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2019年6月30日

ベトナム最大手の企業体のビングループが初の国産車生産工場を開設したという話です






おはようございます。

2019年6月最後の世界の産業状況に関して述べる配信記事です。

ベトナムの複合企業最大手ビングループが2019年6月14日、ついに同国の夢であった、初の国産ブランド車を生産する工場の開所式を開きました。

ベトナムの自動車の年間総販売台数に匹敵する25万台という超大型年間生産能力を持つ最新鋭の工場であり、さらに拡張して将来には50万台に引き上げるという目標とのことです。

ベトナムの最大の企業グループであるビングループと、ベトナム政府が全面的に組んだこの大プロジェクトですが、当然先行している国外勢の巻き返しや包囲網も予想されます。

それでも、幾多の壁や邪魔を乗り越えて、国民車を作るという夢を追い、工場開所までこぎつけたベトナムの皆さんの執念と努力に、最大級の賛辞を贈ります。

構想から2年弱、「誰もベトナム企業が自動車を造ることを信じていなかったが、それを成し遂げられた。ビングループの成功を確信している」と、ビングループの自動車工場が建設されたベトナム北部の港湾都市のハイフォン市での開所式において、ベトナム首相グエン・スアン・フック氏は力を込めて挨拶しました。

世界をあっと言わせたそのスピーチに、心が踊りました。

ビングループは、不動産を中心にホテルや小売り、病院など幅広い事業を展開し、ホーチミン証券取引所に上場する企業で時価総額最大のベトナム国民の企業グループです。

そして、最近は電機や電子機器、そして自動車など、新規事業で相次ぎ大胆な進出を測っています。

直近では2018年12月に自社ブランドのスマートフォン「Vスマート」の製造販売に乗り出し、年間生産台数を2020年までに1億2500万台に引き上げる計画だと発表しました。

そして、自動車業界への参入です。

できるはずないという外野の声もはねのけて、構想からわずか2年弱、総投資額4,000億円超という巨費を投じ、欧州メーカーとのなりふり構わない車体供与、部品等の技術導入を受け、そうして工場開設までこぎつけました。

当面、小型車、セダン、そしてSUVと呼ばれる多目的スポーツ車の3車種のラインナップですが、2019年末までには、EV(電気自動車)も売り出すとの積極姿勢で、車種の増やしていく模様です。

日本においては、かつて国産旅客機YS-11を世に出したことがあり、現在はホンダジェットや三菱重工業のMRJ(三菱リージョナルジェット)といった開発が進んでいますが、なかなか欧州や米国の独占する技術領域に殴り込みをかけるこうした新規開発事業は上手くいきません。

しかしながら、このベトナムの大きな挑戦は、その投資額の大きさや政府といった関係者の巻き込み方も大きく、ビングループの覚悟のほどが見られるという点において、筆者はその成功を大いに確信しているものです。

何事も、うまくいかないかもしれない、と始めていては想定している最小の成果も得られないものだと思います。

勝負するなら相手やライバルを飲み込む気概で、大きく踏み出し退路を断つ、そのような覚悟が最も必要な振る舞いなのではないかと思いました。

大きく勝負できずに小さく負け続け、最後に起死回生で張ってやはり負けてしまうことが多い筆者からの自戒を込めた配信記事は以上です。

(2019年6月30日 日曜日)

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戦後その技術が失われて久しい国産ジェット機がいよいよ日本の空を飛ぶ!

2019年6月29日

かつて世界に雄飛し日本の外国為替を一手に担った東京銀行という凄い銀行があったという話をします

旧横浜正金銀行本店(現神奈川県立歴史博物館)





おはようございます。

かつて日本の外国為替を一手に担った「東京銀行」という凄い銀行があったという話をします。

東京大学ではなくて、東京銀行です。

その前に、隣の中国の話ですが、香港でのデモ活動により、中国本土の犯罪者への引き渡しを可能にする法令が阻止された格好になりました。

そもそも、1997年に香港が、イギリスの99年間の租借から中華人民共和国に「返還」された時に、時の中国の最高指導者鄧小平氏は香港の中継貿易拠点、経済都市国家の利点に着目して、本国での開放路線の先駆けとして「一国二制度」という画期的な考え方を導入し、とりあえず、香港についてはこのイギリス統治時代の仕組みを当面50年間は残すとされました。

しかしながら、時は流れ、「返還」から22年経過した2019年になって、現在の習近平政権は、香港の本格的取り込みを開始し、諸外国からの反対意見は内政干渉と突っぱねて、犯罪者本国移送法案を強引に通そうといたしました。

もちろん、犯罪者なんだから本国に移送されても仕方ない、というのは、犯罪者であっても権利がある程度保証されている場合に適切に作動するものでありまして、かの中華人民共和国における「犯罪者」の定義は非常に広く、ありていに申し上げれば、中国共産党への批判やシニカルな批評や反対意見の表明も、(彼らがいうところの)立派かつ重大な犯罪構成要件に該当する違法有責な行為、ということになりますので、たとえ外国人旅行者であっても、香港にふらりとやってきたところを香港当局に「いわれのない罪」で拘束されたが最後、そのまま中国本国に「移送」されてしまって、さまざまな不利益を受ける(要は出られない)というようなことになってくるわけであります。

あくまで中華人民共和国の中の話でありますが、いち外国人といたしましては、少なくとも50年間現在の制度を保証すると言明している以上、その中身をすり替えるようなことは、まだ時期尚早ではないかと思っています。

そして、願わくば、「中国本土」の制度慣習の方が、もう少し大人になって「香港」に近づくようになってもらえれば、こんな幸せなことはございません。

さて、筆者がこの話を聞きながら唐突に思い出したのは、日本の経済界、銀行界において、130年以上の歴史を渡り、ついに2018年4月、その名前を日本の銀行界、産業界から消した「東京銀行」のことです。

もともと、東京銀行の前身は横浜正金銀行と言いまして、戦前は、日本の大蔵省直轄の外貨専門銀行として、日本の外貨取引の実に4割以上を独占しておりました(残りが三井三菱といった財閥系商社とその銀行部門)。

あまりに独占しましたので、戦後のGHQにより財閥解体で横浜正金銀行は解体されましたが、その後民間銀行「東京銀行」として復活しました。

産業誘致のための国策銀行であった、筆者も統合システム担当として、その最後を看取った「日本興業銀行」が長期信用銀行として戦後復活するのと同じように、大蔵省直轄の事実上の国策外為専門銀行として、世界中にその営業網を広げました。

当時の日本人は全く知らなかったでしょうが、日本以外の「世界」で知られる日本の銀行は、日本銀行=Bank of Japan(BOJ)ではなく、

(一番手)東京銀行=Bank of Tokyo(BOT)
(二番手)日本興業銀行=Industrial Bank of Japan(IBJ)

の二つであり、中でもBOTといえば、バンクオブトーキョーとして、金融に関わるほとんどの世界の人々に知られた存在なのでありました。

その東京銀行も、外貨規制の規制緩和により、三井三菱住友といった日本の貿易系財閥系商社をかかえる国内商業銀行にだんだんその牙城を食われていくことになります。

そうして、金融ビッグバンという、あの日本の大手銀行20行以上を、一気に4つ以下にまとめてしまって国際競争力をつけるという荒療治が行われ、頼みの大蔵省も財務省と金融庁という分離政策により力を削がれた結果、東京銀行は、自らの海外ネットワークという何よりも国内商業銀行が求めた海外へのネットワークを餌に、世紀の大合併を決めるのです。

それは、国内最大財閥三菱の金庫番、三菱銀行との「対等合併」でした。

1996年4月に登場したその当時日本最大の都市銀行の名前、それは「三菱東京銀行」ではなく、「東京三菱銀行」。

英名「The Bank of Tokyo-Mitsubishi」。

当時、日本という世界経済上の田舎しか知らなかった三菱銀行、グループの三菱商事に国際業務が素人で使い勝手が悪すぎるとの内弁慶の評価を受けていたその銀行が、ついに海外支店とネットワークを手に入れたのです。

三菱の名前の前に「東京」を持ってくる、これは海外で知られていたBOT、Tokyoの名前を活かすためであり、国内においては、東京銀行に最大限配慮している、という腰の低い態度で臨んだのです。

スリーダイヤのエンブレムも捨てました。

そうして、1996年4月から22年の時が流れました。

日本の金融再編はほぼ「完了」し、UFJグループとも合併し文字通り日本最大のメガバンク・金融グループになったMUFG(三菱フィナンシャルグループ)の傘下銀行である「三菱東京UFJ銀行」から、ついに「東京」の文字が外れることになったのは2018年4月。

22年の歳月が流れていました。

合併当時に東京銀行から東京三菱銀行に参画した行員や従業員もほぼ引退し、粛清は完了したというわけです。

しかし、同時に行名を消すのに22年もかかった、ということも、特筆しておきたいと思います。

横浜正金銀行から数えて138年、庇護を受けた大蔵省も今はなく、それでも意地で生き続けた、その東京銀行のスピリットは、筆者のような隣の長期信用銀行で見ていた者にも、強烈な印象を与えました。

「組織の」三菱銀行からすれば、これほどかかるとは思わなかったはずです。

東京銀行の最後の意地を、見せてもらいました。

そうして、三菱側としても、東京の名前を残し続けたのは、東京の名前に利用価値があったからであり、単なる同情や対外的体裁でそうやったわけではなく、要するに東京銀行が強かったということなのです。

横浜正金銀行、そして東京銀行。

明治政府により誕生、明治維新、日清日露戦争、大正デモクラシー、昭和恐慌、支那事変、大東亜戦争、終戦、そして戦後東京銀行として再興、高度経済成長を対外外貨の世界から支え、幾多の対外債務危機(メキシコ危機)を大蔵省との二人三脚で乗り切り、そうして1996年4月に三菱銀行と結婚、そこから22年間もの長きにわたり命脈を保った東京銀行、本当にお疲れ様でした。

天に昇ってこれからの我々を見守っていただきたいです。

日本の外国為替専門業務という、経済成長途上の国家に必要不可欠なこうした機能が、一定の役割を終えた、そのように思えてなりません。

1996年初夏の、誕生間もない東京三菱銀行の入社面接に落ちた(日本銀行にも落ちた)筆者からの感想記事でした。

東京銀行(BOT)、日本興業銀行(IBJ)をいつの日か復興させたいと願う筆者の配信記事は以上です。

(2019年6月29日 土曜日)

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長期信用銀行という特殊な銀行があった時代を振り返りたいと思います(日本興業銀行のはなし)

2019年6月28日

夏を控えた全国の受験生のみなさんにお話ししておきたい学習のコツをお伝えします

後方3番手がディープインパクトです(2006年12月24日(日)第51回有馬記念 1周目)




おはようございます。

全国の受験生のみなさんこんにちは。

閑話休題、今日は競馬の話から話を始めようと思います。

第51回「有馬記念」ディープインパクト最後のレースです。

(動画 お急ぎの方はレースのみ、3分30秒からご覧ください。2分強で終わります。ディープインパクトは4番です)

https://www.youtube.com/watch?v=MQg93LbaZ3M

日本競馬史上の伝説の馬、ディープインパクトの最後のレース、2006年12月24日(日)第51回有馬記念の記録映像です。

単勝倍率1.2倍。

この日、中山競馬場に詰め掛けた12万人弱の競馬ファンは、ディープインパクトが勝つことを、まさに「期待」してやってきたのです。

スタートから途中まで、後半で馬群に揉まれているディープが、最後のコーナーから直線一気に出てきて他を抜き去りゴールする様をご覧ください。

この一周は、中学受験や高校受験や大学受験や、その他資格試験などに臨む一年と全く同じと筆者は考えておりまして、つまり、最初や途中の位置などなんの関係もない、ということでございます。

最後の最後まで自分の戦いをして、集中して走りきれるか、そこを学んでほしいと思っています。

ただいまは2019年6月の終わりです。

高校受験や大学受験に絞って申し上げますと、要は、2020年2月末から3月始めの試験当日という「ゴール」を、自分の目指す最高の一位で抜ければいいのです。

それまでの、所詮途中の模試の成績とか判定とか学校の勉強の進度とか、そんなものは全く、なんの関係もないということなのです。

むしろ下手に「先行」している方が、危ないくらいです。

有用なアドバイスを真剣に聞かずに自己流に陥り、そのうちやる気自体もなくなってしまった、走らなくなってしまった、という例は嫌という程見てきましたので。

外形的にただ切り分けただけの判定「評価」など、受験生個人個人の真の学力や伸びしろとは一切関係ないということです。

自分を信じて、本当の実力をつけて、このディープインパクトのように、堂々とした己の戦いをして、直線最後に差し切ってください。

全国の受験生のみなさん、応援しています。

夏休みに向けての、これが、受験界のことについては素人ではありますが、それなりに修羅場や棘の多い門松もたくさんくぐってきており、いささかそういった学習のコツは知っているつもりであります筆者からのアドバイスです。

受験生のみなさんの周りにも、14頭中、ずっと途中まで後ろから3番手でじっと機会を伺っているこのディープインパクトのようなライバルが必ずいます。

自身の学習が、進んでいると思っても、決して奢らず、遅れているなと思っても決して腐らず、どこどこまでも切れずにコツコツ淡々と進めていくのが、最も合格への近道だと思います。

己に恥じぬ戦いをなされませ。

こちらからの記事は以上です。

(2019年6月28日 金曜日)

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新司法試験の受験者が5,000人を割りますます予備試験の二階建て試験化していることについて

4番ディープインパクトは、3馬身差で圧勝ゴールしました

2019年6月27日

事後コメントの修正や削除をすることができるクラウド型チャットアプリツール「Slack」を使う利点について






おはようございます。

最近、仕事を進めるにおける情報共有に、チャットワーク(Chatwork)やスラック(Slack)といった、共有チャット機能を使うことが多くなりました。

これらの、チャット機能というのは、いわゆる古典的な電子メールや、SNS会話ツール、たとえば電話番号で届くショートメッセージやフェイスブックのメッセンジャーやLINE、アップルのiOSで動くimessageといったテキストメッセージツールと比べてどう違うのでしょうか。

最近米国でも上場した、スラック・テクノロジーズが展開するサービス「スラック(Slack)」の公式サイトには、このチャットツールの仕組みとして、チームのメンバーが連携しながら仕事を進める場であり、ビジネスコラボレーションハブの「Slack」は、プロジェクトの立ち上げから予算についての話し合いまで、どんなテーマでも活用できる、会話を整える場であると自らのサービスを定義しています。

そして、具体的機能として、井戸端会議のように設定される「チャンネル」での会話を通じて、各メンバーはそのチャンネルごと渡り歩いていろいろな情報発信、情報受領、共有を取ることができます。

さらに、テクノロジーの力により、このSlack全体に散りばめられた情報を、検索ツールの力によりあぶりだすことができます。

検索機能を使って情報を絞り込み、必要なものを見つけ出すことができるのです。

そして、最もこのチャットツールが優れていると、現時点で筆者が最も評価している点は、「自分の発信した履歴を、あとで変更、編集、削除できる」という点です。

つまり、もう問題が解決して次のステージになった場合は、そのスレッドや発言ごと「削除」して先に進めますし、仮に間違った発言をしてしまった場合でも、事後それに気付き次第、「修正」「編集」することもできるのです。

これが、既存の電子メールや、SNS会話ツール、たとえば電話番号で届くショートメッセージやフェイスブックのメッセンジャーやLINE、アップルのiOSで動くimessageといったテキストメッセージツールでは実装されていない機能であり、いわば、井戸端会議の過去履歴全てを、クラウドコンピュータサーバーで一元管理していないとできない芸当です。

マイクロソフトが提供しているTeamsなどでも、同様の機能は達成できますが、単体サービスとして上場まできたSlackの方が、サービスレベルや使いやすさの面において、現状上にあるような気がします。

電子メールの例で言いますと、一度送ってしまったメール内容が相手に届いてしまった以上、それを配信した側から消すのは至難の技です。

もちろん、もらった側で消すことは簡単ですし、送った側の送信トレイから削除することも同様に簡単なのですが、これは、双方の会話という共通土俵に出された双方の会話という成果物を、事後、編集したり削除したりする必要が長くなるスレッド上どうしても必要になるということなのです。

例えば、ある案件の実行案AとB、どちらがいいか延々とスレッド上議論していて、そうしてAに決まった場合、その延々とした議論はすっ飛ばして、Aに決まった結論とその理由を簡潔に記しておけば、後からその履歴をなぞろうとする人には楽です。このような、途中経過の中に結論を時系列的に差し込むことも、この編集機能を使えば簡単にできてしまいますし、都合の悪い冗長な議論は思い切って削除してしまうこともできるわけです。

また、一番、これが多いのですが、「誤字」のまま出してしまうスレッドや電子メールのいかに多いことか、ということです。

こうした微妙な間違いを、会話形式で行う以上どうしても避けられないこうした些細なミスを、スラックは事後ゆっくりと補正修正することができます。

これは、メッセージを出すときに非常な緊張を強いられるある種の強迫観念から自由になるということで、筆者のような書き散らし系の作業者にはまさに福音であるのです。

ということで、間違いメールの訂正メールを多く出していた筆者としては、これからは、フェイスブックのメッセージというチャット機能から、少しづつ、スラック(Slack)を使ったそれにシフトしていくことをここに宣言いたします。

