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2019年9月19日

(2019/09/19)マネーフォワードのアプリを使ってクラウド家計簿を劇的に整備できた話とそれでも残る改善点について記しておきます






おはようございます。

2019年9月の筆者もかなりのヘビーユーザーでありますところの家計簿ソフト「マネーフォワード」に関する使い勝手に関する配信記事です。

昔は、筆者も「家計ログ」を取るためにいろいろと工夫してきました。

まずは、お小遣い帳をつけようと、昔出ていたスタンドアローンの(クラウド対応していない)家計簿フリーソフトを買ってしばらく入力していたのですが、入力環境がPCのみに限られることから断念しました。

その次には、エクセルで、全ての仕分けパターンをあらかじめ用意しておいて、仕分けの科目ごとに簡易的なPLやBSができるようにしておきしばらく運用しました。

しかしながら、こちらも、「最新のエクセルファイル」をドロップボックスなどのクラウド環境においていたのですが、やはり、外出先でPCを開いて入力することが億劫になってしまい、やがて辞めてしまったという経緯があります。

そんな中、時代は進み、テクノロジーの進化を体現した形で、企業会計のみならず、個人のお小遣い帳にも使える二つのクラウドサービスが相次いでローンチしました。

クラウド会計ソフトの「freee」と「マネーフォワード」です。

両方使い始めましたが、freeeの方は、企業会計や個人事業主でも青色申告を厳格に行う人向けであることがわかり、より簡易的に使える(逆に言えば細かいところは大味な)マネーフォワードをその後選択して使い続け、現在(2019年9月)に至ります。

マネーフォワードの一番優れているところは、現時点で、日本で一番「連動する」口座サービスの数が多いというところでしょう。

なんと、福岡県限定でしか使われていないであろう、西鉄電車や西鉄バスで主に使われるICカード企画「ニモカ」の使用履歴すら連動されます(西鉄グループのみなさま申し訳ありません)。

これにより、筆者としてはこのマネーフォワードを使う以前は、管理の簡便性からあらゆるICカード決済やQRコード決済を、最大手の「Suica」に統一(というかリストラ、合理化)しつつあったのですが、マネーフォワードを使い始めてから、先述の「nimoca」に加えて、マネーフォワードに対応している「LINEPAY」「nanaco」「スターバックスカード」そして「モバイルSuica」というICカードやQRコード決済でのほぼリアルタイム決済管理ができるようになりましたことからこれらのサービス利用を本格的に「再開」しました。

これらの、各種決済手段が、このマネーフォワードによって「救われた」「改めて日の目を見た」わけです(少なくとも筆者界隈の世界では)。

ポイントカードの残高管理も充実しています。

nanacoポイント、dポイント、楽天スーパーポイント、Tポイントの4大ポイント(筆者調べ)の残高はいうに及ばず、加えましてANA、JALそれからLCCのスターフライヤーのマイレージ、各クレジットカードのポイント残高まで一覧できます。

もちろん、「本丸」の銀行口座の残高管理、クレジットカードの引き落とし額、引き落とし日の情報もバッチリです。

(残高は少ないですが)非常に重宝しています。

しかしながら、不満を申し上げますと、このマネーフォワードは、個人のお小遣い帳的な機能は充実しているのですが、ある支出や出金、入金や引き落とし情報が、どの会計科目(仕分け)に紐ついているか、ということを「修正」する機能に非常に乏しいものとなっております。

また、「現金残高」という科目がないため、例えばATMから生活費として3万円引き出しました、というような情報を、なんらかの「単一の」科目に引き継がせなければならないわけです。

ですので、筆者は(ATM使い放題の手数料がかからない時間帯を狙って)、1万円を3回に分けて引き出して、そして1万円は食費、1万円は接待交際費(飲み会代)、1万円は日用品購入代金、という風に「記帳」したりしてお茶を濁す、というようなことをやっております。

本当は、3万円のATM引き落とし、は預金残高勘定(マイナス)と現金残高勘定(プラス)で振替の仕分けを立てれば全く問題なく、その後、本当に「経費」になるところで現金勘定が減るところを手入力で対応させればいいだけなのですが、マネーフォワードは「完全クラウド自動連動」をうたっている以上、手入力して「補正」できる余地が非常に狭いということになります。

また、会社の出張で出張旅費を一旦立て替えて支払い、例えば精算を行い会社から立て替え分の入金を後日まとめて受けた場合、こちらも面倒なことになります。

すなわち、例えば福岡から東京出張して、飛行機代やJR代、宿泊費用を8万円支払ったとします。

その8万円が、立替金という勘定が特にないため、いきなり8万円の「交通費」支出として認識されてしまうわけです。

そして、後日、給料でもない8万円の「入金」があり、いきなり給料以外の「副収入」として認識されてしまうので、本来の個人活動の入出金にこのような立て替え分の「精算」が介在すると、本当の資金の流れと混ざってわけがわからなくなってしまうというわけです。

これを避けるために、通常の個人事業主や企業会計においては、立替金勘定を準備しておりまして、現金やカード負債として交通費が認識されても、それは会社に請求して精算してもらうことが確実な場合は費用項目とはせずに、現金と同じ「仲間」である立替金という資産勘定に「振替」しておいて、そして実際の入金が会社からなされた時に反対勘定にこれまた「振替」して、預金残高や現金勘定に戻す、という処理をすれば、いちいち「入金」を売上高というPL勘定として認識したり、立て替え分の飛行機チケット代金を交通費という費用項目として認識したりするという「手間」が省け、本当の資金の流れが明確になるというわけです。

現在(2019年9月)時点のマネーフォワードでは、そこまでの「対応」がなされておりませんので、仕方なく筆者は、会社の立て替えで経費を払った場合は、その交通費は「振替」としてどこにも紐つかない振替勘定として雲散霧消処理してしまい、立て替え分の入金があった場合も、「給与」には認識させず同じく振替勘定としてどこにも紐つかない行ったきりの幽霊仕分けとして、アウトオブ眼中にすることで「対応」したことにしています。

以上私が述べた上記二つの「問題点」「課題点」につきましては、いずれも、立替金勘定、現金勘定、というマネーフォワードの入出金情報では捕捉できない手入力情報、手入力管理仕訳項目を「創設」しなければ対応できないところですが、なんとかマネーフォワードの中の人に工夫してもらって、かような特異なユーザーニーズも捕捉していただければと思い、ここにまとめて投稿しておきます。

本記事が、マネーフォワードのしかるべき中の人に届き、かような問題点の「認識」があることだけでも共有していただければ幸いです。

以上、クラウド対応しないけれどもいろいろ便利に使える「現金」勘定と「立替金」勘定を持っておけば良いのではないか、という前向きなサービス改定のご提案でした。

本日は非常に専門的な話になりましたが、そもそもわかる人に分かってもらえば良いと割り切って書くほうが、ブログの筆も進みますので今後もこのスタイルで行こうと考えております。

そんなこちらからの本日のクラウド記事は以上です。

(2019年9月19日 木曜日)

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