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2018年4月10日

日本サッカー協会はロシアW杯直前に代表監督のハリルホジッチ氏を解任して西野監督を招聘






おはようございます。

2018年4月のサッカー日本代表に関する配信記事です。

日本代表は、今年の6月に迎えるロシアワールドカップに向けた最終調整においても、全く調子が上がってこないチーム状況に対し、ハリルホジッチ監督を更迭するという大ナタを振るいました。

後任は西野監督です。

Jリーグ最多勝利監督として、輝かしい実績を国内では積んでいます。

それでも西野監督の代名詞は、日本サッカー史に燦然と輝く「マイアミの奇跡」と呼ばれる、1996年アトランタオリンピックでのU23オリンピック代表の戦いでなんと日本がブラジルに1−0で勝つという「ありえない」試合を打ち立てた立役者であるということです。

当時フル代表を練習試合で破るほどに最強と呼ばれていたブラジルが放ったシュートは計28本、対する日本のシュートは4本でした。

それでも、GK川口能活の神がかったセーブと、数本のシュートがゴールポストを直撃するという運も味方し、最後までシュートの雨を浴びボール支配率ほぼ100%のブラジルは、ついに日本のゴールを割ることができなかったのです。

日本サッカー史上、最高の快事であり、ブラジルにとっては、まさにマイアミの屈辱として長く記憶されたのです。

この結果を招来するために、日本側は自らの実力を冷静に分析し、ブラジルのスーパースター選手それぞれの特長を消すためにマンツーマンで守備要員を配置し、攻撃面ではU23のオーバーエイジ枠で採用されたCB(センターバック)とGKの連携に勝機ありと踏んで、後半の一瞬の隙をつき、ゆるいロングボールをCBの裏に蹴りこむというほぼワンチャンスをものにして得点を挙げました。

しかし、その後の日本サッカー協会は、自らの代表選手の活躍を、アトランタ五輪大会後、日本サッカー協会(JFA)技術委員会によるJFAテクニカルレポートの中で、

「守備的なサッカーで将来につながらない」

という厳しい評価だったのです。

この自らの身体的能力や個々の選手のパフォーマンスを完全に無視したかに見える、偉そうな高説により、その後の日本代表は力をつけつつも、1998年フランス大会以降なんとかワールドカップの本戦に出場することはできておりますが、大一番であるワールドカップ本戦では控えめに言って惨敗、といった試合が多くなっております。

これは、日本代表は、ワールドカップ予選で当たるアジア勢に対する戦い方と、ヨーロッパや南米、アフリカといった真のサッカー強豪国がひしめいているワールドカップ本大会で求められる戦い方が全く別物であるという難しさに通じるところなのです。

ですので、ワールドカップ本戦を直前に控えたところでの監督解任というのも、それはそれで悪手ではなく、日本が日本としてもっとも相手の良さを消すという現実的な戦い方にシフトしたというように捉えることもできると思います。

西野監督に、20数年越しの「奇跡」を期待したいと思います。

サッカーは小学生のときにDFを少しやりましたが、ほぼ素人の筆者からは以上です。

(平成30年4月10日 火曜日)

2017年12月4日

2017年12月アビスパ福岡は名古屋グランパスにJ1最後の席を譲り昇格ならず




おはようございます。

2017年12月のニュース、将来においては記録となる出来事です。

J2のシーズンを過ごした日本プロサッカーリーグの福岡アビスパは、シーズン年間4位という好成績を収め、J1昇格プレーオフを戦ってまいりました。

そしてその昇格プレーオフの最終戦において、シーズン年間3位、前年にJ1から初めて降格してきた名古屋グランパスエイトと、向こうのホームでもある豊田スタジアムで長いシーズンを締めくくる最後の大勝負を行いました。

結果、負けなかったけれど勝つことができませんでした。

昇格プレーオフですから、年間下位のチームは試合に勝たないと上がれないレギュレーション(引き分けの場合は年間上位の名古屋が昇格)、相手ホームの完全アウェイという環境でありました。

それでも、0-0というスコアレスドローでの敗戦、一瞬の隙をついての得点がとても遠かったというのは残念なことでありました。

全国からさまざまな機会や手段を含め、福岡から明らかに遠いであろう先方ホームの豊田スタジアムに終結した熱心なサポーターのみなさん、そうではなくても遠く福岡で、またそれぞれの場所からアビスパの昇格を願い応援してくださった全ての人たちの力は、確かにアビスパ福岡の選手たちの力となり、彼らは最後まで激しく闘志を燃やし、泥臭いサッカーを見せてくれたのではないかと思います。

すでに年末12月になっていながらさらにシーズンのガチンコサッカーができるというのは幸せなことで、長いシーズン、浮き沈みもありましが常にJ2の一線に踏みとどまり数十試合を戦い抜いたチームは誇りを持って迎えたいと思います。

最後に、Jリーグ創設時からの名門クラブ、オリジナル10として鳴らした名古屋グランパスエイト、初のJ2降格という「屈辱」を経てのJ1復帰、誠におめでとうございます。

この経験と失敗をバネに、来期J1での優勝しちゃうくらいの大躍進を祈念いたします。

また来年も、アビスパ福岡の応援をそれぞれの形で、どうぞよろしくお願いします。

サッカーも野球も、あまり上手でない筆者からは以上です。

(平成29年12月4日 月曜日)

2017年10月3日

スペイン・カタルーニャ住民投票で独立賛成派が9割を超えるという結果が出ました





おはようございます。

2017年10月の記事です。

連日世界を驚かせるニュースが出てきていますが、本日はスペイン・カタルーニャ地方で行われた住民投票で、独立賛成が9割を超えたという結果が飛び込んできました。

カタルーニャ自治州とは、スペインの東端で北側のピレネー山脈を挟んでフランス国境と接した位置にあります(同じくピレネー山脈の盆地にアンドラという小さな国家があります)。

