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2018年2月12日

自分のクローンを作って爆発的に増えている新種のザリガニが発見されたという話です




おはようございます。

2018年2月の記事です。

世界は驚きに満ちていることをお知らせするのがこのブログの使命です。

New Species of Crayfish Can Clone Itself

という原題で、自分のクローンを作れる新種のザリガニが見つかった、という記事が配信されています。

つまり、この「雌の」ザリガニは、父親いらずで、例えば水槽に数匹入れていたら、いつのまにか数百匹に増えている、という恐ろしい倍々ゲームで増えて行く生き物であります。

漫画ドラえもんに、「バイバイン」という、一定時間経過で何でも倍に増やすことができるという夢の機会が現れて、そしてどら焼きを増やし続けて街がどら焼きで溢れかえったというお話がありますが、それと同じように、単為生殖という、要するに体の一部が分離してそれがそのままクローンとして別の固体となる(遺伝子は同じ)という生殖方法をザリガニという割と身体の大きな甲殻類が獲得したというのは驚きです。

例えば、アリやアブラムシといった昆虫は単為生殖を行い、働きアリや樹液を吸う分業を行い社会的な役目を与えられるという例を見ることができますが、いずれも比較的小さな固体において行われるのが単為生殖(クローン)の特徴です。

しかし、どうやら突然変異によって、このザリガニ(クレイフィッシュ)は、雌だけで雌(というより自らのクローン)を生み出し、そして生み出したザリガニもまた自らの子供(子供といってもしつこようですがクローンです)を雄なしで生み出すことができるので、増える環境さえあれば歯止めなどなく何百万匹にもなり、今も倍々ゲームで増え続けるということになります。

最初はペットとして持ち込まれたこの種のザリガニが、世界の生態系を破壊する侵略的破壊外来種として当局にマークされるのも時間の問題となるでしょう。

用無しの雄にならぬように頑張りたい筆者からは以上です。

(平成30年2月12日 月曜日)

2018年1月5日

2018年1月現在の代表的な仮想通貨の仕様の相違について比較しておきます






おはようございます。

2018年1月の記事です。

2018年は仮想通貨が世界中の一般消費者に浸透する年になると予想しておりますが、さて現時点における主要(メジャー)な仮想通貨のそれぞれの仕様の相違がありますので、主なものを挙げて理解の助けにしておきたいと思います(主に自分整理用です)。

現時点でおそらく時価総額が高いものを順に記載しますと

・ビットコイン(BTC)
・リップル(REP)
・イーサリアム(ETH)
・ライトコイン(LTC)
・ネム(XEM)

というところになると思います。

そして、原則としてこれら仮想通貨はいわゆるブロックチェーンという分散系監視システムによって運営されていますので、改竄や不正が入り込む余地は極限まで少なくなっております。

ただし、これらの通貨を運営していくためのインセンティブをどこに求めるかという点に少なくない違いを持っています。

仮想通貨運営上のインポータンスという概念がありまして、コンセンサスとして採用されているアルゴリズム(ルール)として、例えば

・ビットコインにおいてはPoW(プルーフ・オブ・ワーク)

というものがあります。

プルーフ・オブ・ワークとは仕事量(計算量)による承認、ととりあえず訳されます。

ビットコインの取引を承認してもらうために、承認を求めたい人や組織が、サーバーを立てて、大容量の電力を使ってコンピューターに計算をさせて、10分に一回といった電子取引ブロックを作っていくのです。

このハードワークの報酬として、その報酬を普通の通貨ではなくてビットコインそれ自体で受け取るため、そうした承認者のことを採掘者(マイナー)、承認作業のことを採掘(マイニング)と実際の金鉱堀りになぞらえて呼ぶというわけです。

しかしながら、このPoW(プルーフ・オブ・ワーク)という考え方では、コンピューターやサーバー自体に価値的上下はありませんので、単純に力技として大容量のCPUとサーバーを用意し、電力の安い国でブンブン連続で回し続ける者や、ビットコインそれ自体を含む大資本をもってスーパーコンピューターを多数所有して設備投資を続ける者が、その高速マイニングによってさらにビットコインを増やし獲得するという、どうしても資本主義の問題点である富の偏在貧富の格差がえらい勢いで進んでしまうという問題点があるのです。

この点、ネム(XEM)が採用しているインポータンス(運営アルゴリズム)は少し毛色が違っていて、ここがビットコイン他のメジャー仮想通貨とネム(XEM)が大きく違っているところになります。

XEMが採用しているのは、

・プルーフ・オブ・インポータンス(poI)といいます。

NEMのプルーフ・オブ・インポータンスは「ユーザーの重要度」によって報酬が分配される仕組みになっています。

NEMのアルゴリズムでは、「コイン(XEM)の保有数」と「取引の頻度」ということが、「重要度」に大きな影響を及ぼします。

ですので、ただコインをため込んでたくさん持っているだけでは報酬は得られず、それを取引していないと重要度は高まらないわけです。

同一アカウントで取引をしても重要度に影響を与えないため、他者と取引をすることになり、自然と富の分配が行われるというわけです。

勿論、この独自の指標は、「保有数」と「取引頻度」だけではなく、複数の複雑なアルゴリズムで設計されていて、そうしたコンピュータープログラム上の創造主の差配に従って適切に運営される分には等しくこの通貨の便益は世界中の隅々に行きわたるはずだということです。

そして、この報酬の原資は、XEMを使うときにこっそりと少しずつ上納される「取り扱い手数料」に求められます。

つまり、XEMという通貨は使うときに一部手数料がかかるのですが、その手数料を、他のXEM利用者に平等なNEMネットワーク重要度アルゴリズムによって振り分けているということです。

ですので、金鉱やビットコインのように、既存の全体通貨発行量を少しずつ増やしながら価格を安定させていくというような仕組みではなく、XEMは最初からすでに上限の約90億コインまで発行が終わってしまっています。

つまり、これ以上XEMが増えることはなく、そのコインの取引を行うたびに別枠で手数料を徴収し、それをファンドにしたもので、XEMの世界で重要なユーザーに報酬という形で振り分けるということなのです。

究極のエコシステムにも似て面白いと思います。

しかしながら、当然問題もありまして、XEM保有者が、手数料何か払う気なくてまったくXEMを利用しない、つまり取引承認を行わない事態になると、XEMネットワークは原資となる手数料を取ることができず、分配もされない、単なる電子クズとなり元の木阿弥になるというわけです。

なかなか、難しいものです。

雑駁ですが素人解説は以上です。

(2018年1月5日 金曜日)

