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2018年5月4日

伝説のイチローがマリナーズの特別アドバイザー兼コーチに就任したというニュースです






おはようございます。

2018年5月の野球選手に関する配信記事です。

イチローといえば、この20数年間、一人の日本人野球選手の代名詞でした。

日本のオリックスで210安打を放った鮮烈のデビューから、フル出場での3割8分5厘という驚異の打率、そしてメジャーリーグに転じてメジャー記録となるシーズン262安打を放ち、日米通算4,000本安打に到達した紛れもなく日米野球界のスーパースターです。

筆者はイチロー選手の一つ年下に当たりますので、同時代人として、彼の選手の活躍をずっと見てきました。

このたび、今年から復帰したメジャーリーグのマリナーズにおいて、イチロー選手はマリナーズと契約し、今季の残り全試合に出場せず、特別アドバイザー兼コーチに就任するということが正式に発表されました。

くしくも今季最後のプレーとなった2018年5月2日のマリナーズーアスレチックス戦においては、「9番・左翼」で先発出場し、背面キャッチを見せるなど堅実な守備は健在でしたが3打数無安打、1四球1得点という成績でした。

ちなみに選手としては事実上の引退でフロントもしくはコーチ入りという観測もありますが、選手として続けたいというイチロー選手のかねてからの強い希望があったのでしょう、選手としての引退ということではなく、ただメジャーの選手登録枠25人という制限の中、すでに伝説的選手である同選手にマイナー行きを通告して飼い殺しにするよりも、より双方にとって合意しやすい契約ではなかったかと思われます。

ちなみに、来季マリナーズは、開幕戦を日本の東京で行うプランを持っておりまして、この凱旋試合に、事実上の同選手の引退壮行試合として、メジャー契約を結び直してイチロー選手を出場させることも可能となっています。

メジャーリーグの海外戦略において、アメリカのみならず日本ではもっとも有名なプロスポーツ選手といって間違いないイチロー選手をそのような役割として期待するのも、抜け目ないプロスポーツの本場アメリカならではの考え方なのかもしれません。

メジャーリーグ機構のロブ・マンフレッド・コミッショナーも、日本でのメジャーリーグの開幕戦については、「東京という(世界有数の)大都市は、MLBの開幕戦を開催するのにふさわしく、再び「野球」を愛する日本のファンの前に戻ってこられることを楽しみにしております」とリップサービスを寄せています。

「最低50歳まで現役」と常より語っているイチロー選手は、試合に出る出ないは関係なく、今季残りシーズンも全てチームに同行し、練習を続けるということです。

本当に野球が好きなのだろうと思います。

イチロー選手お疲れ様でした。

イチロー選手に代わり、日本で一番有名な野球選手に大谷翔平選手が躍り出た、2018年はそのように記憶される年になるのかもしれません。

週末草野球一試合やっただけで全身を筋肉痛にすることができる筆者からの感想は以上です。

(平成30年5月4日 金曜日)

2018年2月1日

2018年シーズン入りを告げるプロ野球キャンプインで抜群の存在感を放った球団があった話






おはようございます。

2018年2月の記事です。

今年も日本プロ野球はキャンプインのシーズンを迎えました。

そして、昨年の覇者福岡ソフトバンクホークスも宮崎にキャンプインしたわけですが、ここで異例の首脳陣から事実上の野手のレギュラーの確約がなされたことが話題となっております。

工藤監督はキャンプインの歓迎式典の前の全体ミーティングにおいて、集まった球団選手に対して異例のメッセージを送ったのです。

2018年2月のキャンプイン時点での福岡ソフトバンクホークスの野手の事実上のレギュラーは、DHを含めて、

内川、今宮、松田、中村晃、柳田、デスパイネの6選手をレギュラー当確とした上で、残りの捕手、二塁、右翼の3ポジションについては「激しい競争をしてくれ」と通達したのです。

日本一連覇へ向け、盤石のレギュラー発表、しかも6人です。

筆者も福岡ソフトバンクホークスのファンですが、筆者のような素人も凄みを感じるのは、このチームにおいては、少なくともマスコミも見ている公式の場では、「全員に対してチャンスがある」「全員横一線での競争」といった、ベテランもレギュラーもなく同じ立場であるというようなタテマエ(嘘とはいいませんが)を述べるのが一般的であるところ、図抜けた能力を持った選手はレギュラーだと全員の前で宣言し、首脳陣が競わせるポジションは捕手と二塁と右翼、要するに外野手と内野手と捕手は枠が空いていますよ、と明確にするので他の選手の目標設定がしやすいというわけです。

彼ら6選手の能力に満たなくても、レギュラーになり1軍の試合に出られるわけです。

それに、レギュラーと言われた選手にも自覚が芽生えます。

何しろ公式に全員の前でレギュラーだと言われたわけです。

今宮ならショート、松田ならサードのポジションを死守しようと、それこそプライドをかけてキャンプでアピールするようになるでしょう。

そして、マネジメント側に対する納得感や尊敬も勝ち得ることができます。

嘘、とは言いませんが建前と本音が限りなく同じというのは所属している組織構成員に安心感を与えます。

やって結果や成果を出せば、正しく報われるというわけです。

人を掌握する場合、組織目標や目的をできるだけ明確にした方が良い場合が多い、というのを地で行っている、これは大したマネジメントだと思うのです。

ちなみにメジャーリーグのイチロー選手も、キャンプインの前のインタビューで、背番号の付いていない1A2Aの選手たちが、自分たちを脅かそうと必死に努力する姿を見て、自分も負けていられないと心のネジを巻き直す、というようなことを言っており、これも同じようなものだと思いました。

何はともあれ誰が生き残るか、這い上がるか目が離せない各球団のキャンプインを迎えました。

今年は急ピッチで調整して、早く投球練習に入ろうと思います筆者からは以上です。

(平成30年2月1日 木曜日)

2017年11月15日

目的思考で有限の時間をいかに有効に使うかということが大切か改めてわかる話




おはようございます。

2017年11月の記事です。

野球は下手ですが好きな筆者です。

最近、東京六大学の1つ、日本に野球を輸入したその一番手である東京大学が同リーグで活躍しています。

もう100連敗も覚悟した、というひところの状況ではなく、一試合平均得点4点弱と、いつでも勝てるチームに変貌し、現にスカウトで固めた他の私大勢に堂々競り勝つことも起こってきたのです。

この東大生をいかに鍛えて、そこそこ私学勢と戦う集団にするか、同大学野球部に新しく就任した監督からは、捨てる部分や目を瞑る部分をあえて作る、全てやろうとしないということを言っておられてなるほどと思いましたので書いておきます。


もともと差があるもの全てを詰めることは不可能



今まで、高校野球までのキャリアで他の私学勢とは相当の差があることは否めません。

そこで、これから限られた4年弱の時間を如何に有効に使って勝てる選手、勝てるチームにするかという目的思考が大切になります。

例えば、インコースを腕を畳んで打つのはできないので、それは捨てて思い切りアウトコースは強い打球をひっぱたくようにすることに特化するとか、外野は肩が弱いからバックホームは捨ててとにかく上がったフライは確実に捕球してショートかセカンドまできっちり一連の動きで返すとか、そういうとっかかかりを作るのです。