会話全体のクラウド化、という言葉で説明いたしましたが、業務改善は細かいことの方こそ多く、そうして真理はこうした小さいところに宿るものだと改めて思いました。

ブログも、自身の発表の場ですから、あとで修正改訂がきくところが気に入っています。

それでは、こちらからは以上です。

(2019年6月27日 木曜日)

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チャットアプリツールは究極のオンライン井戸端会議の場になると思うという話です

2019年6月26日

「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」(FIT制度)期間終了後の買取料金が九州電力管内では7円/kWhに決定







おはようございます。

2019年(令和元年)6月の筆者ことビルメン王(@shinya_ueda)からのブログ配信記事です。

令和の6月後半、ようやく雨模様となり梅雨になってきたようです。

さて、梅雨になってくると、筆者ら太陽光発電機材を屋根や庭や平地に置いている「再生可能エネルギー固定価格買取制度」利用者にとっては、太陽光発電の効率が悪くなるので、残念な季節になるわけですが、それでも、日本におけるこの再生可能エネルギー固定価格買取制度(以下、単に「FIT」と呼びます)は画期的ではありました。

再生可能エネルギー事業者や個人に発電電力の固定価格での買取を保証することを梃子に、太陽光発電機器の設置を進めようという発想です。

そうして、(業界水準より高く固定された)固定価格での買取を行うための財源は、薄く広く一般電力消費者(法人個人含む)に請求するということで、たくさんの太陽光発電設備が日本全国に建設されることになりました。

筆者の家の屋根にも、2015年3月から、些少ながら太陽光発電設備が乗っかっておりまして、ざっくり発電設備ユニット代と設置費用合計200万円を、10年間37円/kWhでうる子ことができるという契約を致しましたので、昼間の、自分を含む家人が出払っている状況においては、最低限の(冷蔵庫の電源など)を自家消費で賄った後は、37円/kWhで売電できているというわけです。

この売電による収入と、自家消費を行うことで削減される日々の電気代とを合わせたメリットは、年間18万円くらいとざっくり試算されますので、10年で180万円、だいたい9割くらいの投資回収はできるという計算です。

あと1割の20万円分を、固定買取期限が過ぎても、九州電力は継続して買電をしてもらえる、ということが決定しました。

決定しましたが、37円/kWhから7円/kWhという大幅ダウンです。

プロ野球などで言いますと、限度額を超えたダウン提示ですが、これも、10年という長期大型契約の後の契約ということで、完全自由契約になるよりははるかにましということでございましょう。

というわけで、筆者の発電設備も、2025年4月からは、7円/kWhという買電額で、ほそぼそと事業を継続することになりそうです。

いずれ投資回収はできるでしょうが、このように、補助金や、有利な条件での賃貸借や買電契約といった一見旨味のある事業は、国や業界の圧力や振る舞いによって、案外簡単に、その意向が反故にされるという事例も多くありますので、むしろ完全民間である九州電力が適正にはじき出したレートであるこの7円というのを、民間企業としては大事にして、より一層九州電力とはきちんとした形で電力契約を継続していきたい、そのように思える話でもありました。

買い取りに加え、昼間に余った電力を夜間に使用したとみなし、電力料金から割り引く「お預かりプラン」も用意するとのことで、電力のエコロジーに配慮した相互利用の仕組みも、新しい局面に入っていくと言えそうです。

そのうち技術発展により、この単価の買取でも十分見合う太陽光発電ユニット設置工事が実現するかもしれません。

そうなったら楽しいですね。

以上、FIT制度の買取期間が満了したその後の太陽光発電の買取プラン、買取単価 (太陽光)7.00円/kWh(税込・消費税率10%)というお話でした。

こちらからは以上です。

(2019年6月26日 水曜日)

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家庭用太陽光発電を実際に屋根に設置してみてから気付いた3つのこと

2019年6月25日

銀座のクラフトビール専門店で平日一杯目だけ飲み放題のサブスクリプション(会費制)サービスが始まるという話です






おはようございます。

2019年(令和元年)6月の筆者ことビルメン王(@shinya_ueda)からのブログ配信記事です。

令和の6月のよりこんにちは、でも空は真っ青で梅雨の気配が全くありません。

福岡市はかつて大渇水を経験しておりますので、あの給水制限がまたやってくるのかと思うと、当時を知る人たちに聞くとそれは厳しかったということですので、あと数日内には梅雨がやってくることを大いに期待したいと思います。

さて、筆者も最近言及することが多くなってきた「会費制」「サブスクリプションサービス」ですが、暑い夏を控えたビールで乾杯の業界に、新しい動きがありましたので共有します。

キリンビールが、2019年6月13日(木曜日)に、東京都内の銀座に拠点を構えるクラフトビールの直営店で、平日1杯限り飲み放題で、月額2,496円(税込)のサブスクリプション(会費制)サービスを始めると発表したのです。

キリンビールのグループでクラフトビールを専門に展開しているグループ会社のスプリングバレーブルワリー株式会社(社長 島村 宏子、以下SVB)は、公式発表において、Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)内のクラフトビール&デリスタンド「BEER TO GO by SPRING VALLEY BREWERY」(以下BTG)にて、クラフトブルワリー初となる、ビールの多様性を楽しむことができるサブスクリプションサービス「CLUB BTG」を2019年6月17日(月)より新たに導入するとのことです。

これは、昨今さまざまな企業で「働き方改革」が推進されている中で、仕事終わりの有意義な時間を過ごす選択肢の一つとして、新たな飲み方シーンを提供するもの、と同社はうたっています。

BTGは、カウンターで購入した商品をGinza Sony Park内の共有スペースで楽しむことができるスタイルの店舗であり、この会費制サービスは月額制で、平日限定で1日1杯、好きなクラフトビール(17種類)を選んで飲むことができます。

仕事終わりのリフレッシュや、友人・知人とのコミュニケーションなどのシーンに、多様なクラフトビールから自身の好みの1杯を見つけていただく楽しさをサブスクリプションとして提案するというものです。

また、ビール容器はクラフトビールの“香り”と“のどごし”を楽しむことができる、BTG専用に開発した広口ふたをつけたカップを使用するとのことです。

これは、平日限定ということですから、月に20営業日ほどの休日が平均してあるとして、だいたい17種類のクラフトビールを一ヶ月で飲み比べられるという感じです。

ただ、銀座周辺で働くか、住むかしていて、この銀座のソニーパークのそばに定期的に夕方顔を出せる人に限定されるでしょうが、それでも、同社やキリンビールとしては、人数の上限などは求めず、この会員として1,000人程度の利用を見込んでいるということです。

1,000人が、毎夕入れ替わり立ち替わり集う、「場」の創出となれば、仕事以外にもいろいろと趣味などのかかわりもできてきそうです。

月額制なので、顔を出しにくくなったら会費制を終了すれば良いだけなので、気持ちも楽であり、仮に毎日顔を出して一杯だけビールを飲むということにすれば、一杯(250ml)あたりでは百数十円という、破格の廉価になってまいります。

ただ、二杯目以降および食事メニューについては、当然ながら通常料金となりますので、お気をつけください。

時代は、これだけ動いているのだということに驚きますが、同様の事例は、日本全国各地の飲食店や居酒屋で、起こってくるのではないかと思っています。

銀座は住んだことも働いたこともございませんが(住んだのは市ヶ谷や目黒、働いたのは新宿や大手町で、銀座はたまに飲んで歌うだけでした)、非常に期待感のあるレポートは以上です。

(2019年6月25日 火曜日)

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営業タイプを3分類してそれぞれ論じてみますのでご参考くださいませ

2019年6月24日

モノやサービスをどう売ったらいいのか悩める全国の営業職にお伝えしたいたった一つのこと





おはようございます。

2019年(令和元年)6月の、モノやサービスをどう売ったらいいかという会社の営業職、営業部門の皆さんの究極の悩みをどのように解決したらいいかこれまでの経験をもとにいろいろ考えてきたことをまとめて書きちらかそうという筆者ことビルメン王(@shinya_ueda)からのブログ配信記事です。

起こっていることは、全て正しく、そして人生はいつだって最高です。

いきなり格言めいたことを申し上げましたが、これは、現状を正しく認識して、ここから、いくらでも物事はよくすることができるという前向きなマインドセットのために筆者がよく(心の中で)唱えている言葉です。

ただの日記以上のそれ以下でもない、このブログ記事を通して、筆者はただ一つ、今の現状を正しく認識して受け容れること、そしてそこを起点にして設定した目標地点までの絶対距離を測って、それに到達する具体的な施策を一歩一歩打つこと、こういうことを言い聞かせてきました。

最初(の位置)や途中(の経過)は関係ない、とも言えます。

例えば大学受験や高校受験、といった目標(ゴール)についてもそうです。

現在の相対的な、合格判定とか偏差値とか、そういうものは一切関係ありません。

むしろ有害です。

成績が相対的に良いものにとっては、気の緩むだけの毒薬でしかなく、成績が相対的に悪いものにとっては、やる気を削ぐだけの毒薬でしかないからです。

こういう判定模試といった結果で唯一有用なのは、現在の自分の客観的立ち位置が、目標との絶対距離がわかること、この一つに尽きます。

会社に入り、営業職となり、必要となる売上高目標(ノルマともいう)を課された場合、どのように振る舞えば良いか、ということにもこのやり方は使えます。

現在の自分の立ち位置を振り返ると、何もせずに売れる売上高はゼロですから、そこから、どうした振る舞いを続ければ目標に到達するのか、その絶対距離を正しく認識して必要かつ十分な具体的施策を打つのです。

筆者が聞いた話では、損害保険や生命保険のセールスといった、商品差異がほとんどなく対面営業関係がものをいう商売であればあるほど、営業マンの人間力が試されます。

こういう場合、いきなり巷に溢れる商品やサービスである(この場合は生命保険商品など)を売り込んでも警戒されて全く売れません。

まず、営業マン個人が、その客(の予備軍)のところに定期的に訪問して、自分自身と取引をしてくれる可能性があるか、そうして可能性がある見込み客としてカウントしていくことから始めるべきです。

ヤマダ電機の山田会長が、最初に電気屋を始めた時、最初の店の周囲1キロ圏内に、家電の御用聞きに行って、潜在的な顧客がいくらいるので、店はやっていけるだろうと踏んだ、という方式です。

対面営業で1人で売るのであれば、この顧客リストは、360名もあれば十分でしょう。

つまり、1日最大6人に会うとしても、360人の顧客リストがあれば、2ヶ月に1回会ったりコンタクトしてフォローするのが限界です。

IT技術が進歩しているので、この数はもう少し上げてもいいかもしれませんが、まずはこの1年の日数分の見込み顧客リストを積み上げて作ることから始めましょう。

筆者も、最近上場したSANSAN社が提供している名刺管理クラウド「エイト」を使っておりまして、この中には10,000枚を超える名刺が格納されておりますが、そんな、20年以上営業し続けてきた筆者ですら、おそらく見込み客として現在生きているのは300先くらいしかないと思います。

営業のやり方、としてのノウハウで確立したものはなく、有名経営者の立志伝しかない中、見込み客を増やすため、あえて売っている商品やサービスを後ろにやって、人間そのものを見てもらうということにシフトしたのは、運が良かったです。

人間、会った人間でウマが会う人間には、定期的にコンタクトしてもらいたいという自然な社会的欲求が生まれるものです。

こうして、少しづつですが、筆者は(会社の立場を離れても)話せる人、遊びにおいでよ、と言ってもらえる取引先が増えてきました。

そうして、逆に、自分のような立場で営業として「浮遊」している他の営業マンに対しても、人間的に見所がありそうだと勝手に判断したものには、何らかのツテを紹介したり、話を振ってみようとか、人を紹介しようとかいう気になってきます。

相手の立場に立てばまさにその通りで、自分自身も、人に「見所がありそうだ」と思われないと、商品やサービスをその人から買ってもらえずすぐネット経由に逃げられてしまう、そのような厳しい世の中において、顧客の「手間」やニーズを的確に捉えて、そこをまるごと代行できるように、適度な提案を織り交ぜて営業することを学びました。

そうして、最低年間2回、電話やチャットで連絡をすればアポイントを取ることができて、面談できる関係先を、見込み客としてカウントしていきますと、そのネットワークの中から、このネットワークや仲間内で、仕事を回し合おうという雰囲気が生まれてきます。

そうなればしめたものです。

しかしながら、ここで見込み客を際限なく広げようとすると、メンテナンスが追いつかず、失敗します。

ですので、次は、この顧客リストを大事にメンテナンスし、必要な入れ替えを進めながら、今度は「客を絞ること」「客を選別すること」「実入りの悪い仕事を断ること」にフォーカスし、自分の存在時間を、自分が提供できる付加価値の高いものに置いていくことが必要になります。

大抵の、売れる営業マン、はここで失敗し、持続する営業マンにはなれません。

できないことはできないと最初に言う、これは非常に勇気が必要ですが、どうせ他に優先しなければならないことがあって、身体は一つだけで、結局できないのですから、最初からわかっている事実としてできませんと伝えることは、顧客の、代わりの者を探す機会利益にもなりますし、こちらも、本来やりたい事業にフォーカスできると言う意味で、非常に有用なことなのです。

つまり、これまで築き上げた360先の顧客リストとネットワークを守り抜くために、それを超える仕事を受ける場合、この360の先から「入れ替え」を行わなければならない、という辛い決断です。

この入れ替え、については、自分の感覚を信じて、この顧客とはどうか、ということを、えげつなく、真剣に考えて良いと思います。

どうせ誰にも報告する必要のないことなのですし。

そして、こういう感覚は、第一印象と非常に合致するものらしく、数字が出ている出ていないということとは関係なく、長期に取引を続けてくると、必ず第一印象に合致した成果が出るものだと、筆者が個人的に尊敬している伝説の営業マンたちは口を揃えてそう言うものでした。

営業職の一番良いのは、こちらから客を選べるということです。

嫌な客なら会いに行かなくてもちろん結構なのです。

いつも営業を受けなければいけない、会社の内勤の部門の人にとっては、天国のような環境でもあります。

そして、最近の世の中においては、IT技術の発達で、電話以外の営業連絡手段もふんだんに用意されていますし、さらに飛び回るミツバチ型営業から、自分はシェアオフィスなどに居を構えて、そうして情報発信をしながら、顧客が訪れてくるのを捕捉する、いわばアリジゴク型営業スタイルも確立されてきました。

全国の悩める営業職のみなさん、それでは奮闘を期待します。

筆者であれば、そちらの見込み客の一人のリストに入るかもしれないので、値踏みしてみてください。

こちらからは以上です。

(2019年6月24日 月曜日)

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営業タイプを3分類してそれぞれ論じてみますのでご参考くださいませ

2019年6月23日

出光興産に見る我々が目指すべきティール組織についての意思決定の考え方について






おはようございます。

2019年(令和元年)6月の、会社の意思決定を究極までスムーズに行うためにはどのようにすれば良いかということを論じてみたい筆者ことビルメン王(@shinya_ueda)からのブログ配信記事第二弾です。

究極的な理想形態として、グリーン組織を超えた「ティール組織」の一つの究極的な形として、役職員一人一人が、完璧に会社を代表して最終意思決定を下し、その会社意思決定は代表取締役の職責にある者にも覆すことができない、という訪日旅行会社株式会社FREEPLUSの取組み事例をご紹介したところ、多くの質問やコメントをいただきました。

別段、同社と取引上の関係があるものではないところ、企業経営の事例として非常に注目しておりますので、もう少し論を進めてみたいと思います。

エージェンシーコストと言われる問題があります。

株主が企業経営を、取締役会に委ねて、取締役会は、権限規程に基づき、会社の各執行役員に執行権限を分散して移譲し、そうして各執行役員が所管する本部は、複数の部によって構成され、部には部長がいて、その部の中にいくつかの課があって、課には課長がいて、それぞれ、分散され移譲された権限の中で日々の業務執行が行われている、というのが通常の会社組織の在り方だと思います。

しかしながら、あくまで、これは担当者が通常の業務執行を行う場合に限り、会社としての行為であることが「擬制」されているに過ぎず、会社の、権限規程の一覧表に記載されるような、会社としての契約行為や多額の借財、もしくは人事上の重要な使用人の決定に関するような事項は、その行為の「軽重」に応じて、担当部長決裁、担当役員決裁、それから経営会議や取締役会といった合議体での決定や稟議を要するもの、もしくはコンプライアンスを統括する法務部門や外部顧問の(大抵弁護士で構成される)第三者委員会の諮問結果を踏まえて判断されるべきもの、そしてその判断した内容は議事録の形で文書に残しておくように、といった段階をとるのが普通です。

しかし、どこまでが、担当者で決められて、どこからが「部長決裁以上」といった承認決裁行為が必要とされるかということについては、結構曖昧であり、会社ごとの権限規程表を全て諳んじている人間など筆者も見たことがありません。

見たことがない、ということは、本来は、会社としての意思決定というのは、関係する担当者が全て決めるべきことであり、そして、そのゼロ秒で決めることができる意思決定のプロセス上、他者の助言を得るという検討機会が必ず必要になるという、それだけのことなのではないかと考えるのです。

そうして、全ての担当者は、その担当事項に対して、最終的な会社意思決定を行うことができる、しかし、その会社意思決定を行うためには、その意思決定に影響を受け、束縛されることになる関係部門や関係担当者に助言を仰ぐ、助言プロセスを経る必要がある、そしてその助言プロセスをどこにどう求めるかについても、その意思決定担当者に全てが委ねられている、という形態が提示されることになります。

