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2019年1月13日

ジブリアニメ「耳をすませば」地上波再放送を見て感じた本当の主人公はあの地球屋のおじいさんだと強く主張したい話です






おはようございます。

2019年1月の、アニメは大して詳しくない、コンテンツ素人の筆者によります雑文記事です。

国民的喝采を博しました、平成前期のジブリの名作アニメ「耳をすませば」の地上波再放送が久しぶりにありました(実に11回目とのこと)ので、録画して観ました。

最初に映画館で観たのが、実に筆者大学1年生時の京都、しかも琵琶湖河畔のボート部(昔は端艇部といいましたいわゆる漕艇部です)の合宿所明けの日(当時はなぜかドイツ語で部活の休みの日はFrei(フライ)と呼ばれていました)、映画館に男2人で並んで観たのです。

いやもう感動しましたね。

身体中が痒くなるくらいのものでした。

で、初見より早25年以上(四半世紀以上)が経過しているわけですが、幸い身体も健康でありがたいことにまた観ることができたわけですが、直近見たときの感想が少し変わっていたのでそれを特に記しておきたいと思います。

まず、主人公のヒロイン月島雫(つきしましずく)さん(14歳)が立ち入り禁止のロープをくぐって入って行ったり、立ち入り禁止の塀をよじ登って乗り越えちゃったり、おもしろいお店(地球屋)を見つけてしまった楽しさのあまり下り坂の道路をクラシックバレエよろしくくるくると回りながら渡ってしまい、車に轢かれそうになるなど、(また、ムタという名の猫が京王線の電車に乗り込んで無賃乗車で降りるところなど)現代のアニメ映画製作においてはきっと自主制限が入るだろうな、というツッコミどころがどうしても見えてしまいました。

人間、年をとると汚くなるものです。

それから、主人公の中学3年生の雫のお父さんである月島靖也さん(45歳)は公団アパートのダイニングキッチンのテーブルで、雫と差し向かいに座って話すときに、タバコを一本ふかします。

これも、東京オリンピック2020を控えた国際社会に対して、そのようなシーンをお茶の間の子供向けアニメで流すなど持っての外、と嫌煙団体からの矢の非難が飛んできそうです。

かように、公開後25年も経過すれば、いろいろ社会情勢も変わるなと感じた次第です。

話は変わりますが、下記は日本のアニメ「ジョジョ」シリーズで海外配信の際に規制がかかっているものです。









ジョジョ第3部の主人公空条承太郎さんは、確か17歳(という設定)ですから、確かにこれは日本の法令にも立派に抵触しているわけですが、これに習うと、早晩、ドラえもんのジャイアンもきれいなジャイアンとなり、のび太が殴られるシーンは活性炭をまぶしたようにきれいさっぱり消えてなくなり、名探偵コナンが遭遇する殺人事件の被害者の血も、今は赤い血の色からなんだか真っ黒なベタ一色になっているのから、そのうち白ペンキで塗られたようなものに規制され、そのうち死体の描写もなくなるのでしょう。

時代は、進んでいるのか後退しているのか、よくわからなくなってきました。

今に続く、ラッパのマークの正露丸も、もともとは下記の通りの「忠勇征露丸」であり、日露戦争を戦った敵国帝政ロシアを倒した万能薬といて、日本の多くのメーカーから競い合うように製造販売され、日本独自の国民薬として普及したというのは周知の事実なのですが、このようなことも、昨今の国際(忖度)路線からあまり言われなくなってきたように思います。

こちらは、日本固有の領土を、中立条約を結んでいたかの国に不当に占拠され、70年以上我慢しているのですが。








さて話が逸れておりますが、本題の耳をすませば、における、25年来の読者である筆者としては、主人公ヒーロー天沢聖司(あまさわせいじ)の(母方の)おじいさんであるところの西司朗さん(80歳)がいい味を出しています。

そもそも、この西さんはかなりの文化芸能度の高い文化人らしかったようであり、戦前にドイツに留学し、そこでルイーゼさんというドイツ人女性と恋仲になり、そして帰国が迫る中、地球屋においてあるフンベルト・フォン・ジッキンゲン男爵(通称バロン)という人形のペアとなる貴婦人の人形さんを買い求めることをそのルイーゼさんに託し、そうして西さんはバロンと共に日本に帰国する、という悲しいLoveストーリーがあるわけです。

そうして、戦争が起こり、それが終わってから随分ドイツでルイーゼさんのことやバロンの対になっていた貴婦人の人形さんのことも探したのですがついに見つからず、暖炉の前でうたた寝している西さんの夢の中で、あの当時のルイーゼさんが出てくる、という回想シーンが流れます。

現在の筆者(聞かれてないけど44歳)においては、このシーンが一番の秀逸シーンです。

これは、西さんと同じ80歳でももう一度見ないといけないなと思った次第です。

西さんについてもう一つだけ、この記事を見られた方に覚えて帰ってもらいたいです。

それは、聖司がバイオリンを弾き、雫が「カントリーロード(日本語の替え歌)」を歌うシーンで、西さんが友人2人を連れて帰ってくるシーンです。

劇中では、西の友人は2人とも自分の名前を名乗りませんが、彼らの苗字は背の高い方が南さん(60歳)、そしてメガネをかけている背の低い方が北さん(70歳)であることが、当時の製作絵コンテの中から判っているのです。

南さんは60歳
北さんは70歳
西さんは80歳

となれば、隠れキャラで東さん90歳もいるのかもしれません。

映画の製作委員会の中でも、いろいろと面白く、とても人間くさいものだと思った次第です。

それでは、アニメに関しては大して詳しくない筆者からの配信記事は以上です。

みなさん、良い映画ライフをお過ごしください。

(2019年1月13日 日曜日)