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2019年4月26日

就職は社会が必要としているけれどもみんなが嫌うような会社から誘われて行くべきという話です






おはようございます。

2019年4月も最終週の、ビルメン王(@shinya_ueda)提供の文字通り平成最後のブログ配信記事です。

毎年、この頃になりますと、街には真新しいスーツを着たいわゆる就職活動中の学生、通称就活生が溢れて、会社のセミナーや合同説明会、はたまたインターンシップ活動などに勤しむようになるようです。

しかしながら、続く少子化により、ついにひと学年の若者の絶対数が節目の100万人を割ってしまうような状況にあっては、新卒一括4月採用という慣行も、ようやく崩れてくるのではないかと思っています。

筆者は当年44歳でありまして、そろそろ長い「就活」ならぬ「終活」を始めようと思い、とりあえず断捨離の一環として髪を丸めてみましたが(どうせはげてきているし)、このように、一つ一つの物事を整理して前に進めていくのに、周りに合わせていく必要が特にあるかといえば、特段ないわけです。

そういう意味で、いつ社会に勝負する「社会人」になるかなど、別段個人個人で決めてもらって構わないと考えています。

そして、就職の時に一番最初に伝えなければならないことは、「就職は、行きたい会社よりも、誘ってくれる会社に行け」「社会に必要だが、みんなが嫌うような職に就け」とすすめるのが良いと思っております。

これは、学生時代の部活動の勧誘と同じです。

勧誘する側は、その組織に必要な人材の素養について詳しいので、適性がある人を瞬時に見分けて、積極的に勧誘します(会社も、ヒマではないので)。

一方、勧誘される「新入生」または「就活生」の方は、実はその組織の内部のことを全くと言っていいほど知らないので、外から見える(ように組織側が仕込む)なんとなく甘いあこがれで判断してしまいがちなのです。

筆者も高校時代に所属した山岳部、という、ただ重い荷物を背負って歩くだけの超絶つまらない苦行を強いる、そのような部活動の勧誘で、とてもかっこよくてリア充「感」満載のPV(プロモーションビデオ)を流して部活動紹介をしたら、数十人単位で(しかも女子のほうが多い)入部希望者が殺到してしまった、というような「事故」が起こってしまうのです。

また、皆が嫌がる仕事というのは、「必要な仕事」であるが故に残っていることが多いところ、古い人間による古い慣習が山積みになっており、一旦入り込めば改革し放題です。

こうした改革、改変を経た組織は、とても良い職場になることが多く、筆者の経験でもそのような組織はたくさんございます。

3K(きつい、きたない、キケン)の筆頭などと呼ばれた建設業の現場でも、改革が進み、今では週休二日制も取れる現場となってきていますし、新3K職場、現代の蟹工船などと呼ばれるSE(システムエンジニア)の職種においても、完全残業撲滅に成功した会社(現在は7時間労働を目指している)の例など、枚挙にいとまがありません。

就活には、みんなが「何で」と驚き、その回答に時間がかかるような仕事が、本当は良いと思っています。

誰もが「良い」と言うようなことは、競争が激しく、待遇も悪く、不安定で、実は悪いことが多いのですが、それをわかっていながら、自分自身に身を置き換えてみると、どうしても、そうした、「無難」な選択をしたくなってしまうものです。

それを防ぐには、自分の選択や判断や決断によって起こったことを「受け入れる」「受容する」という精神の鍛錬が絶対に必要です。

人間力を上げるというところでしょうか。

いいリーダーになるのは、いい人間でなければ不可能である。

どこかに書いてありましたがその通りなのでしょう。

今日は就活に関するお話でした。

就活生に対しては、就職してから、会社入ってからのほうががずっと長い、それだけは最後に申し上げておきたいと思います。

社会人になってから、8箇所くらい職場と仕事が変わっている、流木サラリーマンの筆者からのコメントは以上です。

(2019年4月26日 金曜日)

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「就活ルール」が事実上廃止され学生も企業も本当に身になる就職採用活動ができるようになったという話です

2019年4月25日

滑走路まで出た飛行機が機体の整備不良が発覚し引き返して欠航になったという経験をしました(全日空国内線)





おはようございます。

2019年4月の平成最後の国内出張に関するビルメン王(@shinya_ueda)提供の緊急ブログ配信記事です。

朝、福岡空港発で日帰りの東京出張を予定しておりました。

そして、滑走路まで出た飛行機が機体の整備不良が発覚し、引き返して機内待機した挙句、やっぱり本格的な整備をしないといけないということで欠航となり、ようやく機体から出られたという状況でこれを書いています。

当初から、何となく不安があるフライトでした。

機体の点検か機材の遅れからか、当初離陸時刻を15分遅らせるというアナウンスでした。

出先のアポイント先さまへは、メールやSNSで「ぎりぎりの到着になる」旨連絡して機内に乗り込み、滑走路での離陸の順番を待っているという状況の中、動き出して30分経過しても一向に離陸しません。

すると、怪しげなピンポン音とともに、機長のアナウンスが流れます。

曰く、機体の冷房系統の点検を行なっております、これは油圧系統にもつながっているので、念のための検査に時間がかかっております。

…。

機内の空気が一変しました。

ちょっと、温度が下がったような感じがしました。

こういう場合、心理的影響や負荷をかけないように、できるだけモデレートした言い方をするように、きっと航空会社のマニュアルにはそうなっているのでしょうが、明らかに、ほぼ100%の確率で、この機体は飛ばないなと乗員乗客みな確信したのです。

当該機体は全日本空輸(全日空)のものでしたが、無理して飛んで、御巣鷹山に突っ込むような真似だけはやめてもらいたいですし。

ここは、神様がやめろと言っているのではないかと自分を納得させました。

しかし、筆者のような、日帰り出張で結局同じ日に福岡空港に帰ってくる、というお気軽ビジネス出張者は、先様に起こっていることを丁寧に説明すれば、特に問題なくキャンセルすることをわかってくれます。

当方の事情、例えば寝坊とか遅刻とか、遅参にはそういうリスクがあるのですが、今回のは不可抗力であり、複数のアポイント先もそういうことならと特に問題なく、キャンセルを了承してもらいました。

ちょっとの寄り道で大怪我して(上田合戦)、関ヶ原に遅参してしまった徳川秀忠公の故事に比べれば、はるかに軽いものでしょう。

さて、機内に乗り込んで2時間、いよいよ空港に降り立つことができるようになりました
(同じ空港ですけど)。

新鮮な気持ちです。

空港に降り立つと、機内に乗っていた同志たち200人弱が、振替便やら払い戻しや、はたまた陸上交通手段への代替手段やらで、ごった返しておりました。

私がこうした空港の「混乱」を経験するのは、忘れもしない、あの東日本大震災の地震が起こった2011年3月11日の午後、福岡空港において東京に向かおうとする便に乗り込もうとするところでテレビに揺れや津波の衝撃的な映像が流れてきて、ほどなくほとんどの国内便が欠航になった、あの日以来です。

あの日は、ごった返す空港をとりあえずまろび出て、地下鉄に乗り会社に戻りながら、先行して東京に向かってセミナーなりイベントに出ている「部下」や「後輩たち」と連絡を取り合い、深夜まで会社に詰めて対策本部として、東京にいる人間の安否を確認しました。

そのようなことを考えますと、防災とか危機管理といったところにおける日本人の耐忍性は格段に向上しており、忍耐強く機内で待つ中で、特に騒ぐ人もなく、皆粛々と、すべきことをしているという点に、非常に頼もしいものを感じました。

きっと、これからの少子高齢化の中でも、この国は何とかやっていけるのではないでしょうか。

そんな気もいたしました。

「機体に不具合があるから欠航する」

これは、一見航空会社の失点ですが、無理して整備不良のまま飛ばして取り返しのつかない事故を起こすよりずっとマシな対応であり、現時点で取りうる最良の対応です。

機体もモノですから、どこかで不具合が起こることはあるものです。

それが、たまたま今日であったというところでしょう。

思えば、2時間滑走路および駐機場で乗客を詰めたままにするのは厳しいなというところですが、別に離陸していないのでスマホをいじったり本を読んだり、事態の推移をSNSで友人に知らせたり、それはそれなりな時間の使い方はありましたし、何よりこうして報告することでブログ記事にもなるわけですので、前向きに考えればむしろツイてるのかもしれません。

飛んでしまって、ヒヤヒヤしながら福岡空港に引き返して生きた心地がしなかった、とか、悪くすれば墜落していた「かも」しれないのですから、これで良しといたしましょう。

「失恋したけど長編が書けてラッキー」(ベアトリーチェとの失恋をバネに神曲という話を書いた)と言ったかのゲーテではありませんが、こうした文章が書けることも生きていればこそということで、今回は、いろいろありましたが全て良しということで筆を置きたいと思います。

早速、次の出張の予定が隙間なく入った筆者からの配信記事は以上です。

(2019年4月25日 木曜日)

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「会社再建は人の意志」米国同時多発テロで本社と従業員を根こそぎ奪われた会社再建の話

2019年4月24日

全国の中学生のみなさんに高等専門学校(高専)を進路の一つにぜひ考えてみてはと紹介する記事です

国立高等専門学校機構Webページより(リンクあり)




おはようございます。

2019年4月のビルメン王提供の、特に中学3年生になったみなさんへの学習進路に関するブログ配信記事です。

中学3年生にもなりますと、中高一貫校に進んでいる人以外の大多数の(公立)中学生は、自分の進路についていろいろと悩んで行くことになると思います。

そして、一般に考えられる高校への進学を考える時に、ひとつ、一般の「高等学校(いわゆる高校)」という選択肢以外にもいろいろあるということを知っておいて欲しいので、以前も書きましたが高専(高等専門学校)のことを改めて書いておこうと思います。

いわゆる中学生への家庭訪問においても、話題は中学卒業後の「進路」のことが主になるかと思いますが、普通、一般の教員である担任の先生が、一般の高校以外の進路について真剣に相談に乗ってくれるというのは非常に期待薄です。

それは、日本の教員というシステムが、新卒から教員一本であるという場合が非常に多く、教職自身が、実は教職以外の社会人経験がほぼないことに原因があると筆者は考えております。

教職ですから、中学を卒業したら、同じような教職が運営している高校(高等学校)に行くのが一番「普通」というわけです。

なかなか、イタリアに行ってバイオリン職人になるという「進路」が受け入れられることはないわけです。

あれは「耳をすませば」という漫画やアニメの話かと思われ、そのように「突飛」に思われるからこそアニメーションフィルムにもなるわけです。

しかしながら、筆者としては、バイオリン職人に限らず、多種多様な進路が、それぞれの子供達が一番望む形で開かれればいいなと思っているわけです。

そして、一概に高校といっても、いわゆる全日制の高校だけではなく、以前から再三にわたって言及しているネットで授業を行う定時制高校(N高校など)でもいいし、そもそも、高校いかなくても「高認」という高校卒業同等資格を得て大学入試等に挑戦できるという道もあるよという「道」を示しておくのも必要だと思うのです。

そして、こちらも繰り返しますが、いわゆる全日制(3年間の)高校(高等学校)に行く以外にも、5年制の「高等専門学校(いわゆる高専)」があります。

高専は、高校でもなく、大学でもない、中学卒業時から5年制の教育期間を持つ高等専門学校です。

法律的には、後期中等教育段階を包含する5年制(商船に関する学科については5年6か月)の高等教育機関と位置付けられている日本の学校教育法上の「学校」であり、学校教育法には、特に「深く専門の学芸を教授し、職業に必要な能力を育成する」ことを目的として掲げられている由緒と歴史のある日本が世界に誇る教育機関制度です。

ですので、設置主体も、「国」である場合が圧倒的に多く、2019年4月現在で筆者が調べた限りにおいては、全国に高等専門学校は57校あり、設置者別の内訳は、国立51校、公立3校、私立3校となっております。

圧倒的に、「国立高専」が多いのです。

ちなみに、全国の、2019年4月の現在の「国立大学」の数は86です。

これを見ても、国が、高専にかける予算配分と重点教育の姿勢は明確です。

以下、重要なことですから繰り返し言っておきます。

高専は、自宅からの通学が困難な学生に対しては、食事付きで寮費が実に(一例で)月学37,000円で済むという、超絶コストパフォーマンスの良い教育機関であり、修業年限5年の間の「後期」と呼ばれる3年間において、エネルギー、応用化学、環境生命、メカニクス、情報システムや建築土木といった専門知識を思い切り吸収できる充実したカリキュラムが組まれています。 
そして、こうした高専卒の学生の就職率は極めて高く、一例をあげると地元企業から大手の有名企業、世界的なグローバル企業まで求人が殺到し、求人倍率は25倍以上と、高専のOBOGは世界中の企業等から非常に高い評価を受けているのです。 
研究開発や基礎研究に不可欠な研究知識や粘り強い態度や振る舞いを身につけた、20歳の前途ある若者たちを放っておく企業はないと言ってよく、日本どころか世界の大型小型メーカーや研究開発企業において、「高専卒業生を採用すること」は、必須の企業経営戦略上の人事採用政策となっているのです。

このように、高専卒業生の人気ぶりから、高専に入るための学力試験の関門レベルも上がってきておりまして、全日制普通科高校との「併願」は事実上できないながら、各地区の高専の入試レベル(偏差値)は上昇しており、地域によっては、その地域一番の公立進学校を軽く上回る入試難易度となっている高専も出てきました。

ここで併願が事実上禁止となっていることを補足しますと、全日制普通高校の入試より一般に早く行われる高専の入学試験に合格した場合、公立高校入試前に「入学誓約書」を出すことが必要であり、そうすると公立高校にたとえ合格したとしても高専に入学しなければならない、事実上併願できないという意味です。

高専の定員は少なく、入学辞退が続出すると運営に支障をきたすというのが理由だと思います。

そういうわけでして、なかなか一般の高校入試には出てこない隠れたルートである、高専についてのご紹介でした。

高専出身者を積極的に採用しているという上場企業の役員からの話もありますように、将来自らがどのような技能や知見で身を立てていくのか、決めてしまわないまでもそんなことを考えることは、中学生にとってとても大切なことであろうと思うのです。