これこそ、承認0秒の、究極的に意思決定の速い(というか承認行為というものが存在しない、あるのは助言プロセスにおける検討時間だけでこの検討時間というのは極めて重要)組織が出来上がるというわけです。

承認にかかる時間は無駄と思われますが、真面目に検討する時間や専門的知見を持った者のアドバイスに従い考え直すという、検討プロセスについては、非常に組織的意思決定において重要な意味を持つものと考えています。

そこでの助言プロセスを経た実質的検討結果こそが、その場面における、会社としての最高の意思決定を唯一導き出すことができる、最良の方式でありメンバーである、ということはかなり正確に正しいと思われるのです。

この、承認ゼロ秒の組織運営を紹介したときに、現役の企業経営者からは、とても興味はあるけれども、とても勇気がいる、というコメントを頂戴しました。

その通りだと思います。

それから、このような意思決定の仕組みを導入した瞬間、例えば東証に上場しようとした際に要求される会社の各種規程類が、そのほとんどを廃止することになることから、上場はこの仕組みを導入した瞬間諦めなくてはならなくなるということに繋がります。

上場した場合に登場する、一般株主や銀行等の既存債権者に対して、説明がつかないというわけです。

ところで、これと同じような意思決定の仕組みと機構を持つ会社が、かつて、筆者が知る限りでは一つだけ、歴史上にあったような気がしています。

それは、上場する前の、戦前から活躍した出光興産、その会社です。

筆者が社会人として銀行に入った1997年(平成9年)当時、出光興産はサントリーと並んで、非公開企業、つまり同族企業の最大手の一つでした。

そして、銀行の出光興産担当の当時課長代理であった、ある意味めんどくさい先輩に、独身寮の風呂や食堂でつかまったときに、たびたび聞かされたこの会社の社是は、「和(やわらぎ)」というものでした。

驚くことに、この社是により、出光興産には定年がない、もちろん解雇もない、そして組合もない、という特異な大家族主義であり、そこには労使関係など存在しないという、そういう前提だったのです。

ほとんど覚えていないのでうろ覚えで書くのですが(これを見て詳細なエピソードがわかるという方は遠慮なく筆者をつついてもらいたいです)、同社のある油槽のトラブルがあり、工場全員でつきっきりで作業してその対処にあたり、幸い事故に至ることはなかった、ということがあり、会社(の人事部)がこの献身的な対処対応に対して現場の部隊に報奨金というか慰労金、ボーナス(残業手当的なもの)を支給しようとしたところ、現場は激怒して、ただ現場で必要となることを為しただけあり、そんなものを受け取るわけにはいかない、出光人は金で転ぶようなそんな人間ではない、舐めるな、と拒否した、というような話です。

筆者は銀行員として、しかも産業銀行(日本興業銀行という長期信用銀行)という特殊な銀行に入って、それこそ会社はマニアというくらいたくさん見てまいりました。

取引先の会社ごとに一枚紙で作る「会社要項」というものを、それこそ、何百枚も作ったり、見てきたりしたのです。

そんな筆者が、直接担当したことがなくても、この話一つをもって、出光興産という会社を強烈に印象付けており、こうして駄文にも書くのです。

日本は誰も責任を取らない社会であり、会社の意思決定も不透明で、映画シン・ゴジラ(2016年東宝)においても、うちの国(米国)は大統領が決める、おたくの国は?などと聞かれて答えに窮する官房副長官臨時代理や内閣府特命担当大臣などが描かれておりますが、この方式だと社員みんなが当事者になるので、それが嫌な人には即辞める理由になりますし、「俺は聞いていない」といったダメな上司や上役というものも存在が一切許されなくなります。

なぜならば、助言を求められる存在になるためには、それなりの組織貢献という振る舞いを行っておかなければならず、そうした業務上の評判がない人は、助言プロセスに入れてもらえないのです。

顧客からのクレームでも悪い報告でも、即情報は聞きたくなり判断の材料にしたいと心から思うことになりますし、起こったことで責任転嫁するより、起こったことに対するこれからの対応こそが本当に大切であることを学ぶことができます。

また、これが一番重要なのですが、助言プロセスの存在により、担当者や社員一人が抱え込んで腐らせる、という日本企業の悪いところが瞬間で改善されるのです。

筆者は、GAFAとか言われる巨大なプラットフォーマーに対して人間の組織体であるところの中小企業が勝てるとすれば、このような「承認行為」の無駄を極力省き、実質的な専門知見を集めた「検討」時間にフォーカスすることだと本気で考えております。

よって、この承認不要の、FREEPLUS社の今後に大いに期待するとともに、自社においても、少しでも取り入れられるようにしていきたいと考えています。

人生はいつだって最高ですね。

こちらからの宣言は以上です。

(2019年6月23日 日曜日)

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会社の意思決定を究極までスムーズに行う究極の自己決定方法について(事例研究記事)

2019年6月22日

会社の意思決定を究極までスムーズに行う究極の自己決定方法について(フリープラス社の事例研究記事)






おはようございます。

2019年(令和元年)6月の、会社の意思決定を究極までスムーズに行うためにはどのようにすれば良いかということを論じてみたい筆者ことビルメン王(@shinya_ueda)からのブログ配信記事です。

会社の意思決定をどうスムーズに行うのか、これは、企業組織運営における永遠の課題です。

しかしながら、それって難しいよね、いろいろあるよね、永遠の課題だよね、と言い過ぎると、だいたい現状の追認で良いのではないか、となり、進歩が止まり、停滞し、衰退してそして死ぬか危機に陥るのは、人生も企業組織運営も全く同じだと考えています。

さて、究極に健全な意思決定プロセスを持つ会社とは、意思決定までのプロセスに手待ち時間がなくて、具体的な検討や助言が充分なされた上で、秒速で意思決定が行われ、その決定は例え社長や取締役会でも株主でも覆すことができない不可逆性を持つものだと考えています。

そんな壮大な実験をはじめた、ある大阪の訪日外国人旅行会社「FREEPLUS(フリープラス)」社をご紹介します。

壮大な実験です。

2019年6月1日10時をもって、社員が社長と同じ権限を持ち、全てのことを社員自らが決定することを決定しました。

何かアイデアを思いついたメンバー、問題を見つけたメンバーが、何かをしたいと思ったときに、それに対して何かを決めるときの意思決定者は、その本人です。

承認行為は必要ではないのです。

出社時間も、自分の給与すら、自分で決定します。

その自己決定が会社意思決定として積み上がり、会社が前向きに進むこと、これを守るために、たった一つだけルールを定めています。

それは、「助言プロセス」を経ること、です。

そういうわけで、実際のこの会社の意思決定は、次のようにシンプルになります。

(1)何か意思決定したいことができた。

(2)その意思決定に関わる専門部署と、その意思決定によって影響を受ける他のメンバーに「助言」を求める。

(3)助言を求められたメンバーは、100%自己責任として躊躇なく「助言」を行う。

(4)助言を受けた上で、たとえ助言を受けた全員から心底反対されたとしても、自分で100%責任を持って決定する(承認不要、決定は0秒)。

全ての会社に関する意思決定を「自分」がすることができるようになるのです。

この会社の意思決定を「選択」するにあたってのプロセスは以上のようにシンプルですが、ここには、会社の存在意義とか「あるべき感」に沿って、多数決による全体意思ではなく会社の存在から引き出される一般意思であることを常に意識していなければなりません。

そのような会社の一般意思に沿って思考して動くことができる「社員」や「メンバー」には、会社の意思決定の全権を委ねると、この会社は決めたわけです。

そして、この意思決定は、他者が、たとえ代表取締役であっても、覆すことはできない、と決めたのです。

会社に関する意思決定を、全て、自分で、主体的に行うことができる、これは、裏を返せば、私心なく、自身の個人的な事情やエゴを全く超えたところとしての会社意思決定権限が与えられているということであり、ものすごく背筋が伸びる話であるとこの会社の従業員は直接筆者に語りました。

それはそうでしょう。

都合よく、物分かりの悪い上司や、硬直した組織自体のせいに無意識にしていた事柄が、全て、自らの意思決定として降りかかってくるからです。

結果に対しては、逃げずに、受け入れなければなりません。

誰かのせいにはできないのです。

ですので、意思決定においてはものすごく短期間に、必要かつ十分な「検討」を付して、助言プロセスを経て行うということになります。

助言を受けた側も、会社の意思決定に決定的な影響を与える事柄について、適当に返すわけにはいかず、勢い本気のアドバイスを送るようになります。

こうして、意思決定が究極までスムーズに行われ、かつ役職員全員の個人個人に当事者意識が芽生える、そんな組織が出来上がるというわけです。

会社に関する意思決定を、全て自分で行うためには、自分自身を超えた一般意思、すなわち会社存在の目的そのものに沿ったものにしなければなりません。

会社は、個人の欲求を満たすための単なる箱ではなく、会社自体に意味と意思を持たせ続ける、このような遠くて長い道のりなのです。

そうした大きな理念のもと、個別に勝手に好きに自由にやってください、というのが、同社須田健太郎社長の物言いです。

もう面白すぎて、紹介するのに紙面が足りませんが、今回はこのさわり程度に致します。

これで、同社は既存の上場プロセスで必要なコーポレートガバナンス体制というものから大きく外れましたが、これだけの意思決定機構を手に入れた同社にとって、上場より大切なものを明確に選んだだけのことなのでしょう。

(上場)株を一般投資家として買えないのだけは、残念ですが…。

それでは、ファミリー企業ならびに中小企業研究家を自認しております筆者からの配信記事は以上です。

(2019年6月21日 金曜日)

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組織マネジメントの考え方を根底から覆すティール組織という考え方を1分で紹介します是非読んでください

2019年6月21日

1,000円(税込)でホテルの朝食ビュッフェ食べ放題を取りながら朝の仕事を済ますというスタイルについて





おはようございます。

2019年(令和元年)6月の、会費制サービスや株主優待が大好きな筆者ことビルメン王(@shinya_ueda)からのブログ配信記事です。

今回は、訪問先に「直行」する際に、第一交通タクシーのタクシーチケット1,000円分をちょうど使い切るメーター(1,030円)でやってきた講演会のホテル会場において、その講演会が始まる前に、ホテルの朝食ビュッフェ(税込1,000円)を食べてしまおうと画策してまいりました。

朝食のビュッフェは、食べ放題で、しかも宿泊客向けにそれなりに充実したメニューが味わえる、ちょっとお得なサービスとなっております。

筆者は、コーンスープ、なかんずく小さい時から思い入れのある元祖ファミレス「ロイヤルホスト」のコーンスープが大好きなのですが、それと同じくらいの品質のコーンスープを、こちらは飲み放題ですので、大変気に入っております。

すでに、5杯は飲んでしまいました。

さらに、最近は和食も充実しておりまして、鮭の照り焼いたのとか、がんもどきとか、かぼちゃの煮物といった、ちょっとダシを効かせて一手間かけないと味わえない和風料理がありますので、そういうのを中心に、ガツガツ食べてしまいます。

ガンガン食べたとしても、料金は一定で1,000円(繰り返しますが税込)ですので、夜の飲み屋で際限なく注文して(そして食べ残す)というような悪循環とは無縁です。

お客もほとんどはけていませんし、ホテルマンからも適度に「放っておいて」もらえますので、こちらも気を使うことなく、遠慮なく食べて飲んで、そしてPC広げてメールチェックまでできてしまうというわけです。

一つだけ、こうしたレストランでは「電源タップ」が用意されていることはほとんどないので(あっても、塞がれていることがほとんど)、モバイルバッテリーでスマホを充電しつつ、そのスマホでテザリングをかけて、PC起動してクラウド作業をする、ということになってまいります。

スタバやタリーズ、エクセシオールカフェ、シアトルズベストコーヒーとかいった、意識高い系の喫茶店で、狭い猫の額のような席にこじんまりと座って、もそもそ単価の高いコーヒーとさらに単価の高いサンドイッチをかき込みながらPC広げて作業している多くの社会人や学生を見ますが(筆者もよくやりますが)、こうした駅前都会喫茶店のようなところから、ちょっと足を伸ばせば、荷物は置き放題、食事し放題、机も使い放題のこうした場所があるということは、もっと知らされて良いことなのではないかと思っています。

ここから、ワーケーションというような、リゾート的なホテル施設で仕事をするといったワークスタイルも確立されるのではないかと思っています。

朝の時間、なかんずく午前中というのは、気分も良いし気力も充実している非常に生産効率の高い時間帯です。

日も上っているので、余計な照明が必要でなく、夜や夜中に作業するより格段に集中できます。

何より、「夜更かしして良かったー」と思うことはほとんどないことに対して、「早起きして充実してたわー」と思うことのほうが格段に多いことからも、明らかなのではないでしょうか。

筆者は、早朝や朝、そして午前中に満員電車や通勤といった生産性の低いことはやめて、こうした広々とした環境やリラックスできる自宅でそのまま作業でも生産活動でも案件の検討でも勉強でも学習でも実験でもやってもらって、昼食ついでに昼過ぎに「出勤」してもらうくらいでちょうど良いとすら考えています。

そうすれば、時差出勤を無理やり奨励しなくても、多くの勤め人の就業環境は劇的に改善するのではないかと思います。

朝に出勤する必要のない人まで、無理やり始業時間に合わせて出勤させるのは、あまりにも一律対応すぎると思います。

日本人って、仕事の「始まりの時間」は厳格に守るくせに、そのくせ仕事の「終わりの時間」は全然守らないんだね、と、日本で活躍する海外出身のお笑い芸人、厚切りジェイソンさんが言っていましたが、まさにおっしゃる通りで、始まりの時間を守るならば、終わりの時間も厳密に守るべきだと考えます。

日本人、全然時間にきっちりしていないのです。

きっちりしているのははじめの半分だけ、終わりの半分は全くだらしなくて、ずるずる残業漬けの毎日です。

これは、二重基準ではないでしょうか。

ですので、筆者も会議や講演、皆さんの時間を頂戴する場合、必ず◯時〜(最大)◯時まで、と記載して、最大拘束時間、そして必ず終了するお尻の時間を告知するように努めています。

これは、飲み会においてもそうでありまして、筆者が主催する飲みごとは、必ず終了時間を記載していて、時間がきたら、有無を言わさず(遅刻してきた人ばかりであっても)中締めを宣言します(その後、二次会に行くのは自由です)。

これは、かつて昔々、東京のなくなった長期信用銀行という銀行に勤め始めた時から疑問におもっていたことなのですが、夕方の18時から飲み始めて、最終解散が翌日未明の4時、というような、もはや会社にいる時間を超えた10時間飲み会マラソン時間を更新してきたという自分の歴史を振り返り、これってもっと短縮できたのではないか、という振り返りからやっていることです。

同じ10時間を費やすなら、朝早起きしてマラソン大会でも、ゴルフでもやったほうがよほど健康的ですし、よいネットワーキングになると思うのです。

朝6時にゴルフ大会はじめるために起きて、16時に帰宅する、これで十分でしょう。

昔は、まさに従業員と会社は、「家族」のような関係でした。

上司や指導担当には、本当に本当にお世話になりました。

しかしながら、大きな会社の人事ローテーションで、たまたま配属された上下関係で、人間的に、そこまでウマが合わない場合、この家族のような関係というのは非常に苦痛です。

むしろ、家族的でないことの方が大宗なのではないでしょうか。

さらに、企業側の終身雇用の保証もなくなってきます。

であれば、雇用労働関係という本質に立ち戻り、従業員も会社も、それぞれ、寄りかからない大人の関係に戻るべきなのです。

その上で、ウマの合う職場の仲間や同僚に恵まれたら、それはそれで望外の幸せであると言えましょう。

話がだいぶそれまして、定額食べ放題サービスから相当遠くまで行ってしまいましたが、本日のお話はここまでにいたします。

納豆味噌汁鮭の焼いたのから、パンクリームハムにトースト、コーヒーミルクまで飲んでしまった和洋折衷の筆者からの朝の配信記事は以上です。

(2019年6月21日 金曜日)

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シェアリングエコノミーの先駆者と言える自転車シェアが具体化してきたという話です

2019年6月20日

飲み放題食べ放題の「会費制」飲食店の展開という新しい流れについて(サブスクリプションサービス最前線)





おはようございます。

2019年(令和元年)6月の、会費制サービスが大好きな筆者ことビルメン王(@shinya_ueda)からのブログ配信記事です。

昔昔、京都で大学生をやっていた頃、行きつけのドライカレー屋やカレー屋(別の店)およびお好み焼き屋において、あろうことか、大学生の分際で、金がないので、「ツケ」で食べていた、そのような筆者が語らせていただこうと思います。

ツケを払うためにお店に向かうというのは、大切なことです。

ですので、自分の体を大切にしたいといけません。

あの京都のお好み焼きやさんは、厨房の横に、私向けの注文表を、ただ貼り付けておくだけで、5枚も6枚も、そのままにしてくれていました。

筆者が、どこに住んでいて、本当に学生かどうかも確認しないまま、です。

ですので、そこまで信用されると逆に恐れ多くなりまして、先払い、というかデポジットのような形で、バイトで手に入った一万円札(当時は安定の福沢諭吉先生)をそのまま預けたりしておりました。

そんなこんなで、大学を離れる時に、きっちり「精算」して来たわけですが、こうした、一回一回の決済をわざわざレジでやるというのは何だかなあ、というサービス志向者にとって、最近出てきている飲食店のサブスクリプションサービス、すなわち定額会費制というのは大変ありがたいです。

