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2019年9月12日

(2019/09/12)いちユーザーとしてサービスを使いまくれば未来が開けるのかもしれないという話です






おはようございます。

2019年9月のクラウドシステムを使っているいちサービスユーザーの雑感記事です。

先日、福岡市でライドシェア事業を展開しているメルチャリの社長の訪問を突然受けたという記事を書きましたが、同じように、筆者が使い込んでいるサービスの中の人から非常にうけた話として、もう2つほどありますのでご紹介したいと思います。

1つは、名刺クラウド管理の日本トップの「サンサン」という会社さんです。

個人ユーザー向けには「eight」というサービスで、名刺をクラウド化して格納し検索を容易にする、というデジタルサービスを展開していますが、このeightサービスのマネージャーが福岡にやってこられた時に、筆者は、「10,000名以上」のeightクラウド上の私の名刺フォルダをお見せしたところ、「こんなヘビーユーザー層はなかなか見たことない」と言っていただき、即仲良くなれたわけです。

どんなプレゼンよりも、自社の展開するサービスを使ってくれているというのが一瞬にしてわかるとは、便利な世の中になりました。

例えば、外食産業でも、「いつも行って食べてますよ!」と行ってみても、「いつも」という概念が個々人によって幅があり大きいことから、なかなか定量化できないのですが、このデジタル革命の世の中においては、文字通り、サービスが定量化されて一瞬にして使用状況が明らかになるというのが面白いと思います。

20年以上集めてきた、10,000枚もの名刺を、夜な夜な会社(でもあるシェアオフィス)に設置されたeightの専用スキャナーで表裏スキャンし続けたあの日々が、報われた気が致しました。

現在も、もらった名刺は、即スマホで撮影してスキャンし、名刺データ管理ソフトに格納するようにしています。

うっかり溜めてしまうと、会社や自宅のテーブルの前をお店やさん状態にして名刺を並べて撮影して回るという、かなり間抜けな姿を晒すことになってしまいます。

もう一つは、家計簿管理ソフトである「マネーフォワード」です。

オンラインで銀行口座やカード残高の情報を紐つけて、家計全体の資金管理をオンライン上で行ってしまうサービスで、こちらも、筆者が登録しているあらゆる銀行口座、証券口座、カード口座にLINEペイ、といったQRコード決済の電子マネーからSuicaの電子マネーまで、ありとあらゆるオンライン上で管理されている資金決済を一元化して見ることができる優れもののサービスです。

こちらも、このサービスの提供会社の社員さんに別件で出会ったときに、あらゆるカードが紐ついている様子や、資金振替の構造やタイミングを滔々と述べたところ、「この(おっさん)ユーザーは只者ではない」という印象を与えたようで、後日、詳しい話をさせてもらえるユーザーの会のようなものに呼んでもらえるようになったみたいです。

このように、ある会社の上層部や経営層、幹部や商品マネージャーに直接アクセスするためには、下手に営業してもダメで、その会社の提供している商品やサービスに、とことんいちユーザーとして詳しくなる、そして課題や問題点などをあくまで前向きに説明できるようになる、というのが極めて正しい顧客開拓アプローチになるのではないかと考えております。

話を聞く方も、普段は自分から自社のサービスについて話す、説明する機会は多いとおもうのですが、オタクは中の人よりも詳しい、というたとえもあるように、世の中には、なんの報酬も期待せずにひたすらにサービス研究に勤しむ、ちょっと変わり者が割とたくさんいるのです。

令和の時代、これからの「営業」スタイルは、外に出てコミュニケーションを取るのと同時に、深く考察し考えを深めつつ現場で実践し続け知見を持つ、そのような行動の指針・軸を持っておくこと、要するに人間を鍛えておくことも同じく大切ではないかと、日産の西川CEOの退任や、ZOZOのヤフーによる買収劇と前沢創業者CEOの退任、といったニュースを海鮮丼屋のテレビで見ながら考えた記事は以上です。

(2019年9月12日 木曜日)

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(2017/12/08)名刺専用クラウド「eight」に1万枚弱の名刺をぶち込んでみると何が起こるかやってみたという話