの人件費をまかない適切な利潤を得るために最低人数を設定しますが、なんと2人の経営者インストラクターが完全帯同する合宿の最低人数は2名から、というような企画もあるのです。

(たった)2名からですか?

と驚かれるわけです。

しかし、これはこうした「合宿研修」をやりたい、世に出したいと経営者が熱望しているからこそやるわけです。

それだけ、気合いを入れて続けていると、それを伝え聞いた大口のお客様や会社様から、(たまには)10名20名の単位でどっとまとめてお越しいただける、ということにも繋がるわけですが、あくまで、最初から大口を釣るために小口でも(営業のために)やる、というわけではなく、「やりたいからやる、続ける」という態度が大切なのだということです。

客の側も、これだけ心を込めてやっている研修ならば、出したお金以上のものを参加者は得て帰ってくるだろう、要は目が違ってくるだろうと考えて、送り出し参加させるわけです。

仕事ですから、という短い台詞できっちりと詰めて準備することができる人間は、周囲に信用されていずれ大きな仕事や立場を任されるでしょう。

部下ができたら、部下のやりがいを刺激し、育て、これを成長させるために心血を注ぐ人間になるでしょう。

そういう人間のやる気の根本やモチベーションを、お金とやりがいといった「それ以外」の二つで理解することができる人間が、これからも求められていくでしょう。

日本列島で歴史が生まれて文字に記録され始めてだいたい2,000年程度でありましょうが、各時代時代において、我々のご先祖様たちはいろいろ考えて一所懸命に生きてこられたわけです。

そういった、やりがいや使命感を追い求めた結果、その先の何かを「仕事」を得られたならば、それは素晴らしいことだと思います。

子供や若い世代に、何をベースに仕事を考えたら良いか、と考えるとこのようなことになろうかと思いましたので、メモがわりに書いておきます。

生きがいを仕事にできるということは素晴らしいことです。

そして、そうするためにはたゆまぬ努力や自らの中の才能を伸ばし続ける忍耐力や鍛錬が絶対に必要なのです。

これからも頑張って行きましょう。

なかなか自らの中の才能を見つけ出せない筆者からは以上です。

(2019年3月20日 水曜日)

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どのネットワークに属してもらってコミットを受けるのかという人材獲得競争になってきたと思う話です

2019年3月19日

NHKが全ての番組を放送と同時にインターネットで配信できる放送法改正案が閣議決定されたという話です





おはようございます。

2019年3月のNHKに関するかつてはテレビっ子であったビルメン王からの配信記事です。

NHKが全ての番組を放送と同時にインターネットで配信できるようにするという、放送法改正案が閣議決定され、本格的に事実上の国営放送の世界でも英国BBCに続いて同時インターネット配信への法整備が我が国でも図られるようになります。

外出先でもスマホやPCで、テレビ番組を見るということ、これはすなわちテレビジョン端末という「場所を取るだけ」の家電がほとんどの若者の居宅にはないという衝撃の事実からすると、ようやくかというところですが、通信と放送の垣根は事実上全くなくなっている世の中に法制度がようやく追いついてきただけとも言えます。

もちろん、年間で7千億円以上の受信料収入があるNHKが、ネット配信まで始めてしまうとなると、広告スポンサー収入で生きている他の民間放送会社に取ってみれば脅威ではありますが、そこは放送電波の優先割り当てを受けているという彼ら自身の優位性を活かして、なんとか頑張って競争優位を打ち立ててもらいたいものだと思います。

NHKは、この放送法の改正を受けて、2019年の後半にも番組放送と同時にネットでも配信する「同時配信」を始める見込みです。

NHK受信料を納めている世帯の視聴者は、外出先だろうがテレビ端末がなかろうが、スマホやPCやタブレットで番組を視聴することができるようになります。

ますます、テレビ番組のインターネット放送が進めば、テレビは単なる大画面モニターとなり、ますますPCやスマホの画面プロジェクタとしての役目に特化していくように思われますし、いちいちビデオデッキに番組を録画しなくても、ストリーミングサービスでアーカイブされた番組を、有料もしくは月額定額のサブスクリプションサービスで「その都度見る」ことにすれば、あの番組にご近所の◯◯さんが出ていたのに見逃した、というような場合においても問題なく視聴することができて良いことではないかと思います。

動画や番組も、文字で読む「図書」と同じでいつでも読み返すことができる時代がすぐそこまで来ているのです。

2020年には本格商用化となる次世代通信規格である「5G」規格になれば、4Kや8Kといった高画質繊細な動画をスムーズに切れ目なく視聴することができるようになり、ますますこういった視聴の利便は向上することになるでしょう。

先行する英国国営公共放送であるBBCは、2007年に常時同時配信を始め、若者や域外居住者や英語学習者(筆者のような)の支持を取り戻したという事例もあります。

なかなか面白い時代になってきました。

動画の配信サービスまではまだまだ手が回りませんが、1日1回インターネットによるブログ配信頻度は維持していきたい3K職場の筆者からのコメントは以上です。

(2019年3月19日 火曜日)

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テレビ離れといいますがテレビ時代の終焉は意外に近づいていると思う話

2019年3月18日

平成の30年間を振り返って随分遠くまできたなと感じ結局時間が一番大切だと再確認した記事です






おはようございます。

2019年(平成31年)3月のビルメン王によります平成の30年間を振り返ってみる記事です。

近くの高校の文化祭がやっていたので行ってみました。

そうすると、体も立派に大きくなった高校生たちが、いろいろと催し物をやっていて面白かったのですが、その一つの催しに、平成30年間を振り返ってみるといったものがあり、かの小渕恵三元官房長官が「新しい時代は『平成』であります」と掲げた写真をモチーフにした絵から平成を振り返るという催しをやっておりました。

明らかに、筆者が高校生であった時分より、大人びて見えます。

彼ら、彼女らの生まれた年は、なんと平成13年とか14年とかいうわけですから、昭和40年代の筆者などからすると随分新人類(これも死語)なわけですが、彼らが、バブルスーツに身を固め、チョベリバ(超ベリーバッド)だのMM5だのといった言葉を、「こんな時代であった」とあたかも教科書の歴史を語るように模造紙で語ってもらったことには軽い衝撃を受けました。

マジでムカつく5秒前、という言い方なんです、というMM5にしても、じゃあムカついてないんじゃん(前だから)というツッコミを自らしながら解説してくれた高校生の話を聞きながら、時代はえらく遠いところにきたなと感じたのです。

バブルスーツは、おばあちゃんから借りたそうです。。

ガラケー(N203とか)は、おじいちゃんが後生大事に持っていたそうです。。(骨董品として)

そんな話を聞きながら、そういえば日本国内のいわゆる音楽市場も、2018年には3年ぶりに拡大に転じたというニュースがありましたが、この音楽市場のデジタル配信売上という645億円(日本レコード協会より)の過半は、いわゆるCDの手売りでもなく、PCやスマホへの音楽ダウンロードでもなく、もちろんMDやDVDの売上でもない、いわゆるストリーミングサービスという「音楽シェアリング」サービスによるものであるということです。

ストリーミングサービスは、米アップルのAppleMUSICがその嚆矢でありますが、サブスクリプションサービスと呼ばれる月額1,000円程度の定額サービスにより一気に市場を広げ、Appleに続き、スウェーデンのスポティファイ、米アマゾン、日本のソニーなども参入し、競争が激しくなってきていました。

さらに、ネット巨人のあのGoogleも、2018年、傘下のYoutubeで展開する定額音楽配信サービスをはじめました。

筆者も、Youtubeプレミアムの月額定額契約者でありますが、Youtubeに上がっている動画だけではなくて、今後は音楽配信も、視聴履歴から何となく自分好みの音楽を選んで流してくれるこのサービスに、AppleMUSICから乗り換えてしまおうかと考えているくらいです。

アマゾンが提供する、アマゾン・ミュージック・アンリミテッドの登録楽曲数に至っては、なんと2019年3月現在、6,500万曲にも上ると言います。

一曲5分としましても、全部一度聞き終わるまでに、618年以上かかってしまう、ということは、昔の中国で行われていた科挙に似て、課題図書を読み終わるのに数年かかってしまうといった冗談にもならない膨大な量になってきたことは間違いありません。

サービスによる人間の「時間」の取り合いは、激しさを増すばかりであり、人間の寿命が飛躍的に伸びたといってもたかだか数十年程度では、これだけ手軽にアクセスできるようになった情報とどのように付き合っていくべきか、適度に省略して誤魔化す方法も合わせて検討されるべきだと思っています。

曰く、30秒でわかる第九、1時間でわかる数Ⅰといった「時間ファースト」によるサービス提供がますます伸びていくのではないでしょうか。

ブログ記事の執筆スピードは全く伸びない筆者からの記事は以上です。

(2019年3月18日 月曜日)

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平成の30年間で何が起こったかを一瞬でわかる平成ジャンプな比較図を見てみるという話です

2019年3月17日

東証上場企業のカテゴリ分類が1部2部ジャスダックマザーズからプレミアムスタンダードエントリーとなるのはわかりにくいと思う話です






おはようございます。

日本の証券市場、2019年3月現在では「金融商品市場」と呼ばれる東京証券取引所に関するビルメン王こと筆者の配信記事です。

東京証券取引所第1部に上場している会社は、実に2,000社以上あります。

この下のカテゴリに、中堅会社や新興会社用の市場という意味で、東証2部、ジャスダック、マザーズの3市場があり、それぞれ違った上場基準で運用されています。

これを、新しい案では、「プレミアム市場」「スタンダード市場」「エントリー市場」の3市場に再編し、具体的には現在の東証1部上場企業のうち、3割の600社程度を、プレミアム市場には入れないという方向だということです。

しかしながら、筆者も零細投資家でありますが、実際のところの株式投資において、その会社が東証1部だろうがジャスダックだろうがマザーズだろうが、売り買いが成立すれば問題ないというのが大方の見方なのではないかと思います。

時価総額や売上高といった企業の大きさだけでその企業の実力を測ることができるという時代ではなくなってきているので、このカテゴリ分類にいくら手間をかけても、実際の投資家の利便には特に問題はない、というのが筆者個人の考えです。

確かに、何らかの投資基準を定める場合には、例えば出来高が多い(とされている)東証1部上場企業に限るといった社内ルールを定めているところもあるようですので、その意味では、市場のグレードを表示することも必要なのかもしれませんが、それであれば、国が音頭をとって進めたプレミアムフライデーといった、実際のところ誰も覚えていなくて有名無実化しているわかりにくいネーミングではなくて、単純にJリーグを見習ってJ1、J2、J3と定めた方がよほどわかりやすいと思います。

そして。J3からJ2へ、市場カテゴリをあげることにより何らかのインセンティブやメリット(たとえば上場維持手数料のディスカウントなど)が発行体や投資家側に還元されるようであれば、その意味ではグレードを定める意味はありそうです。

本日は、零細投資家の観点から、検討が進む東京証券取引所の改革案についてコメントしてみました。

プレミアム、スタンダード、エントリーというグレードを一目見て、ビールの銘柄かと思いました筆者からの感想は以上です。

(2019年3月17日 日曜日)

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株はよく相場を知っている株屋でしっかりと見極めて買いたいものです

2019年3月16日

世界のプラットフォーマー企業たちの生命線である大規模サーバー障害が発生した話です







おはようございます。

2019年3月のGAFAMと呼ばれるいわゆる世界のプラットフォーマー企業の生命線であるところのサーバー障害が立て続けに起こったという事件をビルメン王こと筆者が素人解説しようとする記事です。

けっこう長引きました。

2019年3月14日(木曜日)に、ソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)大手のFacebook(フェイスブック)とその関連サービスで発生した世界規模の障害は、Facebookによるとサーバーの構成変更を実施した結果発生したとのことです。

Facebookは反省の弁をとツイッターで述べました。

SNSではなく、Twitter(ツイッター)というつぶやきサイトでの発表となっているところが面白いところです。

英語の勉強がてら、原文を引用しておきます。

いいね!は必要ありません。

@facebook
Yesterday, as a result of a server configuration change, many people had trouble accessing our apps and services. We've now resolved the issues and our systems are recovering. We’re very sorry for the inconvenience and appreciate everyone’s patience.

13:24 - 2019年3月15日

(意訳)
昨日はうちのサーバー変更をやった結果、たくさんの利用者のみなさまにアプリやサービスへのアクセス不良を引き起こしてしまいご不便をおかけしました。ようやく今対応を完了し復旧しました。大変なご迷惑をおかけして申し訳ありません。皆様の忍耐と辛抱に感謝します。

平成31年3月15日 午後1時24分

報道等では、このサーバーの大規模障害は全世界で約14時間ものあいだ、FacebookやInstagram、WhatsAppといったサービスを不安定にしました。

不具合報告は日本時間2019年3月14日の午前1時ごろからあがりはじめ、午前10時すぎが最も激しかったようです。

ようやくFacebookのサービスが復旧に至ったのは日本時間で午後1時過ぎでした。

なお、実はこの前日の2019年3月13日にはGoogleもGmailやGoogleドライブで似たような時間帯に世界規模の障害を発生させていました。

2日続けてのメジャーなプラットフォーマー企業の障害発生はなんらかの関連があるのかもしれません。

これだけ大型のクラウド、サーバー技術が必要となっている昨今の技術的要素に鑑みれば、完全な筆者の推測に過ぎませんが、大型プラットフォーマー同士で、サーバー環境同士を「貸し借り」することも、現実的にはあるのかもしれません。

もっとも、サーバー内のデータ集積こそが彼らプラットフォーマーの収益の源泉であり商売道具だと考えると、そうそう簡単に他社に共用車体として貸し出す余裕があるのかという疑問もすぐ湧くのですが。

GAFAM、と勝手に並べてGoogle、Apple、Facebook、Amazon、Microsoftという、現代の事実上の「マザーコンピュータ」であろう5社をまとめて論じようとする試みがあちらこちらで起こっていますが、こうした企業の基礎体力も、電力供給やガス供給、小売チェーン配送システムといったいわゆるインフラ企業に求められるものとそんなに代わりがないのかもしれません。

今回はサーバー側の問題でしたが、より一般には通信環境の不具合でサービスやAPPがダウンしてしまう問題もあり、現代社会はそういう意味では非常に脆弱性の高い立地で成り立っているとも言えましょう。

通信環境の整備に余念ないよう、運営しているシェアオフィスの整備には特に注力していきたい筆者からの考察は以上です。

(2019年3月16日 土曜日)

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大物アイドルグループSMAPの解散観測報道で大規模サーバーダウン発生(2016年1月)

2019年3月15日

2019年3月米国航空機メーカー「ボーイング」新型機「737MAX」の運航停止を命ずる大統領令が出された話






おはようございます。

世界の航空機業界を揺るがす重大ニュースをビルメン王が解釈してお届けする記事です。

米国ボーイング社といえば、民生用旅客機市場において、欧州合同で所有経営するエアバス社と並んで事実上世界を2社で独占している航空機メーカーですが、実は米国国防総省ほか向けの軍事品売上高が実に総売上の40%以上を占めるという、れっきとした軍事産業会社です。