投資や企業経営の世界でも、「人の行く裏に道あり花の山」という、株式投資の格言といえば、何をおいてもまず出てくる言葉があります。

人間、自らの判断と言いながら、とかく集団心理で動きがちなのです。

しかしながら、それでは当然のように多数のどんぐりの背比べとなり、大きな成功は得られにくくなるのです。

高専卒の優秀な知人友人を多く知っていますが、自らは大学入試という名の専門性とはあまり関係なく広い知識素養をはかるという名目のもと単なる有職故実クイズとなっている嫌いもあるのではないかと考えてしまう、大部分の世界標準とは外れてしまっているのかもしれないローカルトリビア(あくまで私見)を経験したせいか、そこからの意識解放がなかなか進んでいない筆者からの「感想」は以上です。

(平成31年4月24日 水曜日)

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「高等専門学校(いわゆる高専)」という選択肢があるという大事な話をしておきます

2019年4月23日

英語学習における「単語帳」をそのまま覚えようとすることによる苦痛と成果の少なさについて(私見)

Z会「速読英単語」シリーズ 左から入門編、必修編、上級編






おはようございます。

2019年4月の平成最後のビルメン王によります日本人の英語学習方法に関するブログ雑感配信記事です。

筆者が高校生だった頃から、例えば「旺文社」単語帳といったような英語の単語帳というものはありました。

しかし、筆者のような英語の不得意なものにとってみては、残念ながら英語というのはそれを文化や芸能に高めることはできずに意思の伝達手段だと割り切っているものにとってみては、単語帳や辞書をはいどうぞと渡されても、それを喜んでひいたり頭から覚えようとして読むのは相当の苦痛でした。

筆者は、こうやって毎日毎日かような駄文をブログにして掲出しているくらいですから、日本語については結構好きで、これを文化や芸能にまで高められたらいいとすら思って日々精進しているわけですが、その日本語使いとしては世界的にはかなり上位に君臨(おそらくハーバード大学やオックスフォード大学の日本語学科の学生よりもはるか上)しているはずの筆者ですら、日本語の単語帳で日本語の単語や語句をいちから覚えていったということはありません。

漢字の書き取りはやりましたし、やらされましたが、こと「喋る」「聞く」日本語において、単語帳をめくりながら語句を覚えていくことはなかったと記憶しています。

英語も、同じではないでしょうか。

すなわち、単語帳で語句や単語を覚えようとするから苦痛なのであって、ひとまとまりの「文章」を朗読したり読んだり写経したりして、まるごと覚え込んでおくようにすれば、それで「ことば」としては十分ではないかと思うのです。

というようなことまできちんと考えた訳ではありませんが、筆者が高校生の時に初めて上梓されたZ会の「速読英単語」シリーズの紹介です。

高校や中学で配布される、何とかという単語集を、第何章から第何章まで範囲を決めて、単語テストに延々と時間を費やすのはかなり時間の無駄であり非効率な学習方法だと思います。

「単語だけを、ストーリーなく羅列」

で覚えるなど、至難の技です。

そんなの日本語大好きな筆者でもできません。

この点、必須英単語は、面白いストーリーの英文(音声もあり)の中で使われている単語を文章読みながら自然に覚えていくというスタイルなので、こちらのほうがずっと覚えやすいし、集中していれば1時間に一気に100程度の新しい単語に触れてもストレスがたまりません。

英語学習に割ける時間は限られています。

学生ならば、他の教科、例えば数学や地理歴史、物理や化学といった、大学や大学院、そのあとの社会人になっても分野によっては使う技能知識の基礎になる科目も勉強しなければなりません。

ここで、

「英単語だけが書いてある単語集」

を毎週何時間もやらせて机に縛り付けても、まったく面白くありません。

そのような無味乾燥な暗記で、やった直後からどんどん忘れてしまうよりも、面白い話の一つや二つ、「英語」の生の原文とネイティブの音声で「聞き流して」、なんどもなんども暗唱して自分で書き写して、自分の血肉にする、ということの方がよほど効果が上がるでしょう。

「単語帳」(単語集)のおかげで、大学に合格しました!

とか

「単語帳」のおかげで、TOEIC900超えを実現できました!

といった声が巷に溢れているのであれば筆者も考え直すのですが、どうもそのような声は寡聞にして聞かないので、やはり、言葉はストーリーで覚えていかないとダメなんだろうと考えています。

ここで紹介する、速読英単語という「単語帳」は、単語集ではありません。

むしろ、英文の読解、加えて英作文の教材であり、教科書に掲載されている英語の数倍、肝となる面白い英文が詰まっています。

「速読英単語」のやり方が、総合的な英語力向上の最短距離だと思っています。

大学入試対策にも、英検、TOEIC対策にも、英作文(レジメ)力をつけたい場合も、英文電子メール作成も、もちろん英会話にも、全てが応用が効く教材だと思っています。

そして、この速読英単語、入門編必修編上級編と3つございますが、ほとんどの大学受験生にとって(社会人にとっても)、実は入門編必修編だけで十分と考えています。

英語に限らず、何かを達成したいと思ったら、そこまでの道筋を日々やることの作業に落として一歩一歩進むより他ありません。

これは、「決断する勇気」とか「腰を上げる瞬間」と呼ぶ向きもありますが、このような作法を経て、皆自分の未来を開いていくのではないかと思っています。

勉強でも、仕事でも、ただ「真面目」にやるだけでは不十分です。

目標に沿った努力を継続的に行わないと効果は上がりません。

教材選びをミスってしまうのは、このように、目的の不明確さに始まり、方針の曖昧さをよび、そして望まない結果に終わる、このようなことであると考えております。

本日は、決して英語が得意でも好きでもない筆者(怒られるかもしれませんが)が、それなりに英語で書いたり読んだり喋ったりするようになるにはどうしたらいいかをよく考えて出した結論を申し上げました。

本日もお読みいただきありがとうございました。

こちらからは以上です。

(2019年4月23日 火曜日)

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英語学習歴30年の筆者が中学英語に訪れる壁について論じてみます

2019年4月22日

当たり前のように行われてきた(と筆者のような者は思っている)小中学校の家庭訪問が岐路にあるという話です





おはようございます。

2019年4月のビルメン王提供の雑感ブログ配信記事です。

新学期が始まり、全国の小中学校では、PTA委員決めだの家庭訪問だの、その前の家庭調査票という名の謎の書類を「紙」で提出するなどの有職故実が、明治以来150年間に渡って行われている今日この頃ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

こんな状況だから、少子化が止まらないのだと思っています。

学校が出す連絡事項など、紙で児童や生徒に「配布」するより、電子掲示板にして、児童も生徒も保護者も学校関係者も、それを一覧できるようにした方が早いですし、宿題や授業すら、オンラインで代替できるところが相当あるところどうして行わないのか、本当に不思議に思っています。

そんな中、小中学校でずっと行われていた「家庭訪問」がついに任意制になったり、一斉にとりやめるという小中学校が出てきたことが話題となっています。

授業時間の確保や教師側の働き方改革で、全児童全生徒を対象にした家庭訪問はとりやめたり、希望制にするという対応をとる小中学校が出てきたというのです。

確かに、小中学校の教諭が児童生徒の自宅に出向いて保護者らを交えて懇談するという「家庭訪問」ですが、その意味は、もともと、①担任教諭と保護者らの顔合わせ、②児童生徒の自宅・通学路の確認、そして③児童生徒の家庭の状況を把握するといった目的で行われてきました。

このうち、①顔合わせについては別段自宅で行う必要はなく、学校の授業参観や土曜授業での公開授業の場を利用すれば十分ですし、②自宅の場所や通学路の確認も、住所がわかっているのであればインターネットの地図(要するにGoogleマップ)を利用してプロットして、教諭側で好きな時間に散策するなど確認すれば十分であります。

そして、③家庭の状況を把握するということですが、家庭と学校での教育の連携という美名はありましょうが、そんなのは「大きなお世話」であろうというのが現在のプライバシー権が確立した時代における大宗の意見ではないかと思われます。

ということで、組織業務改革の基本である、①なくせないか、②減らせないか、③まとめられないか、という業務のどれもに当てはまる項目になってきつつあるこの家庭訪問という「行事」については、上層部の決断次第で①もしくは③授業参観との統合ということで解決されるべき事柄だと考えています。

「緊急時には保護者の携帯電話に連絡して迎えに来てもらうのが一般的」

になってきているこの現代社会(平成年間の終わり)において、一律の家庭訪問を実施する労力が残っているのであれば、もっと違った授業形式を取るなどの対策が必要でしょう。

特に、小6生や中3生といった、「進路」を控えている児童生徒に対して、その保護者と担任がとっくり話し合う学校での三者面談という場をきっちり設ける方が、教諭側児童生徒側にとって、よほど有用であろうかと考えています。

AI人材の育成とか旗振りをする前に、そもそも簡単なIT技術を使った学校運営や教育システムの合理化が図られないか、そこにより注目していきたいと思っております筆者からのコメントは以上です。

(2019年4月22日 月曜日)

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日本独自に発展した重層的な統治機構のあり方を勝手に議論してみます

2019年4月21日

組織(チーム)の目標設定は3種類定めるようにしたほうが回りやすくなって良いという話です







おはようございます。

2019年4月の組織(チーム)の目標設定というお題でお届けするビルメン王のブログ配信記事です。

先日、会社や組織、いわゆるチームで仕事をするにはどのように振舞ったら良いかというような、永遠の課題に一つの解決策を与えようとするセミナー受講の機会があったので行ってきました。

平成に入るくらいまでの日本の会社組織慣行といった状況としては、まずみんなまだ「貧乏」でしたしやることはいくらでもあるということで、手当たり次第足元にあるものに取り組んで行けばよかった、と大胆に過去を総括しました。

映画「風立ちぬ」でも主人公堀越二郎の学生時代の同期であり三菱重工の同僚でもある本郷の口癖は「日本は10年、いや20年遅れている!」というものでしたし、これは平成に入るくらいまでの日本人の共通認識ではなかったかと思うのです。

そしたらいきなりバブル景気が来て、日本アズナンバーワンという時代が一瞬訪れ、そこから長い長い不況の時代を経ながら、少子高齢化が来て、大きな自然災害に苛まれ、国の借金が異常に膨らんでなお、どうにかこうにか生き抜いた平成が終わります。

そして、これからの時代は、とりあえず食っていけるという以上の何らかのモチベーションがなければ仕事が続かない、組織が持たないという時代になったと説明されるわけです(もちろん、異論はありましょうが)。

少子高齢化社会となり、人口は減り、人手にかかるコストや費用がますます高く見積もられる世の中になりました。

ここで大切なのは、組織(チーム)としての「いろいろなレベルにおける」目標設定です。

目標がなければ人はやる行動の拠り所が得られず非常に不安になります。

しかしながら、これまでの世の中のマネジメントは、足元の課題、すなわち今からやることや今日やることについては具体的で明確だったのですが、それより上位の目標概念、すなわち理念の組織としての作り込みが弱く、また弱くなくても「組織の業績向上や発展」に直接つながらないことから、いつしか理念が現実の行動と乖離を起こしてしまうということが多かったということを聞きました。

ですので、目標については3つほど定めるのがよろしかろうということです。

足元から、①行動目標②成果目標③意義目標という3つの目標です。

①の行動目標については、具体的です。

あるエクセルシートを作れとか、営業の電話をかけよ、とか顧客を訪問するアポをとりたまえ、製図を作れ、といった具体的な行動に関する目標です。

こちらは、具体的ですぐやることが可能、つまり「アクションの起こしやすさ」に極めて優れるのですが、これらの具体的行動を積み上げたところではなかなか革新的な成果、すなわち「ブレイクスルー」は起きにくい、という対比があります。

次に②成果目標です。

こちらは、例えば予算を決定するとか、予算通りの売上を上げる、といった具体的ではあるものの、1日といったスパンでは達成できない中期的な目標です。

目指す大学の学部学科に合格する、とか、第一志望の高校入学試験に合格する、といったこともこの②成果目標に含まれるでしょう。

こちらは、アクションの起こしやすさ、についてはたくさんの方法があり、一定の売上を上げるとしてもどの顧客をターゲットにするのかといった具体策についてはやる人や組織に一任されています。

受験勉強についてもそうです。

もっとも効果が上がる方法から、習慣づけて試していくことになります。

セミナーでは、ここまでが、今までの目標による管理、であったと考えます。

ここから、その上に、③意義目標(理念)というものを持ってきます。

企業理念(ミッション)とは、企業の行きたい姿を目指すものとして昔からよく言われますが、どうしても理念が先行して具体的な行動や成果に結びつかないという悩みが多くありました。

ここでは、あくまで組織(チーム)が目指す目標の一つとして、企業理念(ミッション)を意義目標という言葉に置き換えてみます。

そうすると、例えばレンガ積みの職人が、レンガを使って建築現場にいて作業しているという状況を、3つの視点、すなわち、①レンガを積む(①行動目標)、②教会を建設する(②成果目標)、③地域の人々の心を豊かにする場を創造する(③意義目標)、で定義することができるというわけです。

この、①②③全てがわかっている「組織人」「チーム」の構成員こそ、これからの組織(チーム)に求められる人材であるということなのです。

そして、組織のリーダーにいるものほど、この③の要素を熱く語れる、もしくは熱くなる必要はないけれども的確に、静かに、組織に浸透し続けられる人であることが求められます。

そして、当然①②の具体的な行動目標にそった動きができることも求められます。

理念ばかり語り、校庭の掃き掃除もしない校長がいたら、それはあまり尊敬されません。

まったくセールスマンとして客の前に出せない管理職なら、それはあまり使い物になりません。

人間社会はよくできているものです。

この話を聞いて、地道にコツコツやることも、大きな理念を持って広めることも、同じように大切な「目標」の一つなんだなと考えとても得心がいったので、ご紹介いたしました。

毎日コツコツ、ブログ記事を書いて、いつかは優良メディアの高みに登りつめたいと願います筆者からの今日の記事は以上です。

(2019年4月21日 日曜日)