この、いわば捨てる思考というものも一種の頭脳プレーだと同監督は言っておられて、これが仏教の断捨離に通じるような気がして面白いと思いました。

そして、野球のチームでありながら、まずはランニングなどで体づくり、これは野球の本格練習に耐えられる体をまず作らないと練習で追い込めないということからだそうで、生半可なところで野球の投げる打つ走るとやっても、必ず体のどこかを痛めたり壊したりしてしまうという経験則から導き出されているそうです。

何事も、準備が大切だということです。

そして、野球の練習にいよいよ入っても、守備練習が8割で、バッティングは2割程度ということです。

なぜならば、守備で自滅してエラー連続で大量点を献上することは多いですが、さすがに打者一巡全てホームランで点を失うことはあまりない、というこちらも経験則から導かれています。

あとは、打撃は楽しいので自主練でもなんでもやるでしょう、という割り切りです。

全体練習でしっかり監督の目を届かせるのは体づくりと守備練習、これでとにかくなんとか野球の試合の形になるように持っていく、ということです。

試合でも、3点取られても4点とってなんとかしのいで勝つ、というマネジメントを徹底しています。

3点以内に失点を抑えるにはどのようにアウトをとっていけば良いか。

得点を与えないと焦るより、3点までは捨ててOKを出すのです。

反対に、攻撃ではいかに4点をとってくるかということに、全ての選手の能力、27あるアウトカウント全てを使い倒して臨みます。

このようにして、できることはやる、できないことはやらない、を徹底して、東大野球部は見事なチームマネジメントを見せているのです。

世界を動かし、世界で勝負するには、まず自分を知り自分を動かさなくてはならない、とはかのソクラテスの言葉だそうですが、さすが東大生、最良の環境や状況は勝手に整うのではなく、自らの考え方と思考と行動で「整える」ことを知っているのかもしれません。

ブログ記事は準備なくいきなり書き始めるので、出来はいつもよくない筆者からは以上です。

(平成29年11月15日 水曜日)

2017年9月1日

夏の甲子園に現れた不動の応援団長が格好良いと話題になった話




おはようございます。

2017年9月はじめの記事です。

昨日はサッカー日本代表の嬉しいニュース(W杯出場決定)でしたが、本日は甲子園野球の話をしたいと思います。

野球といっても試合ではなくて試合を応援する応援団の話です。

応援団ってカッコ良いですよね。

しかし、応援団たるもの、応援するアルプス席全員をその気合いと人間力で統率していかなければならないので、活動全てが修行といった感じになるそうです。

実は筆者が高校生の時分は山岳部所属でしたが、横の部室が応援部で、その上下関係の厳しさや練習後の下級生を立たせての総括的な訓示など、雰囲気は真逆でしたがお互い仲良くやっておりました。

で、野球の定期戦や甲子園の予選などで応援団が全校生徒を統率するのですが、確かに歴代の応援団長は相当の人格者でなければ務まらない重責だったと思います。

筆者の母校も今年2017年夏の甲子園に出場し、そしてまた応援団長(最近は連続して女性が応援団長)がアルプス席に陣取り、これでもかと集った生徒や学校関係者を統率して気合いの入った応援をしておりました。


天理高校の不動の応援団長



さて、そんな今年(2017年)の夏の甲子園において、「不動の応援団長」という特異な応援スタイルで応援する高校がありました。

奈良県代表天理高校、春夏通算で50回以上の甲子園出場の歴史を誇る、あの鮮やかな紫色のユニフォームで有名な古豪です。

この高校の応援団長は、炎天下の甲子園スタンドにおいて、スクールカラーの紫色の羽織袴に仁王立ちで立ち腕を組み、そしてグラウンドを睨み続けて一言も発しない、動かないというスタイルで試合を見守ります。

どうしてこんなスタイルになったのか「なぜ始まったのか、いつから始まったのか」すら同校関係者にもはっきりわからないということです。

しかし、伝統とは理不尽なほど引き継がれるといわれる通り、2017年の天理高校も準決勝までこの応援団長に率いられた応援団と戦いました。

2017年8月22日の準決勝、広島の広陵高校の中村捕手が2本の本塁打を放ち、1大会通算本塁打6本とこれまでPL学園の清原選手が持っていた記録を破る活躍を見せる中、天理高校も9回の土壇場に3点を挙げて3点差まで食らいつき、必死の粘りを見せました。

しかしそして最後、空振りに取られ、ベスト4で敗退、試合は終了となりました。

全国3839校の4校まで残り、不動の応援団長を務め上げた木村団長の目からも一筋の涙が頬を伝いました。

応援団、かっこいいです。

応援されるくらいに頑張ろうと思った筆者からは以上です。

(平成29年9月1日 金曜日)

2017年8月11日

切り替えないという切り替え方があるということを気付かされた話



おはようございます。

2017年8月のとてつもない記録が出たという記事です。

日本のプロ野球中日の岩瀬投手(42歳)が、この8月、通算950試合登板を達成し、登板数で単独首位に立ったというのです。

投手としてプロ野球で950試合に登板する、これはとてつもない記録です。

しかも、驚くべきことは、岩瀬投手は勝ち試合の最後を締める抑えという重責を負って投げ続けてこの大記録を達成しました。

一試合一試合の瞬間瞬間が命を削るようなプレッシャーの中、投げ続けて950試合に達する、その精神性には驚嘆の他ありません。

しかしながら、岩瀬投手は、ある意味淡々と投げ続けてきました。

その秘訣として、切り替えのうまさがあるのかと思ったところ、インタビューで岩瀬投手は切り替えることはできない、引きずるものであると答えています。



切り替えることは難しく引きずるもの



なんと、切り替えることはできない、それを引きずって次のマウンドに上がるというのです。

同じような話として、かのサッカーの世界的名手であったイタリアのロベルト・バッジョが残した、「PKを決めても誰も覚えていないが、外したら誰もが忘れない」というのを思い出しました。

そして、かの名言「PKを外すことができるのは、PKを蹴ったものだけだ」に続くわけですが、岩瀬投手のこの切り替えられない、引きずるという言葉も非常に印象に残りました。

抑えたことは覚えていないが、打たれて負けたことは覚えているもの。

そして、何回もそのときに投げたためのことを考えるのだそうです。

しかし、抑えの役目は先発と違って登板機会が多い、それが名誉挽回、汚名返上の機会と捉えて引きずりながらも次に向かい続けた結果、950登板というはるかに高い所に達したということなのでしょう。

失敗を引きずる生き方というのも格好良いと思いました。

本当の意味で「強い」精神性を持つとはこのような心構えのことをいうのかもしれません。

ブログ記事の反応が芳しくないと非常に引きずる気弱な筆者からは以上です。

(平成29年8月11日 金曜日)

2017年8月5日

2017年7月末ダルビッシュがレンジャーズからドジャースへ移籍



おはようございます。

2017年8月の記事です。

アメリカの大リーグでは、毎シーズンその年の7月31日がトレード期限として設定されており、この日には世間を驚かせる大型トレードが成立することが多いです。

2017年の7月31日、今回はテキサス・レンジャーズのエースであるダルビッシュ有(Yu Darvish)が、相手チーム3人との交換トレードで西海岸の強豪ロサンゼルス・ドジャーズへ移籍することになりました。

ダルビッシュ選手は日本ハムからレンジャーズへ海を渡って移籍してから6年契約の最終年となっており、FAとして再契約もありうる中、一方今年こそワールドシリーズを制覇したいというドジャース首脳陣とチームの再構成を図りたいレンジャーズ側の思惑が一致した大型トレードでした。