かつて同社が作り太平洋戦争期間にアメリカ海軍に制式採用された大型戦略爆撃機 「B-29 スーパーフォートレス(Boeing B-29 Superfortress)」は、アメリカ軍による日本本土爆撃の代名詞となり、筆者の数年前亡くなった母方のばあちゃんも、B-29が飛んできて落とした爆弾の音が怖かった、子供抱えて必死に逃げた、といった話をしていたようにあの戦争の象徴のような存在でした。

広島と長崎に落とされた原爆を運んできたのも、B-29です。

それぞれの機体の名前は、「エノラ・ゲイ」と「ボックスター」。

日本人なら覚えておくべき名前です。

同じくアメリカのグラマン社(現在はノースロップ・グラマン社)が開発しアメリカ海軍が太平洋戦争中期以降に投入した戦闘機F6F ヘルキャット(Grumman F6F Hellcat)と並び、アメリカ合衆国の空の攻撃の象徴だったのです。

そんな歴史を持つ会社、ボーイングの新型旅客機「737MAX」が、2018年10月のインドネシアに続き、2019年3月10日に、2度目の墜落事故をエチオピアで起こしました。

報道などによりますと、

2017年に新型機となるボーイング737MAXが就航してから17か月後の2018年10月29日、インドネシアのジャワ海でライオン・エア610便、737MAX8型機(PK-LQP)が離陸後約10分で墜落、機体は全損、乗客乗員189名全員が死亡しました。

そして、その事故から5か月経った2019年3月10日、エチオピアのアディスアベバ、ボレ国際空港より離陸したエチオピア航空302便、737MAX8型機(ET-AVJ)が、離陸後約6分で墜落し、機体は全損、乗客乗員157名全員が死亡しました。

原因は調査中です。

これを受け、真っ先に同型機の運行停止措置に踏み切った中国などに続き、2019年3月12日には欧州や中東各国が運航停止を決定しました。

そして、同年同月13日午前には当初慎重だったカナダ当局も停止を決定する形となり、製造国の米国のみが世界で孤立する形になっていたのです。

この中においても、2019年3月14日時点で日本では運行停止措置などの発令はないようです。

アメリカの顔色を伺っているのか(忖度しているのか)、国としての決定ができないのか、それはわかりませんが、空の安全性については、世界各国の「常識」はこのあたりにあるのだというよい証左だと思います。

2度目の墜落事故日が、かつて日本の首都東京を焼夷弾と爆弾でB-29が焼き尽くし、犠牲者10万人を数えたあの東京大空襲(1945年3月10日)と同じ日であるというのも、何かを暗示しているようで怖いところです。

こうして、製造社であるボーイング社の本拠の米国も運行停止措置に踏み切ったことで、世界で370機あまりの同型機「ボーイング737MAX」の運航が全面的に停止する見通しとなりました。

大統領令により、速やかに同型機の運航と領空内の飛行は禁止されます。

合わせた声明では、現場で収集した新たな証拠や衛星データの分析結果から停止を判断したとし、この停止措置はボイスレコーダーなどの追加調査が終わるまで続くとしています。

各国の航空会社は、保有する「737MAX」を抜きにして、従来通りの運航スケジュールを維持できるよう最大限努力する方向ですが、心理的な影響含め(こちらの方が大きい)、顧客に負担を強いることは間違いありません。

速やかな原因究明が待たれます。

犠牲となりました多くの方々に、謹んでお悔やみ申し上げます。

こちらからは以上です。

(2019年3月15日 金曜日)

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新幹線や飛行機も予約なしで自由席を選んで乗るというシェアリングエコノミーの話

2019年3月14日

企業文化なかんずく社風といわれるものが特に日本の会社に色濃く根付いていることについて論じてみます





おはようございます。

2019年3月の日本の会社にどっぷり使っておりますビルメン王こと筆者の配信記事です。

本日は、企業文化なかんずく社風といわれるものが特に日本の会社に色濃く根づいていることについて論じてみようと思います。

社風とは、よくいわれる言葉です。

特に、新卒採用面接の場などにおいては、「御社の社風に惹かれて」といった営業トークは、人事採用側にとっては鉄板のフレーズですし、何か仕事の上での事象を説明する際にも、いくら合理的に説明したとしても不足する、その隙間や間隙、もしくはそれ自体の土台になりうるのが、それをすることを無言で承認する、会社の「社風」という決定的な影響力を持つものが確かにあるのです。

こうした、長く続く組織において共通の価値観の背景として確かに存在しながらも、どうしても他の合理的な言葉や数値では説明できないもの、これが社風であると言えましょう。

特に伝統的な歴史を有する老舗企業には、家訓や企業理念、そういった文章化されたものを含めて社風が染み付いている場合が多いです。

例えば住友グループは「浮利を追わず」という家訓があり、実業に根ざした収益事業を旨とせよ、ということで同グループを代表する商社の住友商事も「石橋を叩いて渡る」社風があるといいますし、かつてあった(新日本製鐵と合併しましたが)住友金属工業、という鉄の高炉メーカーがグループの御三家として、長くグループ内序列で格上に座していたというような事例です。

社風を一言で表すこうした企業理念や家訓は、単なる建前以上に、長い歴史の価値観の変遷の中で、それでもその時代時代を生き抜いてきた先人の経験から絞り出された貴重な知絵なのです。

企業自体が、長い歴史の中で、そうした「知恵」にもっとも沿った人間を、「社風」というフィルターをかけて会社の重要なポストにつけ、期待の若手や幹部として「育成」しようとするとすら言えそうです。

組織の三菱といい、人の三井といいます。

同じ商社でも、三菱商事の人と三井物産の人では、まとっている雰囲気からして全く違うのです。

三菱商事に限らず、三菱グループの人たちは、何かのプロジェクトで数社が集まり打ち合わせやミーティングを行う際には、なにやら多くの部署からこれまた多くの人たちが参加するということで有名なようです。

これに対して、人の三井のといわれるほうの三井物産などでは、若手が交渉の場にも1人で出てきて全て決めてくる、というイメージが強いです。

それだけ社員(従業員)の独自性が強く、あたかも個人事業主の集まりのように、組織力で勝負できない差を埋めようとしているのではないかとも思われるのです。

かように同じような事業をやっている会社でも、自社の状況や競争優位によって、その企業として最適なポジションを取るべく企業文化や社風が醸成され、そのような会社の社風に沿った人間が集い、それは強化されるということが普通にあるものだと思います。

企業は人の集まりでありますので、いくら有形無形の資産やノウハウを積み上げても、最後は人の信頼がベースとなるということで一旦結論としたいと思います。

三菱商事にも三井物産にも、かつて新卒採用ではご縁がありませんでしたが、いまの社風には染まっている筆者からは以上です。

(2019年3月14日 木曜日)

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新卒者は組織文化(社風)の体現者で大切にしなければならないという話です

2019年3月13日

世に出回っている公開情報は掲出者にとって一番都合のよいベストのデータであることを知るべきという話です





おはようございます。

2019年3月のビルメン王によりますインスタ映えしない配信記事です。

本日は、世に出回っている公開情報は掲出者にとって一番都合の良いベストのデータであることが多い、ということを知るべきだという話をしたいと思います。

誰しも、自分自身に対しては「よい」イメージを持っています。

そんな中、たくさんある自分に関連するデータの中から無意識に選び出して、一番都合の良い(よく見える)最高のデータだけを取り出し公開する、ということがよく行われます。

統計学の考え方からすると、これは最も良い場合を「選定」していることになり、このようなデータを「チャンピオンデータ」と呼ぶそうです。

最近巷で話題の政府の統計上の数字の根拠が「あいまい」だという話は、この「チャンピオンデータ」の考え方を敷衍(ふえん)、応用すればよくわかります。

政府にとって、最も「経済の調子が良い」「政策効果が出ている」根拠となる数字やデータを選び出して、あたかも常にそのベストのデータが得られるかのように表示する、ということを無意識にやっているというわけです。

統計上の世界では、このような「良すぎる」データは異常値として排除される傾向すらあるのに、です。

卑近な例で申し上げますと、ビルメン王こと筆者のフェイスブックやリンクトインの自己紹介欄には、少々控えめに「TOEIC865点」という表示がなされておりますが、これは実は数年前から全く変わっておりません。

自分の中では、「900点以上」の実力のはずなのですが、何回受け直しても、どうしても、(察し)865点を超えるデータが得られないので、仕方なく、私の「チャンピオンデータ」を表示し続けているというわけです。

学歴や職歴についても、例えば筆者は旧司法試験は大学時代に択一試験で落ちておりますし、「都の西北」の校歌で有名な大学も、複数学部(政治経済学部と法学部)受験し全て不合格し、受験料を納付させていただいたのみ、というデータも保有しておりますが、あまりこのような「生の」データは公開経歴には書かれないものなのです。

また、逆の方向のデータを測りたがるものもあります。

例えば体重、などについては、筆者などは朝起きてトイレに行った後、全ての服を脱ぎ捨てて風呂場の脱衣所で体重測定をいたします。

これは、限界まで「低い」数値を出そうという大変滑稽かついじましい振る舞いです。

1日で明らかに一番「軽い」体重を測定し、その上でそれを所与のものとして周囲に吹聴します。

今朝の体重「68.7kg」というわけです。

したがいまして、これからは、データの表示の際は、アスタリスクで「*過去最高(◯◯年◯◯月時点)」という風に表示することで、少しは「誤解」が解けるのではないかと思います。

これは、人間の根本的な「よく見せたい」という傾向のなせる技であり、いきすぎると困りますが、適度には自らのプライドや誇りとして、自らを奮い立たせる妙薬ともなります。

いつも、昨日の自分を超えるように振る舞えば良いわけです。

他人と比べるのではなく、自らの「チャンピオンデータ」を超えるように頑張る、というのは、生き方のコツとしていいものではないかと思いました。

筆者が数ヶ月経っても、体重のこともTOEICのことも話題にしない、ということであれば、(察し)ということで、あまり厳しいツッコミをいただかないよう、切にお願いいたしまして、本日の雑談を終わります。

こちらからは以上です。

(2019年3月13日 水曜日)

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本当の意味で本物が唯一クラウド上にあるという夢のクラウドサービス

2019年3月12日

サービスや商品に付加価値をつけるとはどういうことか実例を挙げて論じます

イラストは焼き鳥ではなく牛すじの「おでん」です…。ご容赦ください。





おはようございます。

2019年3月の経済学士ではないない素人のビルメン王こと筆者の経済経営講座の記事です。

日本の企業は、製造業もサービス業の区別なく、2019年3月現在、さまざまなコストの高さに苦しんでいます。

借金が重く、人件費が重く、在庫が多いのでは、なかなか安定的な収益機会には恵まれません。

鳥貴族、という大阪発祥の安売り手軽な焼き鳥チェーンが、ひところ有名になり顧客の支持を得て急速にチェーン展開が広がりましたが、こちらも、実に28年ぶりの価格改定に踏み切ったところ、なんとこれまで鳥貴族を多く利用していた顧客はそれまでの支持を一転させ、他店や中食、自宅での食事に切り替えてしまったのでしょうか、客離れが加速して一転上場後初の赤字決算を計上する見込みとなってしまいました。

株式会社鳥貴族(大阪市浪速区、東証1部、証券コード3193)は2019年3月8日、2019年7月期中間決算と通期業績予想の修正を発表しました。

2019年7月通期業績は黒字予想から一転、当期利益を▲3億5600万円の赤字予想としています。

すなわち、

・売上高358億6400万円(前回予想比5.5%減)
・営業利益6億7800万円(同61.1%減)
・経常利益6億800万円(同63.0%減)
・当期利益▲3億5600万円(前回予想7億4700万円の黒字)

とのことです。

2019年2月末の店舗数は、直営433店舗、TCC (鳥貴族カムレードチェーン)245店舗の合計678店舗であり、これまで、2021年7月期に「3商圏1000店舗」の目標を掲げていましたが、人件費や材料費等のコスト増から2017年10月に28年ぶりの価格改定を実施した結果、客足が遠のき、赤字決算の見込みとなりました。

増設してきた店舗数の方も、リストラによる21店舗の閉鎖を予定し、中期経営計画「うぬぼれチャレンジ1000店舗・営業利益率8%」についても、「営業利益率8%」のみを残し、取り下げることも決議したようです。

これは、そもそも、手軽な価格の焼き鳥チェーン、という鳥貴族本来の顧客が望んでいた「価値」を経営側が「読み違え」、あくなき拡大路線と「鳥貴族」ブランドのラグジャリー化を進めてしまったことによる「失敗」であろうと思います。

勘違いした株主の要望や要求に屈して、お金を側溝に速攻で捨ててしまうような間違った経営を、わざわざわかっているのにやってしまう、というのはどの企業や組織にもあることで、こうした失敗の経験を経て、人間強くなっていくものでもあります。

ただ、価格(売価)を上げるということが一概に悪い、経営にとって良くないといえば、そうではありません。

コストダウンの追求ではなく、高くても売れるものづくり、サービス展開を追求することは、それはそれで大切なことなのです。

例えば、ヨーロッパのラグジャリーブランドである、エルメスとかカルティエ、といったブランドは、様々な商品展開をして貪欲に収益機会と顧客を求めて世界中にその販売網を広げて広告宣伝にも余念がありませんが、「何を」顧客に訴えるのか、そのストーリーは非常に明確です。

例えば、エルメスは、もともと1837年に創業された馬具屋です。

日本では幕末ですから、別にものすごい老舗というわけでもありません。

鞍などの馬具メーカーであったエルメスは、19世紀末には自動車の台頭を受け、馬車は自動車に取って代わられることを見越して、丈夫な馬具作りの技術を生かして自動車移動のおともにできる「鞄(カバン)」や小物を作り始めて、これが好評を博したのです。

ですので、馬具屋由来のエルメスは、今でもスカーフの柄などには馬を多用し、自社のルーツを明確に、強烈にアピールしており、丈夫で長持ちするラグジャリーブランドとしての地位を高めているのです。

顧客に商品やサービスを通じて何を提供する会社なのか、その自問が深い企業は、現在の急速に変わりゆく競争環境の中でも、しっかりと自社のストーリーを磨いて、顧客の支持を得て、持続的に発展していけるでしょう。

いずれも、己の戦い、己に恥じぬ戦いができたか、そのような哲学(フィロソフィー)に収斂していくのではないかと思います。

以上、筆者の師匠の受け売りがほとんどですが、経営談義を一旦終わりたいと思います。

自前ブログの顧客支持(PV、Page Viewなど)は全く上がってこない赤字覚悟の鳥貴族のお店にはまだ行ったことのない筆者からの嘆きは以上です。

(2019年3月12日 火曜日)

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株主同士のコミュニケーションの不足が招く所有と経営の分離の問題点

