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2019年5月9日

2020年(令和2年)より新しくなる日本のお札(紙幣)について徒然なるままに書いてみる記事です

津田梅子先生




おはようございます。

2019年(令和元年)5月のビルメン王(@shinya_ueda)提供の、2020年デビュー予定の新しいお札(紙幣)に関するブログ配信記事です。

日本は新元号令和への改元を行いましたが、もう一つ、新しくなるものとして、2020年(令和2年)上半期を目標にした新しい紙幣の流通が予定されています。

夏季東京オリンピック2020年(56年ぶり2回目)において、偽造などのセキュリティ強化およびユニバーサルデザインを駆使した「使いやすい」紙幣を流通させておこうという政府日銀の強い意思の現れと筆者は好意的にみております。

その前に、電子政府の樹立とかキャッシュレス社会の実現とか、やることは他にあるだとうという批判の声もあるかと思いますが、何よりも日本の国の良い宣伝になる「紙幣」について、一新するのは、改元と合わせためでたいこととして歓迎したいと考えております。

さて、1万円札の図柄は日本の資本主義の父である聖徳太子、ではなかった渋沢栄一氏で、第一銀行(2019年現在のみずほ銀行)など多くの日本の企業を設立し、また一橋大学の前身となった商法講習所の開校に尽力されました。

次に、5千円札の図柄は若干4才で海外留学を行なった日本の女性高等教育の先駆者である津田梅子先生です。

こちらは、2019年現在の5千円札である作家の樋口一葉先生に続いて、女性が採用されました。

津田梅子先生は、ご存知津田塾大学の創設者で、お墓も大学構内にありますが、生涯独身を貫いた先生の墓所に参ると結婚できないなどと言われ、学生にはあまり近寄りがたい場所であるというような話を、同大学の関係者から聞いたことがあります(真偽のほどは定かではありません)。

実際、頭脳明晰な梅子先生のことでしたので、縁談の話も多かったそうですが、留学経験ある梅子先生には、古い日本の儒教的しきたりに馴染めず、手紙で結婚の話はもううんざりと書き送ったりしていることから、よほど言いたいことがあったのでありましょう。

24歳になって再度渡米して留学、ヘレン・ケラーを訪ね、ナイチンゲールとも会見するなど、精力的に活動し勉学に励み、振り切って日本でやることを定めて、帰国し津田塾大学を設立、女子の高等教育に邁進しました。

この点、会津藩の砲術師範であった山本権八の子として誕生し、戊辰戦争(会津戦争)を幕臣側として戦い敗れ、新島襄の妻となりともに同志社大学を設立し、夫の新島襄の死後は、看護学を学び日清日露戦争にも従軍した女傑、2013年NHK大河ドラマ「八重の桜」の主人公にもなった新島八重先生に並ぶ「カッコいい」女性でしょう。

ちなみに、日本の明治以降設立の現存する「大学」の設立年を追っていきますと、

1877年 東京大学
1896年 京都大学
1907年 東北大学
1911年 九州大学
1918年 北海道大学
1919年 大阪大学
1920年 名古屋大学、一橋大学

とここまでは国立(当時は旧制大学)です。

名古屋大学までは旧七帝国大学、と呼ばれた官制大学の設立ですが、1920年に、渋沢栄一が尽力した一橋大学が設立されています。

そして、私立の大学設立ラッシュとなる1920年に、

1920年 同志社大学、早稲田大学、慶應義塾大学、國學院大學、中央大学、日本大学、法政大学、明治大学

といった現在でも有名な私立大学の開校が相次ぎます。

時代が少し降って戦後になりますが、津田塾大学の設立は1948年、この1948年には、私学女子大の設立ラッシュとなり

1948年 津田塾大学、聖心女子大学、東京女子大学、日本女子大学、神戸女学院大学

といった現在でも有名な私立女子大学が誕生するというわけです。

渋沢栄一という天才と、新島八重と津田梅子という、傑出した行動力のある女性たちが、残した足跡を少しだけご紹介しました。

1千円札の北里柴三郎先生は、筆者の一族の出身でもある熊本県(筆者は天草ですが、北里先生は阿蘇)のご出身ということもあり、本当はこの記事でもっと触れたかったのですが、とりあえず流れで大学縛りとなってしまった本記事で言えば、

1962年 北里大学

をご紹介するに留めます。

高額のお札、転じてお金そのものの隠語として1984年から人口に膾炙した「諭吉」という言葉が、「栄一」となるまで、また時間がかかることでしょうが、人間社会と切っても切れないお金の世界、2020年以降も悲喜こもごもの人間ドラマが繰り広げられると思えば楽しくなってくるものと思います。

大学時代から貧乏で、好物はふりかけご飯と卵かけご飯であります筆者からは以上です。

(2019年5月9日 木曜日)

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