このカタルーニャ自治州は2017年10月1日にスペインからの独立を問う住民投票を行い、翌日の10月2日未明の州政府の発表では、独立賛成が9割を超えたとしています。

このまま、賛成派(ほぼ全ての住民と州政府)は今後、手続きで国家としての独立の意思はは示されたとして、一方的に独立を宣言するつもりです。

しかしながら、スペインの中央政府としては、そもそもこの住民投票を適法なものと認めていません。

その根拠は、スペイン憲法上予定されている行為ではないということですが、そもそもいみじくも国家において、その国家から独立するという手続きを憲法なりの法体系にのっとってあらかじめ定めておくということは自己否定に等しくありえないと考えれば、この独立というのは憲法秩序をも超えた巨大な民族的地域的ムーブメントであり、これを抑えるのはこれまで定めた法体系ではなく、中央政府と自治州との本気の力と力のぶつかり合い、もしくは懐柔の情報戦に寄るところが大きいのではないかと思われます。

先に独立の機運が高まったイギリスのスコットランドについては、イングランドがスコットランドを同等の兄弟と尊重し、それを示すための多額の中央連邦政府からの補助金や予算をつけ、スコットランドの自治権をさらに大幅に認めることで、当面のイギリス連合王国の維持に成功しましたが、逆にイギリスにおいて盛り上がったナショナリズムの波は、イギリスごとEU(ヨーロッパ連合)から離脱に追い込むという、史上初の住民投票によるコミュニティーからの離脱という結果に結実しました。

この例と同じように考えれば、今回の事例も、なんとかスペイン中央政府がカタルーニャ自治州に譲歩することで、なんとか事をおさめたいところでありますが、どうもすでにスペイン政府は力を持って住民投票を邪魔したり、どうも冷静な話し合いや提案で収まりそうな感じではなくなっています。

また、カタルーニャ地方はそもそもサグラダファミリア聖堂やサッカーのFCバルセロナといった観光・スポーツ資源を多く抱え、貧乏な中央政府を尻目に自治州単独で十分財政的にもやっていけるという自負があるのが際立っているようです。

今後の事態を注視したいところです。

バルセロナどころか、ヨーロッパに行くのも今後の人生に期待、という海外音痴な筆者からは以上です。

(平成29年10月3日 火曜日)

2017年8月31日

サッカー日本代表6大会連続のワールドカップ出場を決めた一戦




いつもはおはようございますですが、本日は夜遅くなりましたこんばんは。

2017年8月最後の記事です。

やりましたサッカー日本代表。

これまでワールドカップ予選でも本戦でも勝ったことがなかった天敵ともいえる高さとデカさで立ちはだかってきたオーストラリアをホームゲームで2−0で見事降して6大会連続のワールドカップ出場を決めました。

本田、香川、岡崎という、これまで日本代表を牽引してきた主力選手を外し、20歳そこそこの選手をスタメンとしてピッチに送り出しました。

結果、前半終了間際に22歳の浅野選手が先制点をもぎ取ると、後半も終了間際に、21歳の井手口選手が技ありのドリブルから持ち込んだミドルシュートを叩き込み、試合を決めました。

井手口選手は福岡市出身、ガンバ大阪のユースで鍛えられ早くからその才能と運動量は注目されていたようですが、まさに1998年に鮮烈なデビューを飾ったかつての中田英寿選手を彷彿とさせる風貌やプレースタイルで、堂々と世界のフットボールの主役に踊り出たのです。

日本代表を率いたハリルホジッチ監督は、戦術をハイプレスからのこぼれ球をカウンターで素早く相手ゴールに放り込む、という明確な戦術で、ボールを奪い、球際でオーストラリアの巨漢選手に負けず、蹴り出すカウンターアタックを連続して繰り出し、オーストラリアに仕事らしい仕事をさせずに2点を奪ったのです。

オーストラリアは、ロングボールをつないで崩していくスタイルと球際の強さと高さで勝負をかけてきましたが、日本代表はそのパスの出どころを狙い高い位置でプレスをかけてボールを奪いに行きました。

後半終了間際になっても全く落ちなかった運動量で、オーストラリアの足元からボールを剥ぎ取り、自前のドリブルで展開し、そのまま相手ゴールにぶち込む、こんな力強く泥臭いチームに仕上げたハリルホジッチ監督の名采配でありました。

さあ今日だけは歓喜に酔えばいいですが、明日からまた本戦で勝ち上がるためのより一層のチーム内競争の始まりです。

ワールドカップ出場で満足するのではなく、本戦が本当の戦いだと目標を定めて、日本が達成したことのないベスト8、ベスト4といった高みを目指してもらいたいと思います。

日本代表のロシアワールドカップでの大活躍を祈念します。

こちらからの喜びのコメントは以上です。

(2017年8月31日 木曜日)

2016年7月23日

Jリーグも世界デビューするための準備を着々と進めているというお話

スタジアム


2016年7月の記事です。

Jリーグがついに世界デビューする、というお話(機関車トーマス風に)。

その前に、野球のメジャーリーグにおける最高年俸が4,000万ドル(だいたい40億円)に迫ろうとしておりますが、これだけの報酬を選手になぜ払えるのでしょうか。

もちろん、その選手の能力や成績や実績が図抜けているというのは前提となりますが、日本のプロ野球においてそれだけの実績をシーズンで残したとしても、年俸10億円を超えるのはもう少し先だと思われます(達成しそうなのは日本ハムの大谷選手でしょうか、もしくはソフトバンクの柳田選手でしょうか)。