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チームの目標には幅を持たせたほうが良いという話です

2019年4月20日

究極の地方自治形態の一つの事例として「アンドラ」という小さな「国家」のことを紹介します





おはようございます。

2019年4月のビルメン王提供の地方自治に関するブログ配信記事です。

日本では、統一地方選挙(後半)の投開票日が迫ってまいりました。

投票率が50%を切る、要するに有権者の半分が票を埋めたまま死票にするという寂しい状況でありますが、各候補の陣営は、それこそ声を枯らしてそれぞれの思いを有権者に訴えています。

しばし、足を止めて自らの一票を誰に託すか、自らの住むまちの地域の政治の代弁者を選ぶという「行動」を起こしてみてはいかがでしょうか。

さて、日本にいては同一国家内の「地方自治」ですが、世界には、この地方自治をそのまま国家レベルまで格上げして、安全保障や経済といった困難な問題にも果敢に取り組み、地方都市のレベルながら国家としての独立を保って今日に至る小国家がいつくかあります。

その中で、今回はそんな世界でも最も小さな国家として「アンドラ」という国を紹介したいと思います。

アンドラは、フランスとスペインの間にある峻険なピレネー山脈の高知に存在し、領土は約180平方マイルといいますから、世界都市ニューヨークのおよそ半分、東京23区のおよそ2/3という「小ささ」です。

その中に住むアンドラ「国民」は約7万5,000人です。

岩が多く、高く峻険な山脈に囲まれた高原の国アンドラは、そもそも1930年代までは、この国を訪れることすら困難な山の中でした。

アンドラのそれまでの暮らしぶりは農業、そして牧羊でした。

1930年代になり、フランスとスペイン双方の大国から、アンドラへ続く道路が建設され、旅行者がその小さな国家を訪れ始めることで、この国の産業構造はガラリと変わります。

観光業が主体の国づくりが進んだのです。

今日では、旅行者がアンドラに持ち込む観光収入が、アンドラの経済の大宗を占めるようになりました。

アンドラには毎年100万人の人々が訪れ、岩で覆われた山々や自然、羊の群れや農作物などを見てそれぞれ、心を癒すのです。

旅行者は、衣服や時計、ワインや農産物を買い求めますが、アンドラでは物価が安く、輸入の関税も低く抑えられていることから、旅行者は買い物を楽しみやすい環境が整えられています。

アンドラの国家統治機構は珍しく、それは古代からの法律と慣習、規則にのっとったものです。

このアンドラ国は、昔はアンドラ大公国といい、今はスペインのウルヘル司教とフランスの大統領によって統治されています。

彼らをまとめて「アンドラの(共同)大公」と呼び、彼らは平等な権力を持ち、彼らの代官として、アンドラの人々が設定する議会において法律や規則が定められ、行政機構によって粛々と運営されます。

そして、アンドラの人々は、スペインの司教には2年に1度、ハム6本、チーズ6個、12羽のめんどり、そして8ドルの報酬を支払います。

一方、フランス大統領には、2年に1度、2ドルが支払われます。

このように、フランス、スペイン双方の首長や宗教界の長を戴き、住民(国民)による自治を進めて観光業によって栄えて今日に至る、これがヨーロッパのピレネー山脈にひっそりと息づく、アンドラという国になるのです。

アンドラどころか、ヨーロッパにすら行ったことが未だない、44歳(2019年4月現在)の筆者からの紹介記事は以上です。

(2019年4月20日 土曜日)

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日本独自に発展した重層的な統治機構のあり方を勝手に議論してみます

2019年4月19日

日本の最強証券会社と謳われた野村証券がついに店舗の統廃合に踏み切るという感慨深い話です






おはようございます。

2019年4月のビルメン王提供の日本の金融業界、証券業界(投資銀行業界)に関する感慨深いブログ配信記事です。

証券業日本最大手、野村証券を傘下に持つ野村ホールディングスは、2019年4月4日、同社グループの構造改革策として、日本国内の同社店舗を2割削減するほか、一部の海外事業を縮小もしくは撤退すると発表しました。

当然、事業運営コストは下がりますので、今後は2018年3月比でん年間500億円ものコスト削減の効果が見込めるということです。

しかしながら、当然「営業」の力は削がれますので、これまで当社のトレードマークであった「猛烈営業」は影を潜め、社章のデザインから「ヘトヘト証券」とまで言われた同社の働き方や事業の方向性についても大幅な変化が訪れそうです。

いわゆる、モーレツ営業ではなく、収益性が高く成長が見込める事業分野に経営資源を集中させ、これまで後手に回っていたデジタル戦略にも本格的に取り組むということです。

同社の永井CEO(最高経営責任者)は、投資家向け説明会の発表の場で、こうした戦略を取る背景として、少子高齢化や急速な金融取引のデジタル・インターネット化を挙げ、こうしたトレンドの中、いわゆる昭和や平成な伝統的投資銀行ビジネスは、控えめに言って崩壊しつつあるというようなことを述べたそうです。

164店舗ある(2019年4月現在、同社ホームページによるビルメン王調べ)野村証券の国内店舗網も、首都圏を中心に「再編」「削減」「統合」し。30店以上を廃止するとのことです。

そして、顧客の属性に即したサービスラインを整え、営業職員(7,000人弱)のうち、その半数の配置も変えて、報酬も成果連動色を強めるリストラ策を講じるそうです。

その組織を統括するマネジメント体制についても、これまでは、「地域」と「ビジネスライン(業種)」という2つの軸でのクロスマネジメントを行なっていましたが、今後は「地域」によるマネジメント体制(例えば九州沖縄地域の営業を担当する常務執行役員といったポスト)を撤廃して、業務の重複をやめるということです。

かつて最強証券会社の名をほしいままにした、大阪商人の権化である野村証券の新しい挑戦に敬意を評して、些少ながら同社株式への投資を考えてみようと思います。

零細投資家からの個別銘柄紹介コメントは以上です。

(2019年4月19日 金曜日)

野村証券の社章 通称「ヘトヘト」


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株はよく相場を知っている株屋でしっかりと見極めて買いたいものです

2019年4月18日

2019年日本の水産加工会社大手の日本水産が日立造船と組んで「鯖(サバ)」の陸上養殖事業に参入するという話です

鯖(サバ)




おはようございます。

2019年4月のビルメン王提供の日本の「鯖(サバ)」に関するブログ配信記事です。

鯖といっても、ネットスラングで言うところのクライアントサーバー能力のことではありません。

原語通り、魚好きな日本人も好んで食べる、サバ(鯖、英語で「Mackerel」)のことでして、動物学的には魚類のスズキ目サバ科のサバ属などに分類される魚の総称です。

世界各地で食用にされている大衆魚ですが、日本近海ではマサバ(真鯖)、ゴマサバ、グルクマ、ニジョウサバ(二条鯖)の計4種が見られるとのことです。

その中で、今回は水産資源確保と病気や寄生虫などを制御した「陸上養殖」のサバの生産について、日本勢も参入するということになりました。

日本水産が日立造船と組んでサバの陸上養殖に乗り出すことを決定しました。

具体的には、山陰の鳥取県米子市に、2,700トン規模の巨大な水槽を陸上に設置し、サバの専用養殖施設を建設し運用を開始するとのことです。

陸上養殖は、これまで行われてきた海面を利用した海中養殖に比べて、環境の変動(赤潮など)に左右されず、魚の病気や寄生虫も予防できるのですが、養殖にかかる費用(コスト)がかかるのが難点でした。

今回、日本水産は、水処理能力技術に長けた日立造船と異業種間でタイアップして、上下水道などの処理技術を導入して、陸上いけすの投資額と運用コストを下げることに成功しました。

そして、アニサキスといった寄生虫が原因で食中毒が発生する危険を除去できると、外食店などへの営業攻勢をかけ、アニサキスの心配が少ない生食用サバの引き合いなどを中心に、通常の海中養殖サバや天然サバよりも高い価格で販売するという目処をつけました。

こうして、売価と生産コスト双方からのアプローチで、画期的な陸上養殖サバのプラント計画が実施の運びとなったわけです。

養殖施設の完成は2020年3月を予定しており、稼働は同年4月から、敷地面積2,000坪の土地に、合計10基の水槽(合計2,700トン)を構える巨大な養殖サバ工場です。

出荷が順調に進めば、年間のサバ生産量は250トンに上るということです。

東京オリンピックの選手村の食卓にも、安全な日本陸上養殖産のこの陸上サバが並ぶ日がやってくるかもしれません。

人間が古来より従事してきた「漁業」についても随分様変わりしてきたことを感じた筆者からの紹介記事ですが、実は2019年4月も地上波放送された映画「風立ちぬ」の主人公堀越二郎が好きな焼きサバをほぐして取り出したサバの骨を見て「翼断面の傾きと同じだ」と言ったことからこの記事を書こうと思ったということは秘密な私からは以上です。

(2019年4月18日 木曜日)

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長崎県平戸市でやっている定置網漁業体験に行って魚を食べまくった話

2019年4月17日

2019年4月の統一地方選挙における地方政党の伸長と定着について筆者の見解をまとめておきます

都道府県議会、市議会議員選挙の選挙運動用ビラの解禁について





おはようございます。

2019年4月のビルメン王による日本の地方自治の最新状況を論じてみようという意欲的なブログ配信記事です。

2019年4月は、4年に一度やってくる統一地方選挙の年でありまして、各地方公共団体で、市長や特別市の市長、都道府県議会議員、市町村議会議員の改選が一気に行われる年であります。

今年は、選挙活動における「地方議会議員の選挙における選挙運動用ビラの頒布」というのが2019年、すなわち平成31年3月1日に解禁され、より歩行しながらの選挙活動に弾みがつくようになる、といった制度面の改正もありますが、あまりにマニアックな条項であり、一般の有権者の皆さんには馴染みがないものだと思います。

やはり、「電子投票制度」の解禁(既存の投票箱による投票方式と(当面)併用)が筆者個人としては、投票率凋落の歯止めとして最も効果的だと考えておりますがいかがでしょうか。

さて、日本の地方選挙においては、既存の国政レベル政党の組織による支持支援体制に頼るということは、かなり危険になってきていると思っています。

こうした、「内向き」の組織に頼る選挙戦を戦うと、うちわの組織で盛り上がることはできると思いますが、ともすれば「風頼み」になってしまい、こうした大組織である国政政党における何らかのスキャンダル、失言により、全国津々浦々の「地元」地方議員候補に大打撃を与えてしまうという状況もあるのです。

それよりも、すでに有権者の過半数を占めるに至った「無党派層」および、そもそも選挙に行かない、行ったこともない「無投票層」に対し、「期日前投票」を含めた投票行動を促すように外向きに運動することこそ、組織を持たない(組織の支援を受けられない)新人候補の取るべき王道ではないかと考えております。

さて、全国の政令指定都市や東京都議会のレベルでは、「地方政党」による議席獲得が進み、すでに全国区の既存政党の都道府県連レベルを凌ぐ勢いです。

最初に登場したと(筆者が考える)、大阪維新の会、という大阪市や大阪府を地盤に持つ地方政党ですが、都構想といった住民投票では敗北するなどつまづきも見られますが、依然として、議会第1党の地位にあり、また大阪府知事大阪市長という行政の長を、直接代表たる選挙により出し続けているという点は特筆に値します。

次に同じく政令指定都市である名古屋市です。

こちらも、「減税日本」という事実上の地方政党による首長と議会勢力が存在感を出しております。

そして、首都東京においても、賛否は分かれますが「都民ファースト」という議会第1党の地域政党が、首長である東京都知事によって生まれ、議会勢力を保持するに至りました。

このように、既存国政政党の都道府県連レベルでは押しとどめられない、地域政党の伸長は、地方自治という、国政レベルと地方公共団体レベルの二元政治をそもそも予定している日本国憲法の統治機構論理にも合致する、よい傾向だと思っています。

憲法施行より70年を経て、ようやく法の予定(予見)したような政治機構の姿になってきたというわけです。

そういう意味で、平成最後の選挙戦となるこの統一地方選挙の帰趨は、筆者のような政治大好きクラスタにとって、最高の生きた題材を与えてくれるものであり、今後の研究に勤しみたいと思います。

筆者の「お膝元」西の九州島の最大政令指定都市(2019年現在)であります福岡市の福岡市議会においても、「福岡令和会」という新しい地域「会派」が誕生しました。

東京大阪名古屋の三大都市圏に続き、福岡や札幌、広島や仙台といった地方中核政令都市においても、このような地域政党の流れが強まるのではないかと筆者などは見ています。

一度、(希望の声が高い)政治や歴史好きのオフラインミーティングも企画していますので、奮ってご参加ください。

こちらからのお知らせは以上です。

(2019年4月17日 水曜日)

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年末に向けて政治家への寄付などをしてみむとて気をつけておくべきこと

2019年4月16日

自己意識を高く持つのと実際にそのように振る舞うのは別だという当たり前の話をします





おはようございます。

2019年4月のビルメン王提供のブログ配信記事です。

おはようございますと言ってますが、まだ起きてません。

筆者としましては、早起きして、運動(散歩)して、自宅の周りの清掃活動もして、知的活動に読書などして、仕事もばっちりやって、家事というか自分自身の面倒も見て、きちんと着こなし洗濯をして、その上で自己研鑽(という名のフィールドワーク=飲み会)もしたいし見たい映画もあるし、家族と話もしたいし、そもそも仕事場の整理もしたいし、随分あっていない遠くの友達とも会ってちょっとした話もしたいし、まだFB(フェイスブック上)でしかやりとりをしていないけれども実際に会って食事したり飲みに行こうよと言われたままほたっている数多くの「約束」を実現したいし、旅もしたいし国内も海外も訪ねて行きたいところもたくさんあるし、そもそも今週末(2019年4月21日(日))投開票の地方統一選挙(後半)の応援や野次馬にも行きたいしブログ記事の書き溜めでもしておきたいところなのですが、まずは心身の健康第一であることはわかっているのです。

なので、まだ起きられないのです。

しかし、寝過ぎは身体にかえって毒であるというエビデンスもあり、身体(というか脳)の疲れを取ったならば速やかに起きて活動して、身体の方から十分に疲れさせて、脳もろともぐっすり寝るための「準備」をした方がより健康になるということでありますので、そろそろやっぱり起きなければなりません。