居酒屋チェーンの「金の蔵」がスマートフォンアプリを活用し、月額4000円の定額制飲み放題サービスを開始しました。

これは、割り勘で多く食べ飲みしよう、という「お得感」を打ち出したわけではなくて、行きつけのお代をいちいち支払うのが面倒というかかっこ悪いと思う筆者のようなお客に対する常連向けサービスとしては非常によい仕組みだと思っています。

外食チェーンの三光マーケティングフーズが運営する居酒屋「金の蔵」では、店員にスマートフォンの画面を見せて、飲み放題を注文する客が増えていて、そのサービスとは、同社が2019年3月5日に開始した月額4000円(税別、以下同じ)で毎日飲み放題を利用できる「プレミアム飲み放題定期券」なのです。

同サービスを利用するには、まず店の公式アプリをダウンロードし、アプリから飲み放題定期券を購入します。

使用できるのは同一店舗で1日に1回ですが、実は別店舗であれば同じ日に使用できるので、実質、店を変えまくればほぼ永久に飲み続けられるという驚きのサービスです。

時間ない食べ飲み放題、というのは一般的でして、同じ金の蔵のプレミアム飲み放題サービスは、2時間1800円といいますから、2,200円足してしまえば、もう1ヶ月飲み放題、ということになるのです。

つまり、単一の居酒屋チェーンにお客が行く頻度というのは、所詮1ヶ月に1回から2回、といったところなのです。

ここに、金の蔵は目をつけました。

他店に流れていたお客を、これで一気にがっさりと取り込み、そして、飲み物だけではどうしても口さみしい顧客に、ポテトフライだの唐揚げだのサラダだのを注文してもらうという作戦に出たわけです。

業界が少し異なりますが、「コストコ」の入場会費制もこれに似たところがあります。

お酒は、入場料として度外視して、他のメニューで稼ぐという戦法です。

ライバル店や、域内でしぶとく需要のある、個人飲食店潰しにも効果覿面(てきめん)です。

飲み放題定期券を毎日使った場合、1日当たりの金額は130円ほどで済む計算となります。

もはや、缶ビール一本より安いという破格の値段です。

会費制のシェアオフィス「The Company」というブランドを、海外で5店舗、国内で5店舗展開しております会社に勤務しております筆者としましても、こうした流れは大いに歓迎したいところです。

本日は、会費制顧客というメリットについて論じてみました。

そのうち、タクシー業界にも「定期券」といった使い方が一般的になってくるような気がしております、車の運転が下手でリスクの大きい筆者からは以上です。

(2019年6月20日 木曜日)

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シェアリングエコノミーの先駆者と言える自転車シェアが具体化してきたという話です

2019年6月19日

メルカリが展開する福岡市で展開するシェア自転車サービス「メルチャリ」が事業再編に伴い外部売却されるという話です





おはようございます。

2019年(令和元年)6月の、通勤や業務上の移動、それから休日の買い物にもお出かけにも、ひたすらメルチャリを使っているメルチャリヘビーユーザーの筆者ことビルメン王(@shinya_ueda)からのブログ配信記事です。

シェア自転車というサービスは、海外では非常に日常のものになってきましたが、日本においては、ソフトバンクグループが展開する「電動アシスト自転車」のサービスや、NTTグループが展開するサービスが有名ですが、もっと、こう、「ちょい乗り」に適した手軽な小型自転車で福岡市に展開しているメルチャリは、本当に日本の都市機能の隙間を埋めるうまいビジネスだと評価しています。

QRコードをかざせば、ほぼ一瞬で鍵が開き、ホイール形状のあえて小さい、小型の取り回しのきく真っ赤な車体のメルカリ色のメルチャリは、リリースから1年以上を経過して、ようやく福岡市の日常風景に溶け込んできたように感じています。

そして、ウーバーイーツの食材を、メルチャリで運ぶ人が出てくるようになって、これは都市機能にシェア自転車サービスが根を下ろした証左だと一人喜んでいたわけです。

しかしながら、メルカリ本体としては、このシェアサイクル事業を、外部に切り出すことを決定した模様です。

メルカリは2019年6月13日(木)に、シェアサイクルサービス「メルチャリ」の事業から撤退すると発表しました。

メルチャリ事業も運営する、新規事業全般を行なっていた完全子会社ソウゾウから同事業を新会社へ分割して、新会社の株式をクラウド事業などを手掛けるクララオンラインに売却し同社の子会社とする模様です。

そして、ソウゾウは、軌道に乗っていたメルチャリ事業のみを外部に売却し、解散、清算した上で、今後の新規事業はメルカリ本体で行うことになったということのようです。

メルカリは2018年2月の参入から1年余りでシェアサイクル事業を「乗り捨て」することになった。

今後、クララオンラインの子会社となったメルチャリ事業は、メルチャリの名前を残すことができるかも含め、第二段階に入るというわけです。

メルチャリのヘビーユーザーの筆者としましては、サービスの適切な密度ある展開を望んでいるので、1分4円という利用単価を少し上げてもいいので、健全なメルチャリ事業の発展を望みたいところです。

メルカリは現在、国内のフリーマーケット事業と米国のフリーマーケット事業、加えて決済サービス「メルペイ」の3事業を重点的な注力分野に位置づけているとのことで、この3分野に経営資源を最適に配分するため、総合的に判断し、メルチャリ事業からの撤退(外部売却)を決めたということです。

ちなみに、メルカリの公開資料によりますと、メルチャリ事業を運営するソウゾウはこれまで、ブランド品に特化したフリマアプリの「メルカリ メゾンズ」やスキル売買の「teacha」、不用品などの即時買い取りサービス「メルカリNOW」も運営していたものの、それらいずれの事業も2018年12月までにほぼメルカリに移して終了しており、ソウゾウの実質的運営事業はメルチャリのみだった模様です。

ソウゾウの2018年6月期の業績は売上高が4億5200万円、営業損失が▲16億8500万円、新しい事業を軌道に載せるということがいかに難しいかその一端がわかる気がします。

それでも前に進むのがベンチャースピリットということでしょう。

これからのメルチャリの展開に、大いに期待しています。

繰り返しますがメルチャリのヘビーユーザー(月間料金2,000円、すなわち500分=月間8時間超メルチャリに乗っていることになる)こちらからは以上です。

(2019年6月19日 水曜日)

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適度に劣悪な環境から発見は生まれるものという昔からの真理について

2019年6月18日

大英帝国博物館で日本のアニメコンテンツが大きく紹介されている件です






おはようございます。

2019年(令和元年)6月の、海外にはあまり行ったことのない筆者ことビルメン王(@shinya_ueda)からのブログ配信記事です。

日本が生んだ漫画やアニメーションというのは、海外では非常に高尚な「文化」として、例えば大英博物館でも大きく展示されている、そのような時代になったそうです。

現地に行った友人からの報告によりますと、大英博物館のマンガ展は、同時に開催されているムンク展よりも、大きなメインの展示会場で紹介されているらしく、これは、日本のマンガ文化のほうが、保守本流の芸術作品であるところのムンククラスも凌駕していることの何よりの証左なのかと驚きました。

ムンクも叫び、二度見したくなる2019年(令和元年)の世の中です。

このマンガ展ですが、マンガ作品、キャラクター、歴史に作家、媒体やコンテンツ制作の手法、それから編集や広告、コスプレといった掲出や表現方法まで、とにかく多面的に、平面(二次元)、立体、それからセル画や動画、VRやARとこれでもかという内容に満ちているということです。

そして、歴史の世界では、もはや世界最古の漫画といって良い「鳥獣戯画」から葛飾北斎までの古典的日本芸術からの流れ、それから近現代(近代、という漫画のジャンルがあるのかと驚きました)の漫画作者がこうした古典から受けた影響などが紹介されており、もう知る人ぞ知る展示になっているということです。

向こうの人にとっては、葛飾北斎も鳥獣戯画も、それから水木しげる先生の描くゲゲゲの鬼太郎の世界も、同様に理解される、分類されるということなのでしょう。

手塚治虫先生はもちろん、九州福岡県日田市の生んだ、あの「進撃の巨人」の超大型巨人の頭部マスクが飾られていたり、キャプレン翼が本当に欧州リーグで活躍したりしているわけです。

このように見てみると、実は明治時代から日本人のマインドはそんなに変化していないのかもしれず、海外で紹介された日本の文化が、逆輸入されたところで爆発する、ブームになるという流れは令和の時代も続いているのかもしれません。

フェノロサしかり、ドナルド・キーンしかり、そもそも「日本アルプス」というのも、修験道をやっていた日本古来の山岳信仰を、欧米のアルピニストがすごいと紹介したから広まったのであって、この逆輸入バージョンをうまく事業化したら、面白いことは他にも起こりそうな気がします。

実は、大英博物館どころか、英国、さらにはヨーロッパすら「まだ」行ったことない筆者からの見てきたような記事は以上です。

(2019年6月18日 火曜日)

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適度に劣悪な環境から発見は生まれるものという昔からの真理について

2019年6月17日

(2019年7月6日(土)朝9時からラジオ出演決定)自主動画イベントを企画したら本物のラジオ局から出演オファーをいただいた件





おはようございます。

2019年(令和元年)6月の、暑い日中に営業先まわりをやっていたら突然連絡をもらい、なんと本物のラジオ局から出演オファーをいただいて、2019年7月6日(土)朝9時からラジオ出演することになった筆者ことビルメン王(@shinya_ueda)からのブログ配信記事です。

引き寄せの法則というものがあるようで、自ら動いて何かをやろうとするものには、福音と言いますか、チャンスが巡ってくるようなそんな気が改めていたしました。

筆者の所属する会社では、The Companyという屋号で世界展開するシェアオフィスの運営をやっていますが(国内5店舗(運営受託先含む)、海外5店舗(運営委託先含む))、この真面目にコツコツやっているコミュニティ維持の仕事を通じて、会員企業のいくつかは世界に雄飛するメガベンチャーになりつつあります。

そんな会員企業の一つ、「株式会社Diffeasy」さんが、先のラジオ番組に出演することになり、実際の放送とインターネット放映を組み合わせて、多くの視聴者が見たわけです。

実際の放送の様子は、→ こちら

ラジオトークの書き起こしは、 → こちら

この放送、筆者もインターネットを通じて、日本語自動生成付きの字幕機能で一部を文字起こししながら「観た」わけですが、ここで恥ずかしながら告白いたしますと、観ているうちに、なんだか先を越されたような、羨ましいような妬ましいような、そういった負の感情が結構ざわざわっ…!(福本伸行漫画風)と湧いてきたわけです。

結構攻めてるよなあ、この会社、という風に思ったので、それで、

先日の記事 → こちら

において、自主的な動画イベント配信でもやってしまおうと地元で有名な「ブラックモンブラン」なるアイスクリームをほおばりながら考えたわけです。

そのイベントに前後して、なんと本物の、このラジオ局から出演の依頼をいただいたというわけです。

みなさんありがとうございます。

妬ましい、卑しい感情を抱いてしまい申し訳ございませんでした。

番組の名前は、「The-Global-News-Of-The-Weekend」、週末の土曜日の朝、グローバルに活躍する(またはこれから活躍したいと願う)企業経営者や関係者、仕事人をゲストにお迎えし、『GLOBAL』をテーマにお送りする番組です。

番組のフェイスブックページは → こちら

というわけですので、今回は、筆者が(非常勤)監査役をやらせていただいている、「株式会社グッドラックスリー」という会社の井上社長と、筆者とで出演することになりました。

正確には、井上社長を巻き込んで、出させてもらうように「営業」しました。

株式会社グッドラックスリーは、「ブロックチェーン×エンターテイメントで世界最先端を走る」というビジョンを掲げ、国内初ブロックチェーンゲームの「くりぷ豚」、「クリプトアイドル」、ブロックチェーンアミューズメントプラットフォーム「Rakun」「さわって!ぐでたま」シリーズ(累計400万DL突破)などを手掛けている、前職ドリームインキュベータでは、インターネット・モバイル・コンテンツ分野を統括(例えば鷹の爪シリーズとか)していた、実家は博多の宝石屋「宝石のいのうえ」の次男の井上和久社長が立ち上げた地元IT企業です。

番組放送中、ゲスト出演者から選曲した2曲を合間に流してもらえる予定ですが、

音楽、1曲め(前半)
森川美穂/「ブルーウォーター」/NHKアニメ「ふしぎの海のナディア」オープニングテーマ
音楽、2曲め(後半)
SHE'S/「Upside Down」/民放・Amazon配信TVアニメ「アンゴルモア元寇合戦記」エンディングテーマ

という選曲に(独断と偏見で)させていただきました。

グッドラックスリーはゲームやアニメの会社であり、折しも、現在、博多地元の大型商業施設「キャナルシティ博多」において、「エヴァンゲリオン」シリーズの最新アトラクションとして、キャナルアクアパノラマ第10作「エヴァンゲリオン 使徒、博多襲来」(キャナルアクアパノラマ第10作として、世界的に人気のアニメ「エヴァンゲリオン」のオリジナルプロジェクション・アニメによる新たなショー)が上映されていることもありまして、両作の監督であります庵野秀明監督に敬意を表して、30年前の「ふしぎの海のナディア」から一曲、そして、かつて鎌倉時代に北九州博多の沿岸に数万から数十万の大群で押し寄せ襲来してきた、モンゴル帝国軍の元寇合戦をテーマに描いた2019年現在の最新アニメ「アンゴルモア元寇合戦記」のTVアニメ版のエンディングテーマを選びました。

放送は、2019年7月6日(土)AM9:00~AM9:55です。

ぜひライブで、見逃した方はインターネット動画で、ご視聴よろしくお願いします。

慣れない番宣記事に緊張しました。

こちらからは以上です。

(2019年6月17日 月曜日)

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(2019年7月4日(木)夜イベント告知)お金はしてもらうことの価値に過ぎずありのままの自分はそこにはないという話です

2019年6月16日

「リストラ部署」に配属された「不幸な」大手企業の社員の声を拾った記事を読んで感じたことです






おはようございます。

2019年(令和元年)6月の、会社的には休日ですけれども、時間に縛られない働き方を標榜しているので通常の営業日ではできない資料の読み込みやら説明資料の作成やらといった「楽しい」整理作業に没頭しております筆者ことビルメン王(@shinya_ueda)からのブログ配信記事です。

「リストラ部署」に配属された「不幸な」大手企業の社員の声を拾った記事を読んで感じたことを書こうと思います。

いちおう、筆者は所属している会社では「経営者」ですから、昨今「不当に」労働者を縛る働かせすぎるな、という法律的制約からは一定の距離を置いていられます。

地位と責任に応じて結果責任を果たせ、というのが近代資本主義社会の労働に対する厳然としたルールであると思っておりまして、例えばその地位と責任が一定程度に縮減されている現場労働者職やスタッフ職に対しては、労働基準法令による強制力で働かさせすぎて心身を痛めるといった不当労働行為は厳しく規制されるべきでありますが、会社を潰しては元も子もなくて、潰れた証券会社の社長がかつて記者会見で「社員は悪くありません」と号泣した事案などもありましたが、別に泣いても会社がフェニックスの如く華麗に炎の中から復活するわけではありません。

経営者というのはそういうものだと思っています。

株主に突き上げられ、顧客に突き上げられ、債権者(銀行など)にも逐一報告を求められ、社員にはあの社長朝令暮改やりすぎ、何考えてるのかわからない、と飲み屋で愚痴られるのが「お役目」なのです。

そのリスクが嫌なら、速やかにその地位から離れた方がよく、その方が、会社を取り巻く債権者や株主、サービスを受けている取引先や潜在的顧客、そして社員にとっても良いわけです。

そうならないために、会社を潰さないために、個人事業でも全く同じで自分の屋号でやっている事業を回していくために、企業経営者(個人事業主)は、必死になって自分の時間を削って、顧客開拓や自己研鑽、組織マネジメントや店舗回り、チームビルディングに業界団体の運営など、実にさまざまな活動を、骨身を削って行なっているのです。

決して、楽して儲けているわけではないわけです。

原発事業で大失敗して、不正会計問題で上場廃止の危機にある、筆者に言わせれば国策原発会社ともいいうる東芝というかつては経団連会長も輩出した「名門」会社がありますが、その会社のグループ(100%子会社)の中で、「新しい部署」、すなわちリストラ部屋ともいうべき部署ができたそうです。

そこには、割増退職金を提示された希望退職に応じなかった社員たちが配属され、社内外の多忙な工場や物流倉庫で単純作業を業務命令として受けているといいます。

この会社(東芝エネルギーシステムズ(川崎市))は、火力や原子力など発電所の需要低迷という、本業の不振を理由に、勤続10年以上の45歳以上を対象に2019年3月末での希望退職を募集したとのことですが、その際に、会社(上司)に募集を促されながらも拒んだ社員らが配属されたということです。

このニュースを当該労働者側に立って「報じて」いる朝日新聞によりますと、複数の社員による取材の結果、2019年4月中は「研修」として社外の人材コンサルタントらの講義を受け、経営環境の厳しさを理解し、配属を前向きに考えるよう求められたとのことです。

自分を省みて変えるべき点を同僚に表明し、作文にもまとめたといいます。

その後、各社員に対し、応援先として新潟県の電池工場やグループ外の物流倉庫が示され、2019年5月(令和元年)から各自の応援先に出向き、運搬や仕分けなどの作業に従事しているということです。

