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2019年1月12日

昔「大検」といった「高認」(高等学校卒業程度認定試験)という国家資格があるという話です





おはようございます。

2019年1月の今が人生のちょうど良い時を過ごしております筆者からの配信記事です。

早すぎることはなく、そして遅すぎることもない。

何をやるにも、何を始めるにも、今が一番適した時であり、自分の時を生きよ、と先生は言っています。

死に際して、自分の人生を、よかった満足できる人生だったと振り返ることができればそれでよく、それまでの、途中の経過は実はあまり関係ない、とも言えます。

90歳のダンサーが、60歳の時にダンスを始めるというチャレンジをすることができてとても幸せだった、と言っているのを見るに、何事も、始めるのに早すぎることもなく、遅すぎることもないと言えそうです。

例えば高校に行かなかったり中退したりして、高校卒業資格がない人でも、一年に2回実施している高認(昔は大検と言いました)という試験を受けて資格を保有すれば、「高校卒業程度の学力」を国が保証してくれるので、18歳相当学年であることの証明を持って、一般の高校卒業予定者と同様に大学入試に挑戦することができます。

高認は、正式には「高等学校卒業程度認定試験」(Certificate for Students Achieving the Proficiency Level of Upper Secondary School Graduates)という日本の文部科学省が確証が実施している国家試験の一つで、平成16年までは大検(大学入学資格検定)と言っていたものの発展形です。

高等学校を卒業していない者等の学習成果を適切に評価し、高等学校を卒業した者と「同等以上の学力」があるかを認定してくれます。

具体的には、以下の効果が発生します。

大学・短期大学・専門学校の入学試験の受験資格を得る
就職の際、地方自治体・民間企業の一部から高等学校卒業者と同等に扱われる

そして、2019年1月現在では、「全日制課程の高等学校在籍者」(要するに「普通の」高校生)にも受験資格が与えられるようになっており、加えて受験機会が年2回へと拡大されたことなどにより、受験者数が増加する傾向となっています。

受験者は直近で2万2,000人程度、最終合格率40%程度で合格者9,000人程度の「高等学校卒業者と同様以上の学力保持者」を輩出しているのです。

標準的な全日制高校の毎年の卒業者が400名程度であることを考えれば、これは全日制高校実に20校分の「卒業者」を輩出しているのと同じです。

少子高齢化などといっても、これだけの制度利用者がいるということを考えると、働き方の多様化といった働き方改革と同じように、いやそれ以上に学び方改革というか学び方の多様化が喫緊の課題だと感じます。

さて、実際の高認の試験ですが、国語数学英語は必修とする、合計8科目から10科目の選択科目を含む科目選択制での試験です。

内容は、実はそんなに難しいものではありません。

高校卒業者と同等程度の学力、ということなので、範囲は広いですがそれぞれの科目ごとの知識はそれほど求められません。

筆者も解いてみましたが、基本的な知識と今風の知っておくべきことがきちんとミックスされた、ちょうど良いレベルの試験だという感想を持ちました。

もちろん、大学や大学院を目指そうということであれば、この高認レベルの問題で満足していては困りますし実際の仕事において求められる技量はまた別ですが、それでも、何事もはじめの一歩が大切だということです。

今日は、高認試験についての紹介を通じて始めることの大切さを述べてみました。

はじめの一歩、というフレーズを使いたかっただけであるということは公然の秘密の筆者からの記事は以上です。

(2019年1月12日 土曜日)