このブログを検索

2019年5月20日

(2019/05/20)一般ブラウザ上で電子豚を育ててレースするブロックチェーンゲーム「くりぷ豚」に見るゲームの未来

くりぷ豚(出典:グッドラックスリー社)



おはようございます。

2019年(令和元年)5月のビルメン王(@shinya_ueda)提供による現在の世界のゲーム状況の最先端をご紹介しようとするブログ配信記事です。

ゲームといえば、花札製作会社であった任天堂が初めて世に出した家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ(通称ファミコン)」から知っている昭和生まれの筆者ですが、このゲームの業界、アーケードゲームから始まりゲームウォッチやカセットビジョンを経て、そうしてファミコン全盛期からPCゲーム、そしてスマホゲームまで一気にその市場を広げて世界中に伝播しました。

そして、現在は、AndroidやiOSというプラットフォーム上で動くスマホゲームが主流で全盛期となっていると思いますが、その上の、さらに「どんなブラウザでも」「PCプラットフォームであろうが何だろうが」動くという、ブラウザゲームが復活しつつあります。

単に、ゲームをするというだけではなく、仮想通貨や暗号通貨と呼ばれる「資産」とゲーム上のキャラクターとを「連動」「交換」できるというところが新しく、そして実際に課金して遊ぶスマホゲーム以上に、その資産価値の保蔵や育成ができるという意味でも面白くなってきつつあるのです。

そして、米国で人気になった「デジタル猫」を育成するというクリプトキティ、というゲームを皮切りに、こうしたブロックチェーン技術を応用した仮想通貨、暗号通貨と連動したキャラクター育成系のゲームが出てきているところです。

我が日本の、私が住まう福岡市に拠点を持つ、ブロックチェーン技術会社に、グッドラックスリーという会社がありますが、この会社は、スマホゲームのタイトル開発から一気に軸足を変えて、このデジタル動物育成ゲームとして、「くりぷ豚」というゲームをリリースしています。

このゲームでは、仮想通貨を使うわけですが、ゲーム上の「豚」を手に入れる時に、仮想通貨である「イーサリアム」を交換手段に使います。

そして、手持ちの「(デジタル)豚」は、くりぷ豚コミュニティーの中にある取引所に出品して、いつでも売ったり買ったりすることができます。

その売買代金も仮想通貨イーサリアムで支払われます。

くりぷ豚(クリプトン)のネーミングも、当然に、仮想通貨の英訳である、クリプトカレンシーからきています。

ゲームのデータ(キャラクター)に、交換価値という資産性を持たせるというのが、非常に新しいところになります。

そして、胴元である運営会社グッドラックスリーは、くりぷ豚のユーザーが運営会社自体から豚を購入するときの販売収入と、ユーザー同士が豚を売買する時に利用する取引所での売買手数料(利用手数料)の形で運営費をいただいているという形になります。

この点、普通の商社や卸売業と何ら変わらない販売収入で売上をあげている会社ということになります。

そして、海外のクリプトきティーズというデジタル猫を育てるブロックチェーンゲーム(仮想通貨との交換ができるという仕組みのゲーム)がありますが、これと違い、くりぷ豚はグラッフィックの素晴らしい、かわいい3Dキャラクターに仕上がっています。

さらに、このデジタル豚同士がエントリーして定期的に開催されるレース(くりぷ豚レース、競馬のようなもの)という遊びの要素もあり、より豚を育てたい、レースに勝って実績も上げたい、交配させて豚自体を増やしたいといった喜びが増す仕組みになってきています。

2019年5月現在で、観測されている状況では、このブロックチェーンゲーム世界には、約3万頭のデジタル豚がすでに存在しており、日々この数は交配等によって増えていっています。

仮想通貨に関するウォレット管理など、ITリテラシーが若干必要なゲームでありますが、こうしたブラウザ上で動くブロックチェーンの仕組みを利用したゲームというジャンルがもっと世界中に浸透する余地は十分にあると考えられます。

そして、このブラウザゲームの市場というのは、まだまだ幼稚な、小さい段階にすぎません。

iOSやAndroidといった、既存のスーパースマホプラットフォーマーたちは、彼らへの場代を支払わないゲームの台頭を許すはずがなく、市場への浸透は非常に遅いものだと覚悟しています。

まずは、こうしたブラウザゲームやブロックチェーンの仕組みに興味を持ってくれる人を増やしていき、ユーザー側も事業者側も、多くの経験を積んでいかなければならないと考えています。

まずは競争より協調、を強調しておきたいと思います。

この記事を、早期にリライトして際レビューすることができるような世の中になっていくことを願いながら、本日の記事といたします。

豚は豚バラが一番大好きで、なぜ焼き鳥屋に豚バラというメニューがあるのか、関東あたりの人から聞かれるまで全く意識していなかった筆者からは以上です。

(2019年5月20日 月曜日)

▷▷次の記事は

2018年はブロックチェーン技術が世界を急速に変える年になるでしょうと予測する