応援先での作業は肉体労働が中心で、「不慣れな肉体労働で疲労がたまる。こんな作業を続けていても先が見えない」「同僚が次々と他社に移るなかでも、自分は残ってがんばってきた。なぜこんな仕打ちをうけるのか」と「憤って」いる社員の声があるそうですが、残念ながら、このような「発揮する能力」と「待遇」が大きく乖離しており見合っていないと長い時間をかけて判断されたところの社員を、労働基準法令の「待遇の不利益変更の原則禁止」という制約に従い、どうしても使い続けなければならない会社経営側と他の役職員、顧客、株主や債権者の側としましても非常に「憤り」たい事態です。

このような、法律の「不当な」制約による、お互いにとって、不幸な事態が、日本のあちらこちらに広がっているような気がします。

労働者である、ということのみをもって、会社が消滅の危機にある状態においても適切な「労働者にとっての主観でやりがいのある」仕事を与え続けなければならないとすれば、会社や事業が滅んでも労働者だけの権利は保証されるべきという、おかしな主張にまで到達する可能性もあります(現に、朝日新聞社はそのような見解をお持ちなのかもしれません)。

この記事を掲載した、大マスコミであります「朝日新聞社」はそれをあえて「意図」しているのかもしれませんが、自社マスコミ媒体がこれだけのインターネット発展によるデジタル化、個人レベルでの記事や意見表明が容易になった世界に対して「恨み」のようなものを持っているのではないかと「邪推」してしまうレベルの偏った記事ではないか、と零細ブログ記事配信社である筆者などは考えております。

「同僚が次々と他社に移るなかでも、自分は残ってがんばってきた」というのは当該労働者個人の主観ではありましょうが、別の評価では「優秀な同僚は次々と会社を去り別の場所で頑張っている中、無能でチャレンジもできない自分は沈みゆく会社にしがみつき続けた」という正反対の評価もありえるのです。

そもそも、労働者個人の主観を記事に掲載するならば、公平を期して、会社側の「主観」、すなわち、当該労働者に関しては早期退職優遇制度で好条件を出してまでも、会社を去ってほしい、辞めて欲しいのではなかったのかという点についてもきちんと触れるべきではないでしょうか。

東芝という歴史ある上場会社は、不適切会計処理を行い(完全に違法で本来ならばかつての「ライブドア」事件との事案の比較考量上からも、同社については今でも上場廃止すべきだと個人的には考えております)、今日に至るまで、経営の改革や従業員の処遇変更に対する時間的猶予はずいぶんあったと考えています。

つまり、他の会社や事業や世界で「必要とされる人材」、もしくは会社が危殆にひんしているからこそ、決して「手放したくない人材」として再起する時間的余裕や機会はこれまでに、いくらでもあったと拝察するのです。

それを、今までとなんら変わらず、肉体労働をしている他部署の社員を、下に見た偉そうな物言いという風に映りまして、ビルメン現場で自転車整備や客列整備、トイレ清掃の見積もり作業や作業標準化、飯場や清掃員待合所の整理整頓を黙々とやってきた筆者などは考えるのです。

現場の作業をされている大切な同僚に対する、このような「上級労働者」のような物言いは、決してやってはいけない、それをマスコミに垂れ流すなど、会社、顧客、そして同僚に対する裏切り行為以外の何者でもありません。

まかされた仕事があるのですから、しっかり取り組む、そして自分から改善を提案する、そのような振る舞いや心構えこそ、文句言う前に果たすべき社員としての務めではないかと感じた次第です。

40歳後半だろうが50歳代だろうが、自分にあった仕事ややってみたい仕事に、積極的にチャレンジしていきたいと考えております筆者からのやわらかい主張は以上です。

いつか社長になるぞ!

(2019年6月16日 日曜日)

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(2019年7月4日(木)夜イベント告知)お金はしてもらうことの価値に過ぎずありのままの自分はそこにはないという話です

2019年6月15日

バフェット爺さんと昼食(ディナーじゃない)を食べる権利が20回目を迎える今年は5億円で落札されたという話です






おはようございます。

2019年(令和元年)6月の、暑い日中に営業先まわりをやって、時間のないランチタイムに近くのラーメン屋に駆け込んで、390円ラーメンなんかを食べて喜んでいる、そんなミニマルライフを楽しんでおります筆者ことビルメン王(@shinya_ueda)からのブログ配信記事です。

ティファニーで朝食を、ではなく、バフェット爺さんと昼食を、です。

2000年から始まったと言いますから、今年で20周年、20回目を迎える世界的投資家であるウォーレン・バフェットさん(88歳)と、ランチを共にできるという「権利(オプション)」がチャリティーオークションに出されるというイベントがありまして、今回、過去最高の約450万ドル(約5億円)で落札されたということです。

これは、慈善団体にバフェット氏が協力する形で、2000年から行われているもので、今年で節目の20回目、落札額は2012年以来、7年ぶりに過去最高額を更新したということです。

今回のオークションは、初めて米国西海岸のシリコンバレーで行われ、これまで、シリコンバレーのハイテク銘柄には距離を取っていたバフェット氏が、その考えを改め、率直に自身は間違っていたと認めてアップル株やその後のアマゾン株への投資を始めたことから、改めて柔軟性の高い投資の神様、バフェット氏の人気が高まった形です。

このお金は、低所得者に対する支援活動を行なっている慈善団体に寄付されるのですが、バフェット氏もさるもの、過去、2010年と2011年の両方でこのオークションでランチの権利を競り落としたテッド・ウェシュラー氏は、その縁で2012年にバフェット氏の投資会社、バークシャーハサウェイにスカウトされ、今は同社での上場株式運用のかなりの部分を任されているということです。

そして、バフェット氏の引退後は、同僚のトッド・コームズ氏とともに、バークシャー・ハサウェイの本業である投資運用部門を率いる、同氏の実質的後継者の一人として名が挙がっているのです。

ものすごい、売り込み作戦です。

ものすごい、採用作戦です。

経団連と大学側の、就職活動内定解禁、なんて言っている我が国の就職状況を見るに、差がありすぎる感じです。

会いたい人がいるなら、何億円かけても、どんな手間をかけても会いに行く。

自らの入社試験のために、数億円を費やして、ランチの機会を勝ち取るというのは、相当の自負と自信と、あとは不確実性を楽しむ心意気なしにはできない芸当です。

ラーメンのトッピングを頼むか頼まないか、というところで悩んでしまう筆者(44歳)としましては、バフェット氏(88歳)に到るまでの44年間を、もう少し考えて過ごしたいと考え直しました。

そこで、日本での似た事例としまして、「奢られることをプロ(仕事)の生業にしている」プロ奢ライヤーさんをご紹介します。

22歳、バツイチ、年収1,000万円の奢られ屋、というプロフィールがツイッターであがっておりますとおり、この方は、「奢られること」を生業に、日々プロとして活動されております。

この方のランチ単価は、すでに2万円/だいたい1時間+奢る食材となっておりまして、22歳、すなわち筆者の半分の人生で、すでにこれだけの高単価、時給ベースを叩き出しておられます。

しかも、年1回のオークションによる権利取得ではなく、プロ奢レイヤーさんの気分が乗れば、いつでもどこでも提案して食事に応じていただけるところが顧客、消費者に優しい仕様となっております。

2倍の年上の88歳のバフェットさん、半分の年下の22歳のプロ奢レイヤーさんの生き方を拝見するに、自らの44歳という人生の途上において、どのようにこれから振舞うべきか、大変参考になります。

とりあえず、奢り奢られる機会をもっと増やして経済を回していきたいと考え、中年おっさんの企画するアイス会でも催してみようかと考えた、そんな筆者からのコメントは以上です。

(2019年6月15日 土曜日)

2019年6月14日

お金はしてもらうことの価値に過ぎずありのままの自分はそこにはないという話です




おはようございます。

2019年(令和元年)6月の、暑い日中に営業先まわりをやっていたらネットワークの席上でおじさん仲間につかまってそのまま寄り道してしまって2019年7月4日(木)夜のイベント番宣することになった筆者ことビルメン王(@shinya_ueda)からのブログ配信記事です。

今回は、あえて失敗することについて、そしてお金はしてもらうことの価値に過ぎずありのままの自分はそこにはないという話をしようと思います。

お金は、「してもらうこと」の価値だと思っています。

物を買う、食事を出してもらう、ホテルや旅館に宿泊させてもらう、授業を受ける、勉強をみてもらう、これらすべては「してもらうこと」であり、当然にしてくれる人への報酬やリワード、手数料などが発生します。

お金は、してもらうことの価値の集まりなのです。

そこには、してもらう「対象」である自分、自分が主体的に、ありのままに振舞う姿というものは、ありません。

下町ロケットのモデルになった宇宙ロケット研究者の植松努さんは、

お金がないと無理な夢、それイコール誰かがしてくれるサービス、自分ができないからやってもらうしかない

と喝破されました。

筆者がこれまでいろいろ読んだ本の中で、福本伸行氏の初期の作品「天」という漫画の最終章、その後の作品展開(「アカギ」など)で主人公「天」を超える存在となる、赤木しげるは、

ありのままの自分がどこにもねぇじゃねぇか・・・
金や家来をいくら持ってようと・・・
そんなもん、俺は毛ほども羨ましくねぇ・・・

という名言を残して「きちんと」死にます。

みずぼらしい人生だ・・・!

とまで言わしめます。

では、してもらうことに囲まれた人生ではなくて、ありのままに自然に振舞って主体的に生きるとはどういうことなのでしょうか。

ほとんどの人間は、そう生きるには自分の能力が不足しているものと自己評価しています。

イチロー選手だって、4,000本安打を重ねるために8,000打席以上、三振したり凡打を重ねてアウトになっているのです。

それなのに、打席に立たずしてイチロー選手になろうと考える人が多すぎます。

そこには、「失敗すること」に対する極度の恐れとプライドが足かせとなっていて、いつしか心と腰が重くなってしまっている、淀んだ、停滞した心境があるのだと思います。

失敗するくらいなら何もしない方がいい
だけどプライドは止められないからしてもらうことの価値である金や組織や部下は集めたい

このように考えてしまい、考えが偏って、曲がっていくのです。

大切なのは、身の回りをお金や組織や部下で固めるのではなくて、個としての自立です。

そのためには、小さいことからとっとと取り組んで、そして数多く失敗すること、言い換えれば、うまくいかなかったことを試すことが必要だと思います。

そうやって、他人が到達し得ない高みにまでそれぞれの分野で上り詰めた、2人の人生のプロに登壇していただき、ユーチューブ放送収録する機会に恵まれました。

・福岡で企画業務に35年、さすらいの企画やこと 
「中村修治」
・世界を切り取る異色の過集中クリエイター、安心と信頼のブランド 
「もり しんじ」

この2名の魅力とこれからを、ビルメン王こと筆者が余すところなく切り取り、貼り付け、暑苦しく皆さんの食卓にお届けする、脂っこい人生の生き方指南に、乞うご期待ください。

中村修治さんは、かの青色発色ダイオードを発明したノーベル化学賞受賞者(米国在住)の中村修二さんとは、実は、何の関係もなくて、関西の滋賀県の彦根市のほうから、福岡に流れ着いてはや30年以上、企画一本でやってきていまだに現役の、広告イベント業界における、地元の糸井重里さんのような、生きる広告塔です。

もり しんじさんは、こだわりのデザイナーとして、ネオ倶楽部という組織に属しながらもその超人的な過集中の創作意欲を持って、朝昼晩かかわらず魂を込めた良作を楽しく変態的につくりあげていく、そんな生の芸術家です。

MacのType-cケーブルを、会社に忘れてきてしまった午前1時、フェイスブックでケーブル貸してくれませんかと呼びかけ、用意した筆者の家まで自転車でやってきて、嬉々としてそのまま作業にかかってその日の午前6時に入稿するという、かの葛飾北斎もびっくりの存在です(300年前の人なんで会ったことないですが)。

この「対談」、トークイベントの収録は、世界10箇店(国内5店舗、海外5店舗)に展開し成長を続けるマルチロケーションシェアオフィス「The Company」中洲川端店の応接会議室にて、2019年7月4日(木)19:00-20:00を予定しています(2019年6月18日現在、本件キャンセルとなりました。申し訳ございません)。

ガラス越しの会議室を利用した公開収録なので、限定2名様には収録の同席も可能!

その後のインクルーシブなトークイベント(要するに飲み会)への参加も絶賛受付中!

さあ皆さん、脂ぎった下戸の親父と一緒にアイスを食べて大いに語りましょう!

2千年ほど前の先輩も言っています。

君が長生きするかどうかは、
運命にかかっている。
だが、充実して生きるかどうかは、
君の魂にかかっている。
<ルキウス・アンナエウス・セネカ(古代ローマの政治家、哲学者)>

人生に対する真摯な態度をもって、一度しかない人生を主体的に生きたいものです。

この日程をおじさん3人で決める「だけ」でも多くの失敗を重ねております、こちらからの番宣は以上です。

(2019年6月14日 金曜日)

2019年6月13日

公共交通インフラの値上げというモビリティサービス劣化の悪手について述べます







おはようございます。

2019年(令和元年)6月の、暑い日中に営業先まわりをやって頑張っております筆者ことビルメン王(@shinya_ueda)からのブログ配信記事です。

営業している身としては移動にかかる経費や時間に関しては非常にセンシティブです。

今回、福岡市で運営している市営地下鉄について、主管する福岡市交通局は2020年10月の消費税率8%から10%の増税時に、市営地下鉄運賃への増税分の転嫁(要するに値上げ)を検討していることを明らかにしました。

大人260円の通常の初乗り区間で、10円の値上げを想定しているとのことです。

同じく市内公共交通を担う西日本鉄道も、今回の増税に伴う西鉄バスや西鉄電車で運賃を値上げするという方針とのことです。

しかし、世の中これだけ、自家用車における運転リスクが叫ばれ、高齢者の自家用車運転によるリスクや危険が認知されている中、代替交通手段としての公共交通機関が経済原理だけによって値上げしていくというのは都市計画上非常に残念な、言ってみれば「悪手」であると考えています。

目に見えないけれども確実に存在する「事故」のリスクを極小化し、モビリティ(移動手段)のプロに任せるという方法は、非常に合理的であり、先進的な都市機能を持つ世界都市は、シンガポールにせよ東京にせよ、地下鉄や公共バスの料金が非常に安く抑えられ、市民都民国民の足として活躍しています。

もちろん、時間を優先したい顧客にしてみれば、トールゲートをくぐるたびに課金されていく、シンガポールの例を見てもそうですが、それでも、割高のタクシー料金を支払っても、急ぐ客は急ぐわけで、その辺住み分けがきっちりできているのは素晴らしいと思います。

しかるに、初乗りで260円といった「地下鉄」や北九州市の「モノレール」といったほぼ単線、乗り継ぎのできない交通網では、どうしても利用者増加は見込めません。

結果、市民に今ひとつ愛されず、利用も減ってしまうのではないかと危惧しています。

ここは一つ、免許返納を行なった高齢者等(高齢者に限らず運転に自信がなくて関係ない人を巻き込むことを恐れる「まっとうな」感覚を持っている市民ドライバー含む)の方々には、思い切って100円で地下鉄・バス全線乗り放題の権利を与えても良いと考えています。

100円を超える運送業者の「実費」については補助金対応となりますが、それでも、自家用車を転がして発生するCO2、車の減価償却費、維持費、燃料代、保険料、そして潜在的に危険にさらされる運転手同乗者そして第三者の危険負担費用を勘案すれば、安いものではないかと筆者などは考えるのです。

福岡市には、地下鉄私鉄バスに加えて、最近登場して市民権をすっかり獲得した感じのあるフリマアプリのメルカリがグループで展開する「メルチャリ」もあります。

1分4円での利用料金です。

筆者はこのメルチャリを使い込んでいますが、月間のメルチャリ料金は最大2,400円程度、実に月間600分(10時間!)もメルチャリに乗っているという計算になるのです。

それだけ、移動(モビリティ)にかかる人間の手間と費用と時間は大きいという証左でしょう。

これからは、移動手段もシェアして、賢く移動し、事故のリスクを少なくして市民みんなが明るく楽しく暮らしていける世の中を作っていきたいものです。

同様に福岡市では、ミドリムシで世界を変えるという理念で快走するユーグレナという会社が、最近行われたG20中央銀行・蔵相首脳会議(福岡市)に合わせて、世界で初めて、ミドリムシ由来のバイオ燃料による公道自動車運転実証実験を行いました。

自動運転を一気に期待するだけではなくて、手前の一歩めから、リスクの少ない移動手段で安心安全な世の中にしていきたいと考えております。

本日は少し真面目な記事になりました。

結局、暑い中でも自分の足で歩くのが一番早いと感じる筆者からのコメントは以上です。

(2019年6月13日 木曜日)

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シェアリングエコノミーの先駆者と言える自転車シェアが具体化してきたという話です

2019年6月12日

最低限の単位株投資で株主優待を貰って一風堂のラーメン(赤丸)を食べまくるという投資戦略について(2019年6月13日内容訂正あり)

一風堂ホームページより「赤丸」ご紹介





おはようございます。

2019年(令和元年)6月の、零細投資家で株主優待という新境地で違いを出そうと頑張っております筆者ことビルメン王(@shinya_ueda)からのブログ配信記事です。