ダルビッシュ選手は、結果的にレンジャーズでの最終登板となった7月26日の対マーリンズ戦で、イチロー選手を含むマーリンズに対し4回途中10失点でKOされ、自己ワーストに並ぶ9敗目を喫していました。

初回にいきなり2本のソロ本塁打を浴び、4回にはマーリンズ・イチロー外野手に適時二塁打を許すなど7安打を集中され8点を奪われたという内容でした。



地元紙の全面広告でファンに惜別の挨拶



ダルビッシュ選手は、この試合が不甲斐なかったとして、地元新聞に感謝の全面広告を掲載し、レンジャーズを後にしましたが、レンジャーズのファンからは、6年間ありがとうという感謝の言葉が多く並んだということです。

新天地に降り立ったダルビッシュ選手、早速8月4日にはドジャースの先発投手としてメッツ戦でのマウンドに上がり、シティフィールドにおいて、移籍後初登板で7回99球を投げ3安打1四球無失点、10三振を奪う力投で7勝目(9敗)を飾りました。

さすがです。

強烈な挨拶がわりの投球でした。

世の中が動くときは一瞬だということを改めて感じる、そのような出来事でした。

こちらも暑い暑いと言ってばかりではなく、小さな変化もしっかり受け止めて過ごしていきたいと思いました。

草野球でリリーフしてみましたが4級連続ボールであえなく降板した筆者からは以上です。

(平成29年8月5日 土曜日)

2017年7月30日

マスコミの報道姿勢について物申したいところですので書いておきます




2017年7月の記事です。

第99回夏の全国高等学校野球選手権大会の地区予選も最終盤を迎え、2017年7月30日の本日では最激戦区の一つ、西東京大会での決勝戦が行われました。

結果は、

東海大菅生6-2早稲田実業 @神宮球場

でした。

しかし、この結果をマスコミは端折ったのか、あまりストレートに報道しないのです。

例えば、朝日新聞系列の速報では、

「高校野球の西東京大会決勝で早稲田実業は東海大菅生に敗れ、甲子園出場ならず」

と報じました。

また別のマスコミでの報道は、

「清宮幸太郎選手の夏終わる、決勝で惜敗」

といった内容です。



勝者に失礼ではないのか



これでは、あまりにも甲子園出場を決めた勝者に失礼ではないでしょうか。

偏向報道ではないかとすら思うのです。

たとえ、大会前からマスコミや世間や下馬評で前評判が高くなく、十分な取材ができていなかった高校のチームであっても、それはそれとして、きっちり勝者に対しては尊重した報道をしたのちに、そのあくまで対比として敗者、それもその敗者の中の一選手をどうしても取材して伝えたいのならば、きちんと手順を踏んでそうすべきだと思います。

昔、甲子園においてかの松井秀喜選手が5連続敬遠を受け、そして彼の所属する星稜は準々決勝において明徳義塾に負けるという「事件」があり、これは敬遠の可否を巡って社会問題になった事案でしたが、これも野球という集団スポーツ(プレーメンバー9人、ベンチ入り選手は20名程度)において、あまりにも個人に対する作戦にフォーカスしすぎている嫌いがあって筆者などは遠慮してみておりました。

松井選手とは実は年齢も一緒ということで、実は東京新宿のどこかですれ違ったこともありまして(握手とかはできませんでしたけど)、その体躯と存在感に驚きましたが、かの選手のすごいところは、高校生の頃からすでに、このような渦中に巻き込まれても泰然自若として落ち着いて対応していたところです。

野球はチームでするものである、という当たり前のことをきちんと認識していた、マスコミにどう扱われてもその原点を通した松井選手はその時から凄いと思いました。

こうした態度や心構えから、プロに行ってもメジャーに行っても将来大選手になる素地を感じたものでした。



改めて報道関係者にお願い



このような小さなブログの場で申し上げるのも気が引けますが、マスコミ各位に関しては、高校野球に「ヒーロー」や「伝説」を作りたいという気持ちはあるのでしょうが、清宮選手含め、高校野球界はそれこそ星の数ほどの選手たちがしのぎを削って戦っている場です。

どうぞ「自らが注目していなかったチームや選手が好成績をおさめる場合もままある」ということを、少しは肝に命じていただければ幸いです。

マスコミ含め世間は全く予想していなかったでありましょうが、いつもひょっとしたら行けるかも、と思い続けていたら実現するものだという思いを強くした、2017年福岡県大会を制した公立高校のOBからは以上です。

(平成29年7月30日 日曜日)

2017年7月29日

21年ぶり6回目の夏の甲子園出場を決めた福岡県の公立高校の話です




おはようございます。

2017年7月の記事です。

2017年7月28日金曜日に福岡県小郡市野球場にて行われた第99回全国高校野球選手権福岡大会の決勝戦は、

福岡県立東筑高等学校 3 - 1 福岡大学附属大濠高等学校

という結果で、東筑が同校としても公立高校としても21年ぶりの夏の甲子園出場を決めました。

130校を超える出場校の激戦区である福岡大会を、この平成29年に至って制するとは、並大抵のことではありません。

この結果は驚くべきことですが、しかし、間違いなく、とにかく本気で甲子園出場を目指して毎年続けたから勝てたと思うのです。

高校野球に限らず、負けたら終わりというシーズン最後の大会を、各チームとも最高の気合いで臨んできます。

初戦で敗退するチームが半分いる、ということは、東筑だろうが決勝を戦った大濠高校だろうが経験してきています。

しかし、初戦で敗退した、そうした代が連綿と引き継いできたから、ごくたまに跳ねる結果を出すこともある、そういうものだと思うのです。



とにかく続けてきたから勝てた



とにかく毎年本気で続けてきたから、勝てたのです。

だからすべての歴代の努力の賜物だと思います。

そういうことがよくわかっている後輩たちの顔つきでした。

野球部の先輩たちの頑張りも報われました。

他の部活動もみんな頑張ってほしいですね。

試合が終わり、向こうの大濠高校からの甲子園でのご活躍を祈念して、のエールが流れま
したが、その応援団の振舞いは本当にかっこ良かったです。

降したチームの分まで、甲子園で暴れてきてほしいと思います。

ずっと諦めずに続ければ、21年21回目でまた栄冠をつかむことができる、これは仕事だろうが勉学だろうが、全てに通じることだと思いました。

こちらからは以上です。

(平成29年7月29日 土曜日)

2017年7月28日

2017年第99回夏の全国高等学校野球選手権大会福岡県予選決勝戦の日




おはようございます。

2017年7月28日金曜日13時、本日は勝負の日です。

第99回全国高等学校野球選手権大会、つまり夏の甲子園、その福岡県予選決勝戦が行われるのです。

決勝の組み合わせは、

福岡大学附属大濠高等学校 対 福岡県立東筑高等学校

大濠高校は、今年の春の甲子園に出場しベスト8に進んだ私学の強豪、今大会の本命です。

対する東筑高校、こちらは北九州市八幡西区折尾にある公立高校です。

公立高校ながら古豪で鳴らし、夏の甲子園出場5回、春の甲子園出場2回を数えます。

筆者の母校でもあります。

母校の直近の甲子園の出場は、1996(平成8)年、筆者が大学4年生の夏でして、私は関西(琵琶湖)におりましたので甲子園まで応援に行きました。

その前は1987(昭和62)年、筆者は中学生でしてテレビで見ていましたが、公立とか私立とか関係なく堂々と、また必死に甲子園でプレイする姿を見て感動したものでした。



