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2019年9月21日

(2019/09/21)社会経済インフラ維持に必要な人手不足に陥ってきた感じのある日本経済社会について考えてみるという記事です





おはようございます。

2019年9月の、社会経済インフラ維持のために必要な人手不足に陥ってきた感じのある日本経済社会について考えてみるという配信記事です。

最近、筆者のまわりでも、人手不足でいろいろ大変だと感じる事象がいくつも立て続けに起こりました。

事象としては、小さなものから大きなものまでいろいろあるのですが、まずは、近所のコンビニ(何と最大手のセブンイレブン)が営業中止し、雑居ビルの一階から撤退したという事象がございました。

確かに、あの立地は、道向かいが森に覆われた「福岡縣(県の旧字)護国神社」であり、人通りは少なく、また道は大通りであり横断歩道も離れたところにしかない一角であり、加えて、後背地の住宅街に向かうにも急な坂を登っていかなければならないところであり、福岡市都心の真ん中に立地しているとはいえコンビニ立地としては少々厳しいところかもしれないと感じてはいたのですが、それでも、推測しますに本当の理由は、売り上げ不振というよりパート・アルバイトの人材不足にあろうかと思うのです。

オーナーさんであろう(店長の名札をつけておりましたので)日本人の初老の男性以外は、開店間もない頃は高校生や大学生のアルバイトと思しき元気な声があったのですが、その後近くの「九州大学教養部跡地」を巡る大規模商業・住宅用地の再開発の煽りを受けたのでしょう、そうした日本人高校生大学生バイト戦力のみなさんは軒並み、その六本松地区再開発の、おしゃれな「蔦屋書店」や「スターバックス」といった単価も高ければおしゃれ感も高い、当然、売っている飲み物のカロリーもやたら高い、すでに飲み物というよりホイップ系砂糖乳製品菓子といっていいのではないかという代物を売る世界的チェーン店に根こそぎ刈り取られてしまったのか、代わりに補充された日本語のたどたどしい留学生のみなさんや技能修習生、といった在留資格保有の外国籍の方々が短期シフトでくるくる回る、というような感じになっておりました。

これも、立派な人手不足による事業撤退の事例ではないかと、自分メモに保管しました。

次に、同じ今度は福岡市中央区六本松、平日も大型商業施設や生活雑貨店や飲食店で賑わう繁華街の一角の、近所でもうまいと大変評判の持ち帰り「からあげ専門店」が、店主の病気により一週間程度休業する、という張り紙が出ていたことです。

お客の書き入れ時であります9月の3連休の土曜日から、一週間休むというのは、通常の考えからすれば尋常なことではございません。

しかしながら、店で唐揚げを売る、というのは、材料の買い付けから仕込み、揚げ、そして店頭での販売と、1人2人で回していくのは大変だと思います。

そして、何かの拍子で店主レベルの人が体調を崩してしまった場合、残念ながらぎりぎりまで頑張ったあげく、どうしようもなくなり書き入れ時に長期間休業しなければならない、というようなことになってしまうのでしょう。

さらに、同じ再開発で賑わう福岡市中央区六本松の飲食街の一角、こちらは小さいお皿にちょこちょこいろんなメニューを出してくれる中華料理屋ですが、こちらも開業してから1年弱、売り上げはそこそこあるものの、人手不足ということでオーナーが暫定休業を宣言し、しばらくの間、休業状態が続いています。

目を転じて、田舎(長崎県壱岐島)の学習塾においても、地域で一番小中学生高校生まで生徒を見ていた大手塾チェーンのフランチャイズ支部が、塾長である女性の体調不良により、当面(一ヶ月)休業するという突然の通知がなされたそうです。

これでは、受験生を含む塾の生徒がかわいそうです。

このように、地域の社会インフラを支えている、飲食店やコンビニや塾やガソリンスタンドといったサービス業一般が、今人手不足による存続の危機に陥っているのです。

これを防ぐにはどうすれば良いのでしょうか。

「業務シェアリング」による外注サポート機能を充実させるしかないと考えています。

本業を持ちながらも、自分の空いた時間を他者のためにシェアできる、割けるという人間が多く登録しておけば、その中から、例えば唐揚げについても、「販売だけ」「揚げるだけ」の人間を回して店を回していくことができるかもしれませんし、塾についても、授業はできないけれども塾の部屋を開けて自学型自習室の形で開放した時間空間を塾の生徒に提供し続けてあげるだけでも、事情は随分変わってきます。

筆者の近くにも、同じように、両親の介護の必要から、夜の仕事である「飲み屋」の開業時間を遅らせたりして工夫しているお店のオーナーも居られますが、この方は同じ飲み屋の昼間のスペースを、「昼間カラオケ」として貸し出して、そしてその昼間カラオケの運営者(65歳以上)は自分のさらに親の世代である80歳〜90歳以上の方々を主要顧客として、彼らは昼間に思う存分カラオケ三昧で楽しんでいるということです。

夜に高齢者が徘徊されるより、よほど健康であろうというものです。

同じ業態でも、違う業態でも、「運営」「経営」を事実上シェアすることで、街の活気を維持する、社会インフラとして機能しつづける、というのは、これからの時代になくてはならない「視点」であろうと思います。

このように、社会インフラを維持するのも利用するのも、人手不足、客不足のこの時代には、ひと工夫が必要ではないかと考えております。

考えが今ひとつまとまりませんが、今筆者のまわりで起こっていることのご紹介でした。

壱岐島は、最新版の2019年ミシュラン福岡佐賀長崎版で、実に7つものお店が紹介された隠れたグルメの島でもあります。

ぜひ一度、2,000年前からの国際都市、壱岐市へお越しください。

こちらからは以上です。

(2019年9月21日 土曜日)

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