2019年3月11日

なぜブログを書くのかそれは筆者が作り変える力を持つ日本人の末裔だからという話です






おはようございます。

2019年3月の日本人とその歴史に関するビルメン王の雑感記事です。

昔の日本人ってすごかったと思うんですよ。

古くは、あれでしょ、「漢字」。

話し言葉しかなかった「やまと言葉」に、外来の中国からのありがたい漢字を当てて、訓読みとかいう形に仕上げて、原文の中国読みに近い読み方は音読みとかしちゃって、「山」という字を、「サン」と読んだり「やま」、と書いたりして同時に理解しちゃうという、ものすごいハイブリッドかつ二元的世界観でやってきています。

片仮名(カタカナ)と平仮名(ひらがな)だってそうです。

「やまと言葉」を漢字に当てて、「万葉仮名」で書いていたのもつかの間、主だった漢字を崩して「カタカナ」、「ひらがな」を編み出して、もともと日本人が音として発音していた50音に当てはめて、初期のころは変態仮名もあったけれども、今に続く50音というものを完成させた、これは小林秀雄の言うところの「作りかへる力」と言うやつの真骨頂だと思います。

時代は降って(下って)明治時代になりますと、オランダ語や英語にフランス語にロシア語とまあ、外来語がいくらでも入ってきます。

これを、カタカナで表記して済ましてしまって本当はよく知らないのに多用する今の日本人などははるかに上回る能力を駆使して、かの時代の日本人たちは、ソーシャルを社会だの、コンスティチューションを憲法などといちいち漢字(日本語)に変換し、その意味づけを忠実に行ってきたのです。

ついには、マックス・ウェーバーの資本主義の精神(無論ドイツ語)やルソーの民約論(当然フランス語)を完璧に日本語に訳して日本国民に紹介するような変態能力者も現れたのです。

日本語に対する、極限までの理解能力がないとできない芸当です。

何しろ、新しい日本語という言葉を「創造」するのと同じことですから。

このように、日本人の何千年にもわたる作り変える力というものは、これからの世界においても大いに強みになるのではないかと駄文をもって訴えたいところであります。

ご先祖様に少しでも近づくように、駄文でも何でも間を置いた習慣でアップし続けようと思っております。

カタカナで表記して済ましてしまって本当はよく知らないのに多用する今の日本人の典型になりかねない、ビルメンブログのノンペーパーパブリッシングをライブリーフッド(生業)にしている筆者からは以上です。

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英語で書いたという記事を日本語で書いて日本語と英語の違いを語る話

2019年3月10日

日産の元会長カルロス・ゴーン被告(64、会社法違反(特別背任)などで起訴)が保釈時作業員姿の仮装したことの大きな問題とは

カルロス・ゴーン被告(64歳、会社法違反(特別背任)などで起訴)の保釈時の変装(仮装)姿





おはようございます。

2019年3月、全世界のビルメン業界をも、もらい事故的に揺るがす驚きのニュースが飛び込んできましたので緊急声明を出します。

日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告(64歳、会社法違反(特別背任)などで起訴)が、2019年3月6日に保釈請求が認められて保釈された際に、作業員姿に変装(仮装?)していたことについて、弁護団の高野隆弁護士が、同年同月8日に、自身のブログにおいて、「すべて私が計画して実行した。彼が生涯をかけて築き上げてきた名声に泥を塗った」と「謝罪」したというのです。

まず、世界中で注目されているゴーン被告の保釈については、たとえミスター・ビーンに変装したとしても、夜通し拘置所前に張り付いているマスコミや報道機関には容易にバレてしまうでしょう。

自分が正しいと信じて疑わない弁護士という職業人の一部に、そしてその一部の大部分は自分が頭も良いと思い込んでいる種類の人間のようですが、こうした人間は、

当然備わっているべき、想像力


が決定的に足りないところなのだろうと思います。

おそらく、自らが正しいので、自分の頭の中の通りに世の中が動くと「信じて」いるのでしょう。

しかしながら、現実に出てきたのは、ただの下手なコスプレでした。

非才なる筆者すら、これは(大リーグか何かでやられている)何らかの罰ゲームではないのかと思ったくらいです。

そして、さらに悪いことに、謝罪の方向も決定的に間違っています。

全世界の作業員の皆さんに失礼です。

昔、燃えるお兄さん!という漫画の中の話で学校の用務員さんと生徒が破茶滅茶争いをして、「用務員のくせに」というフレーズを連発した作者が謝罪とその話の休載(お蔵入り)に追い込まれた、という話を思い出しましたが、こうした危機管理やコントロールを職業としている弁護士が、全く同じ類の過ちを犯すとは嘆かわしい限りです。

要するに、全世界の、作業服を着て仕事をしている人に対する公然の侮辱であるわけです。

どんな政治的、経済的、人格的主張があるというのでしょう。

全世界のビルメン業界方面は、ここまでコケにされた以上、黙っていないのではないかと思います。

まさに一斉蜂起、平成最後の一揆、現代の打ちこわし、日産車不買運動まで展開しそうな勢いです。

業界の中の人として言わせていただけますと、ゴーン被告、作業員としても警備員としても清掃員としても設備管理員としても、まったく雇えませんし使えません。

コストが合わないし、スキルも職業に対する真摯な姿勢もありません。


これは、あらゆる職業に対するリスペクト、お金を支払って「してもらっている」ことの価値が全くわかっていない人間が、なんの悪意もなく、大真面目に、頭の中だけで、考えた結果、巻き起こってしまう悲しく嘆かわしい「事故」なのです。

泥を塗ったのは、弁護する対象のゴーン被告だけではありません。

彼にコスプレ(仮装)させたその行為こそ、全世界の職業人に対する侮蔑であるという決定的な間違いを、彼ら弁護人もまもなく自らの評判の失墜という代償を払って理解するでしょう。

こだわることは生きる上で非常に大切な資質ではありますが、自分が正しいと信じて疑わないばかりに足元をすくわれる、というより勝手に転んで他人に迷惑だけをかけるような真似をしないようにするのが、懸命な「職業人」のあり方であろうと考えた次第です。

旧司法試験に落ちまして、弁護士になれなかった筆者からのコメントは以上です。

(2019年3月10日 日曜日)

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2019年3月9日

古今東西世界史上に類を見ない第1等の偉人超人(ビルメン王調べ)「墨子」の話を致します!







おはようございます。

2019年3月のビルメン王によります大好きな歴史の話をします。

「墨攻(酒見賢一著)」という本を、昔、高校2年生の時に読みました。

読みました、というのも、なんと立ち読みでなんとなく手にとったハードカバーの「墨攻」という本が面白く、そのまま立ち読みで一気に読破してしまい、持っている左手の腱がつってしまうほど集中したことを覚えています。

そのまま、確か近くの本を「買って」帰ったのですが、その時に買った本も名作「スシとニンジャ(清水義範著)」という本(こちらも名作で楽しく読んだ)であったことを覚えております、といいますかこれ書きながら唐突に思い出しました。

もう25年(四半世紀)も前の、北九州市八幡西区の黒崎駅前にあった、井筒屋という百貨店の黒崎本店の横にアネックス的に建っていた、井筒屋ブックセンターというこれまた巨大な本屋の何階かでの出来事です。

昔は、一棟まるごと本屋、という業態が成り立っていたのですね。

本当は、大学受験の参考書か何かを選んでいたはずなのですが、ここで数時間を読書に費やしてしまったということになります。

さて、その「墨攻」というのは、本来「墨守」という墨家の言葉から想像した作者の造語だということですが、墨家の祖である墨子という人、この人は筆者の知る限りでは最も理想と現実のギャップの大きい、それでいて活動量と能力最大に振り切った、古今東西の偉人賢人の中でも群を抜いた超人(キン肉マン的な言い方では火事場のクソ力7,000万パワー並み)と断言できます。

時は500年間続く、紀元前中国の春秋戦国時代です。

常在戦場といいますか、常に殺したり殺されたり、戦いが日常の世の中において、兼愛(全てのものに愛)を叫んだ超人が現れます。

名前は墨子。

行き着くところまでいってしまった理想主義者です。

なにせ、同時代に勃興してきた孔子率いる儒家の説く博愛思想「仁」すら、それは卑しい差別愛だと一蹴するのです。

しかしながら、理想だけに逃げ込んでいては、世間の支持は得られません。

そこで墨子は、城(街)を守る守城のスペシャリスト、超常能力者として、自らの価値を限界まで高めます。

どんなに攻められても陥ちない城を守る、城の防人となるのです。

守城に関しては連戦連勝(勝つ、という表現が変ですが)。

その卓越した戦略眼と知見、人々を束ねる統率力、どの国の将軍もかなわない人間としての限界を超えた能力を見せつけ、最も戦いが嫌いなくせに、戦えば必ず完璧に防御する、という現実世界での卓越した成果を上げ続ける、そのようなまさに、銀河英雄伝説の一方の主人公、ヤン・ウェンリーも真っ青の超人だったわけです。

この超人・墨子の凄いところは、これだけ現実世界での能力を見せつけておきながら、金や地位に転ぶことがなく、ひたすら自らの理想を追求し、自らの弟子に対しても、自らレベルの高みを求めず、自分が目指しているものの1%でも弟子や部下が理解するだけで感激しさらに理想に燃えるという、その、一般人なら萎えて当然の理想と現実とのギャップをそのまま理解し飲み込み、その双方に対して真摯に向き合い最大船速で駆け抜けた、熱き人間力であります。

墨子の弟子の99%は、その守城ノウハウによる戦略や戦術、戦いの極意や奥義を学ぶために集まったに過ぎず、彼の提唱する「兼愛」に惹かれて集ったものなどほとんどいなかったものと思われます。

しかし、墨子のその人間性に触れ、彼らも変わっていくのです。

300人いた弟子たちは、墨子の死をもって、その教育を「完成」させ、あたかも墨子が300人に分離し増えたように、中国全土に墨家集団は広まり各国に広がっていくのです。

しかしながら、守城のノウハウによる兼愛精神という教化集団は、そこから忽然と、歴史から姿を消してしまいます。

思想的には墨子に言わせれば「純度の低い」儒家に切り崩され、頼みの綱であった守城ノウハウは超大国秦の圧倒的な物量兵力攻城作戦によって打ち崩されてしまったのでしょう。

太平洋戦争初期、ハワイ沖まで長駆遠征しその機動力で一瞬世界の空の頂点に君臨した日本海軍零式戦闘機(れいしきせんとうき)、通称零戦(ゼロセン)が、ほぼ二倍の排気量と頑丈な機体による急速降下により一撃離脱戦法を可能にした米海軍グラマンF6Fヘルキャット(ぐらまんえふしっくすえふへるきゃっと)の台頭により駆逐されていくように、一瞬歴史に光を放ちましたがその後消えてしまった思想、成果の一つだったのです。

しかし、2,000年の時を経て、墨子の思想は忽然と消えた故にほぼ現存する形で伝えられ(後世の改変も少なく)、今の我々に非常に重要な示唆を与えてくれます。

さすが超人・墨子。

まさにタイムカプセルです。

ゴッホが死後評価されたくらいのタイミングではありません、2,000年後です。

この、一個人としての人間がどこまで高みに達することができるか、高みに達しながら現実世界での文句ない業績事績を上げて、そして理想現実双方の成果を同時に、最大戦速での熱量で追い求め駆け抜けた人生、これが筆者のような歴史学徒に、墨子こそ古今東西の歴史の中での第1等の人物だと言わせしめる所以なのです。

墨子に比べれば、ペルシア帝国を滅ぼしインドまでいってその先を見たいと叫んだけれども部下に「あんた1人で行けば」と拒否されやむなく引き返す途中でバビロンで毒殺されちゃった(と思われる)アレクサンドロスや、馬と弓と草原という、いわば当時無敵の武器を手にした戦闘民族の長としてのDNAに従うまま世界を制覇したチンギス・ハンも、ちょっと霞んで見えます。

ユリウス・カエサルくらいでしょうか。

それとても、制度疲労を起こしたローマ元老院と共和制に、少しのスパイスを加えて事実上の帝政に移行させてローマの息を数百年永らえた、「程度」の業績です。

墨子は凄いですよ。

何しろ、パクス・ロマーナを標榜しているパクス・アメリカーナが制度疲労を起こそうとしている世界思想界において、墨子の思想がこれから2,000年を超えて世界の常識になるかもしれないのですから。

日本においては、この墨子に近づける人物といえば、古代は空海、親鸞、近代では吉田松陰くらいでしょうか。

以上、世界史上に忽然と現れた超人、墨子のお話でした。

このような歴史サロンが、こちらのページで行われておりますので、興味のある方ご覧ください。

一緒に歴史を語りましょう。

それでは今日はこの辺でさようなら。

こちらからは以上です。

(2019年3月9日 土曜日)

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死んだじいちゃんが生前言っていたことを簡単に一文にまとめましたので披瀝します

2019年3月8日

2019年3月の「みずほショック(減損対応による利益激減)」を受け株式市場が冷えた話です





おはようございます。

2019年3月の日本の株式市場に関するビルメン王によるネガティブなニュースです。

2002年4月の第一勧業銀行、富士銀行、日本興業銀行の合併統合により誕生したみずほグループですが、その際に無理やりくっつけて稼働させた銀行オンラインシステムを、ようやく次期システムにアップデートすることができた、というところから、それまで使っていたいわば継ぎ接ぎ(つぎはぎ)のシステム関連資産の一括償却を監査法人ほかに求められたのでしょう、第三4半期決算発表のわずか1ヶ月後に、構造改革費用を中心に約6800億円に上る損失を2019年3月期に計上するといきなり発表しました。

銀行の基幹業務は、預金、融資、決済と言われますが、預金はゼロ金利マイナス金利で全く収益が出ず(それよりも管理コストの方が上回る)、融資は資本調達やクラウドファンディング他の別の資金調達手段からなかなか伸びが見込めず、最後の決済についても、異業種が相次ぎ参入する中、みずほグループはメガバンクの中でも三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループに収益力で水をあけられ、業界3位が定位置となっております。

3メガバンクの4番手、とまで言われてしまう事態になっている同グループの、反転攻勢は可能なのでしょうか。

3メガバンクの中で、みずほは経費構造が高止まりしており、業務粗利益に占める比率は約72%(18年3月期)と、三井住友の約61%、三菱UFJの約68%に比べ高いままです。

従業員1人当たりで見た業務純益が大きく見劣りするのは、この経費率の高さによるものであり、この重荷を一気に解消するため、固定資産である店舗費用及びシステム費用の一括処理により、経費を前倒し処理して将来の収益向上の足場を固めたいというメッセージではあります。

しかしながら、そもそも銀行を取り巻く収益環境は刻々と変化しており、次期システムの一括処理に2002年から2019年まで、実に17年間を費やした同グループの経営判断については、もっと歴史の検証が必要となってくるでしょう。

巨額の投資に見合う収益を得ることができるか、こうした将来のキャッシュフローに基づいた合理的な考え方は不動産投資に限らず、今後の「投資」は情報やソフトウェアや店舗網といったソフト面にも強く影響が及びそうです。