さて、自己意識を高く持ち、同時にいろいろなことをやりたいと意欲的に「思う」のは大変重要です。

ですが、人間身体は一つなので、これから当面やれることは一つだけに限られます。

ですので、思うことと、実際にやることの間に、習慣や心構えという力を使って、やる順番を決める「整理」をつけることが大切になってくるのです。

筆者が今まで見た映画の中で、最も印象に残った作品のうちの1つ(たくさんあるのですが)に「アレキサンダー」(ハリウッド映画なんで英語読み、原文類似読みだとアレクサンドロス)という、コリン・ファレルが主演した壮大な戦記物映画がありますが、この中で、物語の語り部となる老齢となったプトレマイオス一世(アレクサンダーの友人にしてその死後アフリカの占領地を実質統治しファラオになった)が、「本当の大王はアレキサンダーのみ」「エジプトの統治者たる私など、(アレキサンダーのなしたことに比べれば)ほんと、大したことない」といった感慨を述べ、「そして、彼(アレキサンダー)を皆が殺した」「遠征と彼の夢についていけなくなった皆が殺した」と述べて、これは公式な記録に取るな、と言って終わるシーンがあります。

自分の行動できる範疇を超えた夢を語る人に対して、凡人が思うのは、ついていきたいという衝動と、離れるべきと思う恐れです。

両方あります。

「ここを渡れば人間世界の悲惨、渡らなければわが破滅。進もう、神々の待つところへ。我々を侮辱した敵の待つところへ。賽は投げられた!」

とかのルビコン川を渡ってローマに進軍したユリウス・カエサルについていった兵士たちも、そんな不安の最中、この檄に打たれて一気にまとまり進軍したわけです。

そういう意味では、自分自身の中にいる前向きな意志と不安な要素のバランスを取ること、そして時間が有限であることから迷ったらGOと言える気概とチャレンジ精神が一番大切なのではないかと思う次第です。

アレクサンドロスの名前は、英語読みではアレキサンダーとなりますが、ペルシャ語やアラビア語としての言い方としてはイスカンダルとなり、その言い方で遠くマレー半島まで伝わり、「イスカンダル計画」という巨大な不動産開発計画の名前となり、さらにその名前を日本の宇宙漫画家が取り上げ、コスモクリーナー技術を持つイスカンダルという目的地に設定しました。

宇宙戦艦ヤマトの公式設定では、西暦2199年、ガミラスの攻撃により滅亡の淵に立たされた地球人類に、イスカンダルのスターシャが波動エンジンの技術を提供し、放射能除去装置コスモクリーナーDを取りに来るようにメッセージを伝えたとあります。

このメッセージを受け、沖田十三率いる宇宙戦艦ヤマトはイスカンダルへと旅立つのです。

一度書いておきたかったので、アレクサンドロス大王から、宇宙戦艦ヤマトまでのつながりを一気に説明してみました。

自己意識が高くない筆者からの考察は以上です。

(2019年4月16日 火曜日)

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(筆者お奨めの記事)2013年度版「自己満足の英雄に陥らないために」勤め人のみなさんへ

2019年4月15日

知識や技能をコストパフォーマンスで計ってよかったという時代などなかったと思う話です

レオナルド・ダ・ヴィンチ




おはようございます。

2019年4月のビルメン王こと筆者が好きに語る壮大な人間の「知」や「教養」に関するブログ配信記事です。

先日、大学入学式での式辞を紹介する記事や、タブレット動画配信授業の紹介により、いわゆる定期的な教育プログラムというものの「効率」は非常に高まった、というような話をいたしました。

GAFAMとか頭文字で言われます、超巨大クラウドテクノロジー企業が、この世の知識や技能を丸ごと吸い取って、そうして集めた知能や技術を再構成して最適化したプログラムとして人々に提供し、革新的なサービスや商品に仕立て上げるといった「技」がまことしやかに喧伝され、そうして世界はそういったクラウドテクノロジー企業たちに支配されるのではないかという、不安とも期待ともしれない風潮が横たわるそんな世の中になりました。

しかし、世の中見渡してみても、どうも人間便利に効率的に生きて死ぬ、ということに喜びを感じる生き物ではなさそうなのです。

効率的に進めるのは、その効率的に行うことで確保した「時間」なり「手間」なりで何ができるか、そのオリジナルに異なる何かをそれぞれの人間生命体が見つけない限り、いくら効率的に知識を導入できても、大学や研究や資格試験での「成果」をあげたとしても、人間として幸せとは言えないのではないかと思うわけです。

そういう意味で、「知」とは無駄の塊です。

無駄なものに、一定のフレームワークを与えて試験や資格に仕立て上げたのが人間ということであれば、そんな「効率」を求めるカリキュラムをいくらなぞっても、問題を作った人間を超えることはできないわけです。

こういう、知識のバラ売りといいますか、マネタイズといいますか、コストパフォーマンス主義というのは、もうこれだけテクノロジー全盛の時代にあって、なかなか限界を迎えつつあるのではないかと思うのです。

すぐに役に立つ知識やコストパフォーマンスとしての教養、このようなやり方では深い人間的洞察はできないのです。

人間とか社会とか生命とか、そういったものを深く洞察して、一見してビジネス社会での「稼ぐ」こととは全く関係ないように見える「教養」というものをつけておくのが、人類社会を前に進めるような壮大なイノベーションに繋がるというのは、過去の歴史を見てもけっこう明らかなのです。

例えば、中世ヨーロッパに忽然と現れた(ように見える)人間として天才といえるレオナルド・ダ・ヴィンチについてですが、彼は正規の学校教育というものを受けていません。

学校の成績が振るわなかった天才たち、ということでよく例に出されるのがアインシュタイン博士ですが、ダ・ヴィンチに至ってはそもそも学校教育の外にありました。

「モナ・リザ」という絵を書いたことで、画家としての名声が一番高い、ことになっていますが、彼は万能の天才であり、あらゆることを深い洞察で見抜き、極めて高い論理性を兼ね備えた人物であったとのことです。

しかも、ここが重要ですが、彼にとっての「通常」「普通」の考察を、彼以外の誰もが驚嘆しましたが、彼としては全くそれによって奢ったりせず(というか他人の評価などに興味がない)、淡々と、自己の興味の向くまま、考察や思索、創作に勤しみました。

科学的創造力の面での成果としては、ヘリコプターや戦車の概念、太陽エネルギーや計算機の理論、二重船殻構造の研究、さらには初歩のプレートテクトニクス理論も理解していたといいます。

さらに生命や発生についての知見もはるか世の中の先を行っていました。

これらは、今現在の知識の中で「正解」を効率よく教えるいわゆる学校教育とは真逆のアプローチです。

そうして、こうした振る舞いを見せる「天才たち」に対して、無駄や非効率を切り取ろうとするのは、彼らにとって非常に不利益であるということです。

そして、このような「天才性」は、分野こそ限られるでしょうが、あらゆる人間に 備わっている徳目ではないかと思うのです。

ともすれば、「趣味」「趣向」の世界に「マニアック」に矮小化されそうな世界に、そうした天才の種が詰まっているというのは、かのダヴィンチもなんでもメモに取って考察するメモ魔であったことからも見て取れると思います。

人間、ある程度の生きていく振る舞いができるだけの自活能力を備えたら、それ以上はあまり容喙、介入せず、レッセフェール(意訳「好きにしろ」)で見守るという態度が必要になってくるのかもしれません。

そんなことを考えながら本日の記事を終わります。

凡人が天才を語る、そんなこちらからのお話は以上です。

(2019年4月15日 月曜日)

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2019年4月開校4年目を迎えたネットの高校「N高等学校」の入学者が4,000人を超えたことについて

2019年4月14日

世界大学ランキング2019年で42位まで落ちた日本の東京大学の入学式での話が非常によかったという話です







おはようございます。

2019年4月のビルメン王提供の勉学に関するブログ配信記事です。

世界大学ランキング2019年(現時点での最新版)で、42位まで落ちてしまった日本の最高学府東京大学ですが、ここでの今年の入学式での式辞が大変よかったと巷やネットの世界で評判ですので覗きにいってきました。

自身も東大出身、ジェンダー(性差)研究で有名な東大教授の上野千鶴子さんですが、正直フェミニズムとかフェミニストとか、女性が1人で焼肉店や牛丼店で食べたり、ラーメンすすることをおひとりさまとかいう言葉で流行らせたといった言葉しか知りませんでした。

しかし、「教授」として彼女が入学生たちに述べた言葉は、自身も研究者としてあがいてなんとかここまでやってきた、そのことを身を以て伝えているようで、決して上から目線で教授してやろうと訓示を垂れたものではなかったのです。

少し引用します。

(入学者に対して)あなたたちはがんばれば報われる、と思ってここまで来たはずです。
ですが、がんばってもそれが公正に報われない社会があなたたちを待っています。
 
そしてがんばったら報われるとあなたがたが思えることそのものが、あなたがたの努力の成果ではなく、環境のおかげだったこと忘れないようにしてください。 
あなたたちが今日「がんばったら報われる」と思えるのは、これまであなたたちの周囲の環境が、あなたたちを励まし、背を押し、手を持ってひきあげ、やりとげたことを評価してほめてくれたからこそです。 
世の中には、がんばっても報われないひと、がんばろうにもがんばれないひと、がんばりすぎて心と体をこわしたひと...たちがいます。がんばる前から、「しょせんおまえなんか」「どうせわたしなんて」とがんばる意欲をくじかれるひとたちもいます。 
あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。  
恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、そういうひとびとを助けるために使ってください。

おそれいりました。

正しい、尊い、賢者の言葉です。

まったくその通りです。

東大に受かった人はもちろんすごいけれども、それは、その人の努力の認め押し上げモチベーションを維持させ続けた、経済的にも手間的にもさまざまな人々の支えがあったからでありまして、それは塾とか講義とか予備校とか高校の授業カリキュラムとか、そういったものを超えたもっと上位の人間的なものがあるわけです。

やはり、この方、言葉で物事の本質を伝えるということで、さすが賢い、プロの研究者です。

もう少し引用します。

これまであなた方は正解のある知を求めてきました。
これからあなた方を待っているのは、正解のない問いに満ちた世界です。
  
大学で学ぶ価値とは、すでにある知を身につけることではなく、これまで誰も見たことのない知を生み出すための知を身に付けることだと、わたしは確信しています。 
知を生み出す知を、メタ知識といいます。そのメタ知識を学生に身につけてもらうことこそが、大学の使命です。

さすが賢人です。

言うことが正確で、全く無駄がありません。

がんばったから評価するという枠組みを超えてしまった世界に入ったそれぞれが、持てる能力と熱意とやる気、すなわち全人格をかけて勝負する世界、これが大学や社会人の待つフィールドということになります。

これが、死ぬまで続くわけです。

己の、己に恥じぬ戦いです。

そう言う意味では、中学受験、高校受験、大学受験と、いってしまえばどのように「学習」「勉強」すれば求められる知識技能が身につくのか、については非常に明確になっており、動画配信授業とかタブレット人工知能学習とか英語リスニング動画配信とか、さまざまなインターネットテクノロジーにより、大学入試という目的に合致するならば、別段全日制高校に通う必要すらなくなってきているというのが昨今の事情だと思います。

N高等学校という、通信制インターネット高校(沖縄県うるま市)の新入生が4,000人を超えるとか、そういった流れは止めようもなく、How Toの世界においてはすぐ効率の良い方法に取って代わるのが世の常ですが、答えのない世界、何について頑張ったら良いかを「自ら」「見定める」ことが必要となる大人の世界というものの残酷さが、逆にクリアになってきている、そのような世の中ではないかと思うわけです。

How To ではなく、Whyが問われ続ける大人の世界。

残酷かつ美しい世界であります。

筆者も、大学の法学部で得た知識など、今の法学者や実務法曹界の人間に言わせれば、昭和の古すぎる昔のカビの生えた旧説、ということになってしまうわけですが、それでも、かの場で学んだ「論理的に確からしく説得する」という技法をどのように突き詰めるかというのは、言語や社会文化の壁を超えて、人を説得し糾合する確かな技、奥義ではないかと考えて不確実なこの世の中を、それなりに必死に過ごしております。

願わくば、日本の大学が、もう少し世界の中で「復権」することを切に願いまして、この論の終わりといたします。

東大法学部には入れなかった、42位のさらに下の大学卒業者の筆者からは以上です。

(2019年4月14日 日曜日)

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2019年4月開校4年目を迎えたネットの高校「N高等学校」の入学者が4,000人を超えたことについて

2019年4月13日

2019年4月開校4年目を迎えたネットの高校「N高等学校」の入学者が4,000人を超えたことについて

タブレット授業




おはようございます。

2019年4月のネット授業やネット会議や講義シェアリングに関してビルメン王こと筆者が自らの感覚に沿った所見を述べるというブログ配信記事です。

2019年4月、4年目を迎えたネットの定時制高校であるN高校(沖縄県うるま市)の入学者が4,000人を超えたとのことです。

1学年4,000人といいますと、筆者の近所(福岡市)の全日制公立高校の定員が400人程度であることからしますと、ざっと地方中核都市の公立高校10校分となり、これは控えめに言っても大勢力であろうと思います。

筆者の出身であります、北九州市八幡西区にあります福岡県立東筑高校(去年2018年4月の春の甲子園に出場!)という母校に至りましては、当職が高校生であった25年ほど前の1学年の定員は470人であり、47人クラス10クラスであったところ、なんと今年(平成31年4月入学)は280人で40人クラス7クラスだということです。

いわゆる普通の高校については、もはや少子化まっしぐらです。

こうした状況を見ますと、全国的にもN高校の一人勝ちというのが見て取れると思います。

もちろん全国から入学者が集まるわけですし、入学式もネットでVR体験で行うということですから、4,000人が一堂にリアルに会するわけではありませんが、れっきとした、文部科学省が管掌する学校教育法上の高等学校卒業資格が取得できる「高等学校」として、これだけの入学者がいるというのは驚きのことだと思います。