2017年12月17日

名刺アプリ「エイト」の情報とスマホの連絡先を連携することができたという話





おはようございます。

2017年12月の記事です。

名刺管理アプリのエイトというクラウドサービスに、筆者が社会人になってから溜め込んだ名刺約1万枚を専用スキャナで投入して見たという記事を先日書きました。

その続きになります。

その名刺情報を、スマホの「連絡帳」と連携するというサービスを、この「エイト」を展開しているSansan株式会社が今年の夏に始めたようですので、早速利用してみました。

こうすると、スマホの連絡帳の上に、一気に名刺情報が流れ込んできました。

もともと、このスマホの連絡帳の上には、gmailで登録した連絡先情報と同期していましたが、それに加えてエイトから流れ込んだ情報とで二重に混ざり合ってしまいました。

そこで、連絡帳の重複を統合するという別のアプリを使って、とりあえず名前や連絡先が同じ連絡先を統合して、結局1万件程度のスマホ連絡帳情報にまとめたというところまでで一旦作業を完了しました。

これで、今までも誰それの連絡先はどこだったっけ?と聞かれることの多かった当職が、さらに共通知としてさまざまな連絡先情報を提供することができるようになったというわけです。

単に情報を整理するだけ、ということがどのような価値を産むのか、それはグーグルという会社の理念が「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること」であるというのと同じように、顧客も社員も競合も何もないところでも価値が生まれるということを見れば無限の価値があることではないかと思うのです。

思えば、情報を整理する、ということに我々は多大な労力を使って来ました。

メモをとる、予定を立てる、カレンダーに記入する、アポイントを取って手帳に記す、エバーノートに書くネタを放り込んでおく、これらは全て情報を整理するということです。

整理した情報を、ちょっと統合したり発展したりすることが、十分仕事につながるということを、これまでも実感してきました。

これからも、そのように世の中が進んで行くことだと思います。

しまいこんでいた名刺が連絡帳というビッグデータに入り、これから何ができるか楽しみで仕方がありません。

あとは仕事するだけだと思っておりますがなかなかやる気がわかない筆者からは以上です。

(平成29年12月17日 日曜日)

2017年11月25日

手頃な頭の体操に数学の幾何学の問題を解きながら過ごしていただきましょう




おはようございます。

2017年11月の記事です。

頭の体操がてら、数学の幾何学の問題を解きながら過ごしていただきましょう。

では問題です。

問題図


●  ●  ●  ●

●  ●  ●  ●

●  ●  ●  ●

●  ●  ●  ●

ちょっと表示上無理がありますが、等間隔に並んでいる点が4×4、すなわち16個あります。

この中の任意の点4つを選んでそれを結んで作れる正方形は一体何個ありますかという問題です。

いかがでしょうか。


解説


では解法いきます。

①まず、最も小さい正方形は、隣り合う4つの正方形で、これは9個あることはすぐわかると思います。

例えば、下の白抜きのように取るわけです。


◯  ◯  ●  ●

◯  ◯  ●  ●

●  ●  ●  ●

●  ●  ●  ●

(同様な形で計9つ)


②次に、一つ離れたところの点を結んで、少し大きめの正方形を4つ取ることができます。


◯  ●  ◯  ●

●  ●  ●  ●

◯  ●  ◯  ●

●  ●  ●  ●
(同様な形で計4つ)


③そして、その次には一番大きな正方形を1つ取りましょう。


◯  ●  ●  ◯

●  ●  ●  ●

●  ●  ●  ●

◯  ●  ●  ◯

(1つのみ)


これでおしまい、というのではあまりにひねりがなさすぎます。

そうです。斜めに取るという方法がありました。


④まずは、大きく将棋の桂馬のように斜めに飛ぶのが2つあります。


●  ●  ◯  ●

◯  ●  ●  ●

●  ●  ●  ◯

●  ◯  ●  ●

(同様な形で計2つ)


⑤最後に、一辺が√2になる正方形も4つ取れます。


●  ◯  ●  ●

◯  ●  ◯  ●

●  ◯  ●  ●

●  ●  ●  ●

(同様な形で計4つ)


結論


これで、①+②+③+④+⑤を計算すると、

9+4+1+2+4=20(個)

になるというわけです。

数学の中でも、幾何学はイメージが大切で、このようなことからも、多面的なものの見方を養うよい方法であることがわかります。

書いていて、どうもこの点の群れが、野球やソフトボールのストラックアウトに見えてしょうがない筆者からは以上です。

(平成29年11月25日 土曜日)

2017年9月7日

世界大学ランキング(2018年)が発表され日本の大学の地盤沈下が鮮明に




おはようございます。

2017年9月の記事です。

すでに国内総生産であるGDPにおいては中国のはるか後方に追いやられてしまった日本ですが、学術分野である世界大学ランキングでも、中国や香港の後塵を拝する結果になってしまいました。

そんな平成29年の黄昏の記事です。

タイムズ・ハイヤー・エデュケーションという世界的権威ある調査機関が毎年発表している「世界大学ランキング・トップ1000(2018年版)」が日本時間の2017年9月5日22時すぎに発表されました。

そして、日本の大学の中で最もランクが高かった東京大学は、46位(前年39位)と、かろうじて50位以内をキープしましたが、ここ数年ランクを着実に下げています。

反対に、アジアの大学が着々と地位を上げており、シンガポール国立大学(シンガポール)22位(前年24位)、中国の北京大学(北京)27位(同29位)、清華大学(北京)30位(同35位)と軒並み躍進しています。

ついでに補足しますと万年日本2位の京都大学は前年の91位から74位にランクを上げたものの、日本から200位以内に入ったのはこの2校だけです。

寂しい結果になりました。

ちなみに200位以内には、

日本2校(前年2校)
香港5校(同5校)
中国7校(同4校)
韓国4校(同4校)
シンガポール2校(同2校)
台湾1校(同1校)

となっており、中国の躍進ぶりが際立っております。



アジアの大学の躍進ぶり



もはや、日本の大学より同じ漢字圏なら中国や香港、台湾に行った方が門戸も広く将来の可能性も高いのではないかというところまで来てしまったのかもしれません。

ちなみに、今の日本政府は近い将来に世界大学ランキング100位以内に10校以上をランクインさせるという非常に高い目標を掲げていますが、世界ランキングどころか、アジアの中でも急速に競争力を失いつつあるという厳しい現実を前にすれば、戦略の練り直しが急務だと思います。

ちなみに日本の国立大学法人の収入はその半分以上を政府資金に頼っており、研究資金の供給先が増えないこと、また教授を外部から招聘することに消極的で、加えて学生も自国(日本)からの入学ばかりで留学生が決定的に少なく国際競争が起こりにくいこと、といった原因が考えられますが、何よりも問題なのはこうした構造的な問題に対して対応しようという動きが当の大学からほとんど聞こえてこないように見えることでしょう。