記事執筆時点でみずほフィナンシャルグループの零細株主であります筆者からのコメントは以上です。

(2019年3月8日 金曜日)

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日本のメガバンクの基幹系システムが遂にリニューアルされたという話

2019年3月7日

(1位はやっぱりあの人)2019年フォーブス誌による33回目の世界長者番付が発表されたという話です






おはようございます。

2019年3月のビルメン王によりますお金持ちに関する配信記事です。

筆者がお金持ちというわけではありません。

米誌のフォーブス誌が2019年3月5日、通算33回目となる2019年版の世界の長者番付を発表しました。

1位は、米インターネット通販大手アマゾン・コムの創業者で最高経営責任者(CEO)のジェフ・ベゾス氏が保有資産1,310億ドル(約14兆6千億円)となり2年連続で首位となりました。

髪はなくてもお金はたくさんあるようですね。

お金、といっても、そのベゾス氏の資産のほとんどは、米国に上場している創業したアマゾンの株であり、これを16%ほど保有しています。

したがって、アマゾンが100兆円企業であれば自動的にベゾス氏の個人資産は16兆円になる、という簡単な関係です。

ただし、ベゾス氏は、髪も失ってすっきりして久しいようですが、2019年1月に長年連れ添った妻マッケンジーさんとの離婚を発表していまして、今後はますます身辺すっきりすることのようです。

その離婚に伴う財産分与でどれだけの資産を減らすのかは想像がつきません。

次に、2位は米国IT大手マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏で、こちらは965億ドルとなりました。

10兆円ちょっとですね。

ハーバード大学を「中退」しても、これだけのお金を稼ぐことができる、しかも、母校のハーバード大学の卒業記念講演の演者を務めることができるという、世界中のビジネススクールを敵に回したようなITプログラムオタクの彼も、随分年を取ってきたようですが、まだまだ好きな研究に余念がないようです。

さらに3位は、コーラとハンバーガーが大好きな(そしてそれらを作り出している「企業」の株の方も大好きでたんまり持っている)米著名投資家のウォーレン・バフェット氏で825億ドルです。

9兆円といったところでしょうか。

これだけお金持ちでも、ビル・ゲイツさんもウォーレン・バフェットさんも、マクドナルドのハンバーガーとフライドポテト、コカ・コーラが大好きだそうで、そればっかり食べているという話です。

高級料亭の料理より、マックのチーズバーガー。

自分がわかるものにこだわる、と好意的に見る向きもありますが、ただの好き嫌いの多いジャンクフード好きなだけなのでしょう。

厳しい母親の元で、さぞ暮らしにくい子供時代を過ごしたのかもしれません。

それでも、御歳88歳(1930年8月30日生まれ)にして、このバイタリティ、見習いたいところです。

筆者も、90歳くらいではまだまだ、朝からビーフカレーをかっくらい、コーラを飲み、昼はワインで乾杯するくらいの感じでいきたいと考えています。

経営者に限らず、社会人としても学習者としても絶対重要な能力、それが体力です。

体力をどのように持続的につけていくか。

走ってもいいですし早起きしてもいいですし、ファスティングをしても瞑想をしてもよいですが、何にしろ自分に合った方式で長く続けた方が勝ち、ということになりましょうか。

お金持ちの話、日本勢のみなさんに戻します。

といっても、世界の50位以内に日本からはこの2名でありまして、41位に衣料品店ユニクロを展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長(資産222億ドル)、43位にソフトバンクグループの孫正義会長兼社長(216億ドル)が入っているのみです。

しかし、同じ頭髪希少者でも、14兆円のベゾス氏に比べて、孫さんは2兆円と、1ベゾス氏=7孫さんという、かなり不利なレートとなりました。

柳井さんのユニクロも、世界で勝負しようと意気込む傍らで、気づいてみれば母国日本のマーケットでは儲けた金で宇宙に行きたい!と叫んだり1億円を100人にツイッターでばらまく、と豪語しているゾゾっとする会社の創業社長さんに猛追され、なかなか厳しいところなのかもしれません。

超金持ちの中の「格差」もこれまた大きく激しい、そのようなことを感じます。

1孫さん=0.00001ビルメン王

という程度の小規模投資家にすぎませんが、心は錦と行きたい筆者からのコメントは以上です。

(2019年3月7日 木曜日)

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スターバックス創業者のハワード・シュルツ氏が2020年の米国大統領選の出馬を検討しているということについて

2019年3月6日

英字新聞購読を止めてタブレットスマホで毎日提供される日経新聞記事の英語読み上げアプリを始めた話です

LissN(日経新聞社提供アプリ)




おはようございます。

日本全国数千万人の英語学習者のみなさんへ朗報となるビルメン王からの英語学習に関するおすすめ配信記事です。

ビジネス英語学習の決定版が出ました。

サラリーマンなら毎日読んでいる(はずであろう)日本経済新聞、略して日経新聞の記事を英訳したものが毎日3〜5記事配信され、さらに英語日本語を対照させて表示し、速度変換可能な英語ネイティブの読み上げ機能までついていて月額600円、というアプリがタブレットスマホに提供配信されているのです。

アプリの名称は、「LissN」といいます。

これは、筆者のようなビジネス英語を使う必要に迫られている人間には非常に的を射た学習方法になります。

ビジネスの世界や政治経済について、英語で理解することが喫緊の課題である筆者については、詩や物語や歌というような課題が混じる英語教材(それはそれで教育上素晴らしいのですが)より、徹頭徹尾日経新聞のような記事を配信してくれた方が目的に叶います。

さらに、日本語の、日経新聞の原文や話題や記事に親しんでいる者としては、それを英語にしたものを配信してくれるわけで、理解の進みが早く、英語学習のハードルが低く習慣にすることができます。

これにより、毎日無理して読んでいた、2019年2月現在日本で希少な英字日刊新聞である「Japan Times」や「Japan News(by The Yomiuri Shinbun)」といった本格的な新聞を取り続ける必要はとりあえずなくなりました。

音声を流しっぱなしにすることができるので、読む時間がない場合でも聞き流しもできますし、聞かずに記事だけじっくり読み込むこともできます。

何より、普通の日経新聞記事ですから、時事に詳しくなりますし、勉強と実益がマッチしているのです。

そのうち、毎日のニュースは英語で聞けるようになれればしめたものです。

学習方法の進化は凄まじいもので、この教育業界における大きな波は、これからの人間教育や企業研修の形を劇的に変えていくでしょう。

非常に楽しみになってきました。

そろそろ国際展開にも本気出して取り組みたい、中年新人の筆者の意気込みは以上です。

(2019年3月7日 木曜日)

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NHKラジオ基礎英語のテキストもKindleでタブレットで「観る」時代になったという話です

2019年3月5日

障害者をお客さんではなく本当の戦力として雇用して利益を生み続ける戦略で堂々と突き進む奇跡の会社の話をします







おはようございます。

2019年3月の障害者雇用から本当の企業の競争優位を探すというテーマのビルメン王の配信記事です。

社員約80人の7割が知的障害者という、粉が出ないダストレス・チョークという分野で大きなシェアを持つ、「日本理化学工業」という奇跡の会社があります。

一定数(平成30年4月1日からは45.5人以上)の雇用を持つ民間事業主は、全体の2.2%以上の障害者を雇用しなければならず、雇用できない(これを満たさない)企業からは不足分1人あたり月額50,000円の障害者雇用納付金を徴収しており、この納付金をもとに雇用義務数より多く障害者を雇用する企業に対して調整金を支払ったり、障害者を雇用するために必要な施設設備費等に助成したりしています(障害者雇用納付金制度)。

また、法定雇用率より「多くの」障害者を雇用した場合には、納付金の反対の給付金が支給されるという制度もありますが、これを積極的に利用しようとする企業は非常に少ないです。

このような状況の中、すでに50年にもわたり障害者雇用を積極的に行い、社業を盛り立てている奇跡の会社、日本理化学工業のご紹介です。

これは、以前の記事にも書きましたが、要約しますと、当時社長だった大山泰弘さんが近くの養護学校の卒業予定の2名に、企業としての採用はできなくとも、せめて「働く体験」だけでもさせてくれないか、と頼み込まれて、引き受けてみたのが始まりでした。

二人の少女の1週間だけの作業体験で、周囲の人々は、彼女らの仕事に打ち込む真剣さと幸せそうな仕草と笑顔に心を打たれます。

約束の1週間が終わる前日、十数人の社員全員が大山さんを取り囲んで、「みんなでカバーしますから、あの子たちをぜひ正規の社員として採用してください」と訴えた。

大山さんは、会社であくせく働くより安全な施設でのんびりしているほうが「楽」であるのに、なぜ彼ら障害者はこんなに一生懸命働きたがるのか、最初は不思議でした。

しかし、禅寺のお坊さん曰く、幸福とは、人の役に立ち人に必要とされることである、この幸せは施設で安全に暮らしているだけでは決して得られないものである、と諭され、これこそ会社の存在価値であると定めたのです。

ですが、持続的に、働ける「場」を提供し続けるためには、企業の世界で競争優位を築いていかなければなりません。

補助金もらって、作業のふりをするのは、これに比べれば簡単です。

しかし、それでは、安全な施設で作業してもらうこととほとんど変わりがありません。

最初は、知的障害者の働く喜びに心打たれて「私たちが面倒をみますよ」と言ってくれた社員ばかりでしたが、やがて後から入ってきた人たちには不満が募ります。

「自分たちの方が仕事をしているのに、なぜ給料が変わらないのか」というわけです。

また、通常の業務や社員旅行や懇親会の場においても、健常者の社員は、障害者の世話をしなければならないと思うと、存分に楽しむことができないのです。

それは「逆差別」ともいうべき相互の断絶につながるリスクがありました。

そして、大山さんは決断します。

「障害者雇用に徹底的にこだわる会社として、生き残りをかける」

障害者の持つ真剣さ、人間性に賭けた経営を行う、障害者をお客さん扱いしない、彼らの能力を限界まで引き出して社業に還元すると腹を括ったのです。

障害者雇用に反対する株主もいました。

障害者を「お手伝い」ではなく、主力にして、本当に品質・生産量を維持できるのだろうか、という問いに、そこから数十年、会社は取り組んでいくことになります。

そして、作業工程を徹底的に見直し細かく切り分け単純化し、障害者(知的障害者を含む)が持つ特性であるモチベーションの高さ、単純作業の繰り返しを長時間一定のペースで行い続けることができる忍耐力を強みにして、分業をさらに進めることで、競争優位を保っていくのです。

たとえば、ビデオカセットの組み立て、カセットの中に5つの部品を組み付ける仕事については、別の大手メーカーにも発注しているそこでは一人1日約1,000個組み立てるというものでした。

この作業を1人でやらせては、到底1,000個の目標には到達しません。

そこで、5人の障害を持つ社員を並べて、各人が責任を持って、部品を1種類ずつ組み付けるようにしました。

すると、見事に5人で1日5,000個を組み立てることができたのです。

一人当たり1,000個、しかも、不良率は大手メーカーのそれを凌駕しました。

この作業の切り分けを、健常者で行なった場合、おそらく生産性は落ちると思われます。

作業の「慣れ」「倦怠」により、一種類の作業を長時間続けることに、健常者の脳と身体は持たないからです。

ですので、これは、障害者が持つ特性をうまく作業にマッチさせた、生産性向上の得策であり、障害者でないとこの生産性は達成できない、と言えるのです。

このように、障害者に限らず、例えば発達障害、自閉症、アスペルガー、注意欠如・多動性障害(ADHD)といった、「障害」言い換えれば「特徴」を持っている人が、いわゆる「健常者」言い換えれば「普通の、ありきたりの」人に対して優っている部分を取り出して、企業の生産活動に直結するようにする、これこそが経営者の手腕であり考え方の軸にすべきところでしょう。

こうなれば、障害者雇用は、メセナ活動や社会貢献活動(CSR)という衣をまとった補助金頼みの不採算事業、ではなく立派な企業戦略として再定義されるのです。

変えなければならないのは、自称「健常者」であるところの企業経営者の頭の中のほうなのではないでしょうか。

工程を単純化したことで、知的障害者たちは目の前の作業に集中できるようになり、その自分たちの能力を最大限発揮できる「場」を得た彼らは、自らのモチベーションを最大に高め、持てる能力を余すところなく(サボること全くなく)発揮して、健常者以上の仕事をチームでやってのけるようになったということです。

企業は市場競争に勝って、利益を生み出さなければ生き残っていけません。

障害者だから生産性は低くとも良いは通用しません。

それでは、商品構成が貧弱だから、社長が大卒じゃないから、社員が優秀じゃないから、取引先の販路が細いから、というようなこと全てが負けを正当化する理由になってしまいます。

だからこそ、知的障害者が多い、という個性を生かして品質、生産性を発揮できる工程を必死で考えようとした、自分のこととして課題認識をして正面から取り組んだ、この経営者のマインドこそ一番学ばなければならないことだと思うのです。

いわゆる福祉の世界では、(ステレオタイプに申し上げて一部の人の気を悪くすることを承知で書きますが)税金を貰って、それで知的身体障害者の面倒を見ています。

その限りにおいては、決して、彼らに「健常者並みの仕事をしてもらわねばならない」という切羽詰まった危機感や工夫は生まれないのです。

その代わり、ヒリヒリした競争社会における達成感や人の役に立っているという喜びもないのでしょう。

福祉施設における知的身体障害者はあくまで保護を受ける対象ですが、企業ならば働くことを通して、社会に役立ち、その対価として給料を受け取る大事な戦力です。

そして、知的身体障害があろうがなかろうが、このように「(戦う)喜び」を与えられるのは、福祉でなく絶対に日々勝負している「企業」であると、浅学なる筆者などは強く思うのです。

皆、己の人生を戦っています。

己に恥じぬ戦をしましょう!

障害者に対する同情融和思想の本質が人間の冒涜であることを喝破した、有名な水平社宣言の最後の文でこのコラムは締めさせていただきます。

人の世に熱あれ、人間に光あれ。

そろそろ(経営者としても)本気を出そうと思った筆者からのコメントは以上です。

(2019年3月5日 火曜日)

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誰でも幸福になれる方法があってそれは誰でもできるという話をします(日本理化学工業株式会社の奇跡の経営)

2019年3月4日

2100年の世界の人口は108億人でアフリカのナイジェリア人が9億人以上になるんだって知ってた?