しかしながら、筆者は実はこの「流れ」は予想しておりました。

高校での必須授業科目(主要5科目)についての基本知識は、最も「教え方の優れた教師」による渾身の動画配信授業を1シリーズ通して視聴すれば、全日制授業でのスクール型授業よりもむしろ「集中」して理解を得ることができるでしょう。

問題演習も、スクール型授業で40人単位で「同じ」問題演習をさせるより、より個人個人に特化した課題を出して解かせるようにした方が、明らかに個別の生徒の学力や理解は向上するでしょう。

そうした、わからないところにすぐ戻れるのが動画配信授業の良いところです。

わからないところに戻って聞き直せばいいし、わかっているところは2倍速なりですっ飛ばして概要だけわかって先に進むことができます。

実は、クラスで一番成績が良い子、というのはその人個人に限って言えば、学習機会が「下方に」下げられているという意味である意味「不幸」なのです。

つまり、授業の進度ぴったりに張り付いて実力を伸ばすというのは、とても気持ち良いように見えて、本来なら「通常の」学習者が行きつ戻りしながら理解しその人として最高の理解スピードで進む、そうした体験ができずに不幸だというわけです。

個別動画配信授業ならば、周りの人とペースを合わせる必要はありません。

高校卒業に必要な理解力や学力を、ある一定期間経過後に、見せてくれればいいわけです。

最初の立ち位置(合格判定E判定とか)や、言ってしまえば途中経過も、別に関係ないのです。

到達地点とそこまでの期限さえ、きっちり区切って、そしてそれまでの登り方や到達のやり方は、個人個人のやり方に極力任せてしまう、こうした自主学習の習慣が、例えば社会に出た時には決定的に必要になっていく、生き抜くスキルに直結するのではないかと思っています。

親なり教師なりがいちいち授業するよりはるかに効率的です。

ただ、動画授業の質が「学習者本人」にとっていいか悪いかは事前に親なり教師なりが見て、判定してあげる必要はありますが、多くの目にさらされる動画授業配信の絶対的な質は、概ね高いものといえます。

真面目な話、N高は日本の高校業界におけるアマゾンのごとく、市場の過半を制する可能性があります。

1994年に創業したAmazonは、5年後にはすでにメジャーになっていましたが、その時は全てがAmazonになるはずないという論調が支配的でした。

しかるに、Amazonはその後も急速な成長を続け、ついにウォルマートをしのいで世界一の小売業者となり、さらに成長を続けて今度はリアル小売店を買収してリアル世界にも進出しました。

また、筆者がN高になぜここまで肩入れして発展を確信しているかというと、私は実は、先ほど言及した自分が卒業した全日制高校で卒業生講話なんかもやってますけど、その母校の生徒とツィッターやフェイスブックでつながっているのはたった1人です。

しかるに、N高でつながっているのは、会ったこともないけど10人はいるという事実があります。

人生は有限だから、リアルに会う会わないは別にして、できるだけ多くの人と話せるうちに話しておいた方が良いと思うのです。

そんな可能性にかけて、開校まもないN高に入った高校生の決断は尊敬されるべきものであります。

また、こうして考えると、全国の高校生は毎年100万人程度生まれていますが、すでにN高は4年目で4,000人に来ましたので、このままいけば1万人(市場占有率1%)には軽く行くのではないかと思っています。

日本全体の外食産業の規模が、年間売上高25兆円だとして、その中で最も市場占有率が高いのが、例えばマクドナルドだとして、業界の1%を取れば2,500億円となり、だいたい現実と同じようなものになります。

外食産業におけるマクドナルドの立ち位置と、日本の高校業界全体におけるN高の立ち位置が同じように見なされる時代が、すぐそこにやってくるでしょう。

もう一度言いますと、N高とは、高校卒業資格と大学受験資格学習も同時にできてしまい、その他課外授業の時間や機会を最大限したネットの高校であり、大数の法則で学費は安いし業界内最高の授業が動画で可変速で聴き放題だし、世の中の最先端の事情に通じています。

大学受験対策も動画授業とチューターフォローでばっちりです。

全日制高校(課外含む)と予備校と塾を合わせた究極の姿ともいえます。

筆者のところにも、全日制高校の息子も公立中学校の娘、公立小学校の娘もいますが、息子も娘らも、学習ベンチャーのアタマプラス社のタブレットソフト学習や、リクルート社のスタディサプリ、それから基礎英語のNHKラジオ講座(のタブレット配信授業、テキストはkindle)などでのタブレット動画学習です。

世の中、シェアリングに急速にシフトしていっていることを肌で感じる今日この頃です。

本日の記事は以上です。

2019年4月12日

昔の人は凄かったという感覚をもう少し深掘りすると本気で生きていたということではないかと思った話です

ジャンヌ・ダルク





おはようございます。

2019年4月のビルメン王提供の昔の人の想像力はすごかったというブログ配信記事です。

2019年5月1日から、日本では元号「令和」が始まりますが、その前の平成の前の昭和の前の大正の前の明治時代、鎖国を解いた日本に大量の外来語や外国語や概念がやってきた時、日本人はそれら全ての言葉や概念を、日本語に置き換えるという膨大な作業を行いました。

実は「社会」という言葉は、明治時代に「society」という外国語を翻訳する過程で生まれた新造語なのです。

これまでの、江戸時代までの日本語にその概念が存在しないので、近しい概念か全く新しい概念か、中国あたりから借用してきた概念か、とにかく適当な座りの良い言葉を選んで当てはめるという膨大な作業の結果、

individual 個人
honeymoon 新婚旅行
philosophy 哲学
science 科学
time 時間
adventure 冒険
telephone 電話
right 権利

といった新しい「言葉」が生まれ、それが新聞等の論説や日本のあちこちで行われたリアルな演説会や討論会によって使われ、市民権を得て、これまでの日本語に統合されていったわけです。

それに引き換え、自分も含めて今の日本人の 頭の悪さ 節操のなさときたら見てられません。

アイデンティティとかイデオロギーとかコンプライアンスとか結果にコミットとかアカウンタビリティとかイノベーションとかユニコーン(音楽家ではない)とか、本来の原語の意味すらわかっていないまま、適当にカタカナ日本語にしただけで使っているような気もいたします。

最近も、コンプライアンス重視という中で、勤務時間中に居眠りしてしまう新人を注意できない中間管理職の悩みというやつを聞いてしまい、そんなの一喝して給料分働けと言って終わりじゃないのかという話をしたら、「いやコンプライアンス重視の世の中なんで」「パワハラと取られたら困るし」などと言うもんだから、

寝ている従業員を勤務時間中に起こすのは職務遂行上必要で正当な行為である 
コンプライアンスというのは法令遵守すべきという態様のことを言うのであり、職務懈怠(しょくむけたい)行為を助長もしくは放置するものではない、それはネグレクト(指導放棄)という

と申し上げたところであります。

筆者はいわゆる昭和後半期のベビーブーマーの世代でありまして、同学年生がざっと200万人以上いた世代ですが、現在社会人の新人として配属されてくる世代は、ざっと100万人ですので、単純に世の中の新人はかつての半分に減ったというわけなのです。

そうなれば、いろいろとこれまでの成長過程では 甘やかされた 大事にされて来たであろう、そうした金の卵の方々が、世の中舐めたように見える 世の人々がどのように稼いで仕事してお金が回っているのか理解するまで、少しばかり時間がかかるのは仕方のないことなのかもしれません。

私が社会人となった1997(平成9)年4月、北九州市出身、大学は京都で、東京住まいは人生初の状況にあるおのぼりさん状態にありました東京新宿某所の独身寮に配属された筆者に待っていたのは、筆者ら新人の「歓迎会」でありました。

「歓迎」される我々の方が、先輩方に、芸事をご披露申し上げ、仲間に入れていただくかをはかる、そのような催し事でございました。

で、「いっき」という芸事を当時の仲間の同期と筆者の2人でご披露申し上げ、それは単純に

(筆者)「殿!一揆です!」
(同期)「なにい〜 一揆!?」

と叫んでビールを一気飲みする

(筆者)「「農民の一団がっ!一気に向かってきてます!!」
(同期)「なにい〜 一気!?」

と叫んでまたビールを一気飲みする

という感じで2人とも潰れてしまい、その新人の余興を肴に先輩方は飲み食いしている、そんな状況だったわけでございます。

独身寮の食堂で、「めんどくさい」先輩(主任とか課長代理クラス)に掴まると、延々指導というか説教を食らったもので、ゴルフの打ちっ放しに車を出したり、一緒に「忘れ物を取りに行くという名目の」事実上の休日出勤に出かけたり、いろいろございました。

こうしたことを思い出して、昔はよかったという申し上げる訳ではございません。

ただ、必死に生きていた「当時」があったのだということだけでございます。

20年程度の「前」の話で、この隔絶感です。

100年前は、日本は国家の存亡をかけて、陸の大陸ロシア帝国と、満州の荒野や旅順港で、また日本海の対馬海峡で、海と陸で大海戦、大会戦を戦ったわけですし、70年前には、当時世界最新鋭の航空母艦6隻に航空機を満載し、長駆数千キロの無線封鎖をくぐり抜けてハワイ沖に到着、海戦の常識を破る真珠湾攻撃を仕掛けたのです。

もちろん、米英諸国に、百倍返しの反撃を受け、帝都は東京大空襲で壊滅、沖縄戦の犠牲、広島長崎に新型爆弾を落とされ万事休すとなりました(ついでに中立条約を一方的に破棄して日本の領土たる南樺太千島列島に侵攻してきたソヴィエトとかいうロシア帝国の自称後継国家もありました)が、たった数十年で、我々のご先祖は、世界の中でこのように振舞ってまあとにかく必死に生きてきた訳であります。

それが、勤務中に寝ている新人をまともに怒れない世の中になってしまっているのであれば、昔の人でなくても、ご先祖様はちょっとそれは残念に思うのではないでしょうか。

当の新人ではなく、それを遠巻きに見ているだけの、我々「大人」に対してです。

本気で生きていない、保身に走るだけのなにも為さないつまらない連中だと…。

いつの時代にあっても、本気で生きるとか、しっかり死を見つめて生きるとか、己に恥じない戦いをする、という態度は、その人の能力の多寡とは全くかかわらず、絶対に必要な点ではないかと思っています。

「熱意なき才能などに価値はない単なる無駄である」

ということを肝に銘じて、支えとして、才能のない筆者らとしては頑張りたいところです。

もう一度言います。

才能があるとかないとか、そんなのは全く関係なく、生きる熱を失わないこと、己に恥じぬ生き様を見せること

こういうことが大事なのではないかと思うわけです。

こちらからのコメントは以上です。

(2019年4月12日 金曜日)

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吉田松陰先生に見る好き嫌いなのか個性なのかその違いは小さいのかもしれないという話です

2019年4月11日

世界の旅客航空業界(飛行機業界)の話を航空機機体の話から差し上げたいと思います






おはようございます。

2019年4月のビルメン王こと筆者提供の21世紀の世界の飛行機(旅客機)市場に関するブログ配信記事です。

米国ボーイング社の最新鋭中型機「B737 MAX 8」(200席規模)という機体が、2018年から2019年にかけて、インドネシアとエチオピアで立て続けに墜落事故を起こしたということで、世界の旅客機市場を震撼させております。

しかしながら、確かに双方の痛ましい事故ではありますが、機体および乗組員、旅客に対する補償はその大部分が保険会社を通じて行われる見通しであるとの報道もあります。

そうして、具体的な補償の責任分担については今後の調査や再使用に関する各国航空当局の判断にもよるでしょうが、概ね数ヶ月以内には、同型機体の飛行プログラム修正等の対策も行われたのち、再運行に向けたスケジュールを粛々となぞっていく形になるのであろうと思われます。

そもそも、この米国ボーイング社の最新鋭機「B737 MAX 8」という機体は、世界中のエアライン社(航空会社)が待ち望んだ、燃費性能に極めて優れた機体なのです。

直近の現行使用機体に比べても、+15%の燃費性能を誇ると言いますから、世界中の石油資源の採掘コストが上がる一方であり、原油価格の下落は今後期待し得ない情勢にあっては、世界中のエアライン(航空会社)としては何としてでも早く導入して、コスト競争力をつけたいという機体であるのです。

ですので、2度の墜落死亡事故を経ても、同型機のボーイングへの発注残は、実は4,000機以上でほとんど変更がない、という実情もあるのです。

いつものざっくり感(2019年4月ビルメン王調べ)で述べますが、世界である瞬間に存在する(飛んでいる、運行されている)飛行機は、2015年末時点で4万機と言われております。

これが、この20年後である2035年末には、倍の8万機になるであろうと「予測」されており、さらに、これだけの市場の拡大が見込まれている市場において、各国エアライン社同士の競争も激しくなり、より低燃費低コストであり、部品も少なく整備手間もかからない汎用機である「B737 MAX 8」のような主力中型機は、LCC(格安航空会社)やナショナルフラッグ(各国を代表する大手航空会社)の区別なく、その需要は高まる一方であるでしょう。

米国のボーイング社と仏国(とヨーロッパ)のエアバス社の事実上2社で独占されているこの航空旅客機製造市場ですが、これまで、日本、ロシア、中国といった各国も、自前の製造メーカーでの旅客機を開発してきています。

しかしながら、大きな流れ(メインストリーム)を覆すまでには至っていないのが現状です。

日本も、かつて敗戦によって失われた航空産業技術を、新幹線開発に転用させ生かしましたし、国産(プロペラ)旅客機YS-11の開発といった秘話もございましたが、戦前から一転して軍需産業と結びつき研究開発と圧倒的な使用実績のある両社(ボーイング社、エアバス社)の牙城は高く、世界中のエアライン(航空会社)もどうしても、整備、パイロット、システム全てを共通化していることからも、ジェット機についてはこの両社以外の機体を使うことを躊躇しているという状況です。

そんな中、かつて零式戦闘機といった(プロペラ)名機を送り出した日本の三菱重工業が、社運をかけて、MRJ(Mitsubishi Regional Jet)という、80席規模の中小型次世代リージョナルジェット機を開発中です。

