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2019年10月29日

(2019/10/29)人類全体の共通の「故郷」「実家」がアフリカ大陸ボツワナの一地方に判明したという話です





おはようございます。

2019年10月の、人類全体の共通の「故郷」「実家」がアフリカ大陸ボツワナの一地方に判明されてきたという話です。

人類全体が、アフリカ大陸の中央部から発生して世界中に広がった、という説はかなり前から唱えられていましたが、どうやら、かなり狭い部分まで特定されてきたようです。

その場所は、アフリカ大陸のボツワナ北部にある、「マカディカディ・オカバンゴ」という地域であり、今は水のない塩湖やサバンナが広がる広大な荒野になっておりますが、大体13万年前くらいまでは、この場所のはるか北西に位置するナイル川の源流でもある「ヴィクトリア湖」の2倍もの面積を持つ巨大な池があり、その池から広がる広大な湿地帯に、現在の人類の共通のご先祖様である「ホモ・サピエンス・サピエンス」が生息、定住していたということなのです。

現生人類は、この住みやすい地に誕生してから約7万年、平穏に過ごしてきましたが、今から約13万年前に、気候変動や天変地異が起き、この巨大な湖は消失、そこからバラバラに安住の地を求めて難民さながら、グレートジャーニーという世界中に散らばる旅に出たというわけです。

そうして、数万年のうちに、実に南極大陸をのぞく世界中、地球の隅々まで、その足跡を記したのです。

7万年にも及ぶ長い訓練の時を経て、天変地異による故郷、実家の文字通り「喪失」を経てからの旅の軌跡は、まさに奇跡と言ってよいでしょう。

そうして出アフリカというアフリカ大陸を飛び出しヨーロッパに向かった者たちには、すでにそこに先住していた「ネアンデルタール人」という別の人類との遭遇も経験します。

そうして、一部混血しながら、肌と髪の白い(金髪の)新しいミックス人類を生みながら、それでもホモ・サピエンス・サピエンスは広がり続けます。

以上を時系列でまとめますと、

・ホモ・サピエンス・サピエンスの誕生(ボツワナ北部にある、「マカディカディ・オカバンゴ」)20万年前
・ホモ・サピエンス・サピエンスの移動開始 13万年前
・ホモ・サピエンス・サピエンスの出アフリカ 6万年前
・ホモ・サピエンス・サピエンスの世界展開(南米チリの最南端ホーン岬に到達)1万年前

という現時点での現代人類による現生人類発展の「通説」となります。

人類全体の実家が、このようにDNA解析により判明しつつある中、聖地巡礼ということでボツワナ北部への旅行者も増えることになるのでしょうか。

実は、ボツワナという国は、1966年の独立以後、豊かな天然資源と手堅い経済政策、安定した政治状況や高い教育程度に基づき、世界最高水準の経済成長率を1980年代末まで維持し続けたアフリカの優等生というべき国です。

IMFの統計によると、2017年のGDPは約174億ドルであり、これは人口(200万人)の国として一人当たりのGDPは推定7,584ドルで世界水準と比較しておよそ70%となっておりまして、実は隣国南アフリカ(6,180ドル)より高いのです。

今後、同国がこの「人類全体の実家、故郷、聖地」という観光業を打ち出すような気がしてなりません。

21世紀の後半、地球最後に残されたユートピアであるアフリカ大陸において人口爆発が起こることが確実視されている今こそ、我々人類全体の故郷である中央アフリカに思いをはせてみるのも良いかもしれません。

聖地巡礼というと東京秋葉原を思い起こしてしまうだけの、時代感覚の短く近視眼的な筆者からのコメントは以上です。

(2019年10月29日 火曜日)

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