おはようございます。

2019年3月、ビルメン王こと筆者よりたまには地球上の環境が少しづつ良くなってきている、といういいニュースから配信します。

地球上の「緑」が明らかに20年前をボトムに回復しており、その貢献は、中国とインドという二大人口大国の成せる部分が大きい、というものです。

産業の発展、その前の焼畑による農業展開により、一旦人類の生産能力は非常に高くなりましたが、これは、環境を汚染させ、不毛の大地を増やすだけであり、かつ空気環境も悪化させるということに人類がようやく気づいた20世紀末、全世界で、森を取り戻すための植樹活動が行われはじめました。

木を伐採し森を破壊してしまうと、洪水や干ばつに悩まされるようになります。

砂埃や産業廃棄物などが空中に舞い、空気は淀み健康が害されます。

常時、薄いガス室か受動喫煙状態で過ごす、という状態になるのです。

一時期、中国やインドの都市部の大気汚染はものすごいものでした。

視界が遮られるほどだったのです。

それが、最近少しずつ変わってきました。

政府や民間、その両者が一体となって進めた緑化事業や植林事業が軌道に乗り、砂漠を森林に変え、そうして時間が経過するごとに砂漠は森林となり、多くの野生動物も生活するようになる生態系が戻ってきたのです。

植林活動に長年従事する人に言わせると、「最初は栽培に時間がかかるものだが、現在は野生動物と自然環境のおかげで樹木が増殖能力を備える」ということのようです。

樹木を栽培することにより、二酸化炭素(CO2)の増加も防ぐことができ、洪水や干ばつのリスクも減ります。

地球の温暖化抑制に最も効果が高いのは、化石燃料の燃焼を抑えることと、大地の緑化です。

中国やインドは、新興国として、また最も人口を抱える世界の大国として、経済成長とや民の生活水準の向上と、良質な環境構築という一見相反する目標を急速に達成しつつあるそのような勢いを感じるのです。

もともと、中国もインドも、黄河文明やインダス・ガンジス文明と言われるくらいから、紀元前何千年もの前から都市を作り、法律を作り、治水し王や諸侯がきっちり国々を治めていた、という長い歴史を持っています。

たかだか、200年前かそこらに巻き起こった「産業革命」の前に、農業革命や都市革命、文字革命といった分野ではヨーロッパやアメリカのはるか先を行っていた中国やインドが、その膨大な人口をバックに、一気に世界の覇権を握ろうと力をつけてきていると想像するのは、全く滑稽ではなく時点を数十年将来に持っていけば単なる事実です。

その後には、人類に残された最後の大陸であり、人類の生まれ故郷である広大なアフリカ大陸に住まう人類の数が、一番多くなるでしょう。

これも、国連ほか世界の権威ある調査機関の、ほぼ外れない「予想」の範疇です。

国連による2100年までの世界の人口推計をまとめた報告書「2012年版 世界人口展望(World Population Prospects, the 2012 Revision)」によりますと、世界の人口は、2012年7月時点で71億6212万人と推計、以降、2050年に95億5094万人、2100年には108億5385万人に達するとの見通しが示されています。

そして、その内訳は驚くべきもので、インドが1位で15億4683万人、2位は中国で10億8563万人ですが、ピークから3億6767万人減少します。

かわって、2100年には11カ国で人口が2億人を超え、ナイジェリア(9億1383万人)、タンザニア(2億7562万人)、コンゴ民主共和国(2億6213万人)など、アフリカ諸国が6カ国を占めます。

22世紀は、明らかにアフリカが牛耳る世界になるのです。

また、アメリカも一貫して増え、4億6207万人に達する見通しです。

どこまで、アメリカが新興国を叩きながら、世界の覇権を維持するのかは見ものです。

一方、日本の人口は2013年の1億2714万人から減少の一途をたどります。

日本人の世界での希少性は増すばかりです。

2050年には1億833万人に減少し、2064年に1億人を割る。

2100年には8447万人まで減少し、世界順位も2013年の10位から、29位まで低下するそうです。

日本と同様に、ドイツ、イタリア、ロシア、韓国など少子高齢化が深刻な国では、2100年に現在よりも人口が減少します。

対照的に、フランス、イギリス、カナダ、オーストラリア、スウェーデンなど、移民政策に積極的な国や、育児制度が充実している国は人口を増やすと見込まれています。

こうしてみますと、国家戦略の根本である「国民を適正に増やす」という戦略において、かつての日本は長い鎖国の江戸時代の3千万人から明治維新、太平洋戦争にかけて一気に1億人の大台に乗せ、敗戦を経てさらに高度経済成長を成し遂げ1億3千万人まで増やしたところから、ゆっくりとしかし確実に国力を落としていくフェーズに入ってそこから抜け出す抜本策を講じられていない、ということになります。

2100年には世界の108人に9人は、ナイジェリア人なのです!

そして日本人は108人に0.8人です。

こんな現実を見せつけられて、筆者は大変悔しいです。

これほど、世界と勝負するにおいて、日本が世界に対して「負けている」部分はあるでしょうか。

調べれば調べるほど、今すぐ、環境に良いこと、暮らしに良いことを考えて実践したいと強く思うのです。

この問題意識については、これからも、折に触れて考えて訴えていきたいと思います。

こちらからは以上です。

(2019年3月4日 月曜日)

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2019年のこの少子化人口減少の日本において人口と若年層が増加している成長都市福岡県福津市を見て欲しいという話です

2019年3月3日

2019年2月米朝会談決裂に見る人間同士の交渉の興味深さについて経緯と共に見解を述べておきます





おはようございます。

2019年3月の国際政治に関するビルメン王の観測記事です。

インド・パキスタン紛争が大きく広がり世界中が注目するようになっている最中、さらにベトナムのハノイで開かれていた、アメリカと(いわゆる)北朝鮮(日本は国家承認していないため)との2回目の首脳会談(米国トランプ大統領、北朝鮮金正恩国家第一書記にして朝鮮労働党委員長)は、日程を切り上げ、2019年2月28日に、「合意に至らない」旨が発表されて事実上決裂しました。

玉虫色の共同宣言もなく、これでは、両国はなんのために随行員を引き連れて、世界中に注目されるような首脳会談を演出したのか、ということになりますが、米国としては、ここで下手な合意=宥和政策を取るのは得策ではないと土壇場で判断したのではないでしょうか。

記者会見を行い自説を披瀝したトランプ大統領の公式見解によれば、正恩氏は非核化に向けた十分な措置を示さなかった一方、経済制裁の完全な解除を要求し、これをトランプ氏が拒否した、ということです。

非核化へのプロセスが不明確なのに、経済制裁の完全解除を北朝鮮側が要求した、ということ、また北朝鮮の国内向けにも、今回の米朝会談は大々的に「放映」「発表」されていたということを考えると、金正恩体制側としては、是が非ともトランプ大統領から、果実を引き出しておく必要があったわけですが、完全に失敗しました。

今後、国内に巣食うクーデター絡みの不満分子の粛清がさらに広がりを見せるのではないか、と筆者などは考えます。

そもそも、このハノイ会談は、前回行われたシンガポール会談のあと、北朝鮮が米国批判とも取れる態度を強めたのを見たアメリカ側が、一旦決まった会談をキャンセルして、そして北朝鮮からお詫びを込めた再設定のお願いを受け容れた形で、応じた会談です。

わざわざ、トランプ大統領自ら、ベトナムのハノイまで出かけて行き(ベトナムも一応社会主義国家です)、そして融和姿勢を外面にまといながら、いきなりちゃぶ台をひっくり返し、太っちょの孺子(こぞう)とばかりに張り倒す、これはトランプ外交の(評価は差し置いて)真骨頂でしょう。

金正恩氏は、経済制裁の完全解除を要求するという、「読み違えた」過大な要求を行ってしまったばかりに、得べかりし利益を丸ごと失い、彼らが最も嫌う国内向けの面子(メンツ)も丸潰れとなりました。

要するに、国内の指導力にも疑問符がつくということです。

しかし、正恩氏側としても、もはやこれ以上の経済制裁には国内が耐えられない、持たない、ということなのかもしれません。

それが、いみじくも、「バレて」しまったことの方が問題です。

米国としても、追従している日本としても、このまま経済制裁を続けて北朝鮮が音を上げるのを待てば良いからです。

そして、トランプ大統領にしても、普通の「誇りある」米国民からすると、大統領がわざわざ設けた席上、過大な要求を1on1のミーティングで行ってくるアジアの小規模暴力国家のことなど、本来なら意に介さないわけであり、北朝鮮のほぼ利益代弁者、となっている感のある現在の大韓民国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領ともども、なで斬りにした感じです。

さて、次の国際政治の動きはどのようなところから急速に動くのでしょうか。

いつの時代になっても、相手の心理を読んで先んじて手や策を打つ、孫子の兵法に書いていることそのままの生き馬の目を抜く国際政治の舞台を勝手に解釈してみました。

会談中、金正恩は相当緊張していたようで、視線および不自然な手の動きも見られました。

彼の方は彼の方で、それはそちらの事情では必死なのでしょう。

こちらからは以上です。

(2019年3月3日 日曜日)

2019年3月2日

タバコ(煙草)の煙の害について小学生から懇切丁寧に教えてもらう時代になったという話です

寝タバコはかつての火事の大きな原因でした





おはようございます。

2019年2月の生まれてこのかた44年間にわたり、一本もタバコ(煙草)を吸ったことのないビルメン王こと筆者からの配信記事です。

吸っていない、ということですが、筆者が小さい頃や学生の頃までは、タバコ(煙草)吸うのは常識であり、特に職場での煙草ルームでの雑談で人事や案件が決まるとさえ言われており、煙草場でたむろして話をするのが「通常」でありました。

当然、職場におけるSmokeFree(禁煙環境)の醸成など、夢のまた夢でありまして、筆者もご多分に漏れず、配属された銀行の職場は、部長課長課長代理以下、全員立派な喫煙者であり高額納税者でありまして、職場でタバコを燻(くゆ)らせながら書類を書いたりワープロ(パソコンじゃない)を打ち込んだりしておりました。

そして、筆者が小学生の頃は、おそらく、職員室でも「普通に」教員がタバコを吸っていた、そんな時代だったのです。

飲食店も当然灰皿が置かれており、筆者などは、臭いなあと思いながらそれにずっと耐えていた、といいますか耐えざるを得なかったわけですが、最近周りを見渡してみますと、国際的な祭典である東京オリンピック2020が決まった頃から、急速に禁煙勢力が盛り返してきております。

筆者の記憶では、全面禁煙のおしゃれな喫茶店であるスターバックスというコーヒーチェーン店が、急速に東京ほか日本全国を席巻していったのは、女性や若者といった、煙草(タバコ)を吸わない層の絶対的支持があったのであろうことは想像に難くありません。

筆者も、コーヒー店、といいますと、老舗の喫茶ルノワールやかつてのドトールコーヒー、のように、コーヒーを飲むのかタバコ(煙草)を吸うのかよくわからない場所に拘束されるくらいならば、コンビニで立ち読みでもして時間調整(時間を潰す)したい、と思っていた者でありますので、この時代の変化には驚きました。

高いなんちゃらラテ、なとどいう、ミルクコーヒーを言い換えただけの甘ったるいメニューというよりも(スタバ好きの方々申し訳ございません)、単に禁煙環境であるということだけで嬉しい空間だったのです。

そうして、2019年、平成31年3月にまいりますと、タバコや酒の害については小学生のときからきっちりと医学的見地を含めて教育され、授業参観の発表ではWHO(国際保健機構)の公式見解に基づくタバコの害を、気持ち悪いイラストや写真付きで保護者に向けて模造紙や画用紙を使って説明できる、そのような時代になってまいりました。

世界中で売られているタバコ(煙草)のパッケージを見ると、本当にグロテスクで正視に耐えません。

肺癌の様子や抜けた歯や障害を持った出生児など、どこかのスプラッター映画より、よほど恐ろしい作品に仕上がっております。

このように、国際標準というものに若い頃から触れるということは、単にオリンピックをやるから、ということではなくこれからの日本にとって大変必要なことなのでしょう。

個人的には、タバコ税を重税化し、一本1,000円程度にすれば、もったいなくて公共の場などで吸うこともなくなって一石二鳥だと思っています。

吸う人の健康以上に、周りの受動喫煙の害がこれだけ認識されてきている今日、人間の有史以来の趣向でありました「喫煙」「飲酒」についても、健康年齢の上昇と共に見直されていくでしょう。

昔は、タバコ(煙草)を吸っていても、別の原因(飢えとか病気とか戦争とか)で、50才までにはきっちり「死んで」いたのが、一気に80才くらいまで寿命が伸び、タバコを吸っている害が顕著に現れて死に至る年齢を超えてきた、というのが本当のところなのでは、と思っていますが、超長寿を迎える今世紀後半においては、何を食べて生きるか、の次に何を(清浄な空気を)毎日毎秒「吸って」生きることができるか、といったことが議論される世の中になっていくでしょう。

それでは今日はこのへんで。

かつての日本の四大公害、と呼ばれたレベルと遜色ない、空気汚染問題に悩まされ、それを30年がかりで解決した工業都市、北九州市八幡の出身であります筆者からのコメントは以上です。

(2019年3月2日 土曜日)

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(2016年3月時点)福岡からの0泊2日の東京まる一日の旅をどうぞ

2019年3月1日

教育や仕事というものは結局人間が人間を教えるという人間力の勝負であると宣言します





おはようございます。

2019年3月のビルメン王のシェアリングエコノミーに関する配信記事です。

シェアリング経済活動から広がり、昔からあるシェアリングが、寺子屋方式の「教育」というシステムです。

これは、「教授する」側が、長い人生経験を積まれて人間力を増した方が務める方が良いと相場が決まっております。

ごくたまに、教えられる方との年齢がごく近い場合、たとえば松下村塾の吉田松陰先生と門弟たち、や新卒の大石教諭と二十四の瞳、というような場合でも成り立つ場合がございますが、やはり、大学の学部出たてで社会人生活もなしにいきなり「先生」と呼ばれる立場につけてしまうのは、教えられる側も教える側にとっても不幸であろうかと思うわけです。

そんな中、筆者が注目していて以前にもこのブログでご紹介したことがあります、2013年に個人塾からスタートした福岡県糸島市発の完全スタートアップの会社「コラボプラネット」のシステムは秀逸です。

田舎の子供と都会の子供の学力格差の問題と言われますが、これは単なる矮小化された地域問題ではなく日本の国力自体の問題であり、そこに住む子供達への教育の実質機会平等を図ることは、このインターネットの時代にこそやらなければならないという明確な理念があります。

そして、その田舎の寺子屋型自学型学習塾の運営を担っていただいているのが、各教室の近くにお住いの、専業職業ではない、多くはいわゆる現役を引退された、ご高齢の「学習サポーター」と言われる方々です。

そんな学習サポーターさんの中で、最高齢は、2019年2月時点で学習塾ブランチ宮若西校のサポーターのHさんで、82歳だそうです。

Hさんは、中学校教員としてキャリアを積まれてきました。

そして、今回、シルバー人材センターを介して学習塾ブランチの学習サポーターとしてご一緒させて頂くこととなった、ということです。

地域というのは面白いもので、その開校した学習塾ブランチの宮若西校の最初の生徒のお母様がなんとHさんの教員時代の教え子だった、というあるようでない、いわば奇跡的な再会があり、そのまま教え子のお子様をサポートしていく事となりました。