世界最高レベルの運航経済性と客室快適性を兼ね備えた機体と銘打っていますが、開発は難航しており、これまでに5度の納期延期を重ねる失態を演じています。

MRJの開発が発表された2008年当時は2013年に初号機を納入する計画だったのが、5度の延期を経て、5度目の正直の期限は、2020年半ばとなっております。

もし仮に2020年半ばまで、このブログが続いているのであれば、その際には検証記事をお送りしようと思いますが、これ以上の先送りは三菱重工にとっても大打撃でしょう。

低燃費の最新鋭機を先行投入するはずが、当初見込みから少なくとも7年も遅れることとなっているので、2強の米国ボーイング社やフランスのエアバス社はいうに及ばず、競合メーカーである新興ブラジルのエンブラエル社やカナダのボンバルディア社といったすでに完成機体の市場投入運行を行なっているメーカー、加えて国を挙げて航空機開発に取り組む中国やロシアにも追い抜かれるかもしれないのです。

かつて、太平洋を航空母艦6艦で数百機の爆撃機、戦闘機を運び、択捉島単冠湾から長駆太平洋を無線封鎖でハワイ沖まで移動し、その運動性能と航続距離を生かしたアウトレンジ戦法でアメリカ太平洋艦隊とハワイ基地に大打撃を与え、世界を震撼させた航空立国日本。

その時、日本の航空産業は、運用面も含めて、世界の先頭を確かに走っていたのです。

そんな3世代以上にわたる技術立国の誇りをかけた戦いでもあるのです。

旧日本海軍の宇佐海軍航空隊に所属し、零戦(零式艦上戦闘機、護衛や空中戦を主任務)や艦爆(艦上爆撃機、航空爆弾で相手艦や基地を攻撃)および艦攻(艦上攻撃機、航空魚雷で相手艦を攻撃)の整備兵として戦った祖父を持ちます筆者としては、当時世界最高峰の技術を駆使していたご先祖様を偲びますに感慨深いものがございます。

いつの時代も新知識や革新的技術が世界を引っ張る、そのようなことでありましょうか。

飛行機も好きですが、電車も好きな筆者からの本日の記事は以上です。

(2019年4月11日 木曜日)

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2019年3月米国航空機メーカー「ボーイング」新型機「737MAX」の運航停止を命ずる大統領令が出された話

2019年4月10日

シェールガス採掘技術革新により米国の原油生産量が2018年に45年ぶりに世界首位になったという驚きの記事です






おはようございます。

2019年4月のビルメン王提供の世界の石油採掘事情に関する驚きのブログ配信記事です。

シェールガスという、固い岩盤の下にある高密度のガスを石油として算出するという技術革新により、なんとアメリカ合衆国(米国)が2018年ぶりに世界の産油国首位に躍り出たというのです。

米国エネルギー情報局(U.S. Energy Information Administration (EIA))の報告書によりますと、2017年はロシア、サウジアラビアに次いで世界3位でしたが、2018年には、日量平均1,095万バレルと、前年比+17%となり、ロシア(1,075万バレル)とサウジアラビア(1,042万バレル)を上回り、一気に世界首位に躍り出たというわけです。

この米国の産油量の激増ぶりは、シェールガス採掘技術革新によるもの抜きにしては語れません。

シェールガスとは頁岩(けつがん)と呼ばれる堆積岩の層から採取される「天然ガス」「石油成分」のことです。

在来型の天然ガスが砂岩に貯留しているのに対して泥岩に貯留することからメタンハイドレートなどと共に「非在来型の天然ガス」と呼ばれています。

頁岩からなるシェール層の石油分やガス分は、外部に移動する一方で、シェール層の岩石の隙間に残っています。

地下の比較的浅い部分のシェール層の中には石油混じりの資源が、その奥にはさらに深くなれば熱分解が進んでガスとなって存在しています。

頁岩は非常に粒子が細かく液体や気体を通す隙間がほぼない事から、そこから天然ガスおよび石油資源を回収するには高度な採掘技術が必要となりますが、世界のシェールガス 世界の埋蔵量を全部合わせると、世界の石油消費量の200年~250年分以上を賄えると言われています。

米国の原油生産は、こうした技術革新によりこれからも拡大を続け、おそらく今後10年で日産1,500万バレルといった水準まで達する見込みです。

そして、まもなく、2020年には、米国は原油などのエネルギー輸出が輸入を上回る石油純輸出国となる見通しです。

筆者のような、昭和生まれの昔の学習者には到底想定し得なかった時代に世界が突入していきます。

その昔、地球上の石油資源はあと30年分などと言われて、恐れおののいていましたがそれは杞憂というやつだったのか、それとは別に温暖化問題とか、そういった別の問題も吹き出ている世界の今を垣間見るに、そもそも今世紀末には人口爆発で世界中の人は食べられるなくなってしまうといった想定があったことも合わせて考えると、たいへん興味深く面白いことだなあと思いました。

こちらからの、回想含めた世界の今を伝える記事は以上です。

(2019年4月10日 水曜日)

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2014年12月の原油価格下落相場に見る世界経済動向について(シェールガス採掘技術革新)

2019年4月9日

日本銀行券(要するに日本のお札の1万円札とか)が2004年以来15年ぶりに一新されることになりました





おはようございます。

2019年4月のビルメン王によります新しいお札(日本銀行券)に関するお知らせブログ配信記事です。

日本政府および日本銀行(あくまで日本銀行は日本政府からは独立して金融政策その他を決定するという「建前(タテマエ)」なので、このように併記するのが通常です)は、日本銀行が発行する、1千円、5千円、1万円の各紙幣(日本銀行券)を、新元号「令和」に合わせて久しぶりに一新させるということです。

図柄の刷新は2004年(平成16年)以来となります。

1千円札は北里柴三郎(世界的な研究者、男性)
5千円札は津田梅子(教育者、女性)
1万円札は渋沢栄一(経済人、男性)

になります。

今までの図柄は、

1千円札は福沢諭吉(教育者、男性)
5千円札は樋口一葉(文化芸能人、女性)
1万円札は野口英世(世界的な研究者、男性)

でした。

このことが、2019年4月9日に発表されるということは、「平成」から「令和」への改元機運を盛り上げることにもなりますし、印刷業界や自動改札機、自動販売機やレジ機器などの関連需要も生まれるため、景気刺激の効果もありそうです(というより、こちらの方の実需狙いであることも明白でありましょう)。

といいながら、政府あげて電子政府樹立を進めており、キャッシュレス社会の到来を目指すと言っておきながら、相変わらずの明治の、というより江戸時代の大判小判藩札の時代に遡っての「紙幣」の刷新にこれだけの注目と需要が集まるというのは、やはり日本人は現金なもので、現金大好きいつもニコニコ現金払いが気持ち良い国民性なのだと感心します。

さて、そもそも現金(紙幣)の需要に疑問を呈しながら、筆者も日本人ですのでその図柄について思ったことを述べておきます。

これまでの、平成の時代は、一万円札から、教育文化研究の順だったわけです。

これからの、令和の時代は、一万円札から、研究教育、そして「経済」と入れ替わったわけです。

文化芸能分野は、の樋口一葉先生が引退され、経済の、国立第一銀行(かの第一勧業銀行、今のみずほ銀行の前身でもありまして当然銀行番号も0001です)を作った明治時代の、日本経済の基を作ったと言っても過言ではない経済界の巨人を持ってまいりました。

一番流通する1千円札の図柄が渋沢栄一とは、これはこれからの令和時代は、算盤(そろばん)と経済と金融の時代となるのでしょうか。

野口英世の1千円札を見ながら、世界を驚かす研究成果をあげようと頑張った平成から、研究分野は北里柴三郎先生の1万円札に格上げとなることをしみじみと考えました。

北里柴三郎先生は近代医学の父として知られ、ペスト菌を発見し破傷風の治療法を確立するなど世界の感染症予防や細菌学の発展に大きく貢献されました文字通り日本を代表する日本人です。

実は、1万円札の図柄変更は1984年に聖徳太子から福沢諭吉になって以来となりますので、これからは、慶應義塾大学に加えて(北里柴三郎先生は慶應義塾大学医学部の創立者であり慶応義塾大学病院の初代院長でもあります)、北里研究所の流れをくむ北里大学においても盛大な慶賀行事が行われるでありましょう。
人口減少にあえぐ(アフリカ大陸を除く)これからの世界にあって、世界を驚かせる研究成果を新しい時代には期待したいところです。

そして教育者の津田梅子先生。

津田塾大学の創始者であり、4才で海外留学された英語教育の第一人者です。

同大学の津田梅子の墓参りをすると結婚できない、といったまことしやかな噂を、昭和生まれの筆者と年代の近い同級生たちが言っていたのを思い出しましたが、新時代にふさわしい目立つポジションで頑張ってもらいたいと思います。

一旦表舞台を去りました文化芸術分野からの今後の「再登板」としては、次の紙幣刷新の際には、日本の誇るゲーム、漫画、アニメ分野から、手塚治虫先生や鳥山明先生、また宮崎駿先生あたりが候補とされるのをこの目で見ることもあろうかと期待しておきます。

ドラゴンボールの悟空やポケモンのピカチュウが、1千円札の図柄を飾ることがあるのかもしれません。

そんな想像も楽しいものです。

それでは、お金やお札に縁の薄い筆者からの本日の日本のお札に関する記事は以上です。

(2019年4月9日 火曜日)

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新しい木札(竹札)通貨が社会を救うかもしれないと思った面白い企みの話です

2019年4月8日

お釈迦様のお誕生日4月8日を祝う「花まつり」に近所の禅宗名刹に行ってきたという話です






おはようございます。

2019年4月の仏教徒の端くれでありますビルメン王からのブログ配信記事です。

毎年4月8日は、お釈迦様のお誕生日ということで、世界中の仏教徒およびその世界にスピリチャルな魅力を感じる人は、インド(厳密にはネパール)でかのゴータマ・シッダールタ(ブッダ)という王族の人が35歳にして悟りをひらいたかの菩提樹の下にまで参ったり、各地の寺院ではお参りをしたり食事を囲んで祝ったりと、いろいろ忙しい日になっております。

さて筆者も、一休さんの名前で人口に膾炙している一休宗純和尚(おしょう)やたくあん漬けで有名な沢庵和尚も輩出した京都大徳寺という禅宗臨済宗寺院を総本山とする、福岡地元の名刹「崇福寺」での花まつりへのお招きにあずかるということがございましたので誘われるまま行ってまいりました。

ご老師(当該お寺のトップのお坊さん)以下の迫力ある読経が詠まれる中、生まれるや否や、七歩歩み出て「天上天下唯我独尊」と天にむかって指を指した、という釈迦像に対して、甘茶をかけたり、手を合わせて拝んだりする法要が終わりますと、ご老師による法話がございました。

お釈迦様は脇の下から生まれたというのはなぜでしょうか。

答えは、インドネパールで昔から非常に厳格に定められている(当然、今もある)カースト制度に基づく「解釈」なのです。

バラモン(僧侶)、クシャトリア(貴族)、バイシャ(庶民)、シュードラ(奴隷)のこの4つの大きなカースト(身分)に基づいて、生まれ出てくる体の場所が違う、すなわち、バラモンは頭から、バイシャは一般人だからお腹から、そしてシュードラは足から生まれてくると「信じ」られており、そしてクシャトリアとしての身分で生まれたブッダは脇の下から生まれてきたというわけです。

その下に、さらに、アウトオブカーストといいますか、不可触賎民という「層」がありまして、これらは、地面から湧いて出てくる、などということがまことしやかに信じられていたわけであります。

そんなカースト制度といった矛盾や憎しみや悲しみ(とほんの一瞬の歓喜や得意な瞬間)に満ちているこの世の中を、ブッダは「六道」であると喝破しました。

六道とは、輪廻転生する我々の世界観を表したもので、ひどいもの(下)から数えていきますと、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間(じんかん、と読む)、天という6つの世界を表しています。

人間、生命の終わりという「死」を迎えて、輪廻天生ということでまたどこかの「界」に生まれ落ちるというわけですが、この六道の中を、我々は死なずとも一瞬一瞬を、まさにこの中をぐるぐる回っているともいえるのです。

ちょっといいことがあると得意げになり有頂「天」になり、その直後に不安になってライバルとの「修羅」の戦いに落ち、犬「畜生」といわれるような振る舞いをした挙句になんでも欲しがる「餓鬼」道まで、簡単に行き着くことができます。

レバノンに数十億円送っても、やっぱり送り足りない、このような業に苛まれた人間ははすでに餓鬼道をはるかに上に見る「地獄」なのかもしれません。

このような、六道を超えて、七歩目を踏み出し「解脱」するという、この輪廻の外に出ようという強い意志が、ブッダ生誕の時に歩いたという「七歩」の由来だというのです。

そうして、ご老師は、ブッダが放った「天上天下唯我独尊」という言葉の解釈を、これは自分ファーストというわけではない、「世界にひとつだけの花」なのである、と述べ、平成最後の法話を締めくくられました。

スマホでSMAPの歌「世界にひとつだけの花」を流す念の入れようです。

法話というのは堅苦しい話かと思いましたが、今回のお話は非常にわかりやすく、ためになる、まさにブログ記事のお手本のようなものでしたので、ささやかながら要点だけ、ご紹介させていただきました。

手塚治虫「ブッダ」全巻を読み返してみたいと強く願った筆者からの、平成最後の4月8日の配信記事は以上です。

(2019年4月8日 月曜日)

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日本の仏教の隆盛について浄土真宗と曹洞宗を例に論じてみるという記事です



2019年4月7日

世界中の今まで生きてきた人たち累計全部の母集団から最も影響力のあった人を推定するランキングが熱い

日本ランキング






おはようございます。

2019年4月のビルメン王提供のランキングに関するブログ配信記事です。

売上高ランキング、偏差値ランキング、世界大学ランキング、ゴルフやテニスのプロランキング、資産長者ランキングと、人間はランキングが大好きで、さまざまな分野のランキングがさまざまなところでなされ、集計され、発表され、それをみた人々の一喜一憂も合わせて影響しあっているというのが今の世の中でありますが、このランキングという究極の形態として、世界中の今まで生きてきた人たち累計全体を母集団として、その中から最も(人類社会に)影響力があった人間を選ぶという意欲的なランキングがあるのを知りまして、当然早速ランキング好きの筆者としては興味が惹かれますので「見に」行ってきたわけです。

MITメディアラボのセザー・ヒダルゴが考案したHistorical Popularity Index(HPI)という指標がそれでして、この指標は、Wikipediaのその人に関するページが「何カ国語に訳されているか」と「どれくらい読まれているか」から算出されます。

すなわち、この「参照」が多ければ多いほど、人類史上における影響力が高いということは言えますので、例えば、スティーブ・ジョブズが癇癪持ちだったとか、アインシュタインが発達障害であったとか、アイザック・ニュートンが実は錬金術に一番カネと時間と自分のマインドシェアを食っていた、といった一見「ネガティブ」なものも含めて、人類社会に与えた影響が大きい、ざっくり言えば、そういったネガティブ要素をも加えて「偉大な」「人間臭い」程度をある程度同じ尺度で定量的に比較することができるというわけです。

どんな時代、どんな分野で「活躍」しようと、その活躍の方向がアドルフ・ヒトラーのように悪い方向に行っていたとしても、それはそれとして、人間力の絶対値の総合勝負という感じで、筆者のようなランキング好きにはたまらない趣味になりそうです。

原文は、(↓こちら)から見ることができますが早速、筆者も訪れていろいろ見てみました。

世界の全ランキングはこちらです:

PANTHEON People Rankings All

2019年4月時点での、世界ランキングは

1位 アリストテレス
2位 プラトン
3位 イエス・キリスト

でした。

まさに、ジーザズクライスト!

