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2019年11月15日

(2019/11/15)集中して仕事をするためには身体を覚醒状態に保っておくような食事を取ることだという話です





おはようございます。

2019年11月の集中して仕事や勉強ができるようになる、いわゆる生活改善についての配信記事です。

日中、なかなか集中できないことがあります。

筆者にはよくあります。

こんな日は、そもそも二日酔いであったり寝不足であったりもするわけですが、十分な睡眠を取っていても、例えば大人になっても高校生並みに朝昼ドカドカ食べていれば、胃腸が疲れてしまって、血糖値が上がってしまって、すぐ眠くなってしまいます。

要するに、太古の数十万年前から人類が発生してから、ほんの直近までずっと、狩猟や採集による生活をしてきた我々にとって、空腹を満たすことは最高レベルに重要で優先順位が高いことであり、それを満たしたが最後、脳内物質の分泌により次は身体を休ませよう=眠ろう、という風になっているというのは仕方がないことなのかもしれません。

現代の、食事ではなく「働くこと」「労働」が生存上必要であるという「環境」に、今後人類が少なくとも数万年晒された場合、人類自体がその次の形質に「進化」することはあるかもしれませんが、古代文明が勃興したといってもせいぜい数千年から1万年程度の近代化の歴史においては、人類はまだまだ動物であった太古の狩猟採集生活における優先順位から脱することはできないというわけです。

ということで、食べると眠くなるのはそういう「仕様」である、として、具体的にはどのようなメカニズムになっているのでしょうか。

昭和後期生まれの筆者が小さい頃には解明されていなかった脳科学の世界で、最近は新しい発見が相次いでいるらしいので覗いてみましょう。

脳の覚醒と睡眠に、オレキシンという物質が重要な役割を果たしているという研究成果が出てきました。

当時米国のテキサス大学で研究をしていた日本人教授たちのグループの成果といいますから、日本人としてはさらに胸アツなところです。

オレキシンは、食欲を刺激する脳の中の「食欲中枢」という場所に存在し、オレキシンが活発に働いているときに、ヒトを含めた脊髄動物の多くは覚醒し、オレキシンの働きが鈍ると睡眠状態に入るという相関関係が示されました。

野生動物は空腹になると、というより通常状態である「空腹状態」を脱するため、餌を捕食しなければなりません。

そして、その捕食行為とは、今のように食卓にカレーやチャーハンやラーメンが並んで安全に食べられるというわけでは当然なく、相手を狩りで倒し、自分も傷つく可能性がある大変危険な行為でもあり、またいつまで探し続けても捕食相手が見つからないという、非常にしんどく、そして意識を最高レベルに高めた覚醒状態で取り組まなければならない、そのような高度な血湧き肉躍る、そういった振る舞いなわけです。

このような、(空腹で)捕食が必要、なときに、野生動物にはオレキシンにより神経細胞が刺激され、活発化されます。

これが、いわゆる「覚醒状態」であると考えられています。

こうして最高レベルに覚醒した動物は、これぞという狙いを定めて獲物を捕獲し、そうして餌にありつく成功の栄誉に浴するわけです。

そうして、餌を食べて満腹になったところで、それまでの「疲れ」がどっとやってきます。

満腹になると、もう餌をとるという危険な行動はしばらく必要ありません。

それよりも、酷使した身体を少しでも早く、長く休ませることの方が大切です。

ですので、満腹になるとオレキシンの活動が鈍って、覚醒状態から解かれる、要するに「眠く」なるというわけです。

ホモ・サピエンス、万物の霊長などといっても、生物の進化の結果生まれたという「種」の一つであるということは変わりありませんし命は有限ですから、このような野生時代の脳の働きを立派に継承しているのはある意味当然で、なんら不思議なことではありません。

ということで、現代社会で仕事やプロジェクトや勉強や学習や研究を、集中できる状態においてやり切るためにもっとも大切なことは何かというと、「食べすぎない」ということに尽きることになります。

腹八分目、とは昔の人はうまいことを言ったものです。

小腹が空いたら、血糖値をガンガン上げてしまう糖質、パンとかご飯とかうどんとかラーメンとかチャーハンとかカレーとか、そういうものを少しだけ控えて、素焼きのナッツなどを、少量口に含むだけにするといった、ランチは鳥のささみ肉にサラダにざるそばにするといった、そのような対策が必要となってきます。

食物をガンガン取ってしまうと、胃腸で消化するという「別の作用」にエネルギーが取られるという側面もあります。

ですので、仕事に集中したいならば、仕事をする時間=ある程度の空腹の時間と割り切って、身体に摂取するものを適切に「選ぶ」ということが、若くない壮年層以降の人には非常に必要だと思っています。

いつも朝食から早弁、学校の食堂で定食大盛り、午後は購買部で銀チョコ食べながら、部活の後の男ラーメン玉二つ、帰って夕食、みたいな、1日5食6食といった生活は、例えば甲子園を目指す高校野球球児であれば全く問題ありませんが、大人になってそのような生活をすれば、胃が悲鳴を上げて身体がパンクしてしまいます。

その上、夜は酒やビールで肝臓や内臓を痛めれば、早死にへのレッドカーペット状態です。

今回は、より仕事をフルモードで効率よく、集中してできるようにどのように身体と心のほうを整えておくかという観点で、少し極端な例を上げて説明してみました。

今日は金曜日、業務が終了します。

それでは早速、仕事が終わったので好きな居酒屋焼き鳥屋から締めのラーメン坦々麺までのコースに繰り出したいと思います。

と、このように、自分で書いていることがなかなか実践できない筆者からのコメントは以上です。

(2019年11月15日 金曜日)

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