そんな、当時80歳でのHさんのサポーターとしての活動は、ご高齢であり大丈夫かなという運営側の心配をよそに、さすがは元学校の先生、2018年度は8人の受験生をサポートして頂きました。

そして、この学習塾運営会社は、こうした各学習塾のサポーター同士の交流と情報共有をはかるために、定期的に研修会を開いています。

席上、参加されていたHさんは「もう目も見えなくなってきて、文字を書くのもおぼつかない、そろそろ引き際かもしれない」というような話されたそうですが、そういった「不安」があるために、社会参加がまだまだできるのに、それを活かせていない、シェアできていないという状況であるということを改めて感じ、あらゆる想いを持つ方々が、活躍を自分の能力と熱意の限り活躍できる仕組みを教育に限らず作っていかなければ、この少子高齢化という大波を生き抜くことはできないとそのようなことを感じました。

筆者は老朽化してテナントも退去しつつある、もしくは退去してしまった古いビルを、シェアオフィスという用途に変更する最低限の内装工事を付して、シェアオフィス、コワーキングスペースとして再生して転用するというビジネスをやっておりますが、この基本になるのが、使えるものは残して使う、というシェア、共有の精神です。

使わなくなった家具も備品も、コワーキングスペースにおいては使い勝手がよみがえるかもしれません。

ということで、何かそのようなご用命がありましたら、何なりとお申し付けいただければと思う次第です。

それでは、当社の新しいシェアオフィス、コワーキングスペースが4月に、福岡市3店舗目として中洲川端駅至近にオープンいたしますので、ぜひ一度見学にお越しください。

こちらからは以上です。

(2019年3月1日 金曜日)

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『少子高齢化する日本においてこれから必要となる個別指導スタイルの教育について論じます』

2019年2月28日

仕事や仕事に近い速度でPC通信環境を確保したいならMVNOではなくてソフトバンクの50Gを契約した方が速くて安いと思うという話です







おはようございます。

2019年2月の、博多から広島へ、1時間でこれる新幹線でやってまいりましたビルメン王こと筆者からの配信記事です。

広島東洋カープのお膝元、広島市にやってまいりました。

1時間で来れる、と思い込んでおいたのが微妙でして、ちょうどやってきた新幹線「みずほ」に乗ってみたところ、停車駅は博多(出発駅)→小倉→広島と「のぞみ」と変わらないのに、最高時速が違うのでしょうか、なんと「のぞみ」では1時間1分で広島に到着するところ「みずほ」ではなぜか1時間10分かかることが、乗ってから判明し、目指す打ち合わせの時間に間に合わせるように、広島市内をダッシュで疾走する羽目になりました。

失踪ではありません念のため。

さて、そんな1時間(ちょっと)の新幹線の移動時間の中でも、筆者のような、時間こそ稼ぎの源泉でありますサラリーマン、給与所得者、もしくは個人事業主といたしましては、移動中でもPCで作業したり、スマホでメールのチェックをしたり、メッセンジャーで簡単な指示や「よろしくおねがいします」の承認メッセージを出したりと、割と忙しくしております。

そうした合間に、博多駅で購入した「やま中」(福岡の有名寿司店)の巻き寿司といなりが一緒に入った「まきなり」などを頬張るのも、これはこれで非常に楽しみになってまいります。

さてそんな新幹線での楽しい出張なのですが、快晴の富士山をバックにキーン、と東海道新幹線が走る、ように山陽新幹線や九州新幹線はまいりません。

トンネルがどうしても多いのです。

特に、熊本から鹿児島などに関しては、そのほぼすべてが「地下」「トンネル内」となっておりまして、トンネルを抜けるとそこは鹿児島中央駅だった、というような、ノーベル文学賞レベルの小説の一節が出てくるような、そんな風景なわけです。

山陽新幹線についても、東海道新幹線に比べれば、かなりトンネルが多いです。

従いまして、通信環境の整備が急務なのですが、最近のスマホのテザリング機能はかなり精度が上がっていまして、少々のトンネルならば断線することも少なく、快適なモバイル通信ライフを享受しています。

それもそのはず、筆者は2019年2月現在、通信料と使いやすさのバランスから、ソフトバンクが提供している月額50Gプランというのに加入して、動画だろうが何だろうが使いまくるという方向に振り切ったからでもあります。

MVNOを使わないでSoftBankのスーパーギガモンスター50GBを使うという決断をしたのには単純な理由があります。

データを大量に、例えば筆者のような月間20Gを超えていくようなヘビーユーザーになってまいりますと、docomoとauはもとより、大抵のMVNOも、単純に利用料金が高いということになってしまいます。

MVNOでも安い、例えばLINEモバイルなどもありますが、LINEは現在でも月間10Gプランしか出していません。

筆者の場合、これだと半月で尽きてしまう、あとは従量制、というプランとなってしまい、総支払額は跳ね上がってしまいます。

旅先の田舎で、iPhoneでテザリングしながらiPadでアマゾンプライム映画なりユーチューブプレミアムでの動画コンテンツを流しながらドライブする、といった使い方をすれば、データ通信量は短期間で跳ね上がります。

最近世間を騒がせている、2019年2月26日(火)にローンチされた、細部まで徹底的に作りこめるキャラクターメイキングやアクション性の高いバトル、豊富で奥深い生活要素が詰まった、大人気PCオンラインゲーム「黒い砂漠」のモバイル版、「黒い砂漠モバイル」のようなゲームなどが続々出てくることを考えますと、こうした時間消費型の贅沢ができるのが、ソフトバンクの50Gプランの良いところです。

MVNOでは、LINEやDMMが、ライトに使うユーザーに特化した廉価テザリングプログラムを展開していますが、仕事や趣味でがっつりモバイル回線を(ほぼ常時)接続している筆者のようなヘビーユーザーに対する商品サービス展開も、少し図ってもらえればと思いました。

今のところ、こうしたビジネスユースやヘビーユーザーに対する大容量プランをテザリング込みで廉価で提供している事業者は、ソフトバンクくらいしか見当たらない、ということのようです。

すなわち、ちょっと使いのMVNOやdocomoやauは、想定している客層が違って、ほぼ常時ネット通信でつながってメッセンジャーでチャット会議しながら資料のやりとりをしている(しかもCNN動画みながらとか)ようなプロユーザーは想定していない、ということなのでしょう。

出張に行ったり、打ち合わせが立て込んだり(Wifi完備のシェアオフィスを除く)、外でインスタで写真アップロードしまくったり、視察で撮影した物件の動画や写真を、グーグルフォトにまとめてアルバムにして共有URLをばらまくくらいは通常運転でやっているような人間にしてみれば、外出時にMacBookを使ってテザリングつづけるだけで、軽く月間30GBを超えてきます。

なお、フリーのWifiでの作業はどうか、と思われる向きもありますが、細切れ時間をうまく活用するには、いちいちフリーWifiのつながりを気にしながら作業することなどできず、やはり、Bluetoothをオンにしておくだけでほぼ自動でテザリングが繋がる、「Instant Hotspot」機能が実装されているiPhone-Macの組み合わせがやはり最強です(2019年2月現時点では)。

回線を使っている側のiPhoneやiPadでインターネット共有を手動でオンにしなくても、接続したいMacから接続先のiPhoneを選ぶだけで、自動でインターネット共有を有効にしてくれます。

インターネット共有で通信したい、手元のMacを操作するだけでよくて、「接続される側」のiPhone は、上着の内ポケットに入れっぱなし大丈夫です。

以上、外出先でのモバイル通信環境について、というお題で記事をお届けしました。

テザリングのご利用は計画的にお願いします。

それでは失礼します。

作業が立て込み、帰りの(最終)新幹線に乗り遅れそうになりました筆者からの配信記事は以上です。

(2019年2月28日 木曜日)

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新通信規格「5G」開発競争が熱く繰り広げられる2016年世界の話

2019年2月27日

吉野家の未来型店舗が気に入ったので吉野家の株を買って応援しようと思った話です








おはようございます。

深夜エアポートおじさんとして東京から深夜便で北九州空港に降り立ち、そして深夜高速バスで天神までたどり着き、最後はメルチャリで自宅まで帰宅した明日から頑張るがモットーの深夜族の筆者です。

さきほどまで実は寝ていました。

そんな2019年2月の吉野家の牛丼を食べたくなったビルメン王ことブログ筆者の配信記事です。

吉野家といいますと、牛丼が有名ですが、わりと久しぶりに入った職場近くの吉野家で筆者は衝撃を受けました。

店舗のカウンターには、タッチパネルが設置されてあり、忙しそうな店員さんを呼び止めなくても、一瞬で注文を受け付けてくれるのです。

筆者は定番の「アタマの大盛り」という、牛丼の具の部分だけ大盛りでご飯は普通盛り、というのに卵をかけて食べるのが好きなので(2019年2月時点で540円税込み)、それをピッピッと登録しました。

すると、お茶を運んでくるのとほぼ同時に、メニューが届いたのです。

その間、わずか1分弱です。

驚きました。

ITジャイアントのAmazonもびっくりの、驚きの配送の速さです。

これぞ、人手を介さずスムーズに注文を取ることができる、IOTのなせる技です。

さらに、カウンターは一人一人のスペースが確保されるように、斜めになっており、その斜めになった部分に、電源プラグとUSBポートの充電用ジャックが各席ごとに配置されているではありませんか。








これはもう、牛丼食べながらの給電ポイントとして、圧倒的に便利です。

東日本大震災のような災害がもしまたやってきた場合には、情報を取るための電源の確保というのが急務になりますが、こうした都市インフラの中に電源タップがたくさん設置されているというのは非常に心強いです。

また、携帯の電源がない、手持ちのPCを開いて充電しておきたい、そのようなニーズにバッチリマッチした究極の「簡易職場」です。

困難は分割せよ、と言われますが、この未来型カウンターでは、食事給電作業が一気に短時間で行え、細切れ時間を食う作業をまとめられるという意味で、大変画期的です。

おそらく、インバウンドの海外のお客さんも、スマホでネットサーチするのに、こうした給電装置が必要なのでしょう。

それをいち早く見越して、スターバックスやタリーズ、マクドナルドといった喫茶店群の、こうしたオフィス電源を使った事務作業ニーズを、まさかの牛丼店に引き込もうとするその貪欲な改善意思に、単純な筆者は非常に感銘を受けました。

早速、牛丼を瞬間に平らげたあと、東証一部に上場している吉野家ホールディングスの株を、株主優待がもらえる最低単位ですが購入し、今後のビジネスランチの吉野家通いを約して店を後にしたという次第です。

MM理論(MM命題)によると、配当の多寡は株価には無関係ということですが、配当ではなく株主優待が「半期で3,000円分」ついてくるこの吉野家の株式は、投資対象としても非常に魅力的だと考えています。

筆者のランチも、いろいろお気に入りが変遷しましたが、結局固定ブランドの吉野家やマクドナルドに戻ってくる、いわば逆ドーナツ化現象のような感じになってまいりました。

株主優待を利用した牛丼の味のレポートについては、前回のものを参考にしつつも次回以降アップデートさせていただきたい筆者からの本日の記事は以上です。

(2019年2月27日 水曜日)

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牛丼新メニュー[具だけ大盛り(アタマの大盛り)]で少しだけ気分はダイエットしてます

2019年2月26日

日本はキャッシュレス化が遅れていると言われているがそうではないと考えるその根拠について書いておきます





おはようございます。

2019年2月の、2001年からSuica決済サービスのヘビーユーザーでありますビルメン王こと筆者からの配信記事です。

困難は分割せよ、と申しますが、モノやサービスを購入する際に起こる「決済」という行為について、できるだけスムーズに行きたいと考えているものです。

そうして、2019年2月時点で筆者がたどり着いた一応のキャッシュレス終着点は、電車バスでの乗降時にピッと1秒で乗車下車手続きと引き落としができる、モバイルSuica機能です。

iPhoneに搭載されているモバイルSuica機能を使えば、手に持っているスマホが一瞬にして財布になります。

残念ながら、現時点では2万円がチャージ上限でありまして、高額決済には使えないですし、スマホ自体が壊れたり紛失してしまった場合のモバイルSuicaの保証はされにくいということ、またスマホの電源自体が切れてしまうとモバイルSuicaも認識しない、つまりバスや電車に乗るときに電源がぎりぎりついていても、降りるときに電源が切れてしまうとダメである(筆者はよくこの状態になるので、モバイルチャージャーに差し込んで回復させる手間が生じます)、という不便な点もありますが、それ以外は概ね一瞬で決済が済むことを考えれば、だいたい究極の形になっているものと考えています。

さらに、日本においては、諸外国よりはるかに進んだ銀行等が提供する、「口座引き落とし(デビットカードもこの一種)」や「各種クレジットカード機能」もあることを考えますと、Suicaに代表されるFelica電子マネー決済、口座引き落とし、クレジットカードを駆使すれば、実際のキャッシュレス比率は、実に50%を優に超えるというデータもあるわけです。

アタマプラス(Atama+)という、学習者の習熟度理解度に応じて適切な問題や講義をタブレット上に示すというサービスが最近出てきておりますが、これと同じように、一瞬で求める情報が提示され、非接触型で決済が脊髄反射的に終わるというのは素晴らしいサービスです。

こう考えますと、今更、アプリを立ち上げて決済する金額を「自分で」入力する、という、Suicaに比べてはるかに手間のかかるQRコード決済が、いきなり流行るとは思えないのです。

しかも、もともと参入余地の少ない市場に、各種QRコード事業者が、雨後の筍のように乱立しています。

PayPayやLINEPay、OrigamiPay、楽天Pay、よかPayなどなど、枚挙にいとまがありません。

困難は分割せよ、とは言われますが、これだけ企画が分散されては利用者側としては混乱します。

しかも、各社とも、20%還元だの5%還元だの、最初にマーケットの多くを握ろうと、赤字覚悟の販売促進策に躍起になっていますが、交通系Felicaやクレジットカードがこれだけ普及している中で、今更QRコードに消費者を誘導しようとしても、なかなか難しいのではないかと思っています。

いっそのこと、電源不要の生体認証機能でクラウド側で当人の財布残高を把握するといったサービスに移行したほうが、実用化も早いし市場の支持を得られるのではないでしょうか。

iPhoneも登場より10年を過ぎ、次の世代のウェアラブルガジェットの形を、世界中が模索する時代になりました。

日本市場の、決済という経済活動の最後のラストワンマイルをどういった主体が握るのか、世界中が注目しています。

Suicaが導入された2001年、東京で初めてSuicaカードを買い求めた時の(厳密には、Felicaカードはレンタルであり、チャージ残高を除く500円はデポジット(保証金)でありました)ことをよく覚えております明日から頑張るがモットーの筆者からの論考は以上です。

(2019年2月26日 火曜日)