なんと、師匠のプラトンをアリストテレスが上回ってしまいました。

アリストテレスさんが教え、そして世界の半分を大遠征で分捕ったアレクサンドロス大王は5位という結果になっております。

日本人は、世界史上への影響を示し始めたのが、かのジパング伝説くらいからということで、最近ではアニメの宮崎駿監督などが台頭してきていますが、やはりサブカルチャーの国日本として、日本人として最も売れているのは、俳句の創始者と言える松尾芭蕉さんが、堂々のランキング1位を獲得しております。

日本史上なら必ず出てくるであろう、信長秀吉家康の戦国三武将、神武天皇や昭和天皇も凌いでの、サブカルチャーの王様、松尾芭蕉こそ、日本史上ランキング1位に輝く、人類に影響を与えた人物だということです。

それでも世界で見ると325位です。

日本のこれからの後進たちに、大いに期待したいところです。

ゆくゆくは、5Gの発達などで、一般市民の自身のこうしたランキングももれなく形成され、公開され、死後の評価としても動いていくのかもしれません。

とりあえず、ウィキペディアに筆者のページはないことを、確認しましたので、全てはこれからとなります。

こちらからは以上です。

(2019年4月7日 日曜日)


日本ランキング


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古今東西世界史上に類を見ない第1等の偉人超人(ビルメン王調べ)「墨子」の話を致します!

2019年4月6日

日本発フリマアプリの「メルカリ」がかなり便利で使いやすいというシェアリングエコノミーの話です






おはようございます。

2019年4月のビルメン王提供のシェアリングエコノミーに関するブログ配信記事です。

筆者は現在、シェアリングエコノミーの一形態であります「コワーキングスペース・シェアオフィス運営」という業界におりまして日々お仕事をしておりますが、この「不動産賃貸業」「場所貸し」を超えた「仕事」をシェアするというのと同じように、消費者が出品者にもなるというフリーマーケットの業界も、オンラインオフラインに限らず盛り上がってきているように感じます。

筆者の自宅の近くに鎮座しております「福岡縣(県)護国神社」では、節目節目のタイミングで「蚤の市(のみのいち)」が開催されておりますが、ここを訪れる人は、以前よりどんどん増えているようですし、アンティークの、どう考えても自宅に保管しているだけでは粗大ゴミになりそうなもの、例えば黒電話やちゃぶ台といったアイテムであっても、立派に値段がついて取引が成立しているのを見ると、世の中のシェアリングというものの可能性に驚かされます。

さて、オフラインの蚤の市と並んで昨今日本のフリーマーケット市場を席巻しているのが、フリマアプリのメルカリでしょう。

メルカリが展開している「メルチャリ」というシェアリング自転車サービスが、全国に先駆けて福岡市で展開しており、その模様もレポートしたことがございますが、筆者は、そもそも、このメルチャリを利用するために、メルカリの会員登録をしたくらいで、本来のメルカリ提供のフリマアプリサービスは、実は長らく使っていなかったのです。

そうした中、筆者の友人が筆者の職場を訪ねて遊びに来てくれた時(シェアオフィスを知っていただきたいので広く見学のお声かけをしています)、立派に太ったアスパラガスなどを持ってきてくれて、このアスパラ、メルカリで農家さんから直接仕入れたものなんです、という話を聞いて、俄然興味が湧いたというわけです。

メルカリのアプリで中をのぞいてみますと、豊富な出品量や種類に驚かされます。

なかでも驚いたのは、野菜といった食品もそうですが、普通アマゾンや楽天ではどうしても売っていない、小学校や中学校で使う「教科書」や高校で配布される「問題集」といったレアものも、たくさん出品されているところです。

こうした教科書などは、書店などより一旦配布または購入した利用者の手元にあるのは当然で、これを使いたい人にシェアして回すというのは、当然理にかなっています。

世界中の消費者の手元が在庫になるわけですから、それはアマゾンより品揃えが豊富、というのも当たり前ではあります。

そもそも、「メルカリ」の語源は、マーケットという言葉の元になったラテン語の「商いをする(mercari)」であるというのも最近知りました。

こうして、中学生の子供の「置き勉」や書き込み用の参考書として、同じ教科書や問題集を、何冊か購入させていただきました。

正規の販売価格より、中古品ですから、当然価格も抑えられておりお財布にも優しいです。

これは、いいサービスを見つけました。

ノートや文房具なども、少し使ったもの、書き込みがすでにあるものであっても、むしろその方が堂々と使えるというもので、再利用のチャンスがあるというのはモノの側としても幸せだと思います。

そのうち、自宅にあって使わないものを出品してみたいと思いますが、送付する手間など考えると、しばらくは購入専門ということになりそうです。

メルカリで出品する前に断捨離が必要な筆者からの記事は以上です。

(2019年4月6日 土曜日)

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シェアリングエコノミーの先駆者と言える自転車シェアが具体化してきたという話です

2019年4月5日

大手ショッピングモールのイオンモールで投票所を大規模に開設するという話です





おはようございます。

2019年4月の全国統一地方選挙に関するビルメン王の感想配信記事です。

この4月の統一地方選挙で、大手ショッピングモールを展開するイオンモールは、全国44箇所の同社運営の商業施設(モール)内において、過去最大の期日前投票や当日の投票ができる場所を設けるとのことです。

自治体としては、投票の利便性向上のためにこうした集客商業施設における投票所開設にようやく積極的になってきましたし、イオンモール側としても、商業施設内で行う「イベント」の1つとして投票所を設置することで、他の食事や買い物といった需要を喚起したいという考えです。

モール内にあるイベントスペースを、公民館や体育館と同様に貸し出し、各自治体の選挙管理委員会が運営する投票所のスタイルです。

選挙権の年齢が18歳に引き下げられ、商業施設に訪れる若い世代や家族連れにとって、ついで投票、ついで買い物の需要はますます増えるものと予想されます。

イオンモールという商業施設での投票所開設の歴史は意外と古く、2007年(iPhoneが発売された年)の秋田県議会議員選挙で初めて投票所を商業施設内に作ったとのことです。

そして。2019年1月の直近に実施された青森県つがる市議会議員選挙では、域内にある「イオンモールつがる柏」に設置した投票所からの期日前投票が、期日前投票所全体の投票の実に過半数を占めるという実績となり、投票所と商業施設の「親和性」の高さや存在感が大きくなってきているのです。

筆者としては、電子政府樹立のため、投票制度こそ一丁目一番地として「電子投票」の解禁を心待ちにしていますが、並行して実際の物理的投票制度においても、投票率の向上のため、商業施設やオフィス施設、もしくは屋台などの利用についても積極的に考慮してもらいたいものだと思っています。

期日前投票、投票日当日の投票についても、郵送されるハガキがなくても本人であることを宣言すれば投票できます。

ぜひみなさん、ご自身の一票を投じて地方政治に参加しましょう。

こちらからは以上です。

(2019年4月5日 金曜日)

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期日前投票と不在者投票について選挙の細かい話をしたいと思います

2019年4月4日

〔超重大告知〕2019年4月1日より休日出勤を除く残業時間の上限はどうやっても年間720時間となったという告知になります






おはようございます。

2019年4月の年間残業時間(休日労働は含まない)に上限720時間の法律上の枠が適用され、これを超えると罰則に処せられるという改正労働基準法が施行されましたというニュースです。

ビルメン王を名乗っている筆者も労働者の端くれですが、これからは、際限ない残業をしてしまうと雇用主や事業主、会社や組織の経営者のみなさんの犯罪となり、実刑という迷惑をかけてしまうことになりますので、肝に銘じておこうと思います。

事実をおさらいしておきましょう。

平成末期、「働き方改革関連法案」が成立し、残業規制について、従来の制度から大きな変更がありました。

特に、残業規制に違反した場合は罰則がありますので必ず確認して対応することが必要です。

まず最初に理解してもらいたいのが、「労働者の残業(休日労働を除く)は年720時間、(休日労働を含み)単月100時間未満までに規制された」ということです。

これまでは、企業と従業員代表者の間で締結する労使協定の内容によっては、一旦定められた上限を超えて残業をさせることが可能であり、その場合の残業時間の設定には法律上の上限がありませんでした。

つまり、年間残業時間全体のキャップ(上限)は定められておらず、具体的には、2013年度のある北関東県(公務員)の時間外勤務手当で最も長く残業した税務課の職員が年間残業2,000時間超えを見事に果たし、年間時間外手当740万円の支給を受けたというような事例もございました。

国家公務員の中では、例えば(無用な)国会待機などにより残業がかさみ、年間残業時間が2,200時間を超えた外務省職員の話なども聞いたことがございます。

ことが日本の国益、外交に関することとはいえ、年間の「残業」が2,200時間を超えてしまえば、正規の労働時間であります一週40時間×年間の「週」52週である2,080時間を軽く超えていることになり、労働基準法の予定する世界とはだいぶかけ離れているということになりそうです。

これだけの残業をしている人は、具体的には、月曜日から金曜日まで朝9時に出社して、途中1時間の昼食休憩をとって正規労働時間として18時まで働き、休憩なく残業に入りそのまま翌日の午前2時まで勤務して、また翌朝9時から業務に入る(1日16時間労働)を繰り返し、加えて、土日のうち、10時間程度の休日出勤を月1回、年間12日程度こなしているという計算になります。

このような「事例」は、2019年4月1日以降は、働き方改革関連法案成立により、労働基準法の改正により、労使協定を締結した場合でも残業は(休日労働を除く)年720時間、(休日出勤を含む)単月100時間未満までとされ、それ以上の残業は違法となったわけです。

組織に忠誠を誓う労働の美徳から、犯罪への急転直下の変わりようです。

「サービス残業」から「違法犯罪残業」へのパラダイムシフトです。

更にもう少し詳しく見てみましょう。

今回の残業規制、以下の4つの項目になりますが、3つ目までは実は今までのルールと変わりませんでした。

しかし、4つ目のルールにより総量規制がかかったというわけです。

残業規制の4つのポイント

①残業を行う場合すべての事業所について労働基準法に定められた労使協定の一つである36協定(さぶろくきょうてい)が必要。

②36協定を締結した場合も「通常時の残業」は月45時間、年360時間まで。

③「通常時の残業を超える」特別条項を設ける場合は、年6回(最大6ヶ月)まで月45時間を超える「臨時的残業」が許容される。

④「特別条項」があっても、残業はトータルで(休日出勤を含む)単月100時間未満、(休日出勤を除く)年720時間まで

(罰則)企業が上記のルールを守らず従業員を残業させた場合、「6箇月以下の懲役又は30万円以下の罰金の刑罰」が法律上定められています。

この、④である特別条項があっても残業は(休日出勤を除く)年720時間、(休日出勤を含む)単月100時間未満という規制が、今回の改正労働基準法令の大事なところでありまして、臨時的な事情がある場合の特別条項による残業についても、法律上の上限が設けられたのです。

これまでは特別条項による残業時間については法律上の上限記載がありませんでした。

つまり、青天井だったわけです。

ですので、年間残業時間2,200時間超えといった「実例」があとを絶たなかったわけです。

これからは、繰り返しますが、特別条項を適用した場合でも、残業はトータルで(休日出勤を除く)年720時間、単月では休日労働も含めて100時間未満までしか許されません。

これを超えて残業させることは「違法」で「罰則」になるのです。

さらに加えまして、一点だけ、さらに細かい点を補足して述べておきます。

年720時間の制限については「休日労働を含まない」時間数で計算します。

そのため、実際は「年720時間+休日労働」が年間の残業時間の上限です。

これに対して、単月100時間未満の制限については休日労働も含めて100時間未満にすることが必要です。

また、さらに細かいですが「複数月平均80時間まで」の規制もありついても、休日労働を含めて平均80時間までにすることが必要です。

「複数月平均80時間まで」の規制というのは、特別条項適用月からさかのぼって2か月から6か月の期間の平均残業時間が休日労働も含めて80時間以内でなければならないというルールです。

例えば、2020年4月1日から2021年3月31日までの1年間の期間について36協定を締結し、2020年10月に特別条項を適用した場合、下記の5つの点をすべて満たすことが必要になります。

(1)2020年9月と2020年10月の2か月間の残業時間の平均が80時間以下
(2)2020年8月~10月の3か月間の残業時間の平均が80時間以下
(3)2020年7月~10月の4か月間の残業時間の平均が80時間以下
(4)2020年6月~10月の5か月間の残業時間の平均が80時間以下
(5)2020年5月~2020年10月の6か月間の時間の平均が80時間以下