なぜこのようなチャンスが巡ってくるのか



この北九州の端の公立高校の強いところは、文武両道を掲げてずっと毎年努力するところです。

私学の方が選手層が厚いとか、練習環境に恵まれているとか、勉強があるとか授業があるとか練習場が狭いとか福岡県は激戦だとか体力がないとか人口が減少している北九州市だとか部員が少ないとか

そういうことを言わず、ひたすら毎年チームを組んで鍛え上げて果敢に挑戦する

毎年甲子園を目指すと公言してひたむきに練習する

チャレンジさせてもらっている関係者への感謝の心を忘れない

といった目標設定と心構えでずっと継続してやっていれば、いつかはチャンスが回ってくるものである

ということを改めて思い出させてくれるというところです。

今年のチームは、そんないち高校OBの心配をよそに、県大会に出場してから九産大九州、福岡工大城東、西日本短大附属といった甲子園出場どころか甲子園優勝経験もある私学の強豪校を見事な試合運びで破り、堂々の決勝進出を果たしました。

あまり、OBとして弱いなどと言っては負けたチームにも失礼です。

言い訳はいつでもできる

言い訳せずに地道にやって来たものにチャンスは巡ってくる

これは、仕事だろうが大人になってからの生き方だろうが、全てに通じることだと思います。

私の時の代を含め、予選で敗退して散っていった全ての代の気持ちがこもっているようなそのような気が致しました。

本日の試合、健闘を祈ります。

と、ここまで書いておきながら高校時代は山岳部だった筆者からのコメントは以上です。

(平成29年7月28日 金曜日)

2017年7月3日

なにごとも最後まで諦めないという姿勢と行動が大切だと思うお話です






おはようございます。

2017年7月に、何事も最後まであきらめない姿勢が大切なお話をさせていただきます。

2017年7月、今回も少年野球中学野球のシーズンがやってきました。

筆者のところが所属する軟式野球中学生大会も、各地で予選が行われましたが、我のチームが対戦した彼のチームとの激戦は凄いものでした。

両者譲らず2-3で迎えた7回最終回裏ツーアウト1,2塁、バッターが打ったのは微妙な位置のファーストゴロでした。

ファーストは自らが見て右前方のゴロをがっちりキャッチ、しかしバッターは打った途端に全力疾走をしてベースカバーが間に合わないように見えました。

セカンドが自ら捕球しようと前に動いたため、一塁ベースカバーが遅れたのです。

たまらず捕球したファーストは、走ってくる走者に対して直接タッチを試みます。

ここでジ・エンドかと思いました。




ひらりとかわした走者




走者は、進行方向を見ながら右に少し流れて肩をすくめて、ひらりとファーストミットをかいくぐったのです。

そして一塁ベースを駆け抜けます。

一塁担当審判のセーフのコール、そうして一瞬動きが止まったところをわがチームは逃しませんでした。

二塁走者が一気に生還したのです。

これで土壇場で同点に追いつきました。

さらに、試合は延長に突入し、選手のほとんどを使い果たした両軍には劇的な幕切れが用意されていたのです。




パスボールでサヨナラゲーム




延長2回を数えた9回裏、最後の我の攻撃、2死3塁に走者を置いたところで、彼の二番手ロングリリーフピッチャーとキャッチャーのバッテリーが、痛恨のパスボールをしてしまいます。

このチャンスに冷静に突っ込んだわがチームの三塁走者がホームインし、試合はそこで終了となりました。

書いてみればあっけない幕切れのように見えますが、この試合のわずかな勝敗を分けた差を見ますと、重要な示唆が含まれているように思えてなりません。

まずは、ファーストゴロという良くない結果であっても、アウトを宣告されるまで全力を尽くして走り抜けた最後の打者の対応です。

彼が途中で少しでも諦めて手を抜けば、ぎりぎりでタッチをかいくぐり一塁ベースに到達するようなことはなかったでしょう。

そして、それこそが我のチームの最終的な勝利を導いたのです。

これは、その時のポイントだけに絞って本気になるということではなく、試合に入ったらすべて、あきらめたら試合終了である(安西先生)ことを普段から常に徹底していることから初めて可能になるものです。

この点で、我のチームは、普段からそのように練習し取り組んでいるという姿勢が間違っていないことを自らで証明したということになります。

相手チームにしても、別に手を抜いたわけでもなく、パスボールでサヨナラ勝ちを献上しようとしたわけでもありません。

しかしながら、投手交代や代打攻勢などの行われる中、チームとしての一体感を保ち続けて延長戦を戦い抜いた我の方に少しだけ運が向いたということなのかもしれません。

このドラマの最高の競演相手であった相手チームにも最大級の賛辞と拍手を送りました。

野球はやはり見るよりやる方が面白いと思った筆者からは以上です。

(平成29年7月3日 月曜日)

2017年4月13日

野球の素人が野球の最適な打順について考察してみるというコラムです






おはようございます。2017年4月の野球に関する配信記事です。

さて、洋の東西プロ野球も開幕しました。

楽しみなシーズンになりまして、始球式には例の豪速球を投げる女性タレントの直球が103㎞/時のスピードでストライクだったというようなニュースが踊っております。

筆者の直球は42歳現時点で100キロに及ばず、稲村亜美選手には完敗です。

ちなみに稲村選手を一躍有名にしたトヨタ自動車の宣伝CM「G’s Baseball Party」の撮影場所は、筆者の地元でもある北九州市小倉北区小倉駅周辺であり、制作した映像会社は、東京オリンピック2020年招致ビデオで有名な「KOO-KI(空気)」という福岡市の会社です。

野球好きは西の九州の方にも多いのですね。




さて本論の最適打順の考察です




さて本論に入りたいのですが、最適な打順はどのようなものかということを素人議論で追求していきたいと思います。

古くは、打順1番は出塁、2番は送りバントで三番四番五番がクリーンナップということで一気に走者を返して得点する、という得点パターンが言われて来ました。

筆者も、ついつい「1番と2番がチャンスメイクをして、溜まった走者をクリーンアップが返す」といった野球漫画物語的な役割分担に加えて、「下位にも適度に強打者をおいて、第2のクリーンアップを形成…」などなど、余計なひねりのある案を考えてしまう方ですが、より統計的に考えますとそんなひねりではなくシンプルなようなのです。




強打者から順番に並べた方がよい




得点期待値を最大にしたいならば、単純に強打者から順番にということになるようです。

それは、野球は回数が有限な競技であり、27個のアウトが取られれば自動的に終了となる(延長を除く)という特性からくるものなのです。

つまり、完全試合を計上する場合、打者9人は全てアウトに打ち取られる(三振を含み、三振には振り逃げを含まない)わけで、全ての打順の打者には必ず3回ずつの打席機会があります。

そして現実の試合においては、数本のヒットと四死球(もしくは三振したけれども振り逃げ)で出塁することがあり、アウトカウントを消費しないで打順を次に回すことができる場合があります。

この機会の数だけ、順に1番打者から4打席目以降の打席機会が回ってくるということなのです。

したがいまして、1本でもヒットが出れば、1番打者には4打席目が回って来ますが、9番打者が4回目の打席に立つには、9つの「出塁」が必要になり、これはなかなか難しいというわけです。