これは、リーグ全体の放映権の大型契約が結ばれていること、またインターネットを通じたコンテンツ配信により、グッズや会費収入が非常に増え、各球団の営業努力を超えるリーグ全体の収入が跳ね上がり、その分配金の恩恵に各球団があずかっている、ということが大きいのです。

この点、2016年7月にJリーグが英国の動画配信の大手であるパフォームグループと締結した放映権契約は注目されます。

契約は2017年シーズンから10年間で、総額2,100億円に上ると報じられています。

単純計算で年あたり210億円です。

J1、J2、J3と所属チームは多いですが、これを分配するだけで各クラブの大きな収入源になることは明らかです。

J1からJ3のすべての試合がインターネット動画として生配信(録画配信もされるでしょう)されることになりそうです。

しかも、2,100億円については最低保証ということで、双方の貢献による収益の上積み部分によるボーナスも見込めるとしています。

具体的には、パフォーム社が今後日本で展開すると発表しているデジタルコンテンツであるスポーツ生中継サービスである「DAZN」における重要なプログラムとなります。

このサービスは、衛星放送による視聴ではなく、スマホやタブレット、PCを利用した視聴(おそらく有料)ということですので、視聴方法の裾野は爆発的に増えることになります。


どこでも試合やハイライトを見ることができる



場所や時間を選ばず動画としてJリーグの試合を楽しむことができることは、爆発的な需要増加を見込めると踏んで、動画コンテンツ会社は巨額の放映権契約に踏み切ったのでしょう。

Jリーグ側も、見るに耐えうる良質な試合を展開していくことがますます必要です。

2015年度のJリーグ年間収入は約133億円だったとのことで、その内訳として放映権収入が約50億円でした。

今回の契約は、それを大きく上回るので、分配を受ける各クラブ及びJリーグ全体の運営に不可欠な財政基盤が大きく拡充強化されることになります。

いよいよJリーグも真の世界デビューです。

現在(2016年7月後半)時点で、J1最下位に位置していますチームを熱烈応援しておりまして、そこからのプレミアリーグ・レスター並みのメークドラマの快進撃を期待している筆者からは以上です。

(平成28年7月23日 土曜日)

2016年6月29日

サッカーEURO2016でアイスランドがイングランドに勝ったお話

アイスランド国旗


2016年6月の記事です。

EUROといってもEU離脱なレファレンダムの話ではなくてサッカーの話です。

2016年6月のサッカーEURO(欧州選手権)、決勝トーナメント1回戦、いわゆるラウンド16最後の試合はグループリーグを奇跡の勝利で勝ち上がってきたアイスランドを、古豪イングランドが迎え撃つという展開になりました。

試合は開始直後から動きます。

PKを獲得したイングランドがエースのルーニー選手の蹴り込みで1点を先制します。

しかしここからアイスランドの堅守速攻が冴えわたります。

直後にアイスランドのシグルドソン選手がその2分後に得点、同選手はさらに1点を追加して逆転に成功します。

試合開始からここまでわずか18分、目の覚めるような展開でした。

そしてイングランドからの怒涛の攻撃、耐えるアイスランドという展開になりますが、どうしてもゴールを奪うことができないイングランド。

焦りがつのります。

そのまま前半終了。


後半開始です



後半も、隙あらば追加点を狙うアイスランドの動きに翻弄され、じりじりと時間だけが過ぎていきます。

アイスランドは万全を期してなんとこの日2得点のシグルドソン選手を守備的な選手に交代するという心憎い采配です。

そして、その時がやってきました。

ロスタイム(アディッショナルタイム)の4分もアイスランドはイングランドの最後のあがきをかわしてそのまま試合終了。

ピッチに突っ伏すイングランド選手、EU離脱の政治ニュースと相まって、物凄いインパクトを与えました。

アイスランド国民33万人はお祭り騒ぎです。

歴史が動きました。

筆者はこれまでアイスランドといえば1986年のレイキャビク米ソ首脳会談くらいしか知りませんでした。

夢は続いていきます。

スポーツは見るのもやるのも面白いです。

サッカーはあまり詳しくありませんが早起きした甲斐があった筆者からは以上です。

(平成28年6月29日 水曜日)

2015年12月7日

2015年12月のアビスパ福岡のJ1昇格を喜ぶことを記録する記事です

レベルファイブスタジアム


おはようございます。

2015年12月の記事です。

2015年末のJ1昇格プレーオフはアビスパ福岡が制しました。

将来同じような場面で涙を飲むことがあるかもしれませんが、とにかくこの年は良い年でした。

J2年間3位から6位の4チームが争う現行プレーオフ制度は4年目で、興業的には一定の成功を収めていますが、年間3位チームがこれまで昇格できておらず、進出した中では最下位の6位チームが2度昇格するという下剋上もあるなどドラマも生まれましたが、今回は3位のチームが無事昇格にこぎつけました。

しかし、実はこのプレーオフで昇格したチームはすべて翌年の戦いに苦しみ、J2に再度降格してしまっているという前例もあります。

確かに、J2で年間3位から6位の実力しかなかったわけですから、たまたま2戦のプレーオフで連勝したとことでチームの地力が大幅に底上げされたわけではなく、年間を通じてのJ1の戦いでは苦戦を強いられることは当然です。

しかし、今季のアビスパ福岡に関して言えば、J2二位のジュビロ磐田と勝ち点では同点、得失点差で3位に回ったという成績、そしてプレーオフでJ1常連のセレッソ大阪を終了直前の同点弾で退けたメンタルの強さを武器に、翌年のJ1残留に大いに期待が持てると思います。