営業している身として外食はささやかな楽しみです。

今回は、零細投資家であるマイクロ投資法人専門の筆者より、低金利時代にぴったりの、一風堂のラーメンを株主優待で食べるという投資戦略についてご説明したいと思います。

吉野家ほどではありませんが、「一風堂」ブランドで世界展開を図っておりますラーメンチェーンは力の源ホールディングスという社名で、東証一部に上場している上場企業となります。

そして、この上場株を、九州地区が多いですがいちおう全国で展開している博多ラーメンチェーンの「一風堂」の各店舗において、株主優待としてもらった優待券を使って食事をして喜ぼうという試みです。

この、力の源ホールディングスの株を、マーケット(東京証券取引所)を通じて最低購入単位である100株で購入しますと、株主優待として、半期(3月と9月)ごとに、一風堂の「赤丸」もしくは「白丸」ラーメンの食事券が3枚ついてくるという株主優待特典があります。(この優待は、1,000株以上保有の株主への特典です。謹んで訂正いたします)
一風堂のラーメン他の値段が一律10%オフになるという「飲食割引カード」がついてくるという株主優待特典があります。

ラーメン一杯の食事券が半期に3枚のご提供です。

ここでは、博多の一風堂のお値段に近い、「赤丸」800円(税込)で計算したいと思います。

白丸は、赤丸より値段がお安いので、この際、投資利回りを図る上でも高い「赤丸」の方で計算することにします。

そうすると、

800円×3回分×年2回=年間4,800円

800円×1回分×10%=80円

分の便益を得ることになります。

この優待が得られる力の源ホールディングスの2019年6月のある日の取引値は、筆者の実績で、

723円/1株

となりまして、この値で購入したとしますと、取得簿価は(証券売買手数料を無視すれば)、72,300円となります。

そして、年間の配当と値上がり益も値下がり損も無視しますと、この簿価72,300円の投資に対して、年間、仮に一風堂のラーメン「赤玉」を月間5杯、年間60杯食べるといたしますと、そこで得られる割引分の年間で得られる株主優待の便益は4,800円(の6回分のラーメン赤玉)となりますので、利回りは

4,800円(分の一風堂「赤玉」)/72,300円=6.63%

と計算されるのです。

株主優待、この銀行預金金利ほとんど0(零、ゼロ、ZERO)の時代に、ものすごい利回りです(しつこいですが、ラーメンの割引で還元ですが)。

株主優待、なかなか魅力的な投資です。

平成の時代から延々と続くこのマイナス金利の時代、配当や値上がりを見込めるものとしての株式投資も考えるのもいいですが、このように、あくまで自分の趣味趣向や行動哲学と相談した上での「株主優待」も考慮に入れて投資に励むのも面白いかもしれません。

株主優待は、一般に最低取引単位で購入した場合がもっとも優待を大きい割合で受けられることが多いので、少額の個人投資家に非常に適した制度だと思います。

力の源ホールディングスの例でいいますと、たとえ200株買ってももらえる株主優待割引面数)は変わりません。

配当は株式数に比例しますが、株主優待はそもそもの株主「数」を増やしたいという会社側の意図によるものなので、多額を投資する必要はないのです。

このように、魅力的な優待制度を持つ会社の株を、最低単位で少しずつ買っていく、そして優待を楽しむという投資スタイルは、売り買いを繰り返して値上がり益を狙うスタイルより非常に安定したものとなるでしょう。

博多ラーメンの次は、吉野家を家族分投資して牛丼フィーバーにするか、もしくは百貨店の優待券(買い物10%引き)を狙っております。

最低限の単位株投資で株主優待を貰って一風堂のラーメン(赤丸)を食べまくるという投資戦略について説明いたしましたが、実は元祖「白丸」の方が好みの、少額零細投資家の筆者からの低金利時代の投資戦略のご紹介は以上です。

(2019年6月12日 水曜日)

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最低限の単位株投資で株主優待を貰い吉野家の牛丼セットを食べること

(2019年6月13日 木曜日 ご指摘をいただき、訂正および赤文字で追記し記事を訂正しました。ありがとうございました。)

2019年6月11日

ポケモンGOがついに寝ること(睡眠領域)をもゲーム化することを発表しました






おはようございます。

2019年(令和元年)6月の、快眠快食快便には自信あります筆者ことビルメン王(@shinya_ueda)からのブログ配信記事です。

ついに睡眠、すなわち寝ることもゲーム化される見込みの世の中になりました。

ポケモンGOという「歩く」ことをテーマに世界中でブームの火付け役となったゲームを展開する米国ナイアンティック社と日本のポケモン社が、今度は「睡眠」というテーマでのゲームを2020年にもリリースすると発表したのです。

今のところ、睡眠モニターについては、いびきの全量録音などを行うアプリはありますが、これは確かにゲーム性はあまりなく、健康管理の一環として利用されているものが大半だと思います。

あの、自分のいびきを朝になって聞かされる不快さといったらたまりません。

聞かされている家族の方はもっとたまらないでしょうから、なんとか舌が口蓋の奥に落ち込んで、不快な音を立てないように、首の周りの筋肉を中心に、遅まきながら、ブリッジなどで鍛え直しているところです。

首の脂肪を取れば、いびきは軽減するという説もありますので、引き続き、適正体重へ向けた減量にも取り組みたいところです。

さて睡眠といいますと、このように、快眠をめざす取り組みとしてしか認識されていませんでしたが、確かに、この睡眠という行為をゲーム化することで、新しい世界がひらけそうな感じはいたします。

ゲーム名は、仮称ですが「ポケモンスリープ」ということです。

ゲームの詳細は未定(これから考えるのでしょうが)ですが、合わせてポケモンGOの版権を持つ任天堂が、専用の端末を開発し、その端末に内蔵された加速度センサーにより、人が眠っている時間や睡眠度を計測するということです。

スマホ端末が「眠る」わけではありませんので(スリープ機能という機能はありますが)、人の体に装着したリストバンドのようなものと、その機器とブルートゥースで無線接続した母艦のスマホ側をシームレスに繋いで「プレイ」することになりそうです(しつこいようですが「プレイ」している本人は、寝ているのですが)。

おそらく、ポケモンGOのキャラクターを「鍛え」たり「訓練」するといった行為の中に、ドラゴンボールの精神と時の部屋のような睡眠による修行といった機能が実装されるのではないかと筆者は勝手に考えております。

そうすると、寝る中でキャラクターが進化して強くなる、能力がアップする、というわけです。

本人が良質な睡眠を取れれば取れるほど、ゲームポイントとしてはプラスに働く、そのようになるとなれば、徹夜でゲームしていたゲーム中毒症の人ほどゲームするために今度は気合いを込めて「寝る」ことになるのかもしれません。

ところで、よく寝るためには、頭ばかり疲れてはダメで、身体も適度に疲れなければなりません。

そこで、昼はポケモンGOで良く歩いて適度に身体を疲れさせ、夜はポケモンスリープで良く寝て本人の身体も回復する、そのようなよいサイクルが回れば良いのではないでしょうか。

今後、ゲーム依存症といいながら、朝夜きっちりの生活リズムを確立したリア充が登場するかもしれないのです。

任天堂とナイアンティック社、ポケモン社の取り組みに期待しましょう。

ゲームせずとも、寝過ごすことには自信のあります、すいみんすいみんすいみんすいみん睡眠不足というキテレツ大百科のオープニングテーマが頭から離れない、そんな筆者からの配信記事は以上です。

(2019年6月11日 火曜日)

▷▷次のページは

ポケモンGOという任天堂コンテンツが巻き起こした全国的な社会現象

2019年6月10日

これからは社員も食事に誘えません社内で会議のみにしますというこんな日本に誰がしたかという話です

50%働くといった時代に




おはようございます。

2019年(令和元年)6月の、日本の働き方改革なる労働規制の方向が、ちょっと行き過ぎな世界にきているのではないかということを申し上げたい、ちょっとついていけない昭和生まれのビルメン王(@shinya_ueda)からのブログ配信記事です。

2019年4月から順次施行が始まった働き方改革関連法に基づき、この法律を厳格に定義したテレビドラマなども高視聴率を出しているようです。

このドラマでは、ヒロインが社内の同僚との飲み会で店を出たあと、スマホの会社の出退勤アプリで「退勤」ボタンを押す場面があるそうです。

このような問題や切り分けを延々と考えていく前に、そんな時間があるなら仕事しませんか、といいたくなるのもわかります。

これからは社員も食事に誘えません社内で会議のみにしますというこんな日本に誰がしたかという話です。

そこで筆者は、まさにこうした問題を悪魔的に完璧に解決する方法を考えました。

1か0か、そうした労働時間なのかそうでないのかを、デジタル的に完全に白黒つけるということがそもそも不可能なのです。

そこで、0%〜100%労働という考え方を採用し、現在の自分が、一体どれくらい仕事に振り向けているのかということを自分で申告するのです。

これは、最近出てきている承認を自分自身で行うティール型組織の一形態として、ベンチャー企業の中ではそのやり方に一気に振り切った会社も知っているのですが、毎時間、自分が、何パーセント業務に従事したかを申告してもらい、そのパーセンテージと時間の合計で、1日8時間なら8時間の労働時間を決めてもらおうという考え方です。

人間、百パーセント何かをやるということは難しいものです。

どんなに集中していても、数パーセントくらいは、雑念やプライベートなことが混じるものだし、それが普通の人間だと思うのです。

その余裕もない、本当に100%集中してしまうような人は、過集中と言って、別の病気にカウントされてしまうこともあるくらいです。

逆に、100%遊びである、ということもないと思うのです。

異業種交流会で飲み会に行っている、これも大切なネットワーキングであり、新しい事業のタネが見つかるかもしれません。

しかしながら、これを100%業務だという気もさらさらありません。

でも、100%遊びでプライベートでしょ、と言われるのは流石に違うと思うのです。

もっと、人間はグレーでグラデーションがあるものです。

100%善人や100%悪人がいないように、100%労働、100%プライベート、という考え方をそろそろ改めるべき時期にきていると思います。

いきなり突拍子も無いことを書きましたが、近い将来、この考え方が実際の労働環境の場で採用されることを願って、筆を置かせていただきます。

そして、100%を超える労働時間というものも考える余地があると考えております。

現在の業務パーセンテージはほぼ0%でほぼ100%は趣味であります筆者からの記事作成作業ですが、完全に業務0と言われるのは心外な筆者からの記事は以上です。

(2019年6月10日 月曜日)

2019年6月9日

ビットコインで「即時に」決済して支払うことができる飲み屋が福岡市に登場して開発実験中というニュースです






おはようございます。

2019年(令和元年)6月の、世界のテクノロジーの最先端の実証実験が筆者も住んでいる福岡市で始まりましたということを自慢したいビルメン王(@shinya_ueda)からのブログ配信記事です。

最近、飲み屋に行くことも仕事するのも渾然一体、その垣根が低くなってきているような気がします。

というのも、暗号資産である暗号通貨(前までは仮想通貨)の基軸通貨であるビットコインで即時に決済精算できるバーが、福岡市に登場したというのです。

そもそも、ビットコインでの決済自体は、例えば同じ福岡市の天神にあるビックカメラや博多駅にあるヨドバシカメラにおいても、一応可能ではあります。

しかしながら、ビットコインは、初期段階(2008年くらいから)のブロックチェーン技術を用いて、「10分に1回」のブロック組成を行う仕組みとなっておりますので、そのシステム的な制約から、そのままですと決済も、「10分に1回のタイミング」でしか起こらないという状況でした。

しかしながら、ビットコインをはじめとした、パブリックブロックチェーンの「セカンドレイヤー技術」を中心とした開発を行うスタートアップ企業の「Nayuta」という会社が福岡市にありまして、この会社らが取り組んでいるセカンドレイヤーというビットコイン技術の第二段階においては、ライトニングネットワークという技術を使って、ビットコインによる「即時決済」を可能にしたのです。

この、ビットコインで即時決済をする、という取引(トランザクション)の事例を多く積み上げて、とりあえず実証実験をしようということになったようで、Nayuta社(大きな桁数である那由多・不可思議・無量大数、の那由多が社名の由来とのこと、不可思議・無量大数は知っている人が多いのであえて那由多にしたという創業者のこだわり)とスタートアップ界隈でつながりの大きな福岡市のスタートアップ支援施設「fgn(フクオカグロースネクスト)」の中に入っているバー、Awabar Fukuoka (アワバー フクオカ)でのライトニング決済という実証実験が実現したというわけです。

Nayuta社が、福岡市中央区にあるスタートアップ支援施設「fgn」(旧大名店小学校跡地、南館)内のバー「awabar fukuoka」で、決済システムの「実証実験」を行うのは2019年5月31日から6月30日までの予定です。

ビットコインが、泡と消える瞬間を体験されたい方は、ぜひ一杯引っ掛けにコインを持ってバーにお越しください。

本日の飲み会のお誘いは以上です。

(2019年6月9日 日曜日)

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2019年5月末に仮想通貨(暗号通貨)ビットコインが100万円近くまで回復上昇してきたことについて

2019年6月8日

「自分のことは自分でする」という当たり前のことを言うと炎上する不思議な「あたらしい」世の中について





おはようございます。

2019年(令和元年)6月の、「自分のことは自分でしなさい」と言われて育って、自らの子供達にも「自分のことは自分でしなさい」と教えている流木サラリーマンことビルメン王(@shinya_ueda)からのブログ配信記事です。

最近、しみじみと思うことがあります。

「自主自立」「自由」ということとほぼ同義な「自助」「自律」という言葉を使って発信すると、いきなり炎上する不思議な「あたらしい」この世の中の風潮についてです。

日本の金融当局の司令塔でもあります金融庁が、人生100年時代を考える上で、生活の質を落とさずに過ごすには、いわゆる「生活防衛資金」であるところの公的年金や公的扶助(生活保護など)だけに頼らず、できるだけ自立して個人レベルでの蓄財を若い時からやっておきましょうといった極めてまともな話をアップ(発信)したところ、国は国民を見捨てるのかといった批判で炎上したと言う香しい事例がございました。

国民年金制度は崩壊している、とか、年金は詐欺、といったような極端な話にどうしてなるのか筆者のような者にはわからないのですが、ろくに子供も産み育てず見守らず、自らの仕事(快楽?)に邁進した世代に対しまして、多産社会であったかつての時代の名残である年金制度が永久に続くはずがないことなど、小学生でも2秒でわかる理屈ですし、正論を示されてなんとなくお怒りなのはわかるのですが、それで炎上させたところで国民自らが選挙で選んだ国会議員で構成される国会で決められたことを粛々と執行する行政部門の金融庁にその怒りの矛先を向けたところで、特に具体的な解決策があるものでもなく、むしろ、見たくない現実をしっかり見せていただいた行政府の対応には、筆者としては大いに賛成するところもございます。

なにせ、2018年の1年間に日本で生まれた新生児は、たった91万人なのです。

厚生労働省が2019年6月7日(金)に発表した基礎的統計資料である「人口動態統計」によると、2018年に生まれた子どもの数(出生数)は91万8397人で過去最低を更新しています。

3年連続で100万人を割っており過去最低です。

1人の女性が生涯に産む子どもの数にあたる合計特殊出生率は1.42と、2017年から0.01ポイント下がりました。

低下の方は3年連続です。

筆者は1974年(昭和49年)生まれですが、私の「同期」は200万人以上いたのです。

1973年(昭和48年)生まれの新生児は、209万人です。

昭和のこの時代の、45%の子供しかいない、これが令和のこの国の、今のリアルです。

さて、国民が定めた日本国憲法の第25条には、国は国民が最低限度の生活を送ることを保証する、いわゆる生存権条項がありますので、どうしても公的年金だけでは生活できないという場合には最後の手段としての生活保護制度もあり、とりあえず生きていくことはできる世の中になっております。

もちろん、この「最低限度の生活を保証」するためのコスト負担は、広く国民全体で行うというのがコンセンサスです。

ただし、最低限度の生活では物足りず、やっぱり外食したいとか、温泉旅行に行きたいとか、ちょっとした小物や家電も買いたい、自宅でインターネットで課金ゲームもしたい、ということであれば、その分は公的年金では到底もちろん足りませんので、個人で貯蓄や資産運用を行なってそういうことには当てていただきたい、もしくは働くことでそうした楽しみを見出してください(そして消費経済に貢献して下さい)という至極当然な、まっとうな「自分のことは自分でせよ」という議論です。

ここでの問題は、日本はほっとけば地下から石油が湧いて出てくるような、そういう意味での豊かな国ではないので、今の日本国民に提供できるのは、そのような「お金」ではなく、働いて稼ぐ「機会」の方であり、子供ができても子供は可愛いけれども保育園に預けて夫婦共働きで回していかなければ家庭の家計や貯蓄は回っていかない世の中になっているというところにあります。

それって、奈良時代平安時代鎌倉時代…、それから江戸時代明治時代大正時代、くらいまではごく「普通」のことであり、専業「夫」サラリーマンが転勤残業をものともせず、すり減るまで働いて家庭のことは顧みず、代わりに専業主婦なる歴史的には面妖な社会的存在がこのいびつな家庭不在の夫の代わりに家庭と地域コミュニティを支えた、そんな昭和や平成前期の世の中の名残からの「真っ当な」時代の転換だと筆者は思っております。

しかし、自分のことは自分でするという真っ当な話に口を塞ぐと、国民が自分たちで成立させている議会や政府を通じてどのように生活を作っていくのかという根本的な議論にならずに、要するに「くれくれ」族の無気力批判層だけに世の中が牛耳られてしまうという危険があるのです。

