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2019年4月29日

平成最後の昭和の日という祝日に仕事を離れてこれからの少子高齢化社会の働き方を考えてみた話です





おはようございます。

2019年4月のビルメン王(@shinya_ueda)提供の日本の労働制度や労働慣行に関するブログ配信記事です。

平成最後の昭和の日となりました。

昭和の日はかつてはみどりの日、そしてもともとは昭和天皇の誕生日でしたので、筆者も中学生までの昭和の御代においては、「天皇誕生日」といえば4月29日でした。

現在の天皇誕生日は(もう来ることはないですが)12月23日でありましたが、来年からは、現在は皇太子殿下であるところの2019年5月1日(令和元年5月1日)に即位予定の新しい天皇陛下の誕生日が2月23日であることにちなんで、令和2年2月23日が、新しい天皇誕生日のはじめということになります。

そうして、昨年まで天皇誕生日であったところの12月23日については、祝日から平日に「戻る」わけですが、今後、平成年間を偲んで何らかの祝日化の動きが起こるかどうかは、国民の総意を見極めつつ、内閣なり有識者といった「偉い人たち」の検討協議によって定まっていくことになります。

令和を発表した、2019年4月現在の菅(すが)官房長官は、過去の政府の会見で、「皇位継承後の12月23日を平日とするのか、あるいは新たな国民の祝日とするのかについては、国民各層の幅広い議論が必要だと思う」として、世間や世論の動向を見ながら判断していくという考えを示しています。

過去、昭和天皇の前には明治天皇の崩御後に、明治天皇の誕生日であった11月3日を「文化の日」として祝日として事実上「再興」したという例があります(この、戦前は「明治節」という祝日であった11月3日がどのようにして「文化の日」という日になったかというお話は、それだけでこの小ブログの連載になってしまいますので、詳細についてはまた別の機会にしたいと思います)。

しかしながら、もはや年間の祝日が多くなりすぎているきらいもありまして、週休二日制がこれだけ浸透し働き方改革という以前に少子高齢化で、これだけ働き手の絶対人数が少なくなってきていることなどを考えると、簡単な祝日化には慎重でいてもらいたいと一国民としては思うところです。

もはや、10連休という大型連休3日目にして、会社や職場といった「いつもの場」がひそかに恋しいと思われるサラリーマンや個人事業主の方々もいらっしゃるのではないでしょうか。

思い切り、徹夜とか残業とかして、働いてみたい、そんな郷愁に駆られることはございませんか。

筆者には結構あります。

他人を巻き込むことは厳に慎みますが、自分の仕事のスキルや能力、可能性を広げるために、びっちりある一定期間において「訓練」するということは絶対に必要だと思っています。

会社や組織、上司や管理職が仕事ぶりを「評価」してくれる、してくれないということとは全く別に、自分の自己評価というのはとても、当てになるものです。

その、自分としてやり切ったか否かということは、究極自分しかわからず、仕事を通じて自己実現をするとか能力スキルを向上させるということであれば、会社にやらされていると考えているのでは駄目で、自ら選び取っていかなければならないのではないかと思っています。

その意味では、「会社において起業家のように働く」というのが、これからのサラリーマンとしてのスタイルのメインストリームになっていくのかもしれません(そんなテーマの本もあります)。

会社の中で個人事業をやるという「労働形態」については、現在の日本の雇用環境においても、労働基準法令においても、ドンピシャリと定義されたものはありませんが、完全フルコミッションの販売業務委託業、といった形を取らなくても、同じような仕組みは実現できるのではないかと思っています。

つまり、固定給としてもらう部分を、会社のネットワークや事務机やスペースやWifi機器を使わせてもらうことで「拠出」すれば、あとは完全フルコミッション(売上歩合)の社員の出来上がりというわけです。

もはや、「管理職」や「役員」、極言すれば「社長」まで、そうした外部委託であてがうような、そんな時代になっていくような気さえしてきています。

横並びで新卒採用された「同期」を、何十年かかけて、ふるいにかけて、その中の1名を「社長」として選んで他は別の組織に「出向」「転籍」「転職」させるという新卒一括採用終身雇用ところてんシステムだけでは、どうにも組織の活性を維持発展させることができないのではないか、こんなことは経団連の会長も心の中でわかっていて、そうした「問題意識」から様々な働き方改革が叫ばれています。

一国民、一サラリーマンとしては、非常に良い傾向だと思っています。

俄然、働く気が湧いてきました。

しかしながら、連休後半になると、絶対に、会社には戻りたくない気分になることは間違いない筆者からのコメントは以上です。

(2019年4月29日 月曜日)

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