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2019年3月10日

日産の元会長カルロス・ゴーン被告(64、会社法違反(特別背任)などで起訴)が保釈時作業員姿の仮装したことの大きな問題とは

カルロス・ゴーン被告(64歳、会社法違反(特別背任)などで起訴)の保釈時の変装(仮装)姿





おはようございます。

2019年3月、全世界のビルメン業界をも、もらい事故的に揺るがす驚きのニュースが飛び込んできましたので緊急声明を出します。

日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告(64歳、会社法違反(特別背任)などで起訴)が、2019年3月6日に保釈請求が認められて保釈された際に、作業員姿に変装(仮装?)していたことについて、弁護団の高野隆弁護士が、同年同月8日に、自身のブログにおいて、「すべて私が計画して実行した。彼が生涯をかけて築き上げてきた名声に泥を塗った」と「謝罪」したというのです。

まず、世界中で注目されているゴーン被告の保釈については、たとえミスター・ビーンに変装したとしても、夜通し拘置所前に張り付いているマスコミや報道機関には容易にバレてしまうでしょう。

自分が正しいと信じて疑わない弁護士という職業人の一部に、そしてその一部の大部分は自分が頭も良いと思い込んでいる種類の人間のようですが、こうした人間は、

当然備わっているべき、想像力


が決定的に足りないところなのだろうと思います。

おそらく、自らが正しいので、自分の頭の中の通りに世の中が動くと「信じて」いるのでしょう。

しかしながら、現実に出てきたのは、ただの下手なコスプレでした。

非才なる筆者すら、これは(大リーグか何かでやられている)何らかの罰ゲームではないのかと思ったくらいです。

そして、さらに悪いことに、謝罪の方向も決定的に間違っています。

全世界の作業員の皆さんに失礼です。

昔、燃えるお兄さん!という漫画の中の話で学校の用務員さんと生徒が破茶滅茶争いをして、「用務員のくせに」というフレーズを連発した作者が謝罪とその話の休載(お蔵入り)に追い込まれた、という話を思い出しましたが、こうした危機管理やコントロールを職業としている弁護士が、全く同じ類の過ちを犯すとは嘆かわしい限りです。

要するに、全世界の、作業服を着て仕事をしている人に対する公然の侮辱であるわけです。

どんな政治的、経済的、人格的主張があるというのでしょう。

全世界のビルメン業界方面は、ここまでコケにされた以上、黙っていないのではないかと思います。

まさに一斉蜂起、平成最後の一揆、現代の打ちこわし、日産車不買運動まで展開しそうな勢いです。

業界の中の人として言わせていただけますと、ゴーン被告、作業員としても警備員としても清掃員としても設備管理員としても、まったく雇えませんし使えません。

コストが合わないし、スキルも職業に対する真摯な姿勢もありません。


これは、あらゆる職業に対するリスペクト、お金を支払って「してもらっている」ことの価値が全くわかっていない人間が、なんの悪意もなく、大真面目に、頭の中だけで、考えた結果、巻き起こってしまう悲しく嘆かわしい「事故」なのです。

泥を塗ったのは、弁護する対象のゴーン被告だけではありません。

彼にコスプレ(仮装)させたその行為こそ、全世界の職業人に対する侮蔑であるという決定的な間違いを、彼ら弁護人もまもなく自らの評判の失墜という代償を払って理解するでしょう。

こだわることは生きる上で非常に大切な資質ではありますが、自分が正しいと信じて疑わないばかりに足元をすくわれる、というより勝手に転んで他人に迷惑だけをかけるような真似をしないようにするのが、懸命な「職業人」のあり方であろうと考えた次第です。

旧司法試験に落ちまして、弁護士になれなかった筆者からのコメントは以上です。

(2019年3月10日 日曜日)

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