ただ1番打者の初回の打席において塁上走者がいることはない




しかし、単純に1番打者から打力の強いものを配することに対し、一つだけ懸念点があります。

それは、1番打者が最初の回に1回目の打席に入る時に、塁上走者がいることはないということなのです。

初回バッター1番の場面ですから、当たり前のことなのですが、ここでの打者が実現できる最大効用は、先頭打者ソロホームランということになります。

出会い頭の一発、ということで結構インパクトがあるものの、所詮1点が計上されるだけの場面なのです。

まだまだ試合は始まったばかりです。

貴重な4打席程度の打席数の中の一つ目が、このようにチャンスの少ない先頭打者で迎えないといけないことが宿命づけられているこの1番という打順、その分の機会損失を考えると、最強の打者は2番に置くべき、という結論が導かれるのです。

つまり、初回の攻撃、1番打者が何らかで塁に出た場合、大きな得点のチャンスになるというわけです。

具体的にはノーアウト1塁か2塁、という場面ですので、ホームランによる2得点及びヒットによる1番打者のホーム生還が狙えるということになります。

1番打者が打ち取られた場合もありますが、これは確率の話ですのでひとつ打順を繰り上げて打席機会を増やすより、1番打者の出塁にかけた方が効用が大きい、ということになるわけです。


2番最強打者説




以上、2番打者は小技の得意ないぶし銀型を配すべき、という日本古来の野球スタイルに異を唱える結果になりました。

今後の野球チーム運営に活かしていきたいと思います。

ちなみに8番レフトが定番で、人生においては4回裏の攻撃、そろそろヒットの一本でも欲しいくらいの筆者からは以上です。

(平成29年4月13日 木曜日)

2017年3月10日

またグラブ持って応援に来てと言った山田選手は本当に素晴らしい選手





おはようございます。

2017年3月の野球観戦に関する配信記事です。

WBC(World Baseball Classic ワールドベースボールクラシック)、季節外れの野球世界一を決める国際トーナメントが今年も開催となりました。

2006年の第一回大会、2009年の第二回大会で日本は優勝し、2013年の第三回大会は準決勝でプエルトリコに敗れました(プエルトリコは準優勝)。

2017年の第四回大会についても、本戦参加チーム16チームのうち、4チームを決定する予選ラウンドも各地域で開かれ、野球の国際化に一役買っているようです。

明らかに、野球もワールドワイドに広がっていることを感じます。

もちろん、この大会の収益分配のシステムは、徹頭徹尾メジャーリーグに優位になっている不平等条約の部分はあると思いますが、明らかに世界のトップクラスの野球選手は北米メジャーリーグに集まっていることを考えればここは我慢のしどころではないかと思うのです。

その割に、メジャーリーガーたちの参加意欲が薄いこともさらに問題だと思いますが、この大会でのプレーの巧拙が特に自チームの査定に結びつくことがないという仕組み上からは、大会黎明期においてはこれも仕方のないことなのかなとも思っています。

さて、そんな大会全体としては課題も多いWBCですが、日本においては野球大好きな国民性からは大変な人気です。

特に優勝した2006年大会、2009年大会においては、投打に松坂選手、イチロー選手の大活躍もあり大変もりあがりました。

特に松坂選手はWBC通算6勝、負けなしという無双状態だったのです。

イチロー選手も、日本代表の中で最も多くの安打を放ち、2009年決勝戦では決勝点を上げる二塁打を放ちました。

胃がやられていた、ということが知れたのは後になってのことですが、それほどのプレッシャーと不調の中、ファールで粘ってはじき返したイチロー選手の活躍は目に焼き付いたものでした。

松坂投手の、絶対に点をやらないという鬼気迫る気迫の投球も思い出深いです。




2017年WBC初戦で起こった幻の本塁打




さて2017年のWBCです。

初戦の相手は中南米の強豪キューバです。

同点の4回、日本の誇る2年連続トリプルスリーの山田選手がレフトに大飛球を上げました。

左翼席に向かって飛んだ球は、スタンド最前列で観戦していた男子中学生とおぼしき少年が差し出したグラブに収まりました。

そうして、キューバ側からの抗議の結果、その「捕球」はスタンドインする前の妨害行為となり、リプレー検証の結果山田選手の打球はホームランの認定から一転二塁打となってしまったのです。

確かに、外野の最前列はインプレーの部分の境目であり、インプレー中の打球に観客が触れることはご法度です。

しかし、ホームランを幻にしてしまったとはいえ、グラブを持って球場に足を運んで野球を観にくる野球少年をこれ以上無用に叩く方が大人気ないというものです。

叩いている方が球場に実際に試合を観に来ているとは到底思えないのです。

これでは山田選手も悲しむというものです。

そして、この出来事のあと語った山田選手の言葉が素晴らしいので紹介します。

落ち込んでいるであろう少年に対して、

「僕は全然気にしてない。だから野球を嫌いにならず、またグラブを持って応援に来てほしい」

と語り、そして、

「僕も完璧な本塁打を打てるように頑張ります」

と締めたのです。

そもそもフェンスを越えたか微妙な打球だったからこのような話になった、だから完璧な打球を打つ、そうしたプロの矜恃を感じる素晴らしいコメントだったと思います。

2017年3月10日時点で、日本はWBC本戦第一ラウンドを2連勝で飾り、次のラウンドに駒を進めています。

これからも、プレーの内容含めて国の代表として恥ずかしくない振る舞いを期待したいと思いました。

野球が下手ですが完璧な記事を書きたいと頑張ろうと思った筆者からは以上です。

(平成29年3月10日 金曜日)

2016年12月21日

プロ野球広島球団の大盤振る舞い(リーグ優勝で選手年俸に還元できた)

厳島神社の大鳥居


おはようございます。

2016年12月の記事です。

2016年のプロ野球シーズン、セ・リーグのペナントを制したのは圧倒的な強さで他球団を突き放した広島でした。

実に92勝を積み上げ、四半世紀ぶり、25年ぶりのリーグ優勝に輝いたのです。

ここで、各選手の来年度2017年シーズンに向けた契約更改において、実に日本人選手の中で一億円プレイヤーを5人も登場させるなど、大幅な年俸アップを行っています。

堅実経営で知られる広島において、なぜこうした大盤振る舞いができるのか、それはもちろん広島が強くなって観客動員が増えているという点もありますが、何よりも、2016年シーズン限りで現役を引退した黒田投手の力によるものも大きいのです。

どういうことかと言いますと、具体的な数字を用いて説明しますが、球団も企業体ですから、売り上げによって成り立っています。

広島球団の2015年の売上高は、公表値によると前年と比べ19億5800万円増の148億3256万円、当期利益も1億8700万円増の7億6133万円だったわけですが、今年はそれを上回る観客動員数、優勝によるグッズ販売や放映権料の高騰により、増収は間違いないといわれているところです。

そして、球団経営にもっとも大切な「原価」である選手たちへの報酬、すなわち球団にとっての直接人件費については、売上高の15%程度に抑えるという経営方針だと伝わります。