アジアで日本の大学を大きく逆転したシンガポールや中国香港台湾の大学では、国際性の評価を高めるため学生や教員の国際化を進め、また外部資金を広く募って投入し、その充実した研究設備やスタッフにより優秀な教授陣を呼び寄せ、論文等の業績につなげ、さらに論文同士の共著による相互引用などで、ランキングの評価を高めることに成功しています。

日本の自大学出身のドメスティックムラ教授だけの教授会では、オープンに国内や海外からの多様な知の集積を図る施策をとることは難しいと思います。

大学での成績については語るべきものもなく低空飛行でした筆者ですが以上です。

(平成29年9月7日 木曜日)

2017年6月9日

ストロベリームーンは天文用語ではないけれど見ていて楽しいという話

一つだけストロベリームーンであとはハムらしいです



こんばんは。

2017年6月のビルメン王に俺はなる!の記事をお送りいたします。

本日は、少しばかりロマンチックなお話です。

「ストロベリームーン」という言葉が最近流行って言われるようになりました。

いわく、いちごの旬の季節である五月後半から六月にかけて、さらに梅雨入りしていくような湿度の高い夜に、月がいつもより赤みがかかってまるでいちごのように赤く熟れて見えることから名付けられたそうです。

もともとは、ネイティブアメリカン、いわゆるインディアンが使っていた月のニックネームらしく、北アメリカでも同様に6月はいちごの収穫時期で、ちょうどその頃に見える月も赤っぽいからそう言われたということです。

これには理由がありまして、そもそも満月だろうが太陽だろうが、地平線近くのものを見る場合、赤みがかかるのは「夕焼け小焼け」の歌によらなくてもよくわかっていることだと思います。


夕暮れの太陽が赤いのと同じ



夕暮れ時の太陽は、とても真っ赤に染まっていて、さらにとても大きく見えるのはなぜでしょうか。

大きく見えるのは地平線近くで比べる対象物が近くにあることからくる錯覚ですし、赤みがかかって見えるのは、同じく地球の外側を薄く覆っている大気の層がより多く太陽光に触れて拡散するために、赤みがかかった色だけが地上の我々の目に届きやすいというわけです。

さらに、北半球においては夏至の頃の6月の満月は、一年で最も低い高さを登っていきます。

つまり、太陽と反対で、太陽が非常に高く昇る夏においては月は低く昇るのです。

太陽、地球、月という順番に並べて見て、地球儀に模した地球の地軸を右に25度程度傾けて見ますとよくわかると思います。

反対に冬至の頃の満月は高くのぼります。

夕日が赤く見える理由と同じで、月も高さが低いほど、大気の影響を受けて赤っぽく見えることになりまして、夏至の頃の6月の満月は、なんとなくいつもより赤く染まって見えるわけです。

6月と12月の月の高さを比べてみると、東京の満月の高さは、6月は最も高くのぼっても地平線30度程度なのに対し、12月の満月は高さ80度近くで首が痛くなるくらい見上げないと見えないのです。

しかも、6月は日本においては梅雨のシーズンで、さらに湿度も高くなり、光の散乱も激しくなり、より赤い光しか地上に届かない、つまりいつもより赤みを帯びた月を見ることになるというわけなのです。

たまにはロマンチックな話もいたします筆者からは以上です。

(平成29年6月9日 金曜日)

2017年5月20日

数日遅れてくる筋肉痛は本当に加齢に伴うものなのか調べて見た話です






おはようございます。

2017年5月の筋肉痛に関する配信記事です。

先日、久しぶりにゴルフの打ちっ放しの練習に行きまして、そして中古クラブショップが併設されているのをいいことに、ずっと古いクラブをそれなりに古いクラブに買い換えたというお話をしたかと思います。

そして、試打も含めて久しぶりにボールを打ちまくっておりました。

その後、数日経過した後のこと、朝腰が重くて起きられなくなりました。

特に、左の腰の付近が重く、かつ分裂しているような激しい痛みです。

これはどうしたことかと思っておりましたら、その翌日、さらに右の胸筋も痛くなってまいりました。

そうして、その日の夕方には右腕の僧帽筋の裏にも鈍痛が走ってきたのです。

そもそも右の胸筋が痛いことなどめったにないことなので、これは何だろうとはじめ思ったのです。

そうして、傘を使ってゴルフのスイングの真似事をしてみますと、まさに、その動きで使う左腰の付け根部分、右腕の胸筋、そして僧帽筋付近と、鈍痛が走ったのです。

ゴルフの打ちっ放しにいってから、実に数日が経過しております。




数日遅れでくる筋肉痛は年をとったからなのか




年を取ると、その日のうちは筋肉痛にならないが、数日経過してから筋肉痛になるものだ、といった俗説はけっこうまことしやかに言われております。

筆者も最初、自分の加齢のせいかと思ったくらいです。

しかし、これは厳密に考えると変です。

別に若かろうが年をとろうが、筋肉痛には理由があるはずです。

筋肉痛の原因は、完全には解明されているわけではもちろんありませんが、とりあえず次の三つの要素が関係することは間違いなさそうです。

まず、疲労物質の蓄積です。

乳酸が有名ですが、こうした疲労物質が痛みを起こす一つの原因であろうと言われております。

次に、筋繊維の損傷です。

筋肉が大きな力で収縮を繰り返し、小さな傷や断裂を生じさせます。

そして、こうした傷ついた部分が大きな炎症を起こすことにより、痛みとなるのです。

しかしながら、これらの2つの理由は、運動をしている最中もしくはしたすぐ後に最も顕在化しているはずなので、例えば筆者のように3日後に急速に苦しみだすということとはあまり関係なさそうです。




そんなあなたは3日後から筋肉痛




それでは、3日後に改めて体の中で起こりうる作用とは何なのでしょうか。

これが3つ目の理由として考えられる、身体を修復しようとする作用による痛みなのではないかと考えられます。

大きな運動により傷ついた筋繊維は、一度分解され、そして新しい筋繊維が合成されて行きます。

超回復というプロセスです。

そうして、超回復を超久しぶりにするような個体の場合(要するに普段運動しておらずその手の負荷が久しぶりにかかった個体)、損傷した筋繊維やその周辺組織が回復過程で生じさせる通常の炎症反応を、過敏に個体として認識してしまうのではないかというところなのです。

神経系の痛み物質が筋膜を刺激し、えも言われぬ痛みを伴います。

そうして動かさなくなることにより、さらに固まってしまい、再度動かした時に痛みがさらに襲うという感じになってしまいます。

筋肉が一度分解されることによって起こる痛みが、主に遅れて発生する筋肉痛(遅発性筋肉痛)の原因といわれているのです。

すなわち、運動後すぐに起こる筋肉痛は、筋肉の断裂と疲労物質です。

そして、数日後に痛いのは、回復している身体の炎症作用ということになります。

さらに、普段運動していない体ほど、回復するのにダメージを多く感じる身体になってしまっているということがあり、やはり運動不足を痛感することになるわけです。

若い頃は、筋肉痛など出ないレベルの不可であった運動が、筋繊維が中途半端なダメージを受けてしまい、数日後に筋繊維の分解と超回復が必要なレベルの運動になった場合、数日後の筋肉痛に苦しむことになります。

