このブログを検索

2019年6月26日

「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」(FIT制度)期間終了後の買取料金が九州電力管内では7円/kWhに決定







おはようございます。

2019年(令和元年)6月の筆者ことビルメン王(@shinya_ueda)からのブログ配信記事です。

令和の6月後半、ようやく雨模様となり梅雨になってきたようです。

さて、梅雨になってくると、筆者ら太陽光発電機材を屋根や庭や平地に置いている「再生可能エネルギー固定価格買取制度」利用者にとっては、太陽光発電の効率が悪くなるので、残念な季節になるわけですが、それでも、日本におけるこの再生可能エネルギー固定価格買取制度(以下、単に「FIT」と呼びます)は画期的ではありました。

再生可能エネルギー事業者や個人に発電電力の固定価格での買取を保証することを梃子に、太陽光発電機器の設置を進めようという発想です。

そうして、(業界水準より高く固定された)固定価格での買取を行うための財源は、薄く広く一般電力消費者(法人個人含む)に請求するということで、たくさんの太陽光発電設備が日本全国に建設されることになりました。

筆者の家の屋根にも、2015年3月から、些少ながら太陽光発電設備が乗っかっておりまして、ざっくり発電設備ユニット代と設置費用合計200万円を、10年間37円/kWhでうる子ことができるという契約を致しましたので、昼間の、自分を含む家人が出払っている状況においては、最低限の(冷蔵庫の電源など)を自家消費で賄った後は、37円/kWhで売電できているというわけです。

この売電による収入と、自家消費を行うことで削減される日々の電気代とを合わせたメリットは、年間18万円くらいとざっくり試算されますので、10年で180万円、だいたい9割くらいの投資回収はできるという計算です。

あと1割の20万円分を、固定買取期限が過ぎても、九州電力は継続して買電をしてもらえる、ということが決定しました。

決定しましたが、37円/kWhから7円/kWhという大幅ダウンです。

プロ野球などで言いますと、限度額を超えたダウン提示ですが、これも、10年という長期大型契約の後の契約ということで、完全自由契約になるよりははるかにましということでございましょう。

というわけで、筆者の発電設備も、2025年4月からは、7円/kWhという買電額で、ほそぼそと事業を継続することになりそうです。

いずれ投資回収はできるでしょうが、このように、補助金や、有利な条件での賃貸借や買電契約といった一見旨味のある事業は、国や業界の圧力や振る舞いによって、案外簡単に、その意向が反故にされるという事例も多くありますので、むしろ完全民間である九州電力が適正にはじき出したレートであるこの7円というのを、民間企業としては大事にして、より一層九州電力とはきちんとした形で電力契約を継続していきたい、そのように思える話でもありました。

買い取りに加え、昼間に余った電力を夜間に使用したとみなし、電力料金から割り引く「お預かりプラン」も用意するとのことで、電力のエコロジーに配慮した相互利用の仕組みも、新しい局面に入っていくと言えそうです。

そのうち技術発展により、この単価の買取でも十分見合う太陽光発電ユニット設置工事が実現するかもしれません。

そうなったら楽しいですね。

以上、FIT制度の買取期間が満了したその後の太陽光発電の買取プラン、買取単価 (太陽光)7.00円/kWh(税込・消費税率10%)というお話でした。

こちらからは以上です。

(2019年6月26日 水曜日)

▷▷次の記事は

家庭用太陽光発電を実際に屋根に設置してみてから気付いた3つのこと