そうすると、売上高の15%、すなわち30億円程度が選手年俸の総額上限ということになるのです。

ここで、2014年シーズン、2015年シーズン、メジャーリーグから凱旋帰国した黒田投手の年俸が効いてきます。

2015年にメジャーのオファー年俸20億円超を蹴って、実に5億円という「安値」で広島復帰を果たした黒田投手、2016年も年俸6億円でプレーしてくれました。

そして広島に25年振りのリーグ優勝、日本シリーズ進出という置き土産で現役を引退されました。

したがって、あえて申し上げますと、2017年の黒田投手の年俸は、6億円ダウンの0円ということになります。

この6億分を、他の貢献した選手に振り分けたという一面もあるのです。

こうして、2017年の選手の契約高合計は、約23億円程度になると見られますが、実は今回の契約更改における選手年俸の総額にそんなに変化は見られないということになるのです。

すなわち、黒田選手の6億円に、残念ながら結果を残せなかった選手の減俸分で、十分貢献した選手のアップ査定を賄い総額は変わらなかった、ということなのです。

このように、限られた財布で黒田投手にオファーを毎年続け、5億円という広島としては上限ぎりぎりの水準でメジャーからの帰国を勝ち取った広島球団の経営センスが光るということになります。

実に選手年俸総額の1/4を一選手に差し出す気概、これこそ禄高の半分を与えて島左近を召し抱えた石田三成の故事を彷彿とさせます。

それに見事応えた黒田投手、誠にあっぱれな活躍でした。

社会人になりたての頃、広島出身の広島ファンの指導担当の先輩とよく野球談議したことの懐かしい筆者からは以上です。

(平成28年12月21日 水曜日)

2016年12月20日

なにごとも何をやるかを決めてはじめることが一番大切だという話

イップスに悩んでいます


おはようございます。

2017年12月の記事です。

漫画ばっかり読んでいる筆者(@shinya_ueda)です。

本日は、何をやるかを決めることが一番大切だという話をしたいと思います。

名作と言われる漫画や長く連載が続いている漫画に共通しているのは、テーマ設定が秀逸だということです。

絵が上手い、といったところやキャラクターが立っている、といったところやストーリー設定が秀でているといったところは説明しやすいのですが、その漫画の世界観を彩るテーマ設定が全ての基礎にあると筆者は信じています。

例えば、「寄生獣」という漫画がありますが、これは寄生虫が人間の脳を乗っ取って人間に成り代わろうとする寄生獣を通じて、人間とは何かという根源を問うのがテーマです。

確かに、「人間側」に立った寄生獣ミギーとその仲間たち(本来の寄生獣)との関係性や葛藤がストーリーの軸になるのですが、結局寄生獣という宇宙からやってきた外来種に対処することを通してそもそも人間とはなんぞやということを問うていると思うのです。

また、火星の地球化「テラフォーミング」を行うために藻類とゴキブリ(以下衝撃的ですので単に符号Gとだけ記載します)をばらまいたところ、そのGたちが異常進化を遂げてその後火星に入植しようとした人間(地球)と超人的な戦いを繰り広げる、という漫画「テラフォーマーズ」については、最恐生物G(知能も運動能力も発達していて桁違い)と多様性に満ちた地球の生態系との戦いという深遠なテーマが横たわっています。

その上で、それぞれの漫画の「戦闘シーン」や「セリフ回し」「ストーリー」は展開していくのです。

このような漫画を全く知らない人に「説明」するとき、いちいち主人公の名前ややったことを追ってストーリーを話しても、今ひとつ伝わらないのは仕方がありません。

それは、これらの「作品」の大局、テーマを説明したわけではないからです。

もう四半世紀以上続いている名作古典といってよい、「JOJO」シリーズにおいて、いちいち各章の主人公の置かれている環境やら背景やらから説明しだしては、時間がいくらあっても足りません。

ここは、作者荒木飛呂彦氏もおっしゃっているように、「人間賛歌」「人間の生きる様」を描いた作品です、とスマートに伝える方が百倍伝わると思います。

このように、何事も始める際にはそれが意味するところ、いわゆるテーマや目的をできるだけイメージして始めた方がよいと思います。

単に素振りをするのではなく、ホームランを打ちたいのか、速い打球を三遊間にライナーで飛ばしたいのか、はたまたグリーンに載せる感じでふわりと打つのか低い弾道でフェアウェイを捉えてキープしたいのか、具体的にイメージし、できればテーマを持って取り組むと、同じ作業や行動でも結果が違ってくるものです。

しかしながら、「何に取り組むべきなのか」をすっきりと決めることができるようになるためには、基礎的な知識や知恵や行動力、そして現実に妥協しない姿勢とうまく適合する柔軟性を持ち合わせ、たゆまない努力を続けていかなければなりません。

そんな人は、実は極めて限られています。

といいながら、実は惰性でブログ記事を書いている筆者からは以上です。

(平成28年12月20日 火曜日)

2016年11月15日

日本プロ野球ドラフト制度の制度趣旨を論じます

本日は日本プロ野球におけるドラフト制度の制度趣旨を書生っぽく論じます。

毎年、さまざまな事案が起こり議論に事欠かない感があります日本プロ野球のドラフト制度ですが、2016年のドラフトでは、

「上位指名のみプロ球団入団するが、下位指名ならば社会人野球に進む」

と宣言した高校野球部所属の選手についての事案が話題となりました。

事実関係を整理しますと、

「3位以上の使命をもらえればプロに入団するが、4位以下の指名ならばある社会人野球の野球部に入るので、(指名を)ご遠慮ください」

と事前に全球団について「通知」しており全球団のスカウトもそれを認識していたというところ、

とある「空気を読まないので有名な」日本のハムというプロ野球球団(くしくも、2016年ペナントレースを制して日本一に輝いた球団です)が、6位の指名を「強行」して、交渉権を取得し、本人側とプロ入団についての交渉をもった、ということです。

結局、入団はならずに当初の予定通り、社会人野球に進むようですが、もし仮に入団に至ったとしても、現行ルール上問題はありません。

かような事案です。

しかしながら、このような「処置」には、そもそものドラフト制度の根幹を揺るがす重大な問題をはらんでいるのです。

もともと、ドラフト制度とは、日本プロ野球全体の戦力均衡こそが、全球団およびリーグ全体の利益となるという考え方で、有望な選手をできるだけ公平にランダムに選ぶということにしているという点にあります。

いわば、プロ野球選手として、一括して「プロ志望」の選手を各球団に公平に割り付け、そしてあたかも、一つのプロ野球組織に属する各チームという「部門」でそれぞれの選手はプロとしてのキャリアをスタートするということです。

もちろん、現実には資金力のある球団や戦力に恵まれた球団や本拠地やフロント監督親会社、といった「格差」「違い」「好き嫌い」は当然にありまして、選手の中には特定の球団に本音では行きたいというところがあるかもしれません。

しかしながら、「新卒」でドラフト指名される場合は、まずは全体としての日本プロ野球機構という組織に所属して、どのチームに獲得されるかというのは運任せ、その後国内FAか海外FAの資格を取って、自らが行きたい球団との移籍交渉を開始するというのが本来の流れなのです。

ここに、ある例えば非常に将来有望な高校球児がいたとします。

この高校球児や高校野球部側が、ある入団を希望するプロ野球球団と「組んだ」場合、例えば、ドラフト前にある「社会人野球チーム」に進むと公言したとします。

すると、ほとんどの球団はドラフト指名の枠を犠牲にしたくないので指名を回避しますが、その意中の球団だけは指名することができます。

ドラフト後の独占入団交渉の場で、その有望選手が説得を受けて、「一念発起してプロでやってみようと思いました」と宣言したことにすれば、現行ルール上は全く問題ない入団経緯の出来上がりです。