しかしながら、筋肉痛は超回復の生みの苦しみですから、その後はすっきりと回復した体が手に入ると信じて、しばらく安静に過ごしてストレッチを行ううようにすれば良いと思います。

ゴルフは一向に上達しませんが、筋肉痛が連続していて一向に抜けきらない筆者からは以上です。

(平成29年5月20日 土曜日)

2016年11月9日

道路大規模陥没事案発生(2016年11月8日火曜日早朝@博多駅前通り)

2016年11月8日の水曜日の朝、いつものように博多の街の朝も明けてこようとしていた午前5時15分頃、博多駅前2丁目交差点付近で道路陥没事故が発生しはじめました。

そして、福岡県警察より博多口交差点から博多区役所南口交差点の区間において全面通行止めとなりました。

怪我をされた方はおられません。

おりしもこの区域において、数年後の開業を控えた福岡市営地下鉄延伸工事を行っていたことが何らか関係していることは推測されるため、他の地下工事区間でもまず同じような可能性や危険がないか、工事業者に緊急点検が指示されました。

漏れ出したガスを元栓から遮断し、爆発の危険性がある都市中圧ガスの遮断と拡散が終了しました。

残る細い枝管を通っている低圧ガスも遮断するよう指示がなされました。

現場周辺のビルの皆さんに避難勧告を出し、全館避難を完了しました。

続いて下水道管に被害が出ており、このままでは陥没地域に流れ込むことになりますので、「博多駅前、駅南、駅前東、比恵町」の地域に下水道の使用を最小限にとどめるよう協力を要請しました。

(禁止ではなく要請です)

被害のあった下水管を避けて流す迂回路を全力で構築し、完成次第その解除を行います。

福岡市役所として、復旧にかかる全ての協力を先頭に立ち行うので、最速の復旧にできるだけの協力を頂けるように改めてお願いしました。

停電、上水の断水、そして下水の使用制限、および銀行ATMの障害や窓口業務の支障や商業大規模ビルの全館停電による休業など、多方面にご迷惑をおかけする形となりました。

今後、まずはライフラインの復旧に全力を尽くし、今回の施工業者(大成建設JV)だけでなく、あらゆる関係業界に協力を要請し、出来ることは何でもして一刻も早い普及を行うように福岡市としてお願いをしております。

当日13時半からポンプ車を使って流動化処理土を投入し、地盤の安定を行って、二次被害の防止に努めます。

なお、陥没での直接の人的被害が無かったのは、朝5時にトンネル施工業者の担当が地下で出水を発見し、すぐに5時10分に道路を通行止めとしたとのことです。

通行止めの5分後には陥没が起きており、人や車の通行が無く直接の人的被害は避けられたということのようです。

続いて、本格的な復旧作業ですが、まずは3日ほどかけて陥没した道路の埋め戻しを行い午後から作業に入っています。


詳しい技術面について、現地対策本部の工事担当者からの直接の話として以下共有します。

質問①

穴に溜まった水(下水や上水)は抜かないのか?

回答①

水は抜いてはいけない。逆に地下水レベルまで水が溜まったので地盤が安定したといえる。

土砂崩れは穴が空いた部分と周りの地下水を含んだ土の高さ、レベルが違うので土砂の移動がおきる。

陥没事故対応の基本は水を入れることである。

質問②

水はこれ以上増えて溢れないのか?

回答②

周辺の地下水と溜まっている水のレベルが同じになった。

また下水の大きな排水管部分までの水位になったので、そこから余分な水は排水される。

質問③

道路復旧までの手順は?

回答③

まずは穴を埋めるために流動化処理土というものを入れる。

これは水の中でも固まるもの。

地上近くの地下埋設物(電気、電話、ガスなど)のレベルまで埋めて、固まったら中に入って電話や電気、ガスを復旧して、さらに埋めて車が通れるように仮復旧する。

質問④

何日くらい掛かるのか。

回答④

埋めるのに最長3日。

あとは電気や電話を繋ぐなどの復旧の時間が未知数だが、さらにそこを上から埋めれば通行可能になる。

質問⑤

陥没を埋めるための流動化処理土を投入する量を増やして時間を早められないのか。

回答⑤

特殊な薬剤なので福岡市だけで一日に作れる量が限られている。

他都市に支援を頼んでも持ってくる間に固まってしまう。

全てこの薬剤ではなく、現在は他のものが使えないか検討している段階だが難しいかもしれない。

質問⑤

下の基礎がむき出しになっている建物もあるが、大丈夫なのか。

回答⑤

交差点沿いの建物は全て地盤まで杭が届いている。

計測しているが現在のところは時間が経過しても傾きなどは発生していない。

以上、2016年11月8日午後9時現在でのわかる範囲での情報です。

事案の重大性に鑑み、速報ベースでのアップとさせていただきます。

現場からは以上です。

(平成28年11月9日 水曜日)




2016年11月3日

内燃機関(いわゆるエンジン)を説明します

内燃機関が本格的に列車や自動車の動力源として利用されるようになって二百年程度が経過しているのではないかと思います。

動力源の原料としては、石炭から石油という大きな転換が行われたものの、内燃機関の基幹部といえるガソリン燃料燃焼によるピストン上下運動を回転エネルギーに変化させる動力発生伝達方式については一貫しています。

そして、自ら動力源としてのエネルギー源となる「燃料」を自分で運びつつ、それを効果的に「燃焼」「爆発」させることで動力を取り出す仕組みが内燃機関ということになります。

最近流行りのHV(ハイブリッド車)についても、最初に内燃機関(エンジン)から取り出したエネルギーが、ブレーキの摩擦エネルギーやエンジンブレーキという形で通常ならば放出されてしまうところ、これを別に搭載している電源(バッテリー)に一度貯めこむことでエネルギーの再利用をしようという一種のコージェネレーションシステムであります。

したがって、そもそもエンジンがなければ走らないというところでこれまでの内燃機関を跳躍する概念の発明ではないのです。

ただ、EV(電気自動車)になると、みずから「燃料」を自重にして運ぶということではなく成り、充電済のバッテリーから直接電力を動力源として利用することになるので、ラジコンと同じ原理とはいえ内燃機関の概念を超える発想であることは間違いありません。

しかしながら、電気をためておくバッテリーの自重がガソリン燃料を積んでおくのに匹敵するほど重く、またガソリンなら数分で給油できてしまうところ、バッテリーの充電には今のところ割と長い時間を要するという点が、実用普及に向けた大きな課題となっています。