今年J 1を優勝した広島の森保監督 川崎の風間監督、J2からJ1昇格を決めた磐田の名波監督、J3から町田をJ2に昇格させた相馬監督、そして福岡の井原監督と、指導者もあのドーハの悲劇を選手として体験してきた世代がいよいよ中心になりつつある感じが致します。

選手としての実績と監督としての能力は関係ない、しかしファンはそれを求める、そのプレッシャーを感じて手を抜かずやってきたとは井原監督の弁です。

来季への戦いは今日から始まっています。

もっと応援して地域と一緒に盛り上がっていきましょう。

こちらからは以上です。

(平成27年12月7日 月曜日)

*その後追記
 2016年シーズン、J1最下位となり1年でのJ2降格となってしまいました。
 J1の壁は厚いです。

2015年12月5日

2015年12月のJ1昇格プレーオフ決勝を控え最後の椅子はどちらに




おはようございます。

2015年12月の記事です。

いよいよ日本プロサッカーJ2リーグの最終盤、J1昇格プレーオフ決勝が明日に迫りました。

本日行われるJ1チャンピオンシップはもちろん国内プロサッカーの最高峰を決める大会であり、大注目に値しますが、昇格プレーオフというのは、この試合を制したものは来季開幕をJ1で迎えることになり、落としたチームはJ2スタートという、天と地ほどの結果の違いがある残酷な一戦となります。

J1チャンピオンシップは平等を期しより興業を盛り上げるため、ホームアンドアウェー方式で行われますが、J1昇格プレーオフは、原則中立地としてあらかじめ選定したスタジアムで行うこととなっております。

そして、2015年シーズンは予め(たまたまセレッソ大阪のホームでもある)長居スタジアムで行うこととなりまして、そうしてJ2の熾烈なシーズンが行われプレーオフの準決勝も終了した時点で、なんとセレッソ大阪とアビスパ福岡という2チームが残ったわけです。

年間勝ち点で上回るアビスパ福岡は、同点で90分終了すれば昇格が決まります。

逆に1点でも下回り負けますとセレッソ大阪の昇格です。

アディッショナルタイム(昔はロスタイムといいましたが)含む90分が終了した瞬間、延長戦もなく間違いなくその決定がなされるので、長居スタジアムはもちろん、映像を通じて観る全国のファンの明暗も一瞬にして分かれることとなります。

筆者も福岡某所で運営する商業施設で公開観戦(パブリックビューイング)の設営支援を致しますが、おそらく千人近い人たちの来場があるものと見込まれています。

お願いですが、残酷な結果になっても歓喜の瞬間になっても、節度をもって楽しく観戦できればと思っています。

スタジアムは事実上のアウェー状態で臨むアビスパ福岡ですが、率いる井原監督は普通J1にいるはずのセレッソ大阪の本拠地で、多くの相手サポーターに囲まれてできる試合、むしろこれだけ選手と自らを成長させられる舞台はないと張り切って大いに爪を研いでいるようです。

キックオフは2015年12月6日(日)15:35です。双方、球史に残るフェアプレーを期待しましょう。

キャナルシティ博多B1Fサンプラザステージ前で客列整備予定の筆者からは以上です。

(平成27年12月5日 土曜日)

2015年11月30日

2015年11月J1昇格プレーオフ会場がC大阪のホームになったことについて経緯を記載します

長居スタジアム


おはようございます。

2015年11月の記事です。

2015年11月、日本のサッカーJリーグの話です。

J2昇格プレーオフ準決勝2試合が終了し、それぞれセレッソ大阪(年間4位)、アビスパ福岡(年間3位)が上がりました。

そして次はいよいよこの2チームの決勝戦となります。

この決勝戦は、原則中立地での開催となっているのですが、今回の決勝の会場は、セレッソ大阪の本拠地ヤンマースタジアム長居となっています。

そもそも、なぜプレーオフ決勝を年間順位上位のクラブのホームで行わないのかという疑問があります。

今回の場合、アビスパ福岡のほうが年間順位が高いので、彼のチームの本拠地レベルファイルスタジアムで行うのが筋ではないかということです。

しかし、3位-6位、4位-5位の準決勝を行うにあたり、決勝の組み合わせがたくさんある中、3位4位5位のチームの本拠地会場を、仮に決勝可能性ありとしてすべて仮押さえしておき、試合結果によってキャンセルするというのは非常にお金がかかることのようなのです。

したがって、最も原理的な上位チームのホームを諦めると、中立地開催ということになりますが、ここで、東京の国立競技場を解体してしまった現在においては、これまた中立地として開催でき、かつ観客をかなりの人数収容できる大型の会場となると限られるようなのです。

さらに、今年からJ1の世界でも、「Jリーグチャンピオンシップ」が始まっており、ますます試合会場として使えるスタジアムは枯渇しています。

こうして、今年のJ2昇格プレーオフ決勝については、様々な制約から、なぜかJ2のチームであるセレッソ大阪の本拠地(でもある)長居スタジアムを、「中立地」に準じた取り扱いとして事前に決勝会場として押さえていた、ということになり、たまたまそこにセレッソ大阪が滑り込んできたという解釈になります。

年間上位ながら、なぜか完全アウェーな感じで決勝を戦うことになりそうなアビスパ福岡ですが、頑張ってほしいものです。

福岡のいちファンの筆者からは以上です。

(平成27年11月30日 月曜日)

2015年11月15日

パイオニア(蹴球、サッカー編)

今日はパイオニアの話、サッカー編で行きます。

日本プロ野球からの世紀の輸出品である野茂英雄投手の北米メジャーリーグ挑戦は1995年でしたが、これに遅れること3年、日本のサッカー界において、漫画「キャプテン翼」の如く最も才能と努力と物怖じしない世界志向を持った天才ミッドフィルダーが現れました。

