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2019年3月25日

長崎県西端の五島市のインターネット高速通信網(Wifi)が民間テレビ事業者に譲渡され今後の通信環境整備に乗り出すという話です





おはようございます。

2019年3月の田舎や離島でのリモートワークやコワーキング(共同業務)、シェアオフィスといった業態を運営するときに必要な機器設備の第一であるWifi網整備についてのビルメン王提供のブログ配信記事です。

リモートワークやコワーキングを進めるにあたり、シームレスなネット接続環境は決定的に重要なポイントです。

筆者が企画に参加し、筆者がやっているコワーキングスペースに集まってもらった全国のフリーランスのみなさんとの会合でも、話の9割以上は、どこのWifi環境がもっとも快適に繋がるかということでした。

というより、それのみがコワーキングやリモートワークに必要なことであり、あとの屋根がついた場所とか仕切られたスペースとか家具とか机とか椅子とかいったものについては、コワーキングやリモートワークに本質的に必要なものとしてはかなり劣後しまして、本質的に必要なものを唯一上げるとすると、インターネットクラウドやインターネット通信環境に繋がるWifi機能であるということを改めて確認したものです。

この点で、長崎県五島市という、五島列島という「国境離島」に関し、五島市光情報通信網を「民間譲渡」するという取り組みについては非常に注目されますので、ここで紹介しておきます。

冒頭に掲載した地図はハワイ群島なんですが、これをなんとなく長崎県の西端にあります五島列島に置き換えてイメージいただけますと幸いです。

公費で賄ってきました「五島市光情報通信網」を今後どのように管理していくかについて、そのあり方について有識者による会議体での議論を通じ、市の負担や通信速度の改善など総合的に判断した結果、「五島市光情報通信網あり方検討委員会」が答申したとおり、五島テレビという民間放送通信事業者に対して、ベストエフォート型のサービスを担保するという前提のもと「民間譲渡」することとしたのです。

「五島市光情報通信網」とはケーブルテレビや光インターネットサービスを提供するための機器および光ファイバー等であり、五島市が平成19年度までに整備した設備となります。

この既存高速通信網を、現行のベストエフォート100Mbpsから1Gbpsへ10倍に高速化する方向で、通信速度を改善することが、もっとも市民や域外顧客のニーズに合致することとして、このたび民間事業者である、事実上唯一このニーズに対応できるサービスを提供できる力のある地元五島のテレビ局に、ほぼ無償といって良い廉価で譲渡されることになりました。

今後、この国境離島あげてのインフラ整備を行う「前提」としては、この1Gの光ファイバー回線を利用したいと熱望する島内事業者やシェアオフィス事業者の進出や地元からの勃興が必要となってまいります。

そのような、自給自足、自尊自栄の取り組みが島で起こったときには、福岡市でシェアオフィス事業を展開している筆者が勤めるコワーキングスペース、シェアオフィスである「The Company」も積極的に会員相互交流などを図って、国内外人流の活性化に一役買えればと考えています。

日本中のあらゆる離島や限界集落、地域においてこの五島テレビが取り組もうとするWifi強化計画は、良いモデルケースとして、新しい公共事業としても事業や人の呼び込みとしても、今後の事例提供になればと考えています。

神社で貰うお守りのように、あまねくWifiが繋がる島になれば素晴らしいことだと思います。

ここまで書きながら、実は五島列島にはまだ一度も足を踏み入れたことがございません筆者からのコメント記事は以上です。

(2019年3月25日 月曜日)

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