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2019年5月19日

(2019/05/19)「オマハの賢人」ウォーレン・バフェット老師のハイテク株購入による「逆襲」が始まったか





おはようございます。

2019年(令和元年)5月のビルメン王(@shinya_ueda)提供による現在の世界の株式市場投資環境に関するブログ配信記事です。

世界の投資の世界には、米国の著名投資家にして、投資の神様との異名も轟く、50年近くにわたり市場パフォーマンスを大幅に上回る投資成果を継続して上げてきた実績を持つ、オマハの賢人(オマハは米国の地名です念の為)ウォーレン・バフェットという「老師」がいます。

彼が率いるのは元繊維会社であったバークシャー・ハサウェイという会社ですが、繊維事業はとうの昔に売却し、残ったのは「(主に株式に)投資する」という投資専門会社です。

バフェット老師の投資哲学の根幹は、要するに企業の本質的、本源的「価値」よりもはるかに安い価格で放置されている株式を安値で買いつけ、それを全く売却せずにずっと持ち続け(長期ホールド)、将来その適正な評価がなされるまで、もしくはそれを超えた値上がりが実現されるまで待ち続けるという、典型的なバイアンドホールド(買って、持ちつづける)戦略で、バリュー株投資戦略とも言われます。

バフェット老師は、この投資哲学に基づき、上場株式投資や、会社自体の買収や合併を主導し、バークシャー・ハサウェイという会社の時価総額を上げ続け、実に55兆円という破格の値段に達したのです。

しかしながら、そんな老師の投資戦略をよそに、世の中では、現在に至りGAFAMなどと呼ばれる新興にして巨大化するITハイテク企業群の台頭がありました。

彼らは、創業当時から割高で、いつも株価収益率(PER)的に割高、配当もろくにしないバフェット老師にとっては、「ケチな」株たちです。

バフェット老師が大好きな、配当がうなぎ上りのコカ・コーラや、株主優待でハンバーガーが食べ放題のマクドナルドなどと違います。

老師は、こうしたIT業界の株式に対しては、変化のスピートが速く、事業内容の理解が難しいので投資しないと公言していたのです。

しかしながら、近年、この「選択」により、バークシャー株式の運用収益が市場平均並みにとどまるという、バフェット老師(とその取り巻き)にとっては許しがたい結果を招き、流石のバフェット信者の中にも、老師の戦略も限界に来たかとささやかれていたのです。

そんな中、近年、バフェット氏は、アップル株、そして直近ではアマゾン株への投資を明らかにして「これらの株を買わなかったのは愚かだった」と率直に表明し、市場を驚かせました。

これが、バフェット爺さんの復権をかけた逆襲の第1章となるか、もしくはハイテクジャイアントと一緒に沈むのか、それは誰にもわかりませんが、面白くなってまいりました。

筆者も、90歳近くになってもこれだけ矍鑠としたバフェット爺さんに習って、投資の勉強を続けたいと思います。

老師といえば聖闘士星矢の紫龍の師匠(水瓶座の黄金聖闘士)のことである、と言う昭和生まれの常識については述べておかなくてはならない使命感に駆られている筆者からのコメントは以上です。

(2019年5月19日 日曜日)

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