中田英寿選手です。

1998年、日本が初めて出場したサッカーワールドカップの本戦、グループリーグ3試合全てに出場、派手な金髪でスカウトに視認されるようにも努めた献身的かつ嗅覚鋭いプレーで、若き21歳の中田選手は、日本のベルマーレ平塚から、当時世界最高リーグの噂高かったイタリアのセリエA(アーと読む)に前年セリエBから昇格した中堅クラブのペルージャに日本人選手として初めて移籍しました。

そして迎えたシーズン開幕戦、昇格組のペルージャの相手は、何と当時リーグ2連覇中の王者ユベントス。

試合は前半だけで0-3とペルージャを圧倒しました。

しかし、ここから中田選手の伝説が始まります。

後半6分に右サイドから切り込みゴールキーパーの左側(ニアサイドという)に切り込むシュートで1点、さらにゴール前にこぼれた浮き球をボレーで地面に叩き込み決めた2点目と、背番号7番は躍動したのです。

ゲームは3-4で敗れましたが、「中田」「NAKATA」の名はこの日ヨーロッパ中に轟いたのです。

筆者も、この試合のことを報じたスポーツ新聞をリアルに見ました。

とんでもない才能が現れたと目を見張ったものです。

何しろ当時のユベントスのメンバーといえば、ジダン、デルピエロ、インザーギ、ダービッツ、デシャンなど、その後まさしく銀河系軍団を形成したレアルマドリードを髣髴とさせるメンバー、すなわち完全に世界最強だったのです。

その相手に2発ゴールをお見舞いする衝撃デビューを飾ったのです。

翌日、その内容を伝えるスポーツ新聞を見ながら、漫画の世界が現実になったと感動した若き日の、こちらは世界デビューは未だの筆者からは以上です。

(平成27年11月15日 日曜日)

日産スタジアム

2015年10月23日

寄り添うということ

日本サッカー界の「キング」こと三浦知良選手は、小児病棟にたびたび慰問に行くそうですが、プロのサッカー選手の彼は自らが勇気づけられるためにそこに行くのだと言っています。

一緒にサッカーをして、彼らのあきらめない姿勢を感じて元気をもらうのだそうです。

中に、難病の投薬治療で髪が抜けてしまった子供もいるそうです。

その子に自分も寄り添い勇気をもらった印なのか、翌日坊主頭に眉毛まで剃って現れたという話もあります。

本場欧米のサッカーでも、「同じ髪型にしたまで」とクールに言い放ち堂々とスキンヘッドでピッチに立った選手の話などがあります。

日本のさる離島の高校においても、子宮頸がんワクチン接種禍で苦しみ、光に過敏になってしまったために教室でもサングラスを外せない女子生徒がいて、その女子生徒が一人だけサングラスをかけて合唱祭に出るのは恥ずかしいだろうと、他の生徒で相談して、生徒全員サングラスをかけて歌ったという話もありました。

曲は尾崎豊さんの「15の夜」、サングラスは選曲にもあった粋な小道具となりました。

イノベーションというと技術的な進化という面が強調されるきらいがありますが、本来はこういった人の動きや考えを前に進めるもの全てをいうものだと思います。

ブログは全く革新的ではない筆者ですが以上です。

(平成27年10月23日 金曜日)

サングラス

2015年7月8日

2015年7月女子ワールドカップで次へ向かう姿勢が大切と気づく話

再スタート



2015年7月の女子ワールドカップが終わりました。

決勝に進んだ日本は世界最強の米国と戦い、2-5で敗れて準優勝となりました。

米国が開始直後からこれほどまでにギアいっぱいに攻めかかってくるとは正直予想外でした。

数年にわたって日本チームを研究し、前半は高い連動性に裏打ちされた守備に徹して後半得点に賭けるといった日本の作戦を見事に打ち砕いたのです。

開始直後に立て続けに失点を喫してしまったのは残念でしたが、十分に研究し尽くした米国スタッフと選手の気迫が、粘り強いことが身上の日本守備陣を打ち破ったような開始早々の得点劇でした。


次へ向かう姿勢



しかし、0-4と絶望的なスコアになりながら、日本も諦めませんでした。

米国がこれほどまでに本気になってかかった相手であることを証明するように、前半のうちに見事な切り返しからのシュートで1点返し、後半早々にも泥臭く相手のオウンゴールを誘い追加点を上げます。

この大会においても無失点試合を続けてきた米国にとっては1点取られることすら屈辱で想定外だったと思います。

しかしながら、2-4となりもしやとの期待を抱かせてくれた直後、またもセットプレーのコーナーキック、ファーサイドのからのマイナスの折り返しで5点目をぶち込まれてしまい、万事休すでした。

5失点のうち、実に3失点がセットプレーからのものでした。連動する日本守備陣をセットプレーからの力と速さでこじ開けた米国に賛辞を送るとともに、それに今後対処することができる次の日本チームの飛躍に期待したいと思います。

そうして次へ向かっていけば、この試合で3得点ハットトリックを決めた米国10番カルリ・ロイドのような選手が必ず日本にも出てくると思います。

次のチームに期待しましょう。

これ書いたら自分もとりあえずちょっと走ってこようと思った筆者からは以上です。

(平成27年7月8日 水曜日 最終更新:平成28年7月8日 金曜日)

2015年7月4日

泣いていい場面はあるもの(2015年サッカー女子ワールドカップ)




