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2019年10月10日

(2019/10/10)急速に変わりゆく世の中においては新しいものより変わらないものを見つけてこだわることの方が大切かもしれないという話をします






おはようございます。

2019年10月の技術やサービスの「革新」に関して述べたい配信記事です。

今日は、急速に変わりゆく世の中においては新しいものより変わらないものを見つけてこだわることの方が大切かもしれないという話をします。

テック企業を興して時価総額100兆円倶楽部(クラブ)に入った、そうですね、アップルとかアマゾンとかGoogleとかFacebookとかMicrosoftとか、そういった会社の創業者で巨万の富(保有している株式時価総額)を得た人たちに、人々は興味本位でよく質問をぶつけます。


  • 「あなたたちには未来が見えていたのですか?」
  • 「これから世界を変える新しいウェーブはなんですか?」
  • 「これからのゲームチェンジャーやチャンスはどういった分野ですか」


このように、過去の成功事例を「再現」できると考える人たちは、成功者に向かってこのような「後追い」の質問をしていきますが、聞かれた方も、よくわかっていないことが多い、答えを持ち合わせていないことが多いものです。

すなわち、みんな「将来」の「変化」のトレンドを知ることが重要だと思っているのですが、実は、人間社会における本当の価値で深く掘り下げていかなければならないものは、「過去」においても「現在」においても「将来」においても、おそらく「変わらないもの」であろうという「説」が提唱されるのです。

人は必ず死ぬとか、神はいるのかいないのか、とか、人間には教育が大切だろうとか、そういった、古くから変わっていないように思われる「価値」を大切にしたほうが、トレンドによって、またマーケットや市場の力学や人間の不可解な行動原理によって変わりゆく「トレンド」を予想して追いかけるよりも、何が変わらないかを深く考え、そこに拘ったものに、時間やカネや人材を投入投資しつづけることはできるし成功の可能性や確率も高いであろうという考え方です。

アマゾン、という1994年にガレージの片隅で生まれ出た会社は、創業以来、一貫して、そのブランドの価値体現の最上位に、「タイムリーでローコストな直接配送」という非常に単純かつ明快な理念を置いていることは間違いありません。

おそらく、今後の(インターネット)ショッピングの顧客としても、配送の遅延や割高な商品配送費用は好まないと思われるので、この「不変の」ニーズにしたがって、アマゾンは、上げているその巨大な利益を、その配送コストセーブとクイック配送運用進化のため、時間と金を惜しまず再投資を続けて、巨大な配送センターやら人力に変わるロボット配送システムなどの巨額なプロジェクトを推し進め、他の顧客のIT開発ニーズに応えるために、ひたすら高性能のサーバーを格納したデーターセンターをアリゾナやアラスカの広大な砂漠や氷原あたりに建設し続けて、世界最高品質のクラウドサービス(AWS)を展開し続けているわけです。

その変わらない、求められる価値に最も時間と金と熱意を注ぎ続けた結果、アマゾンはオンラインマーケットの王者という現在の地位を得たわけですが、これは彼らを上回る「不変の価値」への熱意を持った者が現れた時には容易に覆されうるということでもあるのです。

ライバルは自分自身、アマゾンやアップル、Googleといった会社の創業者や幹部は、このように常に自省し、心を整え、そうして自らが信じる「変わらないもの」に対する貢献を誓うのです。

始皇帝が将来をかけて拘った不老不死とか(こだわるあまり毒性の強い水銀入りの丸薬飲んで却って命を縮めたという説もあります)、日本史上における最大のタブーである「皇位簒奪」に挑戦した弓削道鏡や足利義満や織田信長、といった歴史の出来事に少しでも学ぶこと、それから孫子の兵法といった戦略が今だに現代の経営指南書のトップに来るような、そのような「(複雑という意味では)不変の」人類社会に生きているという「実感」を大切にしながら、日々を大切に(死ぬまで)生きていきたいと思います。

このたび使っている数年落ちのMacBook(PC)のOS(macOS)のバージョンが上がり(macOS Catalina)、非常に打ち込みが快適になったことで、Appleデバイスに対するロイヤリティがまた増しました筆者からのコメントは以上です。

(2019年10月10日 木曜日)

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