そんな次世代型自動車の開発競争の横で、従来型のガソリンエンジン車の燃費がどんどん上がってきています。

HVもEVも、重量の大きいバッテリーを併設にせよ専用にせよ搭載しなければならず、特にHVは既存のガソリンエンジンに加えてバッテリーを搭載するということで本来どっちつかずの共倒れになる面というのも否めません。

ガソリン車の内燃機関の技術革新により、すでに30Km/Lクラスのガソリン車が開発されてきており、このままではHV社の燃費に迫る勢いです。

何事も、一意専心でシンプルに取り組んだほうが良い結果が生まれるという教訓なのかもしれません。

ところで、日本とフランスの大手自動車メーカーが投入したEV(電気自動車)の売れ行きはあまりよくないようです。

一回の充電で200Km走れないという走行距離性能では、エアコンも怖くてつけられないと思います。

また鶏と卵になりますが、充電する「ステーション」(ガソリン車でいうガソリンスタンド)の設置も進んでおらず、少し郊外に出れば全く補給のない荒海に出るようなものになっています。

これは長距離移動手段としての自動車の本質にかかわることです。

もし路上で「電源不足」になって止まってしまったらどうなるのでしょうか。

ガソリン入れても走らない、このような「大きなラジコン」を商用販売にこぎ着けた同メーカーの気合は買いますが、消費者がついてきてくれないと画餅に終わります。

さてEVと同じく走行時に排気ガスを一切出さないのがFCV(燃料電池車)です。

Fuel Cell Vehicleの略称だそうです。小さなセル状の反応装置を重ねあわせ、燃料の水素と空気中の酸素を混ぜて電気を作り出し、水を排出するという仕組みです。

こちらのほうは走行距離として800Km程度まで進化しているようです。

私もさる技術フェアで実物を見ました。

商用車に実際に乗せてもらったこともあります。

素人目にもガソリンタンクの代わりに水素ボンベが内蔵されているのがわかりましたが、この燃料となる水素自体を造るためにも電気エネルギーが必要であるということを聞くといくら走行時に排気ガスを出さないといっても微妙な感じがしました。

もちろん、化石燃料(石油石炭など)は何億年もかけて地球の有機物が堆積されてできたものであるので、化石燃料の生成コストがゼロといいたいわけではありません。

化石燃料を掘り尽くしてしまう前に何らかの代替案が必要になるだろうということもわかっています。

生活や産業に必要なエネルギーをどのように補給するのか、難しい問題だと思いますが、いまのところエネルギーも食品と同じくできるだけ地産地消するのが送電コストや蓄電コストも考慮すると正しいのではないかと感じています。

なかなか答えが出る話ではありませんが、そんな筆者の心象などお構いなく、開発競争はますます熾烈になっています。

車といえば自転車しか持っていない筆者からは以上です。

(平成28年11月3日 木曜日)


2016年9月17日

アメリカ市場を見るようにしてみますといかにも地球は丸いということが実感できます

LED地球儀


おはようございます。

2016年9月の記事です。

お金に国境なく、お金に休息はありません。

お金は働き者です。

人間には休息が必要ですが、マネーはいつでも浮遊し移動し吹き溜まりを起こすし決壊もします。

そして地球は丸いです。

通常、日経平均株価を指標とする日本株式市場で勝負している我々も、夜の夜長にアメリカ市場の動向をチェックするだけで相場観が格段に広がります。

実は、アメリカの取引には日本株式市場に直接関係する取引が動いています。

それがCMEでの日経平均先物取引です。

CMEはシカゴマーカンタイル取引所の略称で、世界最大の「先物」取引所です。

ここではアメリカ株式市場とほぼ同じ時間帯で日経平均先物という原資産が取引されています。



日本の早朝はアメリカの夕方



そして日本の早朝に取引が終わりますが、翌朝は日本(大証)の日経先物取引が大体この終値付近で寄り付き、日経平均株価(現物)もその近くから始まっていく、というわけです。

つまり、朝起きた時点で、9時にならないとわからないはずの日経平均の寄り付きの目安がわかってしまう、ということなのです。

相場が暴落しているのであれば、下値を押し下げている優良株の仕込みどきですし、逆ならば空売り銘柄を物色すればよいわけです。

相場は24時間動いています。

休みはありません。

地球の裏側での動きにも気を回すことのできれば、零細投資家でも筋の通った投資行動が取れると思います。

地球は丸く、早起きは三文の得なのです。

今日も寝坊した筆者からは以上です。

(平成28年9月17日 土曜日)


【関連記事】



2016年9月8日

ヒッグス粒子の「発見」したというニュースに見た実在という概念




おはようございます。

2016年9月の記事です。

ヒッグス粒子の発見は、2013年における科学史上空前のニュースでした。

万物に質量を与える神の粒子、ヒッグス粒子がついに「発見」されたのです。

現在の理論物理学、量子力学の巨大な実験データでの検証は、何百何千もの研究者・専門家たちが参画する巨大プロジェクトになっておりますが、古代のピラミッドと同様、ピラミッドを作ったのはファラオ、というようにこの粒子の名前も「ヒッグス粒子」ということになるのでしょう。

ヒッグス教授はといえば、実験機関CERNとプロジェクトチームの半世紀の努力の結果、理論的に自分が発表したことが冷静に「本当に証明された=実在となった」だけ、と述べておられますが…。



理論と実践はだいぶ違う



理論を提唱するのと、そのとおりにビジネスキャリーに載せるというのは大変な違いです。

企業における基礎開発と応用開発、その技術を使った新製品が世に出るまで、いくつもの段階や検証が必要になります。

すなわち、特に先端技術を駆使して新製品を送り出す研究開発型企業の場合、基礎研究の5年10年後に実際の商品が発売されますので、技術者にとっては既に10年以上その新技術については研究し尽くしていることがほとんどです。

したがって、消費者にとってはまったく新しい技術やトレンドであっても、良く調査すれば、何年後にそういった技術が世に出そうだということはわかります。

蝉(せみ)の幼虫や蛹(さなぎ)、蚕(かいこ)のように、地中に眠る新技術やノウハウをもつ企業をしっかりとした調査した上で、先買いする、そんな賢い投資判断をしたいものです。

調査ばかりで成果が出ずに、解雇されそうな筆者からは以上です。

(平成28年9月8日 木曜日)

2016年7月9日

発達しつづける自己学習機能を持った人工知能は人類の悪魔か救世主か

チェス




おはようございます。

2016年7月における人口知能の発達に関する考察記事です。

この記事の執筆日、現在は2017年7月ですが、最近人工知能について論ぜられることが多くなりました。

いわく、人工知能は人類を滅ぼす存在という悲観論もある一方、人類の問題解決に強力な支援ツールだという考え、究極には人類個人個人の記憶をファイルやクラウドのようにペーストしていうことができることから寿命を超えることができる最終外部記憶装置であるという考え方まで極端にその評価は分かれています。