最初から出来上がっていた話でも、17歳か18歳の高校球児にそのように言われれば、特に問題はないと、世間はスルーしてくれるのかもしれません。

そして、いったん入ると決めていた社会人野球チームに対しては、その翌年かほとぼりがさめた数年後でも幾人かの選手をプロ選手として指名してあげる、といった恩恵を施せば、そのような案山子か藁人形の役目くらい、いくらでもしてもらえそうな気がします。

あくまで、上記は「仮定の話」ですが、かような「疑義」が入らないようにするために、ドラフト制度についての細かい取り決めがあるはずなのです。

それなのに、ドラフトを待つ身である側が、いろいろと条件を付けだしたら、こうしたドラフト制度の信頼は、それだけで失われてしまいます。

上記のような裏の取引があるのではないか、という疑義が払拭できなくなるわけです。

例えば、

ある特定球団の指名でなければ社会人に行く

1位指名でなければプロ野球には入団しない

といった「条件」をつけることがまかり通るのであれば、

その条件に対する対応に各球団が迷い、本来の戦力均衡というプロ野球ドラフト制度の制度趣旨と信頼が失われてしまうのです。

17、18歳の高校生といっても、プレーしてお金をもらう「プロ」になる以上、その世界に入るところで不正をするようではいけません。

その選手が有望であればこそ、ドラフトの趣旨を尊重してプロの門を叩いてもらいたいものです。

したがいまして、ドラフトにかかる可能性がある選手としては、一切の希望や申し入れをあえて行わない、という態様が大切になります。

裏取引が存在すると考えれば、誰でも気持ちがよくありません。

クリントン大統領候補のメールサーバー疑惑についても、単にメールサーバーを自分専用にセットしただけ、と弁明されても、やはり国家機密である重大情報を自分の私的蓄財や地位に違法に流用したのではないか?という疑念を抱かれてしまうのです。

制度に対する信頼を維持するというのは大変ですが大切です。

今回は、制度に対する信頼という観点から書生っぽい意見を述べてみました。

裸一貫でドラフトの声がかかるのを待っていますが、未だ無風の筆者からは以上です。

(平成28年11月15日 火曜日)


2016年7月22日

野球ファンは選手に自分の思いを乗せ一緒に旅するのが醍醐味という話




おはようございます。

2016年7月の野球ファンの話です。

2016年シーズン、マーリンズのイチロー選手のメジャーリーグでの3,000本安打達成を目前に控え、とてもいい話がありましたので紹介します。

ちなみにメジャーリーグでの3,000本安打を達成しているのは長いメジャーの歴史でも今まで29人です。

史上30人目となる記録を達成する瞬間は、刻一刻と迫ってきています。

そんなイチロー選手を、自作の「イチ・メーター」と共に旅して応援し続けているのがエイミー・フランツさんという超がつくファンです。

フランツさんは、イチロー選手がかつて所属したマリナーズの本拠地シアトル在住ですが、ニューヨークヤンキース、そしてマイアミマーリンズと所属チームを移ってきたイチロー選手に対し変わらず「追っかけ」を続けています。

メジャーリーグの球団は、全米およびカナダに広がり、その移動距離たるや地球数周分といわれるほどです。

ファンも大変です。

そんな追っかけが実り、イチロー選手は2016年6月15日にはメジャーの最多安打ピート・ローズを通算安打で上回り、そしていよいよメジャ3,000本安打の金字塔に迫りました。


お金が足りなくなっちまった



しかしながら、当然に今回のこの金字塔に立ち会うには、アメリカ中を駆け巡ることになりますが、飛行機代や交通費についても膨大なものになってきます。

そこで、エイミーさんは、現在急速に地位を確立しているサービスである「クラウドファンディング」を使い、資金援助を世界中に求めたのです。

イチローファンの彼女らしく、目標金額は1安打1ドル、そして3,000本安打で3,000ドル(だいたい30万円)としたところ、何と倍以上の6,000ドル以上を集めたということです。

この寄付に応じた人々は、まさにエイミーさんを通じてイチロー選手の偉業をこの目で見たい、エイミーさんに見せたいと共感したのでしょう。

思いを乗せて一緒に旅するということは特別なことです。

これは、その昔日本でも流行ったお伊勢参りでお札を持って帰ったり、形見と一緒に四国のお遍路をしたりするということにも通じる普遍的な感情なのかもしれません。

イチロー選手の活躍と挑戦を見守り続けてきたこのイチファンの旅や活動もまた、見る人に感動を与えているということでしょう。

野球はするのも見るのも大好きないち筆者からは以上です。

(平成28年7月22日 金曜日)

2016年7月4日

2016年7月に日本ハムの大谷投手兼野手を見に行ったときの話です

これは大谷選手ではなく、中田選手です




おはようございます。

2016年7月の野球に関する配信記事です。

プロ野球はホークスファンの筆者です。

本拠地の福岡ヤフードームに日本ハムを迎えて、話題の大谷選手が投げて打つというので、久しぶりにプロ野球の試合を見に行きました。

福岡ソフトバンクホークスのファンでも、野球好きなら大谷選手は一度は生で見てみたい存在です。

DH制のある日本プロ野球のパ・リーグにおいて、ピッチャー1番で「先発」出場です。

1回表の日本ハムファイターズの攻撃、打席に立った大谷選手は、ホークス中田投手の1球目を「軽く」すくい上げ、センターオーバーの中段に飛び込むホームランを打ちました。

ゆっくりとダイヤモンドを回ります。

球場中が度肝を抜かれました。




投手としてももちろん秀逸





裏のホークスの攻撃では、155キロオーバーのストレートに、145キロ近辺のスライダー、135キロのカーブといった、全て一段階上にある球種を投げ分け、文字どおりホークス打線を翻弄しました。

ピッチャーで1番、すでにプロ野球でここまで任されるというのは歴史上ないことで、本当に稀な面白い時代に来たものだと思いました。

しかし凄いと思ったのは、その155キロオーバーのストレートを、ホークスの選手たちはしっかりとミートし、少なからず得点圏に走者を進めて来るのです。

プロ野球選手にとってみて、球速はもちろん武器ですが、それだけではない技術や修練のなせる業があるのでしょう。

久しぶりの野球観戦を堪能しました。

歌って踊れる二刀流サラリーマンを目指します筆者からは以上です。

(平成28年7月4日 月曜日)

2016年6月17日

イチローの安打新記録は世界の記録として永く記憶されることでしょう







おはようございます。

2016年6月のスポーツに関する配信記事です。

野球のメジャーリーグの話です。

マーリンズのイチロー選手が、2016年6月16日(木)にパドレス戦に「1番右翼」で出場しました。

初回に捕手内野安打を放ってプロ通算4256安打として、ピートローズ氏の持つメジャー最多安打記録に並びました。

物凄いことです。

42歳のメジャー最年長野手のイチロー選手、俊足を飛ばした捕手前内野安打で節目の記録です。

9回にはもう一本打ちました。

もちろん、この数字、ピート・ローズ氏はメジャーリーグにおいて達成しており、メジャー記録として今後も輝くものです。

一方イチロー選手の記録を日米通算すべきでないとかという向きも見られますが、世界の記録として筆者は素直に称えたいと思います。




通算とか単独とか関係なく世界の記録





なにが通算なのかというのは議論はあるでしょうが、少なくとも世界のプロ野球の公式戦において、4256安打を放ちさらに記録を積み上げようとしているのは世界に例がありません。

