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2019年3月19日

NHKが全ての番組を放送と同時にインターネットで配信できる放送法改正案が閣議決定されたという話です





おはようございます。

2019年3月のNHKに関するかつてはテレビっ子であったビルメン王からの配信記事です。

NHKが全ての番組を放送と同時にインターネットで配信できるようにするという、放送法改正案が閣議決定され、本格的に事実上の国営放送の世界でも英国BBCに続いて同時インターネット配信への法整備が我が国でも図られるようになります。

外出先でもスマホやPCで、テレビ番組を見るということ、これはすなわちテレビジョン端末という「場所を取るだけ」の家電がほとんどの若者の居宅にはないという衝撃の事実からすると、ようやくかというところですが、通信と放送の垣根は事実上全くなくなっている世の中に法制度がようやく追いついてきただけとも言えます。

もちろん、年間で7千億円以上の受信料収入があるNHKが、ネット配信まで始めてしまうとなると、広告スポンサー収入で生きている他の民間放送会社に取ってみれば脅威ではありますが、そこは放送電波の優先割り当てを受けているという彼ら自身の優位性を活かして、なんとか頑張って競争優位を打ち立ててもらいたいものだと思います。

NHKは、この放送法の改正を受けて、2019年の後半にも番組放送と同時にネットでも配信する「同時配信」を始める見込みです。

NHK受信料を納めている世帯の視聴者は、外出先だろうがテレビ端末がなかろうが、スマホやPCやタブレットで番組を視聴することができるようになります。

ますます、テレビ番組のインターネット放送が進めば、テレビは単なる大画面モニターとなり、ますますPCやスマホの画面プロジェクタとしての役目に特化していくように思われますし、いちいちビデオデッキに番組を録画しなくても、ストリーミングサービスでアーカイブされた番組を、有料もしくは月額定額のサブスクリプションサービスで「その都度見る」ことにすれば、あの番組にご近所の◯◯さんが出ていたのに見逃した、というような場合においても問題なく視聴することができて良いことではないかと思います。

動画や番組も、文字で読む「図書」と同じでいつでも読み返すことができる時代がすぐそこまで来ているのです。

2020年には本格商用化となる次世代通信規格である「5G」規格になれば、4Kや8Kといった高画質繊細な動画をスムーズに切れ目なく視聴することができるようになり、ますますこういった視聴の利便は向上することになるでしょう。

先行する英国国営公共放送であるBBCは、2007年に常時同時配信を始め、若者や域外居住者や英語学習者(筆者のような)の支持を取り戻したという事例もあります。

なかなか面白い時代になってきました。

動画の配信サービスまではまだまだ手が回りませんが、1日1回インターネットによるブログ配信頻度は維持していきたい3K職場の筆者からのコメントは以上です。

(2019年3月19日 火曜日)

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