彼らは言うでしょう。

大企業や大組織、既得権益層から財産をひっぺ返して移転(分配)すれば良い。

しかし、大企業も既得権益層と言われている「存在」がそれほどの悪の権化で利得を独り占めしているのかといえば全くそんなことはありません。

爪に火を灯して原価圧縮、コスト削減、リストラして、働き方改革で上がり続ける人件費の高騰に怯え、人手不足と販売不振の悪夢に苛まれて、必死に汗を流して笑顔で営業して生産して、ようやっと給料や仕入れの支払いを済ませて、自らの社業に必要な設備投資や教育資金を、コツコツ内部留保しているのです。

そのような、健全で健気な会社がほとんどです。

逆に、大企業や大組織、既得権益層、というところに、例えば労働組合の連合会とか、生活保護団体とか、既存政党や政治団体とか大規模宗教団体とか、そういった当然含まれて良いはずの存在はさらりと除外されているように見えるところが、筆者としては基準が不明確で変な感じがいたします。

農協や漁協、といった存在も、十分ここで批判されるべき「大組織」ではないのでしょうか。

このように、内輪で経済を回すことで権益を守ろうとするあらゆる規制の動きが進み過ぎていった結果、日本は普通に子供を産み育てて将来世代にバトンをつなぐ、当たり前の振る舞いが極めてできにくくなってしまっているのではないかと思います。

長生き、例えば100歳超えた人は公的機関から表彰される敬老の制度があります。

これと同じように、例えば、「4人以上産んだ女性を表彰」する制度があっても、筆者は全く問題だとは思いません。

しかるに、人の生き死にに関するもっともセンシティブな内容について、敬老の日は存在するのに、生まれてくる子供への貢献、について深い議論がなされず表面的な話に終始するのは本当におかしい話だと思うのです。

老人ホームを取材するのであれば、同様に7人子供がいる家庭のルポタージュも放映すべきでしょう。

子供3人以上産んだ家庭(母親)には、報奨制度を創設すべきでしょう。

国民が、自分たちの将来の生活を守るためにどう「自立」して「自助」するか、という根本的な最低限の話をどう社会的に広めてコンセンサスを得るのか、これこそが政治家の、政治家たる役目の一丁目一番地であると思うのです。

この「耳の痛い」議論をすっぽかして、よくある批判層が飛びつくのが、「移民いれましょう」という話なのですが、そもそも移民が日本国内に定着して、日本で子どもを産んで、その子が日本語喋れないのでどう教育するんだろうかとか、そのコストは誰が払うのか、職場はあるのか、その教育コストを企業側に払わせるのは論外だ、人種の多様化やダイバーシティって簡単に言うけど本当にその覚悟が国民の基礎的レベルの意識層にあるのか、といったさらに複雑かつ深遠な社会的な諸問題を抱えることになり、世界中にその手の事例は豊富にあるのですが(フランスやドイツ、イギリスやアメリカの事例を垣間見るだけでお腹いっぱい)のですが、これこそよほど耳の痛い話らしく、そのような話は真剣になされているところを寡聞にして聞かないです。

これから死んでいくのが早い人のために、限りあるお金をたくさん使ってこれから生まれてくる子どもたちにツケを払わせる、というようなことを続けていると、そもそも子供たちが生まれてこなくなってきてしまった、このような長期的なツケが回ってきている昨今の世の中であります。

今日は、かなり深遠な話になりました。

少なくとも、街で赤ちゃんや子連れにで会ったら道や席を譲り、できれば笑いかけて彼らが気持ちよく生活できる雰囲気作りに努めたいと願います昭和の第二次ベビーブーム世代の筆者(同級生200万人)からの配信記事は以上です。

(2019年6月8日 土曜日)

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公僕といって其の地位の者に何でも言い放っていいわけでは決してないという当たり前の話をします

2019年6月7日

壱岐島の話を挙げたら五島列島方面からも取り上げて欲しそうな風を感じましたのでこれから行く前提で書きます

新上五島町「はづキッチンカー」で販売しているホットサンドをどうぞ





おはようございます。

2019年(令和元年)6月の、新鮮な魚も肉も大好きな筆者ことビルメン王(@shinya_ueda)からのブログ配信記事です。

最近、しみじみと思うことがあります。

どのような論理的で先鋭的かつ素晴らしい文章だと(自分では)思っていても、全くと言っていいほど読まれないことがあるし、逆に、単に「壱岐島に行きました」と書いただけで、人口2万5千人の対馬海峡に浮かぶ島のことをこれほどの人が興味を持っているのかとばかり、フェイスブックの書き込みにいいね!がついたり、コメントがついたり、あまつさえ本文のブログ記事が繰り返し読まれたりするわけです。

人間というものが、いかに非日常に飢えていて、そしてそうした気持ちを少しでも忙しい日常に投影したいと願っているか、そのようなことを感じました。

それよりも、驚いたのは、「壱岐島」以外の離島の方々から、ぜひこちらにもお立ち寄りくださいという熱烈な勧誘を受けたことです。

このまま、島フリークになってしまいそうな勢いです。

コメントを寄せてくれた一人は、長崎県五島列島の中心地、福江市の観光業界における重要なポジションにある方でしたが、この方は、筆者の会社がやっている福岡市のシェアオフィス/コワーキングスペース/イベント会場/要するに溜まり場、の視察にやってきて、いろいろ話を聞いた挙句、夜中に博多港から五島の福江に向かって出るフェリーに乗るまで筆者の自宅で痛飲し、大いに語りそしてにこやかに去って行きました。

恐るべき移動民族の体力です。

脱帽です。

そこで、今回は、実はその場にも居合わせご一緒させていただいた、五島列島のもう一つの中心地、新上五島町でUターン創業を始めた岡元はづきさんを上五島の自然と共にご紹介いたします。

岡元はづきさんは、福岡市で勤務していましたが、最近地元の新上五島町に戻り、そして令和元年5月10日の五島の日に、「GOTOGOTO合同会社」という会社を立ち上げました。

つまり、日本全国八十島だらけ(本州も四国も九州も北海道も実は島)のこの島国日本におけるレッドオーシャン状態から一歩抜け出し、五島列島、なかんずく上五島を旅行や訪問の第一順位候補に押し上げる、そのような発信魅力づくりを行いたいということです。

そんな取り組みの一つとして始めたのが、写真の通りの移動カフェで、食事でも軽食でもおやつでも好評なホットサンドを手売りして販売する移動販売事業です。

ターゲットは普段使いの島内地元の方と、観光客の双方です。

ゆくゆくは、コワーキングスペースのような「溜まり場」「ルイーダの酒場」のような場所を作り上げ、島内島外の交流を活性化させるのが夢なのだそうです。

筆者の会社が福岡市を皮切りに全世界で展開している「The Company」というコワーキングブランドも、このようなワーケーションの一つとして、壱岐や対馬、そして五島に天草(筆者の出身)といった島々に進出できれば、もっと会員皆の人生が豊かになるのではないかと考えております。

ここまで書いてアップすれば、全国の島々の方々からの問い合わせが殺到しそうで大変ですが、身体の持つ限り求められれば足を運んで行こうと思っています。

本を読み、人に会い、そして旅をする。

これこそが、新しい事業のタネを生み出す鉄板の行動法則です。

そして、新しい事業のタネが適切な資金や人的サポートを受けて育つと、スター選手となり、そしていつしかキャッシュカウとなり、負け犬として落ちぶれて行き、どこかで事業売却や清算といった退場を迎えます。

どのような事業でも、この大きなサイクルから逃れられることはありません。

ですので、新しい事業を見つけ出すために歩き回ること、動き回ることはいつの時代でも、必要で大切な事業家の振る舞いだと思っています。

頑張ります。

首都大学東京、や伊都大学九州(筆者の造語)のように、「大学」や「株式会社」といった名称を文中に入れるという面白技がありますので、筆者が作るときには、ビルメン合同会社ビルメン、にように前株でも後株でも対応できるようにしておきたいと思いました筆者からは以上です。

(2019年6月7日 金曜日)

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玄界灘に浮かぶ福岡市最北端の島「小呂島」を知ってもらいたいと思う

2019年6月6日

日本人の口に入る外国産豚肉の1割弱がスペインのイベリコ豚になってきているという事実について





おはようございます。

2019年(令和元年)6月の、魚も肉も大好きな筆者ことビルメン王(@shinya_ueda)からのブログ配信記事です。

米中で貿易摩擦が起こり、お互いに相互の関税を報復的に上げ続けている世界的にブロック経済な世の中になってまいりました。

例えば、中国の工業製品の輸入をアメリカが事実上ストップし、関税を一気に引き上げた対抗措置として、中国もアメリカからの農産物の輸入関税を引き上げ報復をしたところ、アメリカの(トランプ支持層でもある)農家の輸出が大きくブレーキになり、みかねたトランプ政権が臨時の補助金を農家向けに出すというような動きが急速に起こってきています。

この補助金の原資が、アメリカが引き上げた対中国からの輸入関税から来ていると考えれば、お互いの大国のメンツのぶつかり合い、国内の不満をどこまで慰撫することができるか、選挙を控えている自由主義国のアメリカにとっては少しばかり分の悪いチキンレースな話になっているのかとも思います。

対する中国は、まさに国家資本主義の権化として、「ファーウェイ」というお面を被っていますが内実は中国共産党そのものが経営していると言っていい「承認0秒」の国策企業として、中国製造2025という経済覇権主義の旗手として、司令官自ら進軍ラッパを鳴らしているわけですから、パクス・アメリカーナを手放したくない米国にとっては、ここは負けるわけには行かない戦いなのです。

このような新しい時代の経済覇権戦争の中、日本としては、アメリカの抜けたTPP11などでの存在感を大きくして、環太平洋諸国やヨーロッパといった国々と連携して対応していきたいところです。

前置きがいつもながら長くなりましたが、そんなわけで、TPP11や日欧EPA発効による加盟国関税引き下げにより、最近の日本の輸入豚肉の世界では、「スペイン産」の豚肉がにわかに注目されてきました。

牛肉においてはカナダ産が最近伸張著しいと記事に書きましたが、豚はスペインなのです。

スペインの豚は、人件費が安く関税障壁が低くなってきている分、人気が出てきています。

筆者もスーパーにはよく行きますが、スペイン産のイベリコ豚、という商品名で、やたらイベリコ豚が増えてきたとは思っていたのです。

なんとなく、サッカーのバルセロナやレアル・マドリードを彷彿とさせる、スペインという国ですが、実は立派なヨーロッパ屈指の農業国で、豚やワインなど、重要品目を輸出しています。

財務省の貿易統計によりますと、2018年度のスペイン産豚肉の輸入量は10万9442トンとのことで、これまで首位だったデンマーク産豚肉の10万3920トンを上回り、首位に躍り出たのです。

スペイン産豚肉といえば、イベリコ豚という印象が強くなっており、スーパー各社においても、イベリコ豚を推した結果、日本の消費者にも廉価でおいしく品質の高い豚、という評価が定着しつつあります。

スペインは、人件費がデンマークに比べて安く、結果価格競争力が高い、また2019年2月に発効した日欧経済連携協定(EPA)により、再び関税率が下がることから、より安価で品質の高い輸入豚肉の需要が増えることは確実視されています。

日本の豚肉の輸入量全体に占めるEUのシェアは 約34%と言われ、そのEUからの輸入量に占めるスペイン産豚肉の割合も34%ということですので、ざっくり日本人が口にする海外産豚肉の1/10は、スペイン産ということになるわけです。

今晩は、イベリコ豚のステーキか生姜焼きでも食べてみようとおもいました筆者からのコメントは以上です。

(2019年6月6日 木曜日)

2019年6月5日

人生初の壱岐島(長崎県壱岐市)上陸の儀を果たしました(旅しないサラリーマンの出張記)

壱岐島名物「猿岩」




おはようございます。

2019年(令和元年)6月の、旅は実はあまり好きではない筆者ことビルメン王(@shinya_ueda)からのブログ配信記事です。

なぜ旅があまり好きではないかと申しますと、移動したりその準備をしたりすることが極めて億劫であるから、というのが理由です。

着替えや洗面道具、スーツの替えに書類やPC、スマホや充電器(これが極めて重要)をセッティングすることが非常に大切になってくるのですが、普段家と会社とシェアオフィスの往復をしている筆者としては、それらの仕事道具の大幅改変を行なってパッキングすることが非常に億劫なのです。

億劫億劫と二度も繰り返してしまいましたが、それくらい面倒なので、最近は、泊りがけの出張でも使えるクラスの40リットルのビジネス用リュックサック@Amazonプライムで3,980円(送料込み税込み)という大きなバッグを購入し、着替えも書類も本も数冊入るという出で立ちで普段の通勤もするようになってまいりました。

さらに、夏を控えてクールビズになってきていることから、さらに工夫が必要になります。

名刺入れを、上着の内ポケットに入れ、さらに反対側の内ポケットにスマホをセットし、ボールペンを差し、表側のポケットにはメモがわりのポストイット(大きめ)とハンカチと鼻血が出た時に速やかに使えるためのポケットティッシュを装備しているのが秋冬仕様のスーツでのスタイルだったのですが、まるごとそれらをビジネスバッグに格納しなければならなくなったわけです。

筆者が、シェアオフィスというどちらかというと前衛的なオフィス環境にいながら、頑なにネクタイスーツを貫いたのは、私がスーツが好きだということではなく、スーツの上着の持つ、この豊富なグッズ格納機能の賜物だったわけなのです。

しかし、いい加減暑苦しさを感じさせる冬物スーツの格好では、人様の前に出れないので、クールビズといたしましたところで、それまで上着のスーツに入っていたこれらの名刺や文房具の引越し場所を定め、引越しの儀を行いました。

ここまで準備して、ようやく出張を、忘れ物なくできるようになったわけです。

さて、以前から来てくれと言われていた壱岐島(長崎県壱岐市)に、ついに到着しました。

筆者は、まるで見てきたように語ることが多いですが、実は行ったことがない場所が非常に多いです。

ヴェネツィアやローマ、モン・サン・ミシェルにアウシュビッツ、アンコールワットというような、行きたいところはたくさん頭の中にあるのですが、なかなか時間が取れないという言い訳で行けていません。

それで、することリストというノートにつけることにしました。

ノートにつけて、実行したら線で消す、これだけのことですが、日本電産の永守社長がおっしゃるように、目につくことはすぐ実行しないと気持ち悪くなるという人間の特性を利用するのです。

さて、壱岐島に初めて行きましたが、非常にエキサイティングな体験をすることができました。

帰りの船の中で記事の残りを書いていますが、さすが魏志倭人伝で最初から二番目に名前が出てくる一支国(壱岐国)であるだけあって、歴史の重さと人々のたくましさを感じるそんな旅になりました。

島といえばその前直近行ったのがフィリピンのセブ島、その前はハワイのオアフ島、福岡市の能古島という筆者の島経験ですが、もっと世界の島々を巡ってみたいと思ったそんな楽しい旅でありました。

とはいっても日帰り旅行の筆者からの簡単な旅紀行は以上です。

(2019年6月5日 水曜日)

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[論考]7つの県でなぜ九州というのかの仮説を立てたので披露します

2019年6月4日

「子供を産みたくても産めない人もいる」などと言い出す一見もっともな「正義」を振りかざすことの危険性について





おはようございます。

2019年(令和元年)6月の、「昔は良かった」という古今東西どの時代を振り返っても「近頃の若者は」レベルに人口に膾炙しているなんの根拠もない繰り言を発したくて仕方がない筆者ことビルメン王(@shinya_ueda)からのブログ配信記事です。

最近、ドラえもんを見ていても、ジャイアンが殴らなくなりました。

お話以外では殴っているのかもしれませんが、明らかに、テレビのゴールデンタイムに流す番組シーンにおいて、ジャイアンに殴られたのび太の描写は激減しています。

そのうち、「きれいなジャイアン」しか出てこなくなるのではないかと思います。

さらに、名探偵コナンにおける殺人の被害者の血だまりが、黒やグレーといった「目立たない」描写になってきています。

このままでは、血の色は黒やグレーだと本気で思う子供達が増えてしまうのではないか、どこまでが現実的描写でどこからがアニメ上の演出なのか、わからなくなってくるのではないかと思います。

昭和の時代は、その意味では表現の自由が担保されていました。

かつて週刊少年誌にして、前人未到の600万部を売っていた少年ジャンプの漫画ラインナップを見ても、経絡秘孔を突かれて毎回雑魚悪役キャラが体を爆発させて死んでいく北斗の拳だの、新宿の街中で短銃振りかざして銃撃戦をかます卑猥なシティーハンターだの、富士山麓でデスマッチをやって血まみれになって死んでいく男塾だの、そんな「残虐」で「残酷」「暴力的」なコンテンツばかりが並んでいたのです。

名作ドラゴンボールについても、最初のお話でいきなりブルマのパンツを脱がすところからの描写であり、怒り狂ったブルマは機関銃をぶっ放すのですが、それを受けた悟空が「いてーなー」という程度で収まるという、誠に牧歌的かつ「漫画的」世界が醸成されておりました。

お礼にパンツ見せろと迫るエロオヤジ(亀仙人)に対して、ブルマは「はいっ!」と見せるわけです(実際はパンツは脱がされていた)。

これを、世の当時の小学生(現在の筆者の世代)は、低学年から読み漁っていたわけです。

文部省特選、ということで学校の放課後の体育館に小学生が集められて、映画版「はだしのゲン」を見せられた、というのが昭和の時代の小学生の「教育」ですが、こんなの令和の現代でやられたら、おそらく大問題でしょう。

