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2019年7月9日

(2019/07/09)「メンター」を見つけようというワークショップを2019年7月19日(金)19時から21時まで福岡市中央区でやりました





おはようございます。

2019年7月の「メンター」や「コーチ」があらゆる人に必要だということを強く訴えたい記事です。

コーチ、は馬車の意味ですが(服飾小物ブランドにも「コーチ」ありますね)、馬車というものは、乗っている人を目的地(目標)まで安全に、適切に届けるものであり、それが転じて稽古をつける、という意味も加わり、人材教育や研修の世界でも使われるようになってきました。

なお、コーチングと同じように使われる言葉に「ティーチング」があります。

この二つの概念は徹底的に違いまして、ティーティングが、「教授する」という意味で語られ、数千年前から教え教えられる対象を固定化した一方向な上意下達という意識が強いです。

すなわち、ティーティングの特徴としては、クライアント(顧客)を教える「生徒」とみなして、その「無知」なクライアントのに対して、ティーチャーの持つ知識や経験、知恵やネットワークといった有益な技能を、教え与える、提供することが主目的となります。

勢い、スクール型の一方的な「授業」や「講義」が主になりますし、繰り返しますが(無知な)クライアントに対して何らかを与え続けて、「教諭」が考えるところの理想の状態に近づける、というアプローチになってきます。

そこには、「生徒」側、クライアント側の主体的な振る舞いや取り組みはあまり期待できません。

期待できない、というより、教諭側の論理通り動いてくれることの方が求められるので、自分で主体的に考えるということが実は無駄だと思われることでもあるのです。

コーチングは、このティーチングとは全く逆のアプローチを行います。

そうして、ティーチャー(教諭)というのは小中高くらいまでしか「生息」していませんが、実はコーチというのは、そこら中にいるということにお気付きの方もいらっしゃるかもしれません。

野球やテニス、クラシックバレエやピアノのような芸能、そして絵画といった美術の世界においては、その世界の「コーチ」が必ずいます。

先生、といっても、「教師」ではなく「コーチ」の側面が非常に強くなってきます。

例えば、大谷翔平選手並みに打って守れて走れて投げられる、という野球選手はほぼいないわけですが、彼もたくさんのコーチ(投手コーチやバッティングコーチ、走塁コーチや守備コーチ)のアドバイスをきちんと咀嚼しながら、自分で自分の野球スキルをこうじょうさせているわけですし、高校時代の監督といった「恩師」との交流もいまだに大切にされています。

最近引退したイチロー選手についても、オリックス時代に自分を見出してくれた元近鉄の仰木監督(筆者の高校の大先輩です)の墓参りを欠かさず、墓前にこれまでの報告と、これからの目標を述べに向かうそうです。

こうした、自らの人生に軸を持つために必要となるのが「コーチ」であり、「メンター」という存在です。

一見違いがないようにも感じるコーチングとティーチングですが、実は指導する対象との関わり方に大きな違いがあります。

コーチングを受ける人のことも「クライアント」と呼びますが、コーチングの特徴はクライアントである個人や組織の目的・目標を達成するために理想の状態を、クライアントに自ら主体的に考えてもらい、それをうまくコーチが「引き出す」という点にあります。

ティーチング的なアプローチである、「クライアントに何かを与えて理想(と教師側が勝手に考えているもの)に近づける(大谷選手に突然投げ方指導をしちゃうとか、イチロー選手にバッティング技術を教えようとしたりする)」のではなく、「クライアントが持っている才能や主体性を引き出してクライアントが考える目標やゴール、理想に近づける」というお作法が、コーチングです。

コーチングは引き出すことで理想に近づけるアプローチであるため、コーチが質問をして、クライアントに話してもらうことが進め方の基本となります。

話す割合でみると、7割近くはクライアントが話をする、というのが理想です。

理想的なコーチングが行われた関係は、いつしか師匠と弟子といった呼ばれ方をしたり、コーチは昇華された名称である「メンター」と呼ばれて長期的な良好な関係を築いたりできます。

コーチ側にもメリットは計り知れずありまして、出藍の誉れといいますか、自らのコーチングで育ち、世界の各界で活躍するようになるのを見るのは非常に楽しいですし、その才能が花開いたのはそういったコーチングのおかげであることは世界中が知るところになりますし、何よりも当の弟子がそれを発信するのです。

日本で初めてNBAドラフト一巡目に指名された八村選手、この彼に最初に世界を、NBAを意識させて日々取り組ませたのは中学時代のバスケ部の顧問の先生であり、この事実一つもってしても、コーチやメンターがいかにあらゆる人に必要なのか、わかるというものでしょう。

どんな人にも、その人オリジナルの「安西先生」のような存在が必要なのです。

そして、そういったオリジナルのメンターを見つけるのには、ちょっとしたコツと勇気が必要になってきます。

具体的には、人と会い、本を読み、旅をする、という主体的具体的な行動が必要です。

人に会い語らい、本を読んでインプットして、そして旅に出てさまざまなものに直接触れると、何か、自分の知らない(未知の)自分に出会うものです。

これは、確立された「法則」ですので、間違いはありません。

お試しください。

さて、日本の学校教育では、ティーチングがメインとなっており、教師が一方的に情報を発信する形式を取っています。

コーチングとは逆にティーチャーが話す割合が必然的に多くなってしまい、勢い、日本の学生さんは講義疲れが甚だしく、一方で自分で主体的に自分のやることを選び取るというコーチングの機会に飢えているとも言えるのです。

今回、このようなことを、オフラインのワークショップの場で語り合うという場を設定しましたので、ご興味ある方は奮ってご参加ください。

実際、参加者が0人でもワークショップは行おうと考えておりますが、やはりあまりに少ないと「法則」と豪語したことが嘘になってしまいますので、そこは何とか避けたく、日本のコーチングのために、お時間いただける方なにとぞよろしくお願いいたします。

それでは、今回は壱岐島に続いて福岡市での番宣でした。

では2019年7月19日(金)19時に福岡市中央区警固の「働き方創造空間Ta-Te(たーて)」(軽食、喫茶もあります)にてお待ちしております。

こちらからは以上です。

(2019年7月9日 火曜日)

Ta-Te外観(真ん中の丸い2階部分です)


Ta-Te内部から


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