確かに、人間の脳のすべての知識経験知能といった記憶をクラウドコンピュータといった仕組みにすべてアップロードし、人間による準備や教育を必要としない自立学習型記憶装置をリリースできれば、もはやこの装置は機械とは言えず人格と呼んでもよいことになるでしょう。



人工知能と融合した天才科学者が世界を滅ぼそうとした話も映画に





アメリカなどでは、すでにこういった世界を予見するかのような映画「トランセンデンス」というようなものもリリースされています。

私も見ましたが、テロによる凶刃に倒れ亡くなった後で、記憶をアップロードされ文字どおり全知全能となった天才科学者が自らの意思チップを他の人間(交通事故で亡くなりそうになった人など)に治療のついでに埋め込んで、エネルギーは砂漠の中の太陽光発電プラントで賄い共同体として暮らしてゆくというようなSFな世界観は、見ていてあまり気持ちの良いものではありませんでした。

もう71年前になりますが、人類が核兵器という新しい力を手にしてしまった時も、高揚感というよりも、かような驚きと戸惑いの気持ちがあったのかもしれません。

人工知能が人間を上回る技術的特異点(Singularity)というものが本当に存在し、その時は近くやってくるのか、遠い未来なのか、はたまた何らかの制御や規制の力が働いてやってこないのか、これからの動きに目が離せません。

おそらく、毎日世の中のあらゆる情報を統合して、1日ひと記事ブログ記事を書くくらいの人工知能ならすぐにでもリリースされそうな勢いです。

将棋ソフトに詰将棋を教えてもらい、オセロでも囲碁でもとっくに勝てない筆者からは以上です。

(平成28年7月9日 土曜日)

2016年6月14日

2016年6月の快挙元素周期表113番目は二ホニウムで決まりの話

元素周期表




おはようございます。

2016年6月の快挙です。

日本の理科学研究所のグループが得ておりました、113番目の元素の命名権が行使され、正式に「二ホニウム(Nh)」となりました。

113番目は二ホニウムです。

これまでは、仮の名前でラテン語読みのウンウントリウムと呼ばれていました。

そして、その他の118番目までのほかの3つの元素についても、同じく発表されました。

公平を期すためにもまとめて引用しておきます。

発表された元素名は、The International Union of Pure and Applied Chemistry (IUPAC)公式ページによりますと、

113番:ニホニウム(Nihonium, Nh) 国名
115番:モスコヴィウム(Moscovium, Mc)都市名
117番:テネシン(Tennessine, Ts)州名
118番:オガネソン(Oganesson, Og)科学者名

という命名になったようです。




元素周期表の第7周期までが完成





これで、元素周期表の第7周期までが完成しました。

筆者が中学生や高校生だったときの周期表は、第7周期のアクチノイド(いっぱいある)までしか出てきておらず、第7周期の最後の118番目の元素までがこうして埋まるなどとは想像できていませんでした。

そして、日本の科学者の功績による、113番目元素の発見と二ホニウムの命名です。

凄いことではありませんか。

二ホニウムの性質については、13族に属し、ホウ素やアルミニウム、ガリウムといった仲間と同じような性質があることが「期待」されていますが、合成して無理やり作り出したという面が強く、千分の一秒くらいしか存在できないということです。

ですので具体的な化学的性質についてはこれからです。

作り方ですが、加速器を使って30番の元素「亜鉛」を83番の「ビスマス」に高速で衝突させ、核融合反応により113番の二ホニウムを合成させます。

理化学研究所は線形加速器を使って亜鉛の原子核を光速の10%まで加速し(秒速3万キロメートル程度)、ビスマスの原子核に衝突させて二ホニウムを合成させました。

これを理化学研究所は平成24年までに計3個の合成を高い信頼性で確認したそうで、これが世界に認められたというわけです。

現在、理科学研究所を含む世界の科学者たちは、未知の元素119番目以降の元素を創出しようと次のチャレンジに移っています。

腕がなりますね。

明らかに、世界は少しずつですが前に進んでいると感じられる出来事でした。

焼酎のお湯割りは大好きな筆者からは以上です。

(平成28年6月14日 火曜日)

2016年5月25日

適度に劣悪な環境から発見は生まれるものという昔からの真理について






おはようございます。

2016年5月、今回は逆説的なお話をいたします。

ものすごく恵まれた環境で、勉学でもスポーツでも取り組みたい、取り組ませたいと考えるのは人間の常だと思いますが、そうでないいわば劣悪な環境だからこそ、生まれる世紀の発見というのもあります。

万能薬とも言ってよい抗生物質ペニシリンを発見した英国ロンドンのアレクサンダー・フレミングの研究室は、特に整備されたものではなく、どちらかというと劣悪で雑然とした環境でした。

研究室の窓ガラスは割れているものもあり、風や埃も舞いましたが、彼は構わずカビの研究に没頭しました。

しかし、かような環境では、対象培養物質の汚染(コンタミネーション)が問題となります。

細菌は、あらゆる環境下に溢れていますので、どこからか目的以外の細菌が入り込んで繁殖し、研究対象として培養している細胞を侵食、圧倒してしまうのです。

そして、まさにフレミングが培養しようとしていたブドウ球菌のシャーレに、どこからか青カビの胞子が飛び込み、繁殖していたのです。

普通なら、こういうのはダメになってしまった研究結果として打ち捨てるところですが、フレミングは、この青カビが生えた周りには猛毒のブドウ球菌がいないことに気がついたのです。




まさに世紀の発見は汚れたシャーレから生まれた





ここに、青カビが何らかの抗菌物質を生成しているのではないかと彼は気づいたのです。

怒って劣悪な環境に舌打ちして培地を捨ててしまわずに、考えを深めたフレミングの世紀の発見でした。

振り返りますと、もしフレミングにもっとよい環境が与えられていたならば、青カビが飛び込んでくるような割れた窓ガラスや隙間がなかったら、この発見がなされたか疑問です。

これがやがて何百万人の命を救う、万能薬ペニシリンの登場でした。

フレミングが最初にペニシリンを発見した、その適度に汚染されたシャーレは、その後他の菌が生えぬよう処置された上で、現在も大英博物館に展示されているそうです。

またフレミングの実験室も、セントメアリー病院内にその当時の様子が再現され伝わっているそうです。

重要なのは、実は適度に劣悪な環境なのかもしれません。

そしてもっと重要なのは、環境に左右されない個人の意志だとフレミングも言いたかったのかもしれません。

どうも最近環境に恵まれなくて悩んでいる筆者からは以上です。

(平成28年5月25日 水曜日)

