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2019年10月20日

(2019/10/20)天皇陛下が即位を宣言される『即位礼正殿の儀』が2019年10月22日に行われこの日は祝日となります







おはようございます。

天皇陛下が即位を宣言される『即位礼正殿の儀』が2019年10月22日に行われます。

世界の王室からは、イギリスからはチャールズ皇太子、オランダのウィレム国王夫妻、スペインのフェリペ国王夫妻、ベルギーのフィリップ国王夫妻、サウジアラビアのムハンマド皇太子などが参列する予定、となっております。

そして、各国の「大統領」などの首脳級では、ドイツのシュタインマイアー大統領、トルコのエルドアン大統領、フィリピンのドゥテルテ大統領、インドのコーヴィンド大統領らの参列が予定されています。

世界最古の王朝として、ギネスブックにも載っている日本の皇室については、日本の人が思う以上に世界で関心があり、忙しい日程をぬって世界各国からの要人が文字通り日本に集結します。

日本の皇室は、世界に類を見ない、少なくとも1,500年以上間違いなく続いているという、世界最古の王朝なのです。

歴史自体が長い国は、エジプトや中国、中東の国々にももちろんありますが、国号が変わらず、ひとつの国として突出して長い歴史を持つ国は、もうこれは日本以外にはありません。

そして、この一つの国としての貴重な歴史を紡いできた源泉が、間違いなく天皇と皇室なのです。

もちろん、天皇から政治や経済を「委託」されて権勢をふるった、いわば地上の権力者は、どの時代にもおりまして、古くは摂関家(藤原氏)やら、時代が下ってからは将軍家やその将軍家を補佐する立場ながら将軍位を上回る権力を手にした執権(得宗家)や、本来将軍の統括する幕府の出先機関に過ぎなかった九州探題やら関東管領、太宰少弐といった職種や職位自体が地場の豪族権力と結びついて強大な力を持ったりするということもありましたが、とにかく、全ての世俗の権力の源泉でありながら、その権力からは一定の距離をおいて、ひたすらに国民の安寧を祈る、祭祀者としての天皇という存在が、この国号日本という王朝の長寿を決定的にしました。

この、世界にほかにない、奇跡的な存在に対して、世界中の国々が、敬意と憧れを持って集まるのです。

さらに、今回の、上皇陛下から天皇陛下への「譲位」は、第119代光格天皇以来、約200年ぶりだったことも注目されています。

日本人にとっては、200年間というのは、まあその程度かという感覚ですが、例えば、アメリカ合衆国を例にしますと、その建国自体から250年経過していない、というような「普通の国々」にとりますと、ものすごいことなのです。

世界の外交の常識として、日本において本当は誰に会いたいか、ということになると、世界で唯一「Emperor」の称号を保っている天皇陛下、皇后陛下でありまして、総理大臣、衆参両議院の議長よりも、最高裁判所長官といった三権の長をはるかに超える、さらに周辺国の「国王」よりも、国の文化や宗教といった国のなりたち、文明そのものを代表しているという位置付けになるのです。

世界史を紐解けば、20世紀までは、たしかに20世紀まではドイツやオーストリア、エチオピアなどの国でエンペラーを名乗る地位がありましたが、現在、長い世界の歴史の中でずっとエンペラーであり続け、今も続くのは日本の天皇だけです。

海外においては、国民による下からの革命によって、王室や帝室が廃絶されることが少なくありませんでした。

しかしながら、70年前、日本の敗戦という、未曾有の国難に際して、昭和天皇は、進んでGHQに出向き、連合国最高司令官マッカーサーの度肝を抜き、そして戦争で焼け野原になった日本全国各地を進んで巡幸され、直接出向き、そして国民はそれを大いに歓迎し、感激したのです。

そのような、日本人が持っている奥深い伝統と慎ましい精神性を紡いでいく今回の即位の礼に出席し、その雰囲気を味わおうと世界の国々から人々が集うのです。

いち国民としても『即位礼正殿の儀』を厳かに迎えたいと思います。

こちらからは以上です。

(2019年10月20日 日曜日)

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