2015年7月のW杯の記事です。

2015年7月、ワールドカップ女子日本代表が二回連続の決勝戦を迎えることになりました。

ここまで2-1や1-0の接戦を勝ち上がり決勝まで駒を進めたチームに最大級の敬意を表します。

物凄いことです。平成に入る前、いえ10年前には想像もつかなかった進化を我が国は遂げています。

失われた何年、などと長らく言われてきましたがことスポーツの世界では、まさに「漫画のような」偉業が次々と実現しています。

準決勝のイングランド戦、日本の決勝点は後半終了間際のオウンゴールでした。

ボールを受けた日本の川澄選手が速攻で上がり、中に無尽蔵の体力で走りこむ大儀見選手と岩渕選手を一瞬で見定め、しかも1対2の数的優位の状況で大儀見選手はフリーな状態であることををちゃんと確認しながら冷静に一息溜めてから最高の低いクロスを上げました。


クリアボールがオウンゴールに



このパスが通っていれば日本にとっては決定的なチャンスになったと思われます。

必死に戻りながらそのクロスをクリアしようと伸ばしたイングランドのディフェンダー、ローラ・バセット選手の足に届いたボールは、無情にも大きく撥ね、自陣ゴール右上のバーに当たってゴールラインを割ってしまったのです。

あの場面、ディフェンダーとしては絶対にボールに触らなければならないところで、それはイングランドも日本の選手もわかっていました。

結果オウンゴールになってしまいましたが、精いっぱいのクリアだったと思います。

同選手は試合終了後泣き崩れ、チームメイトに肩を抱かれてピッチを後にしました。

泣いていいんだとコメントしたイングランド監督とチームに拍手を送りたいと思います。

試合結果は全てピッチに立った者の特権です。

PKを外すことができるのは、PKを蹴ったものだけだという名言もあります。

ラストマッチは2大会連続の米国戦です。日本時間7月6日(月)8:00キックオフ、全力で応援しましょう。

(平成27年7月4日 土曜日)

2015年6月14日

あめつちの初め「FCバルセロナが福岡にやって来た」というお話です

FCバルセロナが来た


おはようございます。

2015年6月、あのサッカーチーム、FCバルセロナが福岡にやってきた、というお話です。

南北朝時代の公卿、後醍醐天皇の後に南朝の中心人物となり神皇正統記を書いたことで名高い北畠親房という巨人が 「あめつちの初めは今日より始まる」という言葉を残しています。

思い立てば、天地一切のものが今日から始まるように、新しい気持ちで日々を始めることができるというような意味です。

アビスパ福岡という一介の極東日本の西の端に位置する小さなサッカークラブに、予算規模ではおそらく100倍以上と思われる世界トップグループの一角であるバルセロナFCというフットボールクラブの若手中心チームが親善試合をしにわざわざやってくるという催しがありました。

Jリーグでのホームスタジアム観客動員をはるかに上回るスタジアム大入りの中、わが街のチームは奮闘しましたが強い、速い、華麗ですべてで正確なボールさばきのバルセロナ相手に、0-5というスコアで敗れました。


歴史はここから始まる



スコア以上にほとんど歯が立たなかったといってよい試合でしたが、対戦した選手も、観た観客も、これが世界というものだということを肌で感じた非常に有意義な瞬間だったと思います。

まさに、あめつちの初めは今日より始まるのです。

世界との差を正しく意識する、これが日本の地方都市が世界に通用する都市に生まれ変わる一里塚になるような気がしたわけです。

世界との差を認識するということ、選手やチームの能力だけではなく、それを支える地域や街自体の力が試されているわけです。

バルセロナどころか、ヨーロッパのどこにも実は行ったことのない筆者ですが以上です。

(平成27年6月14日 日曜日 平成28年6月14日 水曜日)

2015年4月4日

くそ真面目な日本代表代表監督のハリルホジッチ氏(2015年4月)






おはようございます。
2015年4月の真面目な監督に関する配信記事です。

日本代表のハリルホジッチ監督は、緒戦の就任後の2戦を経て、休む暇もなく東京都内の日本代表事務所でスタッフ会議を開催したそうです。

4時間かけて、さっそく試合内容をチェックしました。

ここまではこれまでの監督でもやっていたことですが、合宿解散前のミーティングで既に選手に次への宿題を課すといった徹底ぶりです。

日本人より日本人っぽいと思います。

筋力トレーニングなどの身体の強さを求めた個別メニューを作成、さらにサッカーに対する自身の考え方も紙で配布し、食事や休養もトレーニングの一環であることを改めて強調しました。

ピッチ外でも高い意識を持って生活するプロ精神を求めたのです。





自分が最も動いて範を示すタイプ





そして最後に、「メンバーに残ってここに帰って来たければしっかりやれ」と発破をかける徹底ぶりです。

猛烈な働きぶりです。

こんな様子を見て筆者が思い出すのは、世界最強企業の一つ、GEのジャック・ウェルチ前会長兼CEOです。

この人も猛烈仕事大好き爺さんで、仕事が趣味、趣味が仕事で遊びも仕事のモーレツおじさんでしたが、仕事とは、熱意の集積であると教えてくれたような気がします。

猛烈休暇中の筆者からは以上です。
(平成27年4月4日 土曜日 最終更新:平成28年4月4日 月曜日)

2015年3月22日

砂漠の狐アルジェリアを率いたハリルホジッチ氏が日本代表監督に就任

2014年W杯 アルジェリア対ドイツ




おはようございます。

2015年3月のサッカー日本代表に関する配信記事です。

2014年夏のブラジルワールドカップにおいて(特に競技名を出さない場合、サッカーであることは世界中の常識といえるのでその習いに従います)、圧倒的強さで優勝したドイツに対し、実は延長戦に入るまで1点も許さなかったという国があります。