2016年5月15日

冥王星が除外されて「水金地火木土天海」の8惑星となった太陽系の話

宇宙




おはようございます。

2016年5月の宇宙に関する記事です。

太陽を回る大きい星を惑星と言いますが、2000年近辺までは第9番惑星冥王星が最遠の惑星としてさまざまな宇宙もの(宇宙戦艦ヤマトとか銀河鉄道999など)にも登場しておりました。

しかしながら、冥王星は水星や火星といった比較的小さめの惑星よりさらに小さく、しかも地球の衛星である月よりも小さいということがわかり、さらに観測技術の向上によって、海王星の向こうの世界には、冥王星のような天体がこの先200以上見つかる可能性も出てきたことに及んで、常識の転換が必要となったのです。

すなわち、何が惑星なのかという定義です。

有史以前から振り返りますと、水星、金星、(地球)、火星、木星、土星の古典6惑星に加え、地動説が正しいことが証明されて18世紀に天王星、19世紀に海王星、そして20世紀に冥王星が発見されて、9惑星体制となりました。

しかし、そもそも冥王星くらいの太陽からの遠い外縁になると、同じような天体がたくさんあることがわかってきたのです。

もちろん、他を圧倒するような質量存在感を持った天体があればよいのですが、そのような天体は、少なくとも2016年時点では見つかっておりません。

代わりに冥王星のような天体は次々と見つかっていきつつあります。




結局、冥王星を外すしかない




侃々諤々の議論の結果、冥王星を惑星とすると、この先どんどん見つかるであろう冥王星的天体がすべて惑星入りしていくことになり、これでは逆に混乱のもとであるということになりました。

それから、これから惑星がどんどん増えれば定義がより難しくなるということになりました。何しろ厳密に言えば月も地球も惑星とした(二重惑星)ほうが定義に沿ったといえなくもないのです。

残念ながら冥王星は惑星の定義から滑り落ち、こうした未知の天体を含む、準惑星というカテゴリに入ることとなり、その準惑星カテゴリの典型として冥王星を再定義することになりました。

なんだか優勝したのに実は準優勝でしたというみたいですが、dwarf planet という国際天文団体の英語の略称として、矮惑星ではあまりに矮小みたいで可哀そうだという意見があったとかで、準惑星という名前を仮に当てているそうです。

太陽系の外縁部には我々の知らない世界が広がっているはずです。

準惑星カテゴリの今後の研究成果を待ちたいと思います。

惑星:プラネットといえば、漫画キン肉マンの悪魔六騎士のひとりプラネットマンを思い出しますが、特に海王星と冥王星の2つの氷の惑星で首を絞めて凍らせる“氷点下の首四の字”という技はなかなか個性的であったなどと余計なことを書いてしまう筆者からは以上です。

(平成28年5月15日 日曜日)

2016年5月7日

太陽光パネルの設置による自家発電が住宅向けに本格進出していく模様

宇宙空間では極めて大切な動力源です





おはようございます。

2016年5月の太陽光発電に関する配信記事です。

太陽光パネルによる自家発電を目指して、各太陽光パネルメーカーが住宅向け市場へ営業を加速させているようです。

筆者の近くでも屋根に太陽光パネルを乗っけている住宅が増えてきました。

地元に強い工事会社と提携して、手厚い保守サービスとセットで売り出し、受注拡大を狙っています。

また、蓄電池などの周辺機器とのセット販売で売り上げを上げようという試みもあるようです。

太陽光パネルの価格は下落してきましたが、産業用で発電した電気の買取り価格は、ここ数年で単価の下落が激しく、住宅用での自前消費も行う発電方式の普及が次のトレンドとなっているようです。

平成28年度の太陽光発電システムの固定価格買取制度における、発電買取価格は、経済産業省の有識者会議で暫定確定した買取価格と同じ、

 住宅用:31円/kwh(抑制対象地域は33円/kwh) 10年余剰買取
 産業用:24円/kwh 20年全量買取

と決定されています。




抑制対象地域というのがありますので注意です




ここで、抑制対象地域というのは、供給過剰等の理由により電力会社の都合で電気の買取を行わない場合がある地域のことで、かかるリスクの保険のために、通常ですこし高い買取価格を設定しているものです。

余剰買取、とは太陽光発電した電気から、自分の家で使う電気を引い、その残りの余った電気を売電できるというものです。

全量買取は、文字通り発電した電気をそのまま全部売れるというものです。

野菜でもエネルギーでも何でも、自家生産自家消費が最もエコなのは間違いないと思いますので、この余剰買取制度においても採算に乗るならば住宅向け太陽光発電は今後も普及するでしょう。

具体的には、一般的な住宅の屋根に設置できる出力4kWの太陽光パネルの設置費用は、ここ数年で200万円超から150万円近辺まで下がってきたようです。

屋根への太陽光パネル設置工事においても、以前は家の周りをぐるりと仮設足場を組んで作業していましたが、太陽光パネルも軽く取り扱いがしやすくなったようで、ハシゴ一本で直接屋根に上げて工事できるといった工法の改善と進化もあるように感じます。

今後ますますオフグリッドが進む世の中の変化についていけるように勉強していきたいと思います。

次は次世代の高性能蓄電池について書いてみようと思います。

太陽ほど目立たず月見草で行きたいこちらからは以上です。

(平成28年5月7日 土曜日)

2016年5月6日

潮干狩り(しおひがり)に行きましたゴールデンウィークの昼下がり時

あさりの炊き込みご飯



おはようございます。

2016年5月の潮干狩りに関する配信記事です。

ゴールデンウィーク、恒例の潮干狩り(しおひがり)に行ってきました。

入場料無料、あさり取り放題、腰痛日焼けつきの炎天下物好きアクティビティです。

福岡市では市の西域、室見川の河口がスポットとなっております。

ちょうど、今年はゴールデンウィークの中日の5月5日の14時ごろが「大潮」の「干潮」でありましたので、自転車で自宅から20分強のその戦場へスコップやざるを持って繰り出しました。

ものすごい人だかりです。

絶対に店で買った方が身振りも一定で質の良いあさりがとれるはずなのですが、なぜかみな一心不乱に砂と格闘しています。

壮大な光景です。

人の営みの不思議を感じずにはおられません。

海砂との格闘のため、スマホやカメラも持っておりません。

文章でその感じを味わっていただければと思います。

最初、河口そばのおりたところで土をほじくり始めましたが、去年まではとれていたその辺はすでに先立つ人間の群れによって取り尽くされた感がありました。

まったくあさりがいないことに焦り始めた矢先、潮が引き切り、川の向こう岸のさらに海側への道が開けました。

戻ってこないといけないのはわかっていますが、そこで思い切って渡河し、さらに海側の、もっと人がうじゃうじゃいる中に進入しました。

そうすると、水面下約10センチメートル程度の風紋ならぬ砂紋の上に、小さい生きたあさりがそこここに転がっているではないですか!




