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2019年2月13日

配当利回りが高くて増配傾向の株式を長期で保有するというのが賢い投資方法であるという話です







おはようございます。

零細投資家である筆者からの2019年2月の配信記事です。

株式投資というのは、いつでも参加でき、かついつでも足を抜けられる(売却して利益や損失を確定することができる)という意味で、非常に優れた、流動性の高い投資手法となります。

そして、株式投資として一番に我々日本に住む日本国民として考えうるのが、日本株式市場(東京市場)に円建てで上場されている上場株式への投資ということになります。

本当は、人口がこれからも増え続ける先進国、なかんずくシリコンバレーといったアメリカ西海岸企業への投資をしたいという思いもあるのですが、まず日本円を米ドルに変換して手数料を取られ、かつ円建てではないので為替のリスクを負いつつ、加えて株主優待の恩恵に基本預かれないとなれば、なかなか零細投資家である我が身にしてみればハードルが高いです。

そこで、日本株への投資という範疇で、いろいろと考えてまいります。

さて、上場企業の業績を見るのに一番手っ取り早いのは、それらの会社の「決算」を見ることです。

 「決算」とは、非常に簡単に申し上げますと、

「企業グループ(連結決算)が一定の期間内(一般的な上場企業の場合は1年、J-REITやインフラファンドは半年)に、どのようにお金を調達し、何を仕入れて、どのように加工して販売し、その結果としてどれだけの利益を出したか、そして次の半年~1年ではどれくらいの売上と利益が出せそうなのか」

を当該企業が示すものです。

昨今では事業の海外展開に伴って、海外では一般的な12月決算に変更する企業も増えているようです。

そして、その一定期間で得られた利益を、役員のボーナスにするのか(ゴーンさん?)配当か自社株買いで株主に還元するのか、はたまた社内に内部留保して本業の再投資に回すのか、そういう決定をして株主に承認をもらうのが、株主総会の基本ということになります。

そういうわけで、何事も先立つものがなければ分けることもできないのですが、会社の中には、毎年のようにじわじわ配当を増やしてくれる銘柄である、増配銘柄がございます。

日本の上場企業の中で有名なのが、「花王(4452)」です。

言わずと知れた一般向け消費財のメーカーさんですが、こちらは、実に30年近く連続増配を実現しており、一時の景気にさ左右されない確固たる収益基盤を築いてきたことが伺えます。

しかしながら、今この花王の株を買おうとすると、すでにとても高い株になっているので、旨味は少ないです。

やはり、「これから伸びる会社」を見極めて、株価が安いうちから仕込んでおき、ずっと持っておく、というのが王道の投資方法ということになりましょう。

定期預金の金利より「いい会社の株式の配当」はずっとお得です。

そして、増配銘柄を選べば、自動的に株価下落リスクが低く、優れたビジネスモデルの超優秀な銘柄に投資できるのですが、本当に大切なのは、過去の実績の増配銘柄ではなくてこれからの増配銘柄を、自らの知力と情報力と決断力で探し当てるということなのです。

そして、増配株を何年も持ち続ければ受け取った配当金で元本の回収もできてしまうので、その後は株価を気にせずに、毎年1~2回の配当を受け取ることができます。

例えば、2012年に上場した全国保証(7164)という上場株式を、上場直後に約1,000円で買っていれば、以後の2018年決算までの6年間の配当金の合計が、約600円ということですので、実に投資元本の6割を配当金で回収した、という非常に良好なパフォーマンスを示したということになります。

地味ですが、配当で投資元本を回収し、あとは持ったままずっとほったらかす、という王道の投資戦略についてのお話でした。

実に、将来の業績がよく増配していく会社を見極めるということが難しいものです。

MM理論(MM命題)という現代投資学の根本原理がありまして、配当政策は株価と無関係、というものでありますが、実際の株式運用においては増配できることは、会社自身の自身と覚悟の現れであるともいえるのです。

日々これ鍛錬の筆者からの配信記事は以上です。

(2019年2月13日 水曜日)