そして、当時の世の大人たちは、仕事やそのほかに忙しく、正直子供達がそのようなコンテンツに塗(まみ)れていることすら知らずに親は親の忙しい仕事に没頭しておりました。

なぜかって、親のその親の世代は、バリバリの戦中派でして、実際に従軍してアメリカやイギリスや中華民国と、海や陸でガチの戦争をやっていたのです。

約80年前、択捉島単冠湾を無線封鎖で密かに出た日本の正規空母6隻を主力とする日本海軍主力部隊は、秘密裏にハワイオワフ島沖に到達、そこから零式艦上戦闘機を主体とする航空攻撃で、アメリカ海軍の戦艦およびハワイ基地に大打撃を与えました。

そんな長駆遠征を行い世界をあっと驚かす、そんな命がけの訓練をやって戦地に赴いた親の親の話を勉強の合間に聞きながら、小学生の時分の筆者は戦闘機や潜水艦、戦艦や航空母艦の絵を書いて学校の図画工作の作品に出したりしていたわけです。

しかるに、今世の中の常識は大きく変わりました。

「課長島耕作」という、一世を風靡したサラリーマン出世漫画も、今やセックススキャンダルとパワハラの象徴として、脇に追いやられてしまいました。

「現代」の価値観で、かつての文化や風俗を無条件に批判することは、とても疲れるわりに、無益なことだと思います。

大河ドラマでも、例えば妾さんがいた歴史上の人物について、ことさら一夫一妻性を「強要」した結果、よくわからないイクメン的筋書きになっているといった例は枚挙にいとまがありませんし、いわゆる大作歴史戦記物(アレクサンダーなど)においても、当時は当然であった戦地の男色といった習俗や文化については全く触れられておらず、触れたとしても描いたこと自体が批判の対象となってしまいます。

表現の自由というのが、他者の無批判な「批判の目」によって晒されることで、これほど萎縮している世の中はないと思います。

嫌なら自分が見なきゃいいだけなのですが、こうした批判をする人ほど、世の中の(自分の目で見た)不正を暴き立てることを生業にされているようです。

例えば、「子供を産みたくても産めない人もいる」などと言い出す一見もっともな「正義」を振りかざせば最後、この世界には、目が見えない人、耳が聞こえない人、足が不自由で歩けない人もいる中、人ならば当然に思って良い「映画を見たい」「音楽を聴こう」「散歩に行こう」という気持ちを表に出すことが全て「差別」であり「ひどいこと」に貶められてしまうことになるのです。

このように、「誰も傷つかない社会」などというものは幻想であり、傷つか「ない」ことを目指す世の中や考え方は狭く閉じているだけであり、どうして「あり方をより楽しむ社会」として捉えないのか非常に不思議なわけです。

産みたい人が生みたくなる社会や、結婚できてない人が結婚したいと思う社会、非正規雇用で働いている人が望めば正社員になりやすい社会、といった前向きなメッセージを発する方が、「〜ない」世界を目指すよりよほど楽しいと思うのです。

むしろ、このように、「○○出来ない人もいる!」と言えば言う人ほど、深層心理では差別に凝り固まっておりまして、要するに、そうした対象を自分の下に見ているということなのです。

そうではない人はわざわざ過剰に特別視することはしないものです。

自分は◯◯で良かった、ご先祖様と親に感謝、で十分ですし、否定否定に進んで◯◯できない人のことを考えろっていっても、◯◯できない方としては「考えて」くれてもありがた迷惑に過ぎないと思うのです。

筆者だって、イケメンじゃない人のことを考えろって、横で他人がイケメンに言われているのを見ても、まるで感動しません。

それと同じです。

あくまで与えられた事象を前向きにとらえる方が健全だろうし、精神衛生上も良く、要するに幸せだと思うのです。

今回は、「子供を産みたくても産めない人もいる」などと言い出す一見もっともな「正義」を振りかざすことの危険性について勝手ながら論じてみました。

「今日も元気だ!ご飯がうまい!」というのが病人に対する差別発言で問題になったら、もう一度同じような記事を書こうと思っているところですが、この世の中の風潮だとその2回目の記事は結構早く来るのではないかと内心予想しております筆者からの本日の記事は以上です。

(2019年6月4日 火曜日)

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なぜ力が弱く頭も足りない我々ホモ・サピエンスが地球上に生き残り繁栄したのか

2019年6月3日

エストニアの電子政府に見る日本の地方自治体の地方創生活動の可能性について(大事なのは気合いが大事という記事)






おはようございます。

2019年(令和元年)6月の、地方創生を電子政府の樹立から行いたいと本気で願っております筆者ことビルメン王(@shinya_ueda)からのブログ配信記事です。

筆者の職場ではシェアオフィスの運営を行なっておりますが、現在、会議室やイベントスペースとしての利用も促進中で絶賛募集中です。

そして、最近の傾向としては、「ブロックチェーン」という新技術を使って、いよいよ、仮想通貨(暗号通貨)以外の実際の使い方を考えていくというようなセミナーやイベントが多くなってきているように感じます。

例えば、地方自治体や田舎の公共団体が、独自通貨というかクーポンを電子的に発行して、仲間うちで経済を回すという発想は昔からありましたが、これを中央演算システムやサーバーに依拠しない分散型ブロックチェーン的システムで皆で相互監視して運用運営して、地方経済の中で価値の交換をしていこうといった、地方創生トークン発行については、社会実験段階ではありますが日本や世界のあちこちで行われ始めています。

そんな中、電子政府では2019年時点で世界の最先端を走っているであろうバルト三国のひとつエストニアの事例が、非常に参考になります。

この国は、独自の言語を持ちながら人口わずか130万人であり、実は福岡市(150万人)より少ないにも関わらず、国のあらゆる記録や通貨情報を電子化し、そして世界中のサーバーに分散格納することで、国のサイバー防御力をも高めて民族の記憶を将来に残すための壮大な実験をしているのです。

エストニアの歴史を紐解くと、強国に挟まれた沿岸小国の常で、他国からの侵略の歴史です。

それゆえに、他国から領土の侵害を受けて、たとえ首都機能を奪われたとしても、それでも世界中のデータセンターに情報を分散しているから、そこからエストニアという国の記憶を呼び戻して国家運営を行う覚悟だというのです。

物理的な破壊や占領から身を守り、民族の記憶を将来に繋ぐ、このような発想は、少なくとも元寇とアメリカ海軍海兵隊とソヴィエトの侵攻を九州博多や沖縄、樺太や千島列島で受けた歴史を持つものの、首都の「占領」による壊滅を受けたわけではないわが国の国民については、そこまでの覚悟を求めることは難しいと感じました。

逆に、国としては大きすぎてできないけれども、日本においての地方公共団体が、本気の意気込みを見せれば、テクノロジーの力で、エストニアのようなことも可能なわけです。

小さく、非力な共同体だけれども決して「ただの力」には屈しないという気合いと根性を感じるわけです。

筆者も、田舎からのこうした革命を主導していきたいと思いました。

エストニアの電子政府に見る日本の地方地自体の地方創生活動の可能性について、ということでお送りしましたが結局大事なのは気合いや根性、意気込みだという話になりました。

エストニアどころか、ヨーロッパ自体に行ったこともまだございませんが、そんな筆者の今日の記事は以上です。

(2019年6月3日 月曜日)

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情報セキュリティの強化が叫ばれる中人的リスクが最も注目されている

2019年6月2日

電子メールの添付ファイルを暗号化されたZIPファイルにしてパスワードを直後のメールで送るという意味不明な仕様について






おはようございます。

2019年(令和元年)6月最初の、身の回りのガジェット他について、令和という新しい時代になっているのにどうしても手間だけ抜け切らないように感じるパソコンやサーバーの仕様について、かつて大銀行同士のシステム統合という壮大なプロジェクトに巻き込まれた経験のあるビルメン王(@shinya_ueda)が一言述べたいブログ配信記事第4弾です。

その前に、最近の読者より(古くからの知り合いからも)、そもそも「ビルメン王」って何ですか?と聞かれることが多いので再掲しておきます。

ビルメンとは、ビルメンテナンス業、すなわち建築物建物管理業務のことです。

そして、具体的には、エレベーターやエスカレーター、空調や電気設備といった建築物に附属する設備類の点検や管理を主に行いつつ、居住者であるテナントである事務所や商業施設、住居の主として土地建物共用部の設備運営管理を担うわけです。

当然、「警備」業務や「清掃」業務というものも、広義のビルメンテナンス業には入りますが、ここでは、警備は警備会社、清掃は清掃会社が行い、その上で、建物設備管理会社として、いわゆる「防災センター」といった詰所に常駐するビルメン会社のセンター職員やセンター長といった人々がやっている仕事、ということになります。

大型のビルになると、たくさんのテナントさんが入居していますので、日々の細々とした調整ややり取り、小さなトラブルなどが起こっているのを適切に捌いて解決に持っていく、快適な居住環境の維持発展のために、できるだけ気の利いた動きをとって顧客サービスに資する、そういった業務になりましょうか。

今筆者がやっているシェアオフィス業というものも、単なるスペース貸しではなくて、気の利いたスタッフの受付、心地よいコワーキングスペースの維持(清掃や会員同士の取り合いを含む)、Wifi完備、登記、オフラインメールサービス、顧客待合も取引先協力業者懇談も顧客向け会議も内部合宿も交流イベントもオールインでセットされる「事業共通フレーム」のいわば丸ごと提供というソフトサービスになっております。

こうした、いわば受付含む総務部門全体をまるごと請け負い本業を大きくドライブして前に進められるという、そうした身の回りサービスを、個々のサービスの合算からすれば破格の廉価で行うことができるというのが、筆者がやっている「The Company」というシェアオフィス/コワーキングブランドとなります。

これも、自転車の整備から清掃単価の交渉までビルメン業として行ってきた、この経験が大きく活きているのです。

さて、ビルメンについてはこれくらいにして、本日の本題に入ります。

電子メールの添付ファイルを暗号化したZIPファイルにして、パスワードを直後のメールで送るという、最近出てきたよくわからない中二階の二度手間システム仕様です。

どうやら、情報セキュリティ規程上、外部(同じ会社やグループと認定している別会社だが同一企業体、すなわち仲間と認定されている会社以外の会社や個人など)に対して添付ファイルを附して電子メールを送る際には、その添付ファイルが悪用されないように、暗号化した上で送らなければならない、というルールが新しく作られて、そして人力でそれをやり続けるのは忘れるリスクがあるので、システムの仕様上「外部」と認定された「拠点」へ電子メールが送られた際に、自動で、即時に暗号化ファイルZIPファイルにしてしまい、その上で、直後に、先方の不便にならないようにこちらも自動で、ZIPファイルを解凍するパスワードを送るという仕様にしてしまっているというわけです。

しかしながら、これこそ、「ためにする」議論の際たるものです。

暗号化しないと外に送ってはいけない、という情報セキュリティ規程の「規定」は、そもそも会社が内部で保有し管理すべき機密性の高い情報の「漏洩」を防ぐために行うものです。

ですので、この規程が本当に正しいのであれば、本来むやみに外部に添付ファイルを送ってはいけないという業務上の制限を行う必要があってしかるべきなのに、実際のビジネスの場では、外部にも、即時に同じ情報を共有して進めないと、仕事や事業が前に進まないことが多いのです。

すなわち、この場合、現場でのビジネスの適切な実施の観点と情報漏洩のリスクとを比較考量したうえで、「送ってはいけない情報」を限定するようにとりはからうべきであって、何でもかんでも、外部に出す添付ファイルは全て暗号化しているからOK、とうそぶいても何のセキュリティ向上にもなりませんし、ただメールを送られる側が迷惑するだけです。

なぜなら、直後に、解凍する方法が、自動で、送られるからです。

もちろん、外部メールの添付ファイルを暗号化して送らなければならない、という情報セキュリティ規程の「規定」は完全に守られます。

しかし、こんな冗長なだけの面倒なことを機械に完璧にやらせて、規程を守っているということにすることで、何か嬉しいのでしょうか。

意味のない(というか実効性や安全性に1ミリメートルも貢献しない)こうしたシステム仕様を生む、情報セキュリティ規程の定め方こそ問題なのです。

「規則通り外部メールの添付ファイルが暗号化されているか」ということを取り上げるのではなく、「本当にセキュリティリスクへの対策として適切であるか否か」という観点で情報セキュリティに関する規程や運営要領を作成し、より現場感覚のある人を本社のこうした情報部門に積極的に送り込んでいくべきだと思っています。

今回は筆者の経験も含めて少しばかり長くなりました。

それでは、気持ちを新たに、新時代令和においても意気軒昂なるビルメン王からは以上です。

(2019年6月2日 日曜日)

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2019年6月1日

オフラインでのパソコンガジェット環境を定期的に整備することの大切さについて(介護の話)






おはようございます。

2019年(令和元年)5月最後の、身の回りのガジェット他について、少し離れた実家の父母のパソコン設定の整理をしましたことを報告させていただくビルメン王(@shinya_ueda)のブログ配信記事第三弾です。

筆者のような昭和生まれにとってみれば、当然、その両親も、昭和前半生まれということになりまして、現在巷に溢れているPCまわりのことなど、とんと判らないものになっております。

それでも、「遺言」をWordファイルで書いたが刷り出し(印刷)ができなくなってしまうので、プリンタの設定を見て欲しいだの、孫の写真をグーグルフォトの同じアカウントで共有していたのがブラウザのアップデートでそのIDパスワードが飛んでしまって入れなくなった(見れなくなった)だの、やれTeamsの設定が初期化されただの、いろいろと、情報共有手段について実家も困ったことが積み上がってまいります。

これへの対処も、いわゆる「介護」の立派な一形態なのでしょう。

電話やスカイプ会話しながら、もしくは初期化した画面をハードコピーにしてメールなりフェイスブックのメッセンジャー機能で送ってくださいということを「教授」する方が手間であり、仕方ないので、たまの休日時間を作って実家にしばし滞在する時間を作って、そして優先度の高いものからやおらとっかかります。

まず、グーグルフォトを同期します。

最近は二段階認証になっているのでさらにリモートでやってもらうのは難しいでしょう。

しかし、見たい孫の写真や風景の様子を、手持ちのスマホ(iPhone7という中古機ですが)で撮ったそばからクラウドにアップロードされて、おじいちゃんおばあちゃんも見ることができるというのは、特にリウマチによる一級障害を持つ筆者の母などにすれば、大変ありがたい機能であります。

孫が小学校に投稿した時に安全対策で指定されたメールアドレスに校門ついた旨のメールが飛ぶ、「ツイタもん」というサービスが福岡市にはありますが、これも、実家のメールアドレスを設定しておけば、毎日孫の末娘が学校に行って下校していることがわかり、非常に嬉しいということです。

そのような、メンテナンスを定期的にオフラインで行うのは、これはまさに企業の総務、IT部門がやっている「説明書付きの係員」の役目で全く同じようなことをやっていると感じざるを得ません。

そう考えると、社会におけるニーズというのは企業の先端で行われているものと軌を一ににして刻一刻と変化しており、テクノロジーの発達で乗り越えられる部分もかなりあるものだと勇気付けられます。

さて、勇気付けられたところで次のプリンタの設定を行います。

まず、パソコンでプリンタドライバの中に詰まったままのエラー印刷不可ファイルを消しますが、どうもうまくいきません。

目をプリンタに向けますと、プリンタのハード側の、赤点滅ランプが気になります。

どうやら、インクカートリッジをハード的に認識していないようです(つまり、インク不足の状態)。

インクは切れたので全交換したのだが、という両親の言葉を元に、もう一度、インクが不足している場合のカートリッジ取り替えの工程を踏んで、カートリッジを取り出し、そして同じカートリッジを全色分差し込んで、そして元に戻すと、赤点滅ランプが消えました。

そして、PCでの画面でも、4色のインクが充填された旨の表示が出ました。

もう少しです。

更新が全くかかっていない古いプリンタドライバ(と勝手に認定)を一旦削除し、同じプリンタドライバをインストールします。

PC側で、適当なプリンタドライバをバックグラウンドでインストールする、という余計だけどもそちらに任せた方が良さそうなPCの設定でしたので、そのまま待つこと十数分、全く同じ名前のプリンタドライバのインストールが完了しました。

いよいよ、テストページの印刷です。

しかし、これが時間がかかりました。

プリンタ側で、紙を補給しようともがくような動作が時折見られるのですが、ちっとも印刷が始まりません。

3分ほど待ったところで、これは強制終了かと思ったところで、いきなりプリンタが「開通」し、音を立てて印刷を始めました。

ミッション、コンプリートです。

テストページが見事に4色使って印刷されています。

さあ、いよいよ「遺言」の印刷です。

ワードファイルなんだからメールに添付して送れば済むのではないか、という言葉はぐっと飲み込み、嬉々として刷り出す両親と、その内容を手に取り満足なところで、はいと渡されました。

結局、あくまで「今時点」の遺書ということで、貰って帰りましたが、いろいろ環境を整備したのでまだまだやることがあるだろうと思い、近くまた行って整備しておこうと思いました。

次は遺影をフォトショットで整理したいとか、葬儀の式次第や挨拶をイラストレーターで作りたいとか言われかねないので、アドビプログラムも練習しておこうと思いました。

就活生に紛れて終活真っ最中の週末を過ごしております筆者からは以上です。

(2019/06/01 土曜日)