いよいよあさりの入れ食いか




いよいよあさりゾーンに入ってきた感じです。

あさりに目が慣れてきます。

全身あさりモードになるのももうすぐです。

もちろん、砂の上に出てきたあさりは身振りも小さい、子供の貝ですので、その砂紋の下約10センチあたりをそっと探りながらもっと大きいあさりを探り当てます。

潮干狩りキットといった洒落たものは持っていないので、自らのゴム軍手付きの両手の感覚だけが頼りです。

はいつくばって膝まで濡らして格闘すること数十分、戻る川の水かさが増す前まで粘り、かなりの釣果を上げました。

このまま家に戻り、泥で臭くなった服を洗い、あさりは500mlの水に15グラム強の塩をまぶして海水と同じ濃度にして、砂を吐かせます。

その後、みそ汁やバター焼きとして食卓に供されることになりましょう。

翌日腰痛でまともに動けなくなった筆者からは以上です。

(平成28年5月6日 金曜日)

2016年2月12日

アインシュタインの重力波を皆の力を結集して初観測した世紀の大発見

時空のゆがみ?



おはようございます。

2016年2月の配信記事です。

人間の好奇心は留まるところを知らず、
そうした知識の探求とはそれで仕事に
なるとか儲かるとかとは
別次元の純粋な気持ちで
あることのようです。

米国などの国際チームが、
20世紀最大の科学者の一人である
アルバート・アインシュタイン
(ドイツから米国へ亡命)が
一般相対性理論の発表の中で
言及し予言した「重力波」の観測に
世界で初めて成功したとの報が
世界を巡りました。




相対性理論は時空のゆがみの理論




一般相対性理論の要点は、
重力が時空を歪ませる
ということです。

非常に重い物体の前では、
光が折れ曲がりますが、
これは重力場による時空のゆがみに
沿って光が流れただけで
あるというわけです。

重いもののそばでは時間の
進みは遅くなり
光速になると別の空間同士の
移動時間がゼロ、
すなわち瞬間ワープになります。

物体が加速する時、
その物体にはG(重み)が掛かります。

また、物体が地上に置かれた時にも
その物体にG(重み)が掛かります。

相対性理論によると、
この2つのGは同じものなのです。

厳密には、慣性質量と重力質量の
「等価原理」となりますが、
これが特殊相対性理論と
一般相対性理論の共通の
考え方となります。




そしてブラックホール




さてブラックホールのような
非常に大きな質量の天体から届く
そうした重力による
時空のゆがみを、
まさに波のように伝わってくる
そうした現象として、
実際に地球上にある
これまた巨大な観測装置を使って
その非常にわずかな変化を
観測することに成功したのです。

実に太陽と地球との距離に
引き伸ばしても
水素原子1個分程度と
言われる程度の重力波による
空間のずれを検知するとは、
まさに宇宙的大事業の成果ですが、
実際に理屈の通りにことが
運ぶというのは
大変すっきりするものです。

ブログ読者はなかなか理想どおりに
増えず、記事のアイデアはいつも
ブラックホールに消えていくように
感じる筆者からは以上です。

(平成28年2月12日)

2016年2月4日

ロボット記者が記者会見の内容を要約して配信する日が近くやって来る

ロボット記者?



おはようございます。

2016年2月の配信記事です。

ロボット記者とは刺激的なタイトルですが、日本においては国民が急速に高齢化しており、多くの人たちがロボットによる介助を得て生活することが期待されている中、記事や会話の提供についても、ロボットに行ってもらおうという試みが本格化しています。

いわばロボットが話し相手をつとめるということで、すわ「火の鳥」未来編他多数出演のロビタが現実のものになるのかと色めき立つところですが、ここでは実際に話し相手になるというより、あるパターン化されたジャンルにおいて、人間が書くのと同じ品質の記事を書いて配信するアルゴリズムのことになります。

ロボットが、こうした記事配信といったジャーナリズムに進出してくるのは非常に将来性があります。




記事の型が決まっている記事についてはAIの方がムラがなく優れているかもしれない




最近囲碁でもAIがプロ棋士に勝ったというニュースが出ていましたが、死亡記事やスポーツ記事、そして天気予報などの分野では、記事の「型」がある程度決まっており、また決まっていないと読む側も気持ち悪いということがありますので、ある記事を配信するタイミングで、ロボットがインターネットを中心とした情報源や他の配信元をサーチし、必要な編集を施し記事にするということは難しくない時代に来ているのです。

ひょっとすると、AIやロボットで作成した記事のほうが安心感があるのかもしれません。

野球の試合などの結果を、単に数字や統計データを並べるのではなく、過去の試合内容や読者の反応なども膨大に取込んだ「スポーツ記者ロボット」は、きちんとした独自の視点やストーリー性のある記事に変換し生み出す能力があるはずです。

何しろどんな野球データマニアより多くの記憶と情報アクセス手段を持っているのですから。

独自の視点もなく、面白くもないお決まりの記事ばかり量産している生身の筆者からは以上です。

(平成28年2月4日 木曜日)

2016年1月29日

深遠なる摩訶不思議な数である「素数」を語ってみる(数学のお話)

マイナンバー




おはようございます。

2016年1月の記事です。

世界中のみなさんに朗報です。

2016年1月現在で、新たな最大の素数が発見されたそうです。

素数とは、1とその数以外のどの数字でも割り切れない数字のことです。

小さなものから挙げると2、3、5、7、11、13といったところになります(あまり挙げると間違えそうなのでこの辺で)。

この素数が無限にあるらしいということはいろいろな方法で証明されているそうですが、どのようなパターンで出現するかといったことは皆目わからないということで、コンピューターを駆使した原始的な方法で、新しい素数を発見するプロジェクトが世界中で進んでいます。

今回、過去最大として割り切れない数字、素数と認定されたのは、実に2,233万桁に及ぶ「数」です。

これまでの最大であった素数より500万桁くらい大きいということですが、あまりに大きすぎてよくわかりません。

すでに無量大数という数の桁の呼び方をはるかに超えた領域にいるのでどのように読んでよいかもわからないです。




素数の探し方(メルセンヌ数と密接に関係)




ちなみに素数の探し方は、2のn乗から1を引いた数である「メルセンヌ数」からコンピューターで手当たり次第に素数かどうかを判定するというのが一般的です。

今回は、2の74207281乗から1を引いた数が素数であることを確かめました。

おめでとうございます。

そんな世紀の大発見を胸に、きょうは割り切れない気持ちで過ごしたいと思います。

数字には強くなく、いつも売り上げ数字の表記が千円単位か百万円単位かで悩む筆者からは以上です。

(平成28年1月29日 金曜日)