この点労働基準法上の原文は、

(改正労働基準法第36条2項3号)対象期間(筆者注記:36協定を締結した期間のことをいい、通常は1年間)の初日から一箇月ごとに区分した各期間に当該各期間の直前の一箇月、二箇月、三箇月、四箇月及び五箇月の期間を加えたそれぞれの期間における労働時間を延長して労働させ 、及び休日において労働させた時間の一箇月当たりの平均時間八十時間を超えないこと。

さて、この法律に抵触した場合、実際に、どのような大きな企業(例えば、ヤマト運輸、ABCマート、パナソニックなど、誰でも知っているような大企業)であっても書類送検され、「犯罪」として扱われ罰せられていますので、お気をつけください。

労働者も経営者も事業主も、こうした労働力には限界があるという当たり前の事実に向き合い清く正しく朗らかに労働することが求められるようになりました。

2019年5月1日に始まる、新しい時代「令和」に向けた平成の置き土産、この労働基準法の画期的な改正が労働者と雇用主双方の地位向上の一策となることを願ってやみません。

いち労働者側からのお知らせは以上です。

(2019年4月4日 木曜日)

▷▷次の記事は

年間残業時間2,000時間の実例について2016年時点のものを記録しておきます

2019年4月3日

博多から東京への出張に飛行機ではなく新幹線を使うメリットについて力説する記事です(鉄オタではない)





おはようございます。

2019年4月の、博多(福岡)から東京への出張におけるビルメン王の所感を述べるという雑感配信記事です。

ただいま、新幹線で博多から東京(横浜)へ向かっています。

4月の初めは、最近では入社式に加えて、大学の入学式なども4月1日ちょうどに行うところが多いらしく、日本国民こぞっていろいろなところに「移動」したり「宿泊」したりすることになっているらしく、急遽決まった筆者のような博多から東京圏内への日帰り出張にちょうど良い「飛行機」は取れない、そもそも便がない、もしくは席が余っていてもJAL(日本航空)やANA(全日本空輸)のファーストクラスの席だったりと、あまり実用的ではない経路しか余っておりませんでした。

そこで、もともと飛行機に乗るときの離陸着陸の時に無用な緊張を強いられる筆者としては、乗るのにも保安検査場を通らなくてもよく、そもそもチケットを駅のみどりの窓口でその場で購入できる新幹線を使って久しぶりに東京に行こうと画策したのです。

確かに、博多から東京(横浜)までは新幹線で4時間半強かかります。

これに引き換え、飛行機ですと福岡空港から東京羽田国際空港までは、だいたい1時間半で到着しますが、航空チケットを事前に準備し、不便な空港まで不便な交通手段で行き(それにひきかえ今回の筆者は博多駅までシェアリング自転車「メルチャリ」で来ました)、空港の保安検査場をくぐり靴がビルメン仕様の安全靴だった場合は鉄板が入っているのでいちいち保安検査に引っかかり靴を脱いで入り直したり、パソコンをカバンの外に出したりして、飛行機に乗り込んでWifiもろくに使えない中スマホ音楽か本を取り出しての読書か睡眠かしかやることのない飛行機に比べれば、格段に「作業」ができるということにおいて「楽」な出張です。

もはや、移動するオフィス、事務所といっても過言ではありません。

すでに、新幹線のぞみ号において、最後まで確保できる、「どの座席でも電源が取れる」一番前の席の3人かけ席の真ん中という穴場を確保しました。

3人かけの真ん中の席、普通の人は敬遠しますが、1つだけメリットがあるのです。

実は、真ん中の座席は窓側と通路側と比べて(少しだけですが)広く作られているのです!

窓側と通路側の座席は新幹線のぞみ号、N700系ですと440㎜です。

そして、真ん中の座席は460㎜となっております(ここ!テストに出ますよ!!)。

つまり、真ん中座席はそれぞれ両側にわずか1㎝だけですが、広くはみ出している、と考えることができるのです。

肘掛けが使えなくたっていいじゃないですか。

2㎝も広いのです。

しかも、一番前の座席だったら(新幹線のぞみ号の場合)、電源も取れるのです。

一番のメリットは、乗る直前に指定席をみどりの窓口にて申し出たとしても、真ん中座席の人気のなさから、たいてい直前でも取れるというメリットです。

座席の広さを取ってしまうと真ん中の座席を選ぶメリットが1つもないことから、JR各社はこのような粋な計らいをされているのではないかと思います。

いっそのこと、左右10㎝くらいはみ出した専用真ん中優遇車両を作ってもらって、宣伝に一役買ってもらえれば良いかと思います。

さて、そんな新幹線での真ん中座席においてのPC作業ですが、最近のスマホのテザリング機能の発達はめざましく、2019年4月現在における2世代前のiPhone7であっても、十分なテザリング通信性能を発揮します。

山陽新幹線は、東海道新幹線に比べて、トンネル区間が長く、通信が途絶することもあるのですが、そんなに違和感なく作業できます。

筆者の現在の会社では、最近勃興している「シェアオフィス」というものの企画運営を行なっていますが、シェアオフィスを運営している会社の者としては、普段のオフィスとほぼ変わらない環境であるとすら言えます。

新幹線、最高です。

これで、東京への往復運賃で、繁忙期の航空チケットの代金を上回る(往復で4万円強)わけですから、時間の調整さえつければ、もっと積極的に利用して良いはずです。

しかしながら、1つだけ、注意点があります。

それは、列車でありますから、終点以外で下車する場合、必ず自ら下車しなければならないことです。

以前、新幹線に乗って新大阪から東京に向かった時、京都で降りようとしていたのでしょう、あるサラリーマンが、やおら起き出し出口にダッシュしましたが、無情にもドアは閉まり、名古屋までその新幹線は疾走しました。

その閉まったドアの前で立ちすくむ、当時若い男のサラリーマンの呆然とした顔を、筆者は忘れることができません。

筆者自身も、寝過ごして東京から本来京都で降りるべきところ、新大阪まで乗り過ごしてしまったことがありますが、京都ー名古屋の距離は往復するにはきついものです。

寝過ごして、降りる駅を間違えないこと、これが何よりも重要な旅のノウハウになります。

それでは、雑談が長くなりました。

博多から現在広島の手前まで来ましたが、今回の出張は「新横浜」で降りなければなりませんので、筆は置いて(博多駅で買った「オムレット10こ入り」も食べてしまったので)早めに寝ておこうと考えております筆者からの記事は以上です。

(2019年4月3日 水曜日)

▷▷次の記事は

290円で本物の新幹線に乗って旅をしよう(JR西日本の西端駅博多南駅から)

2019年4月2日

低金利の2019年4月のこの日本では「クオカード」株主優待銘柄への投資を推奨したい話です






おはようございます。

2019年4月のはじめのビルメン王提供の日本の投資に関するブログ配信記事です。

日本の上場株式投資において、筆者はかつては「値上がり益」、ついで「配当」を重視した投資を行ってまいりました。

しかしながら、例えばタテルとかRIZAP、DLEといった値上がりすると思って買った株が急落することはありましても、筆者の意図に反しまして企業側の不祥事や収支不味などが重なり、10倍になるどころか取得簿価の10分の1以下に価格が下がってしまった銘柄などもあり、自らの投資眼のなさに辟易していたところでございます。

また、高配当を謳う銘柄で、配当利回りが高い銘柄もいくつか物色してみたのですが、そのなかの銘柄の中には、突然配当を減配もしくは無配に転落するといった業績不振を一気に株主に転嫁してくるものも多く、こちらもあてにしていた配当すらもらえないといった惨状になってしまったものも複数ございます。

値上がりは見通せない、配当も期待できない、では全くどうしたら良いのでしょうか。

そんな投資眼のない筆者が最後にたどり着いたのが、最低投資単位100株買っていればもらえる「株主優待」制度に着目した長期投資です。

そして、株主優待では先のブログ記事で紹介した吉野家の牛丼チケット(半期で3,000円分)といったものではない、近くのコンビニでほぼ現金と同様につかえる「クオカード」を株主優待でもらえる銘柄に絞ってご紹介したいと思います。

値上がり期待も無視、そして現実の配当金も無視した、単なる「クオカード優待利回り」で計算したところ、2019年4月現在、他に突出した利回りを上げている銘柄が2つ発掘されました(ビルメン王調べ)。

日本ギア工業(6356)
東海運(9380)

この2銘柄は、最低投資単位の100株購入すれば、それぞれクオカードが手に入ります。

具体的には、日本ギア工業(6356)の株主優待は、年間2,000円分のクオカードです。

コンビニやファミレス等で利用できるクオカードが、年2回(権利月:3月・9月)1,000円ずつもらえます。

東海運の株主優待は、500円分のクオカード、および優待券です。

全国のファミレスやコンビニ等で利用できるオリジナルデザインのクオカードが年1回(権利月:3月)もらえます。

さて、東海運の2019年4月1日の終値は、270円ですから、すなわち27,000円で100株購入しておけば、年1回、3月の権利月を保有して経過すれば、年間で500円ずつのクオカードがもらえることになるわけです。

クオカードのみで計算した年間利回りは、500円(クオカード)/27,000円(100株投資金額)=1.85%と、日銀マイナス金利の日本にあってはなかなか魅力的な投資利回りとなります。

同じく、日本ギア工業の2019年4月1日の終値は、437円ですから、すなわち43,700円で100株購入しておけば、年1回、3月の権利月を保有して経過すれば、年間で2,000円のクオカードがもらえることになるわけです。

クオカードのみで計算した年間利回りは、2,000円(クオカード)/43,700円(100株投資金額)=4.57%と、日銀マイナス金利の日本にあっては、かつてないほどの破格の魅力的な投資利回りとなります。

しかし、当然リスクもあります。

まず、企業の株主優待というのは完全に企業側の裁量による自由なものであるので、突然なくなるということはよくあります。

特に、日本ギア工業の株主優待については、いつ終わってもおかしくないくらいのレベルだと個人的には思います。

続いて、いくらクオカードをもらい続けたとしても、投資元本の株価が急落しては、元も子もありません。

クオカードで回収するには、いずれにせよ20年以上の時間がかかるということは、肝に銘じておきましょう。

あと、こちらはリスクというより制約ですが、この株をたとえ1,000株、10,000株買っても優待が「その割合」で増えるわけではないことにご留意ください。

つまり、この最低投資単位での株主優待狙いの投資は、筆者のような弱者投資家にとっての有用な道なわけです。

1億円とか1兆円とかを運用している人には、あまり向く投資方法ではございませんので、ご留意ください。

この少額投資を、多くの家族や知人の名義で分散してかつ複数行うというのが、零細投資家たちの取りうる数少ない戦略ということが言えそうです。

それでは、投資は自己責任で。

こちらからは以上です。

(2019年4月2日 火曜日)

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最低限の単位株投資で株主優待を貰い吉野家の牛丼セットを食べること

2019年4月1日

平成31年4月1日11時35分過ぎ新元号は「令和」と発表され令和元年5月1日から始まります

首相官邸ユーチューブライブ動画(視聴者20万人以上)





おはようございます。

2019年4月の日本国民が固唾を飲んで見守った新元号発表に関する配信記事です。

新元号は、菅官房長官により「令和」と大書された力強い書体で発表されました。

ユーチューブでの首相官邸ライブ動画には、発表時には20万人以上の視聴者が集い、それは盛況となり国民の関心の高さを浮き彫りにしました。

新元号「令和」の出典は『万葉集』 でありまして、日本の歴史上初めて日本の書物(和書)からとられたものとなりました。

実は、これまでは出典が明らかなものに限りますが、全て中国の書物(漢籍)からの出典だったのです。

天皇の退位に伴う改元は憲政史上初めてとなります。

新元号「令和」は2019年5月1日より施行されます。

つまり、平成31年4月30日に今上天皇陛下が退位され、令和元年5月1日に新しい天皇陛下が即位されるということになります。

「令和」の出典は、現存する日本最古の歌集『万葉集』の「梅花(うめのはな)の歌」三十二首の序文が出典です。



「萬葉集(万葉集)、巻5-6」国立国会図書館蔵



天平二年正月十三日 師の老の宅に萃まりて宴会を申く。時に初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす。

天平2年(ふたとせといふとし:天平2年は、西暦730年にあたります)の正月(むつき)の十三日(とをかまりみかのひ)、大伴旅人(万葉集を編纂した家持の父)が大宰府の邸宅に招いた方々と、梅の開花を愛で、祝宴を開きました。

そのときに詠まれた和歌32首に、宴の主人の旅人が序文を添えました。

そこには「時に初春の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和(な)ぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫す」と書かれています。

『万葉集』を典拠にした理由について、安倍総理大臣は政府を代表して、「1200年余り前に編纂された日本最古の歌集であるとともに、天皇や皇族、貴族だけでなく、防人や農民まで、幅広い階層の人々が詠んだ歌が収められ、我が国の豊かな国民文化と長い伝統を象徴する国書」と説明しました。

なお、大伴旅人がこのとき詠んだ歌は、

♪我が園に 梅の花散る 久かたの 天より雪の 流れ来るかも

であり、梅は桜と並んで日本人の心に永く詠まれてきた特別な花であると言えます。

日本の元号は(公式には)645年に「大化」が定められたのが最初です。

7世紀頃には元号の空白期間があったり、南北朝時代には異なる元号が並立した期間もありますが、今日に至るまで1374年の間に247の元号が使われてきました。

かつては新天皇の即位時のほか、天変地異の発生、飢饉、疫病が蔓延した際にも改元がなされていましたが、「明治」以降は、天皇一代に限り元号を一つとする「一世一元の制」をとっています。

筆者も近くに住んでおります、かの「西の遠の朝廷」太宰府にて催された梅の花を愛でる会にて読まれた歌の数々の序文から取られたこの元号「令和」は、これからの我が国の未来を、まるで心に梅の花が咲き香るように、清々しく、温かく照らすことでしょう。

真夜中の太宰府を出て、鴻臚館のある福岡市中央区まで、6時間あまり歩いたイベントも、この、これからの元号「令和」のたまものかと考えると、非常に感慨深いものがございます。

とりあえず、太宰府の梅ヶ枝餅が食べたくなった筆者からの速報は以上です。

(平成31年4月1日 月曜日)

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2019年3月の恒例夜ピク(夜のピクニック)完了報告と太宰府天満宮の梅ヶ枝餅のトリビアを2つ述べます