2019年2月25日

(驚き)詩や文章を手書き風にそのまま書き写すことができるロボットが実用化されているという話です






おはようございます。

ブログ「ビルメン王に俺はなる!」を主催広告運営する管理人兼筆者です。

2019年2月のテクノロジーの進化に関する現状認識をしたいというビルメン王こと筆者の配信記事です。

詩や文章をそのまま書き写して提出する、というような長期休暇中の学校の宿題に対して、海の向こうのお隣の国、中国では、「手書き風」の文字認識を行い、筆者の代わりにロボットが代筆してくれる、というロボットが2万円程度で普通に売られていて、そしてそれに対して自分の「手書き文字」を覚えさせてロボットに書き写しの課題提出の宿題をやらせていた、というかの国発のニュースが報じられていました。

文字や言葉や文章をそのまま書き写す、という、いわば写経については、非常に手と目を動かすことで脳の記憶にとって効率的だという研究結果がありますが、これからは、ロボットに代筆させていないかという「監視」が必要になってくるのかもしれません。

代わりに「親」や「兄弟」が代筆するという、古典的な手法もありますが、「本人」ではないので、筆跡が(似ているとはいえ)違うという弱点があります。

この点、機械学習によるプログラムにより本人の筆跡を「覚えて」しまうという今回のロボットに関しては、明らかに、本人風の筆跡となりますので、完成作品をみても気づかれることは少ないと思われます。

しかしながら、例えば、魑魅魍魎(ちみもうりょう)や隔靴掻痒(かっかそうよう)といった難読漢字を、2、3回繰り返して書かせた場合、筆跡がほぼ一緒になってしまいますので、さすがにこれはプログラミングということがバレてしまうのではないかとも思っています。

筆者が教師側であれば、かような「課題」「チェックマーカー」を滑り込ませ、例えば、末字を横に見れば同じ感じを比較できたり、または「指定の用紙やノート」に記載させることを求めれば、同様にかような「不正」防止にはなりそうです。

人間が相手をしているようでいて、実は機械がなりすましている、というような話は、この人手不足と少子高齢化の世界中の状況(アフリカのみ除く)を考えれば、これからもどんどん出てくるものと思われます。

先生がそうなら、友人や恋人、夫婦すら、人工知能で介在できるというわけです。

文通とか、そうですよね。

なかなか、面白い世の中になってきたようですが、人工知能とかいいながら、要は昔からいたちごっこのカンニングの話であろうとはたと気づき、人間5,000年経ってもおんなじようなことしかしていないなと微笑ましくも思った筆者からは以上です。

何事も、バレてからが勝負、ともいいますので…。

(2019年2月25日 月曜日)

2019年2月24日

服飾の定額制シェアリングサービスについてはなかなか市場浸透は難しそうだと思った話です






おはようございます。

2019年2月のアパレル服飾系には非常に疎い、コンサバともいう筆者からの配信記事です。

アパレル企業の服飾定額サービスでは、早くも優勝劣敗が鮮明になってきているようです。

レナウンはビジネススーツのレンタルサービスを拡充していますが、その一方で、紳士服大手のAOKIは、定額制レンタルの運営費用がかさんだのか、すでに撤退を決めたとのことです。

確かに、消費者にとって、服を実際に購入するよりも割安にはなりますが、消費者側としては、他人が着たスーツを着回すことに違和感を感じる人も多く、貸し出したり返却したりするという運営コストを考えると採算割れを起こしてしまう場合も多そうです。

筆者のように、他人から頂戴したワイシャツでもスーツでも、サイズが合うなら、というか少々サイズが合わなくても、モノが良いならきっちり着させていただくマインドの者については、全く違和感がないように思えますが、そんな筆者としても、全く知らない人が着回したスーツを喜んで着るかといわれれば、そこには一片の不安というか違和感があります。

筆者がよく知る先輩や上司や同僚からもらえるネクタイなどは、喜んで使わせていただきますが、それはそのモノをもらった人をよく知っているからであり、あげる方も、全くわからない人に使われるよりも、よく知っている筆者あたりに渡せば適正に、きっちり擦り切れるまで使い切ってくれる、という「期待」のもとに、差し上げているのだと思います。

いくらシェアリングサービスが今勃興しているといっても、こうした身に着ける、個人的事情や趣味が多く介在する服飾品についてのシェアリングサービスは、思ったほど市場規模が見込めないのではないかと思いました。

車や自転車については、ライドシェアという形でかなり世界中に先行事例があり、イメージしやすいのですが、そもそも服は、特に子供服などは、入らなくなったら周囲の人にあげる、というご近所付き合いや友人同士のネットワークで、順繰りに消費されていく者であり、お下がりのお下がりのお下がり、などをよく子供に着せたり自分で着ている身としましては、今更ビジネスマーケットでアプリでそういったものをレンタル品として詮索するというモチベーションが薄い、ということでもありましょうか。

なかなか、シェアリングサービスといっても業界ごとに個別の事情がいろいろとあるものだと思います。

とにかく、もらった服に合わせて体型を絞りたいというのが目下の目標であります筆者からの配信記事は以上です。

(2019年2月24日 日曜日)

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ITジャイアントのFAAGMに対抗できる「リアル」シェアリングサービスの今後の可能性について

2019年2月23日

自分の作品や労働成果を世の中に正当に評価してもらいたいと思ったらすぐやるべきことについて書きます






おはようございます。

困難は分割せよ、という格言があります。

2019年2月、労働に対する正しい評価と題して小文を寄稿します。

労働や製作物に対する正しい評価を得るのは難しいです。

特に、個人で製作している美術作品やアニメーションやイラスト、演芸に漫画といった創作活動に対する正当な評価を求めることは非常に難しいです。

しかしながら、そういう、「正しい評価」をして欲しいと真に望むのであれば、そうして創作活動に勤しんでいる方々の方も、ひょっとしたら潜在的に馬鹿にしているのかもしれない、下に見ているかもしれない、サラリーマンや中小事業者が日々間断なく行なっている、事務だ総務だ営業だ経理だ管理だといった仕事に対しても、相応のリスペクトを抱いてもらいたいと思っています。

人の評価は自分の他人に対する評価の合わせ鏡であると申しまして、人の仕事を馬鹿にしている人の仕事だけが「評価」されることはないのです。

引きこもりの、自称「創作者」と違って、ほとんどのサラリーマンや中小事業者や個人事業主は、健康に留意して、体を整えて、穴を開けまいと配慮して慎重にシフトを組んで、役割分担して仕事を進めているのがほとんどであり、そうした従業者の上司は管理責任と業務結果責任を負い、「マネジメント」という非常にリスクの高い、嫌われることの多い厳しい役割に従事しているのです。

オタクと言われている人たちが、安全な自宅警備員という立場で引きこもって作品を作り上げました、そして、それを売上まで運ぶにはチームの力が必要であり、作家でもイラストレーターでも、それらを機能させる機能部門事務部門は必ず必要になってきます。

嫌だから、外と交渉するのがおっくうだから、世に出すことができないというのでは、頭の中にしまいこまれたままであるのと一緒です。

アプリで作品を提出するといっても、その裏には必ず人がいるわけですから。

そうした、外で頑張るサラリーマンに対する「正当な」労働に対する評価もできないものが、自分の創作活動だけリスペクトしてくれ、といったってそれは通らない、だったら一見誰でもできる、とお前らが思っている事務作業の一つでもやってみなはれ、ということです。

かの禅宗曹洞宗の開祖、道元禅師は、「雲水」と言われる修行僧に対し、座禅や諷経(お経を読むこと)だけではなく、炊事睡眠掃除作務(労働作業一般)も同様に重要な仕事の一部と教えています。

つまり、「普通に」できると思われている事務作業や雑用と言われるようなことであっても、その難しさと奥深さ、相手あることの困難さや責任や納期や社内のレビューや報告や議論の方向性を持っていく根回しや構想力、どれだけの専門性があるのか、それを想像しえない、わからないようなものに修行をする資格はないということなのでしょう。

それが、給料をもらって仕事をするということなわけです。

自分がやっていることを評価してもらいたいと思うならば、市井の人々の普段の積み上げた労働や振る舞いに対する「感謝」や「尊敬」が必要ではないか、ということです。

仕事の99%は雑用。

凡事徹底、それが仕事道です。

いうなれば、我慢ができるということです。

感情のままにそんな単純なこと、やってられないとむき出しにするのは、プロの振る舞いではない、そんな日常の修行を習慣にまで高め、自然に高度な技を連続して繰り出し、そしてそれを特別なものと思わせない、それができる仕事人というものであります。

最近筆者も年を取ってきて思いますに、ちょっと労働して対価をもらう、ということに対して甘い考えがあるのではないかと思いまして、あえて苦い言を呈しておきました。

と書きながら、本当は楽して儲けたい筆者からのコメントは以上です。

(2019年2月23日 土曜日)

2019年2月22日

2019年2月現在での福岡市におけるシェアリングエコノミーの浸透について概略を述べておきます





おはようございます。

ブログ「ビルメン王に俺はなる!」を主催広告運営する管理人兼筆者です。

草の根経済活動に余念のない、2019年2月の筆者のシェアリングエコノミーについての現在地に関する配信記事です。

筆者は、最近自分の自転車に乗る機会がめっきり減りました。

フリーマーケットアプリで上場を果たした、日本発のユニコーン(時価総額1,000億円)企業のメルカリは、そのグループ会社で、ポート間で乗り継ぎ可能な、自転車シェアシステム「メルチャリ」を2019年2月時点で日本で唯一、福岡市で展開しているのですが、このメルチャリという真っ赤な自転車を近くのポートから乗って、行き先近辺のポートに停める、という自転車ライドのやり方に、すっかり慣れてしまったからです。

すなわち、「駐輪」という概念が自転車利用者である筆者から消えつつある、ということになります。

こうなると、近い将来自動車の完全自動運転が実現されたならば、空の自動車が道路をぐるぐる回っているうちに次の利用者が現れる、すなわち自動車を「駐車」するスペースが現在よりはるかに減るのではないか、と思うわけです。

自分の自転車に乗り、自宅から出発したとしますと、当然、どこかに「駐輪」して管理を続けなければなりません。

それが、自己所有というものですが、所有する喜びより管理する手間や負担の方が重くなってきている、という感じなのです。

そして、福岡市にもやってきた、食事配達、いわゆる出前サービスシェアのウーバーイーツです。

ウーバーイーツ社から支給された緑色や黒色の食事を格納する真四角の背負い型の「箱」で食事を、なんと自分のバイクや自転車ではなく、「メルチャリ」で運んでいる人を見ることが増えてきました。

もはや、自分の「スマホ」さえあれば、本当に、体一つで、バイト感覚で「稼ぐ」ことができる時代になったというわけです。

ウーバーイーツのように、誰でもできるように見えて、意外と地元の道や店を知っていなければできない仕事、というものがサービスとして有償で提供されるようになることは、少子高齢化が進み人件費というものがこれまで以上にクローズアップされていく世の中にあっては、正しい流れであろうと思います。

このまま、新聞配達員や牛乳配達、生協の生鮮食品や米の配送といった分野も、このウーバーイーツ的なアプリによるシェアリングサービスエコノミーがどんどん進出してくるでしょう。

例えていうならば、漫画サザエさん、の御用聞きの酒屋の三河屋さんが、酒やビールはもとより、郵便物からアマゾンの小包から牛乳、チャーハンやラーメンまでオールマイティで「宅配」するような世の中になるかもしれないのです。

宅配ですから、自分が全く初見の人が訪ねてくるのを、人は無意識に警戒します。

これは、人類が生まれてコミュニティを形成してきた二十万年という長い期間で醸成されてきた、正しい危機察知能力です。

しかし、いつものなじみの人が届けてくれるようになれば、その危険負担は、コミュニティにおける「よく知っている人」という信頼ポイントによって相殺され、いつしか信頼の方が危険負担を上回るところで、おそらく爆発的に広がるのではないかと思うわけです。

ちょうど、「お金」「通貨」というものが、その「してもらうことの価値」としての信頼を勝ち得た瞬間、世界中の人間社会に爆発的に広がったように。

おそらく、筆者がウーバーイーツ経由で注文した、いつもの定食屋で食べるうまい唐揚げ定食を、メルチャリに乗って届けてくれる人が現れるでしょう。

唐揚げ、一緒に食べませんか?

朝からご飯のことばかり考えております筆者からは以上です。

(2019年2月22日 金曜日)

2019年2月21日

離婚の原因となった行為に対して慰謝料請求は認められないという最高裁判所の初判断が示されました





おはようございます。

ブログ「ビルメン王に俺はなる!」を主催広告運営する管理人兼筆者です。

日本における法学徒の端くれであります筆者からの2019年2月の配信記事です。

配偶者の不倫が原因で婚姻生活が破綻して離婚したとして、離婚原因となった第三者の不倫相手に、離婚に対する慰謝料(不倫自体に関する慰謝料は不法行為時効3年にかかっており、不倫した配偶者と第三者の不倫相手双方ともに請求できない)を請求できるか否かが争われた裁判の上告審判決で、2019年2月19日、最高裁第3小法廷(宮崎裕子裁判長)は、「特段の事情がない限り、請求できない」との初判断を示しました。

離婚による精神的苦痛の慰謝料を、第三者が請求できるかという点ですが、離婚自体は夫婦間で決めることができる個人的な事柄であり、離婚した、されたことの責任を、第三者である不倫相手が直ちにそれを負うことは相当ではない、ということです。

もちろん、第三者が、「離婚させることを意図し、夫婦間に不当な干渉をした場合」については、その行為自体が不法行為として認定されうる、という余地がありますが、一般に、離婚した、されたから慰謝料請求、ということは認められられない、ということになりました。

これは、婚姻制度一般に関して、他人の人権や権利に配慮した、というものであると筆者などは見ます。

結婚離婚は、極めて個人的な事情であり、こうした離婚に関する慰謝料というものを第三者が負う場合が広く認められてしまうと、婚姻している人間に対して接する場合に、極めてストレスがかかることになってしまいます。

不倫関係といった全く関係ないところでも、逆恨みのようなことになり、腹いせに離婚して(それが偽装の場合もままある)、その慰謝料として第三者が突然被告として訴えられると言うのは、平穏な生活を送りたい大多数の人々にとっては、たまったものではないでしょう。

したがって、この判決は、婚姻制度一般に対する大衆の支持や信頼をつなぎとめる、結婚というものについて個人を尊重してそれぞれの当事者の自主判断に任せる(国家権力や他人はできるだけ関与しない)、という妥当な判断だと思っています。

この事案は、かような判断を示して、離婚の原因となったと原告が主張する不倫相手に慰謝料など198万円の賠償を命じた一、二審判決を取り消し、原告側の請求を棄却したというわけです。

上告審判決などによると、原告の関東地方の40代男性は1994年に結婚し、2人の子どもをもうけたが、2010年に妻の不倫が発覚した模様です。

そして、2015年に離婚し、同年、不倫相手に慰謝料など495万円の賠償を求めて提訴した。

これは、男性側から女性側に対する離婚、の事案でありますので、原告も被告もいずれも男性であることが強く推察されますが、少子高齢化が進む一方のこの世の中において、かような個人的事情のトラブルについては、一定の距離を置いたこの判決には、筆者としては一定の支持をしたいと思っています。