ピートローズはメジャーの記録

イチローは世界の記録

それでいいのではないでしょうか。

日本のプロ野球も盛り上がってほしいと願います。

「世界のホームラン王」サダハル・オー氏と握手してもらったことがありますが、とてもやわらかい手でした。

イチローより年下の筆者からは以上です。

(平成28年6月18日 土曜日)

2016年5月24日

投げずに申告すれば敬遠になるルールがまことしやかに議論される時代

実際に登る





おはようございます。

2016年5月の記事です。

いつものように、野球の話から、一般的な論考に進めます。

このたび、海の向こうのメジャーリーグにおける競技委員会で、ルール改正の提案がなされたと報じられています。

そのうちの1つに、打者を故意に1塁に歩かせる「敬遠」はボールを4球ストライクゾーンに投げてフォアボールにせずとも、球審に敬遠の意思を示せばその効果を得ることができる、すなわち打者を歩かせることができるというのがあるようです。

わざわざ4球投げる手間や時間すら惜しいということなのでしょうが、フィジカルに行うスポーツの本質が体を動かすことである以上、これではボードゲームやビデオゲームで指先で「操作」するのと何が変わるのかという気も致します。

そもそもきちんとフォアボールにするというのも技術が必要です。

下手にストライクゾーンの近くに投げてしまうと踏み込まれて決勝タイムリーになってしまったという日本プロ野球の例もあります。

また、一見敬遠という「死んだふり」で2球ほどボール球を放っておき、その後一転してストライク勝負をかけるという心理戦だってできるわけです。

反対に、敬遠が暴投になって走者が生還してサヨナラゲームになるという可能性もあります。




敬遠含めて投げるピッチャーの意思を尊重したいもの





また、誰が「敬遠」を「申告」するのか、というのも議論になります。

野球というスポーツは、ピッチャーが投球をしないと始まらないという一面を持っています。

いわば、両軍のピッチャーは試合の帰趨を握るゲームメーカーなのです。

敬遠するならマウンドを任された投手がきっちりと(屈辱の中で)4球投げてルール上きっちりとフォアボールとしてもらいたいです。

これが合理化というのならば、バッターがホームランを打った場合も、塁上走者打者全て、いちいちダイヤモンドを回る必要もなくなります。

しかし、かの長嶋選手や新庄選手も行ったと言われる「ベース踏み忘れ」といったドラマも含めて野球というスポーツなのだと思うのです。

繰り返して書きますが、筆者は実際にグラウンドで行う貴重な機会であるリアルな野球において、ボードゲーム化につながりかねない「敬遠四球の申告制」には反対です。

外で広々遊ぶ、体を動かす機会や時間が少なくなっていると感じる昨今だからこそ、その行動の意味を含んでわかるようにするのが、観戦する側にも優しいスポーツのルール作りの姿勢だと思います。

敬遠していないのにどうもストライクがなかなか入らない筆者からは以上です。

(平成28年5月24日 火曜日)

2016年5月18日

日本プロ野球に本格的に導入されたいわゆるコリジョンルールについて

捕手受難の時代か




おはようございます。

2016年5月の記事です。

久しぶりにプロ野球の話を致します(長くなります)。

2016年シーズンから導入されたコリジョンルールについて、微妙な判定が早速生まれました。

コリジョンとは衝突という意味で海外で使われたもので、日本プロ野球規則において、本塁での捕手(捕手に限らず三塁手や投手の場合もあるがとにかく守備側)ブロックについてのルールについて下記のように制限が設けられました。

(1)走者の捕手への体当たり禁止。

(2)捕手の走者へのブロックやその走路を塞ぐことの禁止。

(3)送球が逸れた場合にやむを得ず捕手が走路内に進入する場合は許されるが、走者と激しい接触を避ける努力をする。

(4)悪質で危険な衝突と判断した場合は、該当選手に警告を与えるか、退場処分とする。

そもそも、これまでの野球では、本塁でブロックして待ち構える捕手に対し、三塁走者が激しく当たったりかいくぐったりしながら本塁を狙うクロスプレーはむしろ野球の醍醐味といった風潮もあり、捕手は激しいタックルを食らってもボールを落とさないのが美徳、といった感覚もありました。

しかしながら、本塁上の激しいクロスプレーの結果、走者捕手双方に選手生命を脅かすような大きな怪我が出てくることに鑑み、危険なプレーを避け選手を守るべきという議論が巻き起こり、その結果、本塁上のタックル禁止、及びボールを持っていない捕手が走者の走路を確保することを義務付ける形で、メジャーリーグでは2014年シーズンから導入されたものです。




そもそもの制度趣旨は選手(捕手)のけがの防止




というわけで、このルールの制度趣旨は、選手(特に捕手、そして走者)の怪我の予防だったわけです。

意図的で、悪質かつ怪我に直結する体当たりや接触を防ぐのが目的です。

しかしながら、2016年5月11日に行われた阪神巨人戦において、素晴らしい本塁捕殺が覆されてしまうという恐れていた事象が起こってしまったのです。

巨人1点リードで迎えた三回2死二塁の場面です。

巨人打者脇谷選手が阪神投手メッセンジャー選手の変化球をとらえた打球が中堅左へ飛ぶと、これにダッシュで好捕した阪神センターの大和選手が、ドンピシャの本塁好返球をします。

阪神の捕手原口選手(ちなみにこの選手は育成から這い上がった今注目の選手です)も負けずにワンバウンドの返球をうまく処理し、しかも巨人の三塁走者小林選手のスライディングの走路をきちんと空けて捕球し、間一髪のタイミングでタッチアウトにしたのです。

年に数度見られるか見られないかのスーパープレイです。

因みに滑り込んだ小林選手も見事でした。

捕手に接触することなく最短距離で本塁を突いています。

お客さんはプロのこのようなプレーを見に来ているのではないでしょうか。

審判は、もちろん「アウト」のジャッジを下したのですが、巨人側の抗議により審判団のビデオ判定と協議となり、一転原口捕手のルール抵触と走者の生還に覆ったのです。

筆者も何度もビデオを見ましたが、どうしても原口捕手のプレーが走者の小林選手に危険を及ぼしたとは見えないのです。

むしろ双方物凄くレベルの高いクロスプレーを体現しています。

ほんのちょっと送球がそれたらセーフだったでしょう、それだけ微妙ですが確実にアウトの判定だったと思っています。

少なくとも、走者のホームベースへの走路をきちんと空けている場合には、コリジョンルールの適用はないようにしてもらいたいものだと個人的には思います。

気持ちのよいプレーの判定に5分以上試合が中断し、しかも判定が覆るという状況を、ファンや観客はどのような気持ちで見ているのかということです。

スポーツ技術向上に水を差すようなルールであるならば、あまりルールとしての定めの意味がなく、見直すのは当然であるように思います。

スポーツに限らずルールの細部は制度趣旨に立ち戻って定めるように、とかつて大学の偉い法律の先生に教わった(と思う)筆者からは以上です。

(平成28年5月18日 水曜日)