準優勝のアルゼンチンもそうでしたが、決勝トーナメント1回戦、ラウンド16でドイツに一歩も引かなかったアルジェリアです。

この国のサッカー史上、初めてグループリーグを突破した北アフリカの砂漠の狐たちは、延長戦でドイツに2点を許したその後も、諦めない渾身のプレーでロスタイムに1点を返しました。




ブラジルを準決勝で7-1で粉砕して優勝したドイツに対して一歩も引かず




サッカー玄人に限らず、これぞワールドカップの名勝負と激賞されたこの試合、よく頑張ったでは決して満足せず泣きはらしたアルジェリアの監督こそ、今回日本代表監督に就任したヴァヒド・ハリルホジッチ氏なのであります。

いよいよ、この熱い男ハリルホジッチ監督により選出されたメンバーで、国際親善試合に臨む日本代表ですが、これまでの日本代表に比べいろいろと変化に富む発表会見でした。

親善試合で31人の大量招集を行い、バックアップメンバーまで選出したこと、選外となった中心選手への謝意を含んだコメントを出したこと、そしてリストや選手紹介を作ってくれた協会スタッフへの感謝などです。

そして極めつけが、協会施設に監督が詰めて仕事をするルームを希望し、毎日出勤して映像のチェックやスタッフとのコミュニケーションを取るためミーティングに利用したいというのです。

日本人以上に日本人的で真面目で献身的で情にあつい、ボスニア・ヘルツェゴビナ出身の苦労人監督に、大いに期待したいと思います。

こちらからは以上です。

(平成27年3月22日 日曜日)

2015年3月17日

感覚的に記すスポーツの歴史とあらゆる場面の話題にしやすさについて

サッカー観戦



おはようございます。

2015年3月の記事です。

感覚的かつ極めて雑な議論なのですが、日本における野球というのは高校野球にせよプロ野球にせよ六大学野球にせよ歴史がありますので、例えば営業先で取引先の割と上位の職階にある特に男性の方々には相当程度浸透しています。

たとえ今の野球界には少し遠くなっても、昔の、例えば王貞治選手が756号ホームランを打った瞬間を繰り返し見たり、それを機にできた国民栄誉賞などをリアルな世代として記憶に持っている方々なので、話が早いです。

一口に野球といっても今のペナントに向けた各チームの仕上がり具合から、細かい戦術面から球場の広さ狭さに関すること、新監督の動向やカープ女子など、ありとあらゆる話題が長い時間軸の中に横たわっております。

話題はその都度その辺から拾ってくればいいだけです。




対してサッカーはまだ歴史の積み上げが浅い




対しまして、今や日本においてもプロメジャースポーツの双璧となっている日本のサッカー界ですが、Jリーグも20年を数え歴史が積み重なってきたとはいえ、まだまだシニア世代の記憶に刷り込まれたような記憶が積み上がるのには時間がかかります。

もちろん、日本リーグという渋い前身の時代があり、静岡県清水市のように、国技(市技?)は野球ではなくサッカーという都市も存在していましたが、少数派であったことは否めません。

ゆえに、日本の名選手といってもドーハの悲劇を経験した三浦カズが未だ現役という(これはこれで恐ろしく凄いことなのですが、対する野球界にも山本昌というこちらも50歳投手がいたりします)こと、また戦術面でも、4-3-2-1がいいとか3-4-3システムとかバイタルエリアとかいってもシニア世代にはまだまだピンと来ないように感じます。

筆者も適当に話を合わせていますが実はよくわかりません。

ある試合を観戦してみても、野球であれば、あのファールフライの処理が秀逸で試合のポイントだった、といった話題をしたり顔でできるのですが、サッカーにおいてはまだ一般大衆の観戦する側の目が肥えていないので、結果だけ、もしくは注目の選手だけを追いかけているということになりがちです。

スポーツに限らず文化が国民に根ざすというのには長い時間がかかると思いました。

サッカー素人なもんで、マラドーナとペレどっちが上手いの?などという二十世紀の世界が避けた話題(リアルな戦争になる)を平然とかましてしまう、40にしていろいろわきまえていない筆者からは以上です。

やっぱり一番はクライフなんですかね?

(平成27年3月17日 火曜日 最終更新:平成28年3月17日 木曜日)

2014年12月30日

久しぶりにフットサルをやって足がつりましたというお話です

フットサル(これは屋外ですが)




おはようございます。

2014年12月の記事です。

フットサルというものを久しぶりにやってみました。

前回やったのは確か2002年くらいですから、既に干支が一回りするくらいの間があきました。

地元少年少女サッカーチームの保護者を「ホームグラウンド」である校区小学校体育館に迎えての親善フットサルだったのですが、行ってみるといきなりアップから本気モードでびっくりしました。

保護者といいましても結構若い(実年齢以上に身体が)ようです。

もともと子供にサッカーをやらせたいという親が集まっているわけですから当然なのでしょうが、こちらの小学校校区おやじ組の混成チームにまともな相手が務まるのかと少々不安になりました。

筆者もサッカーはほぼ素人です。

さあアップも終わって早速7分ハーフのテストマッチです。

チームは5人ずつです。

フットサルとは室内で行うサッカーの略ということですが、サッカーとは似て異なる別のスポーツです。

どちらかというとバスケットボールに近いのではないでしょうか。

パス交換で切り込む形もあり、個人技で持ち込む形もあり、あっという間に得点を奪われるゲームもありましたが、展開早くこちらの良いプレイでゴールを奪った時には非常に盛り上がりました。

