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2019年5月13日

資格試験の最高峰司法試験の予備試験においてついにAI判定による「未来問」が登場したという話です

同級生は弁護士





おはようございます。

2019年(令和元年)5月のビルメン王(@shinya_ueda)提供によります資格試験の最先端状況に関するブログ配信記事です。

筆者は学生時代、旧司法試験の択一試験に見事落ちた経験を持っております。

筆者とは違い、そのまま勉強を続けて、見事司法試験に合格し、現在法曹界で活躍する同期やゼミ生らを横目に見ながら、筆者はその後の長いサラリーマン流転人生を歩んでいるわけですが、その司法試験の現在の登竜門「予備試験」において、AI(人工知能)による出題予測、その名もズバリ「過去問」ならぬ「未来問」がリリースされたというニュースが飛び込んできました。

この未来問シリーズ、実は第二弾でありまして、第一弾は、全国多くの受験者で賑わう「宅建」(宅地建物取引士)の試験において提供されまして、驚異の的中率(発表元による)を叩き出したということです。

このAI「未来問」を提供しているのは、資格試験のベンチャー企業「資格スクエア」という会社ですが、昨年(2018年)の宅建試験において、実に2000人超の受験生が『宅建未来問』をつかって本試験対策を行なったとのことで、本番の本試験においても、カテゴリ的中率78%を記録して巷の大反響になったという代物です。

そして、今回、第二弾として、日本の資格試験の中で最も難しいと言われる司法試験予備試験・短答式試験の問題を予想し、「未来問」として提供するとのことです。

一体、どのようにAIで「未来問」を作成するかと言いますと、宅建試験同様に、AIに司法試験予備試験・短答式試験を「学習」させます。

その上で、過去問の傾向から次回の本番試験で出される「問題」を再構成し、提供するという手法です。

そして、あくまで発表元の数字ですが、この司法試験予備試験・短答式試験における未来問の的中率は、実に60%とのことです。

これは、直近の試験問題は伏せた上で、その前の年までの過去問をAIに学習させ、実際に直近の試験問題を「予想」させ、予想と実際の問題との差異分析を行なったものではないかと筆者は考えますが、とにかく、大きな傾向から未来の問題までも再構成できるところまで、AIとITの技術は追いついてきたということで、衝撃の話ではないかと思います。

ここまで書いてきますと、ここから進んで筆者が言いたいことはある程度わかると思いますが、次は、ついに資格試験の枠をはみ出して、大学受験とか高校受験とか中学受験といった、いわゆる教育系一般入試においても、これはそのまま応用されるはずだということです。

東大入試数学、京大の(よくわからない文語体の)国語、東京工業大学の物理の試験、東京外語大学の英語の試験問題だって、おそらくかなりの確率で「再構成」した問題を予備校やネット授業で展開し、予想問題が溢れる、そんな時代になるでしょう。

そうして、知識の民主化がものすごい勢いで進むでしょう。

座学の勉強や学習が、極限まで効率化され、そうした座学で拘束された時間を浮かし、代わりに体を動かしたり他とのコミュニケーションや関わりを経なければ滋養されない、そうした教育や体験を得る機会が増えることは、全体としてはとても良いことだと思っています。

そのうち、過去問を回すという学習スタイルが文字通り過去のものになる日も近いと思いました。

なかなか、面白い時代になって参りました。

時代の変化と進歩に驚いている筆者からの記事は以上です。

(2019年5月13日 月曜日)

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