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2019年7月8日

令和元年(2019年7月)における働き方がここまで来ていてこの先どのような方向に向かうのかということを定点観測しておきます






おはようございます。

2019年7月の働き方に関する配信記事です。

令和元年(2019年7月)における働き方がここまで来ていてこの先どのような方向に向かうのかということを定点観測しておきたいと思います。

唐突ながら、「働き方改革」なる言葉が嫌いです。

働き方も、生き方も、自分で決めればいいものであり、周りに言われてそのようにするという発想にはどうしてもなれないので、「働き方改革」というやらせている、また制約が付されるようで(自分としては)不快に感じる言葉は使わずに、働くとは何か、生きることと同義だと思って考えるようにしたいと考えています。

働き方が変わってきたことといえば、最近、当職への電話が繋がりにくいと思われている方が多いかもしれませんが、(ずいぶん前から考えておりましたが)筆者の考えからしますと、基本的に電話は緊急の場合以外は、相手および自分、もしくはその両方の進んでいる「時間」がぶった切られるものであるため、できるだけ電話を取らずに、電話をかけずに仕事を粛々と進めていきたいと考えるようになった結果であります。

ほとんどの用件や相談や判断事項(承認、という言葉は会社の階級制度をことさらに刺激するだけであまり好きではないので判断事項と書きます)や共有事項について、たいていの用事はメッセンジャーやスラックといったチャットアプリのテキスト文言で済むと思っています。

このまま、音声通話としての電話を極限まで削減できれば、勢い、効率的でスムーズな働き方ができるのではないかと考えています。

すぐ電話で話すというより、事象や背景、相手の意向などをきちんと整理した上で、簡潔に要点をまとめてテキストメッセージで送ってもらった方が、他との調整で必要な情報共有上も、非常に役に立ちます。

伝言ゲームで、最初と最後で付き合わせてみると全く別の用件になっているのをよく見ますとおり、口伝で伝えられる情報の量は非常に限られます。

微妙なニュアンスなど、聞いた人発する人の主観が入れば一瞬で変わります。

ですので、筆者は、報告を受けるのもするのも、できるだけテキストで、証跡が残るようにした方がのちのちトラブルや行き違いも少ないのではないかと考えているのです。

日々動いていく仕事の案件状況や交渉状況、進捗具合を適宜テキストに簡潔にまとめるというのは、かなりの経験や技量を要します。

しかしながら、こうした「能力」を教育や学習により「習得」して仕事上で発揮すること、これはますます世界中で、世界中の人と仕事やコミュニケーションを取っていく上で、とても大切な技能、スキルであると思うのです。

あまりに、その場のノリで要領を得ない報告をしてしまう事例が多すぎます。

報告することを本当に、深くわかっていない場合、往々としてそのような不都合が起こるものです。

昔は、手書きの面談記録や経緯書をまとめる訓練をさせられたもので(稟議書や会社要項というやつです)すが、現代では非常にビジネスのスピードが早くなっているので、いちいち文書指導をされる/できる機会は非常に減ってきているようです。

しかしながら、むしろテキストで事象を簡潔に説明する機会や必要性は、増すばかりではないかと考えているのです。

こうした流れの中、フェイスブックのメッセンジャーやLINEといったSNSでのチャットのやり取りに加え、事後でもテキストの削除編集が原則自由にできる、大勢の集合知に瞬時に晒され共有され、必要に応じて事実上の添削推敲もされる、スラック(Slack)といった便利ツールの存在感がますます増してきたような感じがします。

これまでは、オンラインでのミーティングというのが流行りであった気がしておりまして、米国発のオンラインビデオミーティングツール「Zoom」の運営会社が米国ナスダックに上場し、今(2019年7月時点)では時価総額250億ドル(3兆円)に達する勢いであるのに続き、米国発の同じくオンラインチャットツール「Slack」の運営会社も最近ニューヨーク証券取引所に上場した直後でありながら、すでに時価総額150億ドル(1.7兆円)に達するなど、オンラインビデオツールに続くオンラインミーティングの本命最強ツールはこのスラック(Slack)型のチャットツールではないかと考えております。

いわば、将来においても書き換え自由な井戸端会議チャンネルをいくらでも作ることができるという、この手軽さと情報共有のハードルの低さが体感できるこうしたツールの登場と世界中への浸透は、働き方を劇的に変えていくことになるでしょう。

結果、個別の電話はますます取られなくなるのではないかと思っています。

昔、業態として存在した丸の内本社に存在した(長期信用)銀行に入社した時には、かかってきた電話を全て新人の筆者が取って、そしてその70%以上が「折り返しください」という伝言メモを書いてそのかかってきた先輩や上司の机に置く、という作業をやっておりましたが、その必要がなくなったわけです。

70%が折り返しになる、という確率は、かかってきた伝言メモを見て折り返しをかけても、その相手と繋がる可能性も実は30%しかない、ということを意味しておりまして、こうすると、一発で電話で出会える確率は3割30%、という、イチロー選手もびっくりの打率で空振りをそこらここらで繰り返しているということになるわけです。

当時はそんなことを思いもよりませんが、これ一つとっても、明らかに「働き方」は変わったと思わざるを得ません。

その、筆者の新人時代から、携帯電話が全盛となり、そしてスマホが登場して10年以上が経過し、次のウェアラブルデバイスは何か、IOT(モノのインターネット)という時代がすぐそこに来ているという時代になりました。

これからも、働き方の変革はますます進んでいくでしょう。

物理的なオフィススペースという存在自体も、流動的になってきたような昨今です。

これからの動きが楽しみでもあり、少々不安でもありますが、よくなることを信じて前に進んでいきたいと思います。

それでは、本日の働き方についての配信記事は以上です。

(2019年7月8日 月曜日)

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