我々の即席チームの中心である40代選手たちも、所狭しと走り回り守りました。

途中から、皆息が上がってくるので、5分ハーフのゲームになりました。

審判をしているのはチームのコーチなのでしょう、運営が極めてスムーズです。

野球と違って間があくことが少なくスピーディーです。

このあたりは見習うべきところだと思いました。

筆者はゴールキーパーを結構やったのですが、いいところで止めきれなかった数本のシュートが惜しまれます。

野球と違ってはじき出せばよいのですが、股の下を抜かれたり、そうと思えば右隅にきっちり決められたり、脇の下に放り込まれたりとかなり翻弄されましたが、これはまだまだ上手くなれるのではないかと非常に刺激になりました。

おやじ組の中では秀逸なスライディングシュートを決めた方もおられました。

自軍ゴールでなかったらなお良かったところです。

みっちり2時間、やり切って翌日もちつきと合わせた二重筋肉痛となりました筆者からは以上です。

(平成26年12月30日 火曜日)

2014年7月13日

ドイツが優勝した2014年FIFAワールドカップの三位決定戦の話

キャプテン翼



2014年FIFAワールドカップブラジル大会は、ドイツの優勝で幕を閉じました。

足掛け4年にわたる各地域予選から本大会へ駒を進めた32か国で争われたワールドカップですが、準決勝に進出した4チームに限っては、ノックアウト方式にもかかわらず2戦連続戦う[義務]が発生します。

義務というのは、たとえ準決勝で敗退し、ワールドカップの夢が絶たれても、3位決定戦という試合に[進む]ことになり、さらにそれにも敗退すると、グループリーグからベスト16、準々決勝を勝ち上がってきた栄光あるチームが不名誉な2連敗という結果を背負って帰国するという「残酷な」結果になってしまうチームが必ず出現してしまうということです(開催国に至っては帰国することすらできずそのまま晒されることになります)。

すなわち、準決勝に残った4チームには、◯を勝利、●を敗北とすると以下4通りの組み合わせのどれかに入るということです。


優勝から4位までの残酷な振り分け



①◯◯で優勝。

②◯●で準優勝。

③●◯で3位。

そして④●●で[あまり喧伝されませんが]4位。

今回の大会では開催国ブラジルが④の地位に甘んじることになりました。確かに残酷ではあります。

しかし、3位決定戦を戦うためには少なくとも準決勝まで勝ち上がる必要があります。

人間、直前の記憶に左右されやすいというのは近隣誤差といって、人物の能力評価においても気をつけるべきエラー項目でもあります。

最後に2連敗したからといって、そこに到達していないチームや国が、そのチームを笑う資格はなく、優勝国含むベスト4に残ったチームは、少なくとも今現在において最強の4国であることは疑いもないでしょう。

そして、準決勝に敗れた者どうしの3位決定戦であっても、世界中のサッカーファンからすれば是非観たい組み合わせであることは疑いもないのです。

もちろん興行上の理由もあろうかと思いますが、筆者は3位決定戦に対して前向き賛成の立場です。

山の頂からの風景は、そこに上ったものにしか見えない。

その風景がいかに残酷なものであっても挑戦したチームは全員讃えられてしかるべきでしょう。

挑戦しない者が、挑戦して失敗した人を笑う資格は無いということです。

ドイツおめでとうございます。

そしてサッカーの国ブラジルに栄光あれ。

サッカーの国ブラジルに行くんだという漫画を読んで育ったグループリーグ敗退の日本のサッカーファンであります筆者からは以上です。

(平成26年7月13日 ブラジル時間19時 最終更新:平成28年7月13日 水曜日)

2014年7月9日

ここから学ぶ日(2014年7月W杯準決勝ブラジルがドイツに大敗)

コルコバードのキリスト像[リオデジャネイロ Cristo Redentor]


2014年7月のサッカーワールドカップの話です。

サッカー王国ブラジルが欧州の雄ドイツに食われました。

2014年ワールドカップ準決勝第1試合は1-7というホスト国ブラジルにとって文字通り歴史的敗戦となり、3位決定戦に回る気持ちの切り替えもできないほどのショックをブラジルに与えて終わりました。

開催国として圧倒的なサポーターを背に発進したブラジル代表[通称セレソン]でしたが、前半30分を経過したところで0-5という絶望的な点差を与えてしまい、万事休すでした。

サポーターの誰もが泣いています。

眼鏡の下に指を突っ込んで泣きじゃくる子供、顔のペイントが取れるまで泣きはらす若い女性、そしてW杯トロフィーのレプリカを抱きしめながら立ち尽くす初老の男性サポーターなど、国を覆った挫折感は静まり返ったスタジアムの中継から地球の反対側の筆者の家のテレビにもまざまざと流れてまいりました。

日本がコロンビアに1-4で敗戦したグループリーグ最終戦もショックでしたが、そんなのは比較にならない国レベルの深いところからの悲嘆が漏れてくるようです。

ワールドカップというものに賭けてきたことへの深い悲しみです。


ブラジル全土が泣いた



まさに国が泣いています。

しかし、この試合のブラジル主将ダビド・ルイスは、試合後涙ながらに「ブラジル国民に謝りたい。相手が上だった。準備もプレーも」と言った後、「とても悲しい日だけれども、ここから学ぶべき日でもある」と絞り出しました。サッカーも人生は続いていくのです。

敗戦直後にこの言葉を言える選手がいる国は大丈夫、4年後は伝統の上に強さを重ね得るはずだと強く思いました。

手を緩めなかったドイツの姿勢にも、見るべきものがありました。

いずれ劣らぬ名勝負の2014年ワールドカップも、残りわずかになりました。

祭りの終わりが見えてくるのは寂しいものだと徹夜続きで緩んだ頭を振りながら記事を絞り出した筆者からは以上です。

(平成26年7月10日 木曜日 最終更新:平成28年7月10日 日曜日)