家庭においては率先して家事をこなし、生活すべてが人生の修行としていきたい筆者からは以上です。

(2019年2月21日 木曜日)

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民法第770条に定める裁判上の離婚事由に関して今更ながら物申したい件

2019年2月20日

(英語聞き流し学習の最終形)2019年2月ついに字幕付き24時間英国ニュース動画を見つけ出したので紹介したい話です






おはようございます。

ブログ「ビルメン王に俺はなる!」を主催広告運営する管理人兼筆者です。

2019年2月の英語学習者に朗報の配信記事です。

筆者の周りでは、いろいろ英語の勉強が必要な事業展開を図っておりまして(シェアオフィス業の世界展開)、世界語としての英語はもう待ったなしで必要となっており、日々それなりの修練をしておりますが、同時に、世界中で起こっている状況についていく、要はアップデートしていなかければそもそもビジネスの場では交渉にもならない、という状態におののきながら日々わりと忙しく過ごしております。

いろいろと忙しいので、頭は丸刈りにして、洗髪整髪の手間を削減、いわゆる断捨離したりしたのですが、なかなか時間が少ないです。

本当は、ハゲてきただけなんですけど。

さて、そんな英語中級者にとって、聞き流しながら英語で現在の世界の最新情報に触れられる英語ニュースは、垂涎の的でした。

かつては、有線放送でBBCを見たりしたこともあったのですが、ディズニーチャンネルばっかり日本語で見るようになってしまい、逆効果でした。

そこで、アマゾンプライムのBBCニュースの有料動画配信が始まったので、しばらく見ていたのですが、これは、有線放送では実現できていた「英語字幕」に対応していないのです。

弾丸のように女性キャスターが文字通り口角泡を飛ばして話していても、なんのことを話しているのかちょっとわからなくなってきます。

そこで、最近、アマゾンプライムでの動画視聴にかわって、ユーチューブプレミアムという。広告が配信されない月額定額の視聴プランを利用してみました。

ここまでで、かなり英語字幕付きの番組は見ることができるのですが、これは、過去の古典的な素晴らしい英文スピーチ、例えばスティーブ・ジョブズのスタンフォード大学卒業式でのスピーチとか、ビル・ゲイツの自身の母校ハーバード大学での講演とか、国連総会でエマ・ワトソンが女性社会地位向上活動のために行なった話とか、オバマ大統領の就任演説やらヒラリー・クリントンの大統領選挙敗北宣言スピーチとか、そういったスピーチについては、英文日本文の字幕付きで見ることができるのですが、どうしても、今現在世界で起こっていること、についての番組に字幕がついていない、というのが不満だったわけです。

そんなところにあって、ユーチューブには、「ライブ放送」というチャンネルがあり、さまざまな動画が「放映」されています。

その中で、筆者はBBCやCNNでは、流石にユーチューブ上でのライブ放送はやっていないことを知り(2019年2月現在)、残念に思っていたところでした。

唯一、豪ABC放送を見つけて、その「字幕のついていない」ライブ英語ニュースを聞いている、という状態だったのです。

しかし、ついに見つけてしまいました。

字幕付きのライブ英語ニュースです。

米国、CNNに対抗するために、ニューズ・コーポレーションのルパート・マードックが述べている、英国で設立された「Sky News」です。

ロンドンに拠点を置く24時間ニュース専門チャンネルであり、1989年2月5日に開局した。

このスカイニュース、英国国営放送のBBCに劣らない硬派な番組構成で、ユーチューブで24時間「放送」してくれます。

しかも、ユーチューブ再生の自動翻訳機能で、英語の字幕がついてくるのです。

これで、筆者が長年求めてきた

・24時間放映(流しっぱなしが可能)
・英語字幕(自動翻訳機能であり一部乱れるけれども学習者の英語レベルからすれば問題なし)
・最新情報をアップデート(BBC並みの硬派ニュース番組)

というコンテンツを手に入れることができました。

かつて、銀行の独身寮にいた時、夜中に共用部のリビングで飲んでいても、先輩の債券・為替のトレーダーと言われる方々は、情報端末を片時も話さず、やれニューヨークでなんちゃらの動きがあっただの、ロンドン市場の動きはどうの、といった話をされていました。

国内融資営業部門、というまるでドメスティックな部門にいた筆者などからすると、わざわざ夜に起き出してテレビ見てるのと何か代わりはあるのかというやっかみもありましたが、これで、海外で起こっている状況を伝える良質な「ニュース」を流しっぱなしにすることができるようになった、というわけです。

これは物凄い変化であり進歩であろうと思います。

マーケットのトレーディングの世界は、すでに人によるものからコンピュータプログラムによる自動売買になって久しいと言われておりますが、そのような感覚を身近に感じられるように思えた今回の出来事でした。

我々の仕事のやり方や学習の環境は、これからもますます変わっていくことでしょう。

より多くの人々のやりたいことが形になるような方向に世界が進めば良いと思います。

肝心な英語の学習は遅々として進みませんが、まずは劣悪な環境を整えることからと考えております筆者からは以上です。

(2019年2月20日 水曜日)

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英字新聞購読を止めてタブレットスマホで毎日提供される日経新聞記事の英語読み上げアプリを始めた話です

2019年2月19日

2019年2月に離婚時を損害時点として離婚原因となった第三者に損害賠償請求をすることができるかについて最高裁判所の初判断が示されました






おはようございます。

ブログ「ビルメン王に俺はなる!」を主催広告運営する管理人兼筆者です。

2019年2月の、かつて法学部卒旧司法試験不合格組の筆者より、離婚時を起点として離婚原因となった第三者に対して損害賠償請求ができるかという論点についての記事をお送りします。

離婚時に「発生」した精神的苦痛に対する慰謝料を、別れた配偶者の過去の不倫浮気相手に請求できるかという争点が争われた民事裁判の判決が、2019年2月19日に、最高裁判所第3小法廷(宮崎裕子裁判長)で言い渡されることと相成りました。

判決の内容に入る前に(まだ出ていません)、この争いが、どのような観点で争われていて注目されているかという点について、素人にもわかるように結婚生活についてもまだまだ若輩素人である筆者からも補足します。

例えば、不倫や浮気を「された」側が、「した」側、すなわち自身の配偶者に対してだろうが第三者に対してだろうが、不法行為による損害賠償請求ができるということは、一般的であり認められております。

額の多寡は別にして、不法行為により大きな損害を受けたという「事実」は認定され、民法上の不法行為責任を配偶者、(不貞行為に入った)第三者双方に、共同不法行為として請求することができます。

これを前提にしますが、民法上の不法行為責任については、「事実および加害者を知ってから」時効は3年です。

3年経過したところで、裁判に訴えることはできなくなります。

しかしながら、不貞行為(不法行為)の事実と加害者を知ってから3年経過し、その上で、それが主要な原因となって夫婦関係が破綻して離婚に至った場合、その離婚という事実から3年以内に、離婚の主因となった不貞行為の第三者に対して、離婚慰謝料という名目で、不法行為請求ができるか、というところが論点になるわけです。

すなわち、配偶者の不倫相手に対して、離婚が成立したかどうかにかかわらず不貞行為の慰謝料を請求できるが、「離婚」に対する慰謝料を請求できるかについては最高裁の判例がなく、初判断が示される可能性があるわけです。

そして、この裁判において、1、2審では、200万円の賠償が認められており、被告側の上告(最高裁判所に対して上訴すること)により、最高裁判所の判断が注目されているのです。

訴えられた元不倫相手側からすれば、時効により請求権が消滅している以上、その上で離婚しようが、それは、一旦解決済みのゴールポストを動かすようなもので、法的安定性を著しく損なう、と言いたいでしょう(どこかの「お隣の国」の徴用工裁判判決を例にあげるわけではありませんが)。

ただし、被害者側からすれば、「不貞行為の発覚をきっかけに婚姻関係は悪化し、離婚に至った」わけで、「不貞行為により離婚を余儀なくされて精神的苦痛を被ったと主張する場合、損害は離婚成立時に初めて分かる」と主張して、不貞行為を知ってから3年の時効なので終わりとは言わせませんよ、として争ったわけです。

最初から、不貞行為で(時効が来る前に)争っておいて、ついでに離婚までしてしまえば、同じ事情で被害が拡大した、という情状になって特にこのようなややこしい話にはならなかったはずなのですが、一旦不貞行為での時効になっているものを、「寝たものを起こした」感覚もあり、判断は難しいところです。

当然ながら、

「不倫があろうがなかろうが、結婚生活が破綻するかどうかは夫婦によって異なる。第三者に離婚慰謝料を請求することは相当ではない(赤文字筆者)」

という不貞側の主張にも一定の論拠もあるこの判断、最高裁の判断は判例となって、今後の裁判などに大きな影響を与えますので注目しています。

最高裁の判断が示されたところで続編は書きたいと思います。

(いつも)中途半端ながら離婚できるか否かの本日の記事は以上です。

(2019年2月18日 火曜日)

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民法第770条に定める裁判上の離婚事由に関して今更ながら物申したい件

2019年2月18日

学生に限らず家と学校の間にある第三の落ち着ける場所で勉強したいと思うという話です







おはようございます。

2019年2月の配信記事です。

勉強する環境づくりについて話してみたいと思います。

例えば、野球やサッカー、クラシックバレエに乗馬、テニスにバドミントン、それから囲碁将棋にいたるまで、なんでもいわゆる小中高生の課外活動(部活動はその一部ですが、いわゆるクラブチームや専門のレッスンに通っている人も広く含めて言います)と同じく、勉強するという環境づくりを考えた方が良いと思います。

週6日野球の練習がある、という野球漬けの少年の例があるのであれば、それと同じように、週6日勉強する環境を作るべきなのです。

そうして、最もその「場」として考えられるのが、学校や自宅、ということになりましょうが、学校や自宅は、他にやらなければならないことや他人の目が気になる、かつ自分自身を強く律しないと流されてしまう、また自分自身の都合ではどうしようもならない強制スケジュールで動いている部分が多い、という場所でもあるわけです。

筆者や、また同じ高校を卒業して最高学府に現役で合格した先輩のように、周りの目なんかどうでも良い、という振る舞いで3年生の出席日数のうち、実に半分近くが遅刻もしくは欠席、であったような方もいらっしゃいますが、そういう、学校以外の場所でもべ今日できる、という確固たる意思というか鈍感力というか、そういったものに「恵まれない」一般の方については、やはり準備や環境づくりのほうが必要になると思います。

その準備や環境づくりにおいて、思い切り個性を発揮すれば良いわけです。

自分の時間をどのようにプロデュースするか、ということを考えた場合、例えば好きな野球やサッカーをするためには、グラウンドを整備して集合して道具を片付けて用意して並べて、そして審判やボール拾いもこなしつつ、終わったら片付けしてユニフォームを洗濯して干す、という一連の作業の連続が必要になってきます。

勉強も全く同じで、何を勉強するのかのスコープから初めて、インプットなのかアプトプットの演習なのか、英語なのか数学なのか、非常に多岐にわたる選択と集中が必要な高度な作業なのです。

そういった、集中して取り組むことができる「場」を、詰め詰めの行事で忙殺される学校や、勉強しろしろとしか言われない家ではない、別の場所に求めるというのは、結構昔からやられていたことでありまして、伝統的なものとしては公営の図書館や私塾、といったものでした。

こうした場所では別段塾のカリキュラムはなくて、かつては、個人個人が自分の課題意識でめいめい自分の課題を持ち込み、もくもくと勉強していただけなのですが、それから、大量に熟成を集めてポイントをあらかじめ「授業」で教えておこう、という「スクール型」「駅前」の学習塾が隆盛を迎えます。

しかし、これでは、そもそも自由な時間を使いたいと思っていた利用者側からすれば、学校の授業や活動、課外としての部活動やスクール、家事と同じように、課題が増えるばかりになってしまいます。

そこで、最近では、自律型指導塾、といった個別指導と自主学習をうまく組み合わせた小規模の塾というのもかなり出てきています。

タブレットやスマホでの動画授業や課題配信いった学習補助手段も長足の進歩を遂げている現在、第三の場所としての学習塾といった形は、ますますその姿を変えていくのではないかと思っています。

社会人になっても第三の場所であるシェアオフィスや飲み屋やカフェで、ついでに仕事をすることが多くなりました筆者からの雑談は以上です。

(2019年2月18日 月曜日)

2019年2月17日

スマホのブログアプリを利用して記事を書くようにして書けないというストレスを減らすことにしました






おはようございます。

2019年2月のスマホでブログを書くという、配信記事です。

最近は、移動中の隙間時間を使ってこのブログを書くことが多くなりました。

PCをセットして、その前に座り、ガリガリ書くのが好きなのですが、なかなかそのような贅沢な時間は取れません。

平日より、むしろ休日の方が、そういった意味ではまとまった時間が取れないことが多いです。

いつの間にか、予定が多くなりすぎていて、それをこなすだけで精一杯になってしまうのです。

人は、人の時間をどうしても拘束しようとします。

そこを、出来るだけ他人を尊重しながら自分でできることを増やす、というのが教育とか修練の大切な要素だと思います。

禅宗曹洞宗の開祖道元禅師は、生活全てが修行であると説き、座禅や諷経(ふぎん、お経を読むこと)と同様に、作務という、あの作務衣を着て行う労働作業や食事の準備、たくあん漬けを作ることから掃除洗濯洗面に至るまで、全て等しく大切な修行だと言っております。

食事をいただくに当たっては、それをいただくに足りる振る舞いをしてきたか、これからもそうできるか、自らに問うて食せというのです。

自分でできることを増やすということは、人やお金にしてもらう、してもらわなければならないことが減る、ということでもあります。

お金というものは、人に何かをしてもらえることに対して支払うもの、であり、大変尊く便利なものでありますが、いつまでたっても人にしてもらわなければ自分の次の一歩も踏み出せない人間のままではいけないと思います。

要すれば、我慢ができるということです。

いざこざやうまくいかないことがあり、感情が高ぶってきた時に、自分を高みから眺め、そうして客観的にどのあたりに来ているのか、ということがわかるようになれば、立派な修行、修練を積んだと言えるのかもしれません。

ただ感情のままに喚く、ののしる、怒鳴る、だけでは豊かにはなりません。

完全に静寂の、鏡のような水面の如く、全く感情のブレがないという境地に達し、悟るところまでに達しなくても、ざわつく自らの心情を後ろから客観的に見ることができれば、外形的には忙殺されていようとも、かなり豊かで静謐な生活を送ることができるような気がします。

ということを、自戒を込めまして、移動するバスの中でブログ用スマホアプリを用いて書きました。

一度PCで校正することが必要ですが、これらの優れたスマホやアプリの機能を使った方法により、筆者の、ブログ記事書く時間もない!という心のざわつきはうまく消化することができました。

今後もこうした親指執筆の機会を増やして参りたいと思いますのでよろしくお付き合いください。

こちらからは